(え‥なんでメフレックスがいるの?)
(バケモノが男性専用車両に乗ってくんなよ‥)
(さっさと降りるか別の車両に行くかしてくんないかなぁ‥)
誰もがそう思っていたが、口には出せない。
言えるわけがない。
出来ることと言えば、ただ災禍が通り過ぎるのを待つことくらいだったが‥
俯いてやり過ごそうと座っていた少年は、前面に強烈な存在圧を感じた。
そっと前に目をやると────
自分の胴体よりも太い太腿が二本、屹立していた。
さらに目線をあげると────
破廉恥極まりない丈の短いシャツを、わざわざたくし上げる手と‥
ビキビキと音をたてながら妖しく脈動する腹筋があった。
驚いて顔をあげると────
『死』がこちらを見つめていた。
(はわわわわ‥)
おびえる少年に微笑みかけながら、彼女はカバンを網棚に押し上げる。
それから周囲を一瞥して‥始まった。
最初は、反対側の席に座っていた男。
眼前の巨尻で熱くなった股間を弄っていたところを
おもむろに振り向いた彼女に見られ、ひっぱたかれた。
「ばーか♡」
ぱぁん♡♡♡
軽快な音とともに男の頭部は消滅した。
次は、恐怖で硬直して距離をとることも出来ずにいた男。
膨らんだ下半身を隠そうとしていたところを捕まったと思いきや‥
「射精しちゃえ♡♡♡」
そっと添えられた手がリズミカルに『男』を撫でこする。
上位存在からの接触を受けた脳神経が自死を選択することは珍しくない。
もんどりうって射精していた男はやがて動かなくなった。
「ひぃぃぃッッ」
腰を抜かして倒れこんだスーツの男。
「だっさ‥死んじゃえば?」
金的蹴りの要領で放たれた剛脚だったが、
股間を破壊するにとどまらずそのまま下腹部、胸骨と正中線を抉り裂き、
男を真っ二つにした。
立て続けの異常事態にもかかわらず、電車は平然と走行を続けている。
自棄を起こし、下半身をむき出しにして自慰を働いていた男は、
わざとらしいモデル歩きで近づいてくる悪魔に
子種をぶちまけてやるつもりだったのに、突然視界から彼女の姿が消え‥
代わりに目に飛び込んできたのは‥見覚えのある男根────?
「ほらほら♡♡♡
こんなアングルで息子さんと対面できるチャンスなんて滅多にないよ♡」
頭をねじ切られて首だけになった男の耳に、ブラックジョークが囁かれた。
美しい少女に奉仕されるという稀有な機会に恵まれながら、
扉と手すりの間に追いつめられた男は死の淵にあった。
「射精したら殺すから♡がんばって我慢しよ我慢♡♡」
全力でペニスをしごきながらメチャクチャな要求をする彼女の吐息が
男の鼻腔を甘く犯し、最期の分泌に誘う。
どぴゅるるるっ
「んはぁ♡♡♡♡♡残念でしたぁ♡♡ばいばいっ♡♡♡」
心底嬉しそうな別れの言葉とともに下腹部に突き立てられた指が
無理やり前立腺を刺激し、致死量の体液を噴出させた。
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血肉と精液に染まっていく車内。
なぜ男性専用車両でこんな蛮行が許されている?
乗ってくる客がひとりもいないのはなぜだ?
他の車両との行き来はどうなっている?
いったいいつになったら駅に着く?
発狂寸前の少年に、ほどなく変化が起こった。
生命の危機に際して未曽有の生存戦略を強いられた遺伝子が
極めて質の高い精液を急造しはじめた。
そして────
『死』がこちらを見つめていた。
栗花落 磨子(つゆり・まこ)
メフレックスだらけの学園「姫王学舎」のⅡ年生♡
イジめた分だけ美味しくなる劣等男子が大好き♡♡
AnonymouseX10
2021-12-17 19:57:41 +0000 UTCプラズマビ~チ
2021-12-12 11:49:33 +0000 UTCAnonymouseX10
2021-12-01 23:24:16 +0000 UTCプラズマビ~チ
2021-11-01 15:36:19 +0000 UTCプラズマビ~チ
2021-10-31 15:43:30 +0000 UTCREN
2021-10-31 02:45:28 +0000 UTCプラズマビ~チ
2021-10-30 13:58:18 +0000 UTCきゅー
2021-10-30 12:26:30 +0000 UTCプラズマビ~チ
2021-10-29 18:15:38 +0000 UTCkaba
2021-10-29 10:55:55 +0000 UTCプラズマビ~チ
2021-10-29 09:12:46 +0000 UTCアド・マイヤー
2021-10-29 03:36:37 +0000 UTC