ヤンデレな女の子になぜか好かれてしまう主人公の一生を描いた物語で、かつてTwitterを中心に連載していました。
通常の漫画作品と異なり、断片的な1枚絵によって抽象的に物語が構成されているため、物語の全貌を考察しながら1つ1つの絵を楽しむ形式となっています。
1つ1つの絵は主人公が小・中・高・大・社会人時代の一部を切り抜いたものを表しており、ほぼ全ての過去絵は1つの物語として繋がっています。時代に合わせて主人公やヒロインが成長し、変化していくところも見所です。
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キャラクター紹介
ヤンデレシリーズ社会人編~序盤戦~に出てくる主要ヒロインの概要です。
就職活動中の主人公は街中でぶつかったぱっつんの女性(富崎)に気に入られ、その女性が努めている大手企業、株式会社サニーの説明会に参加させられた。
説明会後、別室へと案内された主人公はそこで先ほどの女性(富崎)と再会し、彼女がこの会社の部長クラスの役職に就いていることを知る。
持ち駒が既に無かった主人公は『就職活動を止めるなら内定を出す』という富崎部長の提案に乗り、株式会社サニーに入社することを決意するのだった。
株式会社サニーに入社直後、主人公の教育担当は例の部長(富崎)だった。新入社員なのに自ら進んで残業をする姿がさらに気に入られ、彼は彼女に下心満載のセクハラを受けるようになった。
主人公のことがよっぽど気に入ったのか、上司は主人公の行動を監視しだす。優しいお姉さん風な物言いで口説いていくが、過去にも似た体験をしている彼に上手にあしらわれてしまうのだった。
20代にしてサニー部長にまで上り詰めた上司は仕事はできても恋愛に関しては奥手であった。お姉さん風な装いで攻めるのは辞め、部長という権力を用いて、今度は強引に主人公を落としていく。しかし、昔からヤンデレに好かれてきた主人公にはこのパワハラ攻撃は通用しなかった。
この頃の上司は29歳で、少し結婚に焦り始めてきているお年頃である。今まで仕事ばかりでまともに恋愛をしてこなかった彼女は、普通の距離の詰め方を知らず、権力を使ったマッチポンプ作戦をしてしまう。
強引に結婚に持ち込むのは得策ではないと考えた上司。まずは仲を深めるのが先だと考え、退社後の主人公を飲みに誘うのだった。因みにこの飲みの後二人はオールカラオケをした。初心な上司が主人公をホテルに連れ込めるわけが無かった。
とある週末の上司。主人公をデートに誘うのが恥ずかしかったので回りくどい言い方で主人公を連れ出すのだった。
オシャレな服を持っていなかった上司は、ネットのレディースアパレルショップ『HINAMI-HINAMI』で衣装を一式そろえた。美容院にも行き、頭からつま先までオシャレした上司は見違えるように綺麗だった。
待ち合わせをしていた駅から居酒屋に行く間のワンシーン。
真面目なデートはしたことがなかった上司はこのときいつも以上にドキドキしており、照れ隠しにツンとした態度を取ってしまう。
因みに行こうとしている居酒屋は予約制の個室居酒屋である。
個室の居酒屋にたどり着き、乾杯をしている時のシーン。
さっきまでのツンとした態度と異なり、飲みデートを楽しんでいる様子が伺える。
恋愛不器用な上司が見せる可愛い一面だ。
そこまでお酒に強くない上司は数杯お酒を飲んでいるうちにすっかりでき上がってしまう。
お酒が入った上司は普段の高圧的な態度を感じさせないほど甘えん坊な抱き着き魔に変貌していた。
主人公に抱き着くことに成功した上司。
お酒が回りすぎていて、抱き着いたものは全て自分のものだと思い込んでいる。
帰り際、恋愛不器用な上司はお酒が入った勢いで主人公を誘う。
2人はそのまま高層ビルのマンションへと消えていくのだった……。
勇気を出して主人公を家に連れ込んだはいいものの、この後どうしていいか分からない上司。というのも上司は29歳にして処女であり、異性と付き合ったことはあるにしてもキスすらしたことが無かったのだ。
突如主人公に肩を掴まれ、一番言われたかったセリフを言われる上司。
ドキドキが最高潮に達すると同時に二人はベッドへと倒れ込む……。
酔っぱらってまともに応対ができない上司の代わりに居酒屋の会計を済ませた主人公。再び個室に戻ってくると上司は完全に眠ってしまっていた。
お察しの通り、上司が主人公を家に連れ込んだ一連の流れは全て酔っぱらって眠ってしまった上司の夢の中の出来事だった……!
幸せそうに眠る上司を主人公は背負い家まで運ぶ。
終電を逃してしまったのでこの日は上司の家に結局お泊りするのだった。
仕事にも慣れ始めたある日の帰り道、主人公は何となく喫茶店に立ち寄る。
するとそこには義妹の昔の親友、平坂テンカがいた。
社会人になってから今まで知り合いに全く会わなかった主人公は、このテンカちゃんとの再会をとても喜んだ。
定時退社ができるようになった主人公は1人暮らしの家に帰っても特にやることが無かったので、テンカちゃんのいる喫茶店に足を運び、時間を潰すようになった。
日を追うごとに二人の仲は縮まっていく。
そんなある日、家に帰る上司に二人が仲良くしているところを見られてしまうのであった。
いつも通り定時退社をし、喫茶店に行こうとしたところ、上司に呼び止められる。
上司は主人公が過労で負担にならないように内緒で仕事を肩代わりしていたのだった。
自分が定時退社できていた真実を聞かされて罪悪感を感じた主人公は、この日を境に喫茶店に行くのをやめ、また残業続きの毎日に戻っていく。
『今日の残業は私の家で行う』と、主人公を会社の近くの自宅へと連れ込む上司。
家の前で待たされようやく入ってみると中にはメイド服姿の上司がいた。
この間の一件で主人公がメイド好きだと思った上司は自らメイドになることで主人公を取られないように立ち回るのであった。
毎日お店に来ていた主人公がある日を境に来なくなってしまったので、不安に思うテンカちゃん。
仲のいいお客さんが突然来なくなったら心配になるのは当然のことだが、彼女にとって主人公はもうただのお客さんではなかった。
主人公がお店に来なくなり、我慢できなくなったテンカちゃんは主人公の会社の近くをうろちょろしていた。
残業を終えて会社から出てきた主人公を見つけるとすぐさま駆け寄って手を取り、懐かしの喫茶店へと誘導しようとするのだった。
メイド女(テンカちゃん)に絡まれている主人公を見かけた上司はすぐさま間に割り込んで牽制する。
上司の牽制によってメイド女は引き下がるが、主人公は上司の勝手な振る舞いに腹を立てるのだった。
上司がメイド女(テンカちゃん)に対して攻撃的になったのは年齢というコンプレックスを抱えているからである。上司は主人公より6歳も年上のアラサーだ。
一般的に男は若い女を好む傾向があるため、放っておくと主人公がそちらになびくんじゃないかと不安に感じていた。
せっかく主人公を見つけてお店に連れて行こうとしたのに、上司に阻止されてしまったテンカちゃんはバイトの後、公園で1人泣いていた。
仲良くなった主人公に他の女がいたのはショックだったが、テンカちゃんの中では上司と主人公の組み合わせは不自然に感じた。
もしかしたら主人公が上司に騙されているんじゃないかと想像をめぐらし、彼女は上司を深く憎むのであった。
ある日、主人公は同僚の女の子にご飯に誘われる。
サニーに入社してからというもの同期とご飯に行ったことが無かったので、主人公は快く受け入れるのだった。しかし、その様子を上司が黙って見過ごすわけもなく……。
同僚の女の子は昼休みの後、上司によってクビにされてしまう。
明らかな職権乱用だが、部長である上司には逆らえない。
他の女になびきそうな主人公を襲って教育を施そうとする上司。
けれど、彼女は初心なので自分で壁ドンしておきながら恥ずかしくてその先には進めないのだった。
会社をクビになった同僚の女の子は悲しさを紛らわすために会社の近くにあった喫茶店へと入る。
同僚の女の子の悲痛な独り言をたまたまテンカちゃんは聞いており、上司に対して憎悪を抱いていた二人は徒党を組んだ。
主人公がまた他の女と食事に行くんじゃないかと不安になった上司は、お弁当を作ることで主人公のお昼を独占しようと試みた。
彼女はこれまで料理を作った経験がほとんどなかったが、主人公のためなら頑張れてしまう。
ある日主人公は風邪を引いてしまう。
体調は最悪だったが、会社を休んだら他の人に迷惑が掛かると思い、主人公は何とか会社まで行った。
しかし、オフィスに入るなり上司に呼び止められる。
『おい、お前…様子がおかしいぞ?』
熱があるのに会社に来たことがバレ、主人公は会社の近くにある上司の家で強制的に休まされることになった。
主人公が上司宅で休んでいる間の仕事中の上司の様子。
主人公の具合が心配で仕事に全く集中できていない。
仕事を素早く終わらせ定時帰宅した上司。
主人公のことが心配で、優しくヨーグルトを食べさせてあげている。
この後、上司の付きっきりの看病で主人公の体調は元に戻った。
正月に有休をとっていた主人公はこの時期に無くなった親族のお参りをするために帰省していた。
休みが明けて会社へ行くと、正月を一緒に過ごせなくて悶々とした上司に詰め寄られるのであった。
バレンタインに主人公にチョコをあげる上司のイラスト。
照れているところが可愛い。
最近仕事が上手くいかず、落ち込んでいた主人公。
誰かに言えるような悩みではなかったので、1人で黙っていたが、上司はその変化に敏感に気が付いてた。
相変わらずの高圧的な態度だったが、上司の励ましの言葉はこの時の主人公に深く響いた。
主人公の上司に対する評価が変わった瞬間であった。
ある日、上司の机を見てみると物が無くなっていた。
聞いてみた話、どうやら上司は解雇されてしまったらしい。
考えてみれば散々パワハラや職権乱用を繰り返してきたので当たり前ではあるが、上司のことを尊敬していた主人公にとってこの別れは少し辛かった。
上司は今まで主人公を部長という権力で支配してきたが、サニーをクビになってしまった今はただの知り合いの女性である。
彼女は恋愛に関して不器用なため、力を持ってでしか好きな人の心を動かすことはできないと思っている節がある。
しかし、彼女はまだ主人公のことを諦めてはいなかった。
サニーをクビになってしまった上司の横には謎の女がいた。
この女は主人公が高校生、大学生だったころの部活、サークルの先輩である。
密かに主人公のことを狙う彼女にとって、上司の撤退は非常に好都合だったと言える。
上司が解雇されたのは、テンカちゃんの助言で同僚の女の子が告発したからだった。上司を憎む二人の策略によって上司は見事消え、同僚の女の子は無事サニーに再就職することができた。しかし、再就職後に主人公に接近していることがテンカちゃんにバレてしまい、同僚の女の子はこの後テンカちゃんに何度も嫌がらせをされることになる。
上司が退職したことを知ったテンカちゃんは主人公とデートするため、主人公の会社の近くで張り込みをしていた。夕方、主人公は会社から出てきたので偶然を装って主人公の前に出ると、わざと前かがみになり主人公を誘うのであった。
上司がいなくなったことにより、主人公のいる部署はさらに仕事が忙しくなった。
この日はたまたまノー残業デーだったため定時退社できたが、激務のせいで主人公は大変疲れていたのだった。
テンカちゃんと主人公、二人のやり取りをたまたま聞いていた赤毛の女性は高校生の時、主人公を狙っていたクラスの委員長である。
高校3年生の修学以来、彼女は主人公とは疎遠になり、一旦は気持ちが離れてしまったものの、この出会いがきっかけで恋心に再び火がつくのであった。
主人公がお店に来なくなったことにより、テンカちゃんはさらに拗らせていく。
主人公が最初から自分に興味が無いことは薄々気がついてはいるが、そんな現実から目を背けるように脳内で理想論を組み立てていくのだった。
主人公は喫茶店に来ていた時決まってオレンジジュースを頼んでいた。
その時の思い出に浸りつつ、彼女は愛情たっぷりのテンカ特製オレンジジュース(紫色)を作ってしまう。
仕事が終わり、家でゆっくり休んでいると突如インターホンが鳴った。
無視するわけにもいかなかったので扉を開けると外にはテンカちゃんが立っていた。
主人公はこの時初めて、上司がテンカちゃんの策略によって解雇されたのだと知る。
オレンジジュースを飲まないと断ると彼女は懐からスタンガンを取り出し、電撃を浴びせてきた。
抵抗しようとすればするほど、彼女は硬骨な表情でさらにスタンガンを当ててくる。
気絶寸前の主人公の上にまたがり主王権を握るテンカちゃん。
薄れゆく視界の中で主人公は赤毛の女性の影を見るのだった。
委員長が主人公に恋をした過去のお話
努力をして主人公に気に入られようとした委員長だったが、その恋は叶わずに終わってしまった。
留学を機に一度は諦めた恋だったが、主人公を街中で見つけ再燃してしまう。
主人公を襲うテンカちゃんを後ろから襲い、そのまま自身の車に主人公を乗せて誘拐するのであった。
テンカちゃんに襲われて意識を失っていた主人公は見知らぬベッドの上で目を覚ます。
傍らにはナースがおり、その光景から主人公は瞬時にここが病院だと察した。
襲われたことが一種のトラウマになっていた主人公はベッドの上で恐怖に震える。
そんな彼にナースは優しく接するのだった。
眼鏡をかけたナースの姿を見て、主人公は彼女が高校の頃の同級生、有村エリサであることに気が付く。
大切な上司を失い、信頼していた人に裏切られた主人公には彼女の優しさだけが唯一の救いだった。
有村エリサにつきっきりで看病されていくうちに少しずつ彼女に愛着が湧いていく主人公。
しかし、怪我が無くなっても退院できないことに少しばかり疑問を感じていた。
窓が一切ない病室にずっと寝かされている主人公は外気を浴びたくなり病室から出る。
しかし廊下の先でカルテを持った有村エリサに阻まれてしまうのだった。
主人公に気が付かれないように部屋に監視カメラを仕込み、スマホをハックしている先輩は主人公が非常事態になっていることにいち早く気が付く。
しかし、自身の悪行を主人公に見せるわけにはいかなかったため、ハックしたスマホを使って他のヒロインをぶつけることにした。
突然主人公からLINEがきて慌てふためく元上司。
内容は主人公が有村クリニックに監禁されているというものだった。
訳が分からない元上司はとりあえず警察に通報し、事件現場へと急行する。
病院に運ばれたことを考えるとスマホも財布も手元に無いのは不思議なことではないが、ここが病院なのかと主人公は疑問に思い始める。
自分以外の患者を見かけたことも無ければ窓や外に続くドア等、外界を感じさせる部分がこの建物には一切無かった。
流石におかしいと思った主人公は病院からの脱走を試みるが、有村エリサに阻まれてしまう。
彼女はこの建物を造った医院長であり、構造上彼女がいなければ脱出することができないようになっていたのだった。
毎日打たれていた注射の影響で気が付けば主人公は有村エリサの力に敵わないほど衰弱していた。
掴まれた腕を振りほどけないほどに弱ってしまった主人公は為すすべなく医院長に謎の液体を注射されてしまう。
気が付くと主人公は両手を縛られ、パンツ一丁の状態でベッドに寝転がっていた。
目の前にははだけたシャツをかろうじて身にまとった有村エリサが座っている。
エッチな願いを叶えてくれるみたいだったが、監禁という外道なやり方をした彼女に欲情はせず、ただただ怒りだけが込み上げていた。
目の前にいる犯罪者に対して恐怖を感じながらも強い言葉を吐きかけ続ける主人公。
すると扉を叩く音が室内に響き渡った。ようやく助けが来たのである。
警察を引き連れた元上司が有村クリニックに突撃した。あっという間に包囲され有村エリサは拘束される。恐怖でいっぱいになっていた主人公に元上司は優しく『私が来たからもう大丈夫だよ』とほほ笑むのであった。
警察に連行される有村エリサ。捕まっても尚、彼女は主人公を諦めていなかった。
スマホもないのにどうして元上司が助けに来れたのか分からない主人公だったが、そんなことはどうでもいいほどこの時の彼は不安でいっぱいだった。
抱き合う二人を陰から先輩は覗く。
この時の彼女は殺意を抱くほどに元上司を憎んでいたが、まだ元上司には使い道があったので手を出さないようにぐっと堪えるのだった。
先輩にとって本当の脅威とは主人公の幼馴染であり、力を付けた彼女に対抗する駒として元上司を泳がすことにする。
主人公を襲い、有村エリサに襲われたテンカちゃんはあの後病院に運ばれ意識不明の状態がしばらく続いていた。
目が覚めると彼女のそばには彼女の親友であり彼女だったアズサがいるように一瞬思えたが、実際にいたのは主人公だった。
テンカちゃんの彼女()であり、主人公の義妹であるアズサは事故で既に他界していた。
彼女が愛していたのはアズサという主人公の妹の方でアリ主人公に対して抱いていた恋心は亡くなったアズサに対して抱いていた想いを主人公に重ねていただけだったのである。
そのことにようやく気が付いた彼女は、主人公に対して行った異常な行動を謝罪するのであった。
ヤンデレシリーズ社会人編~序盤戦~ (終)
ヤンデレシリーズ社会人編~中盤戦~に続く
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