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それを検索してはいけない(試読版)

それを検索してはいけない (FFFF/F) ※冒頭部試し読み 検索してはいけないワード。と聞くと、誰だって検索したくなるものだ。 私は普段からそういうのに目がないから、余計に我慢できない。 これまで何度も"検索してはいけないワード"を検索し、普通の人なら目も当てられないような惨い映像や画像を目にしてきた。 最初のうちは、それらを観ることで心が沈んだりもしていた。でも、今はもうすっかり慣れてしまってさらに強い刺激を求めている自分がいる。 だから。 もっともっと深くインターネットの海に潜らねば知ることすら出来ない"検索してはいけないワード"を私は求めた。 そして私は手に入れた。 表のインターネットには、その存在すら知ることも出来ない危険なワードを。 "罰ゲーム99" それはそういう検索ワードだった。 とあるサイトでそのワードを検索すると、一本の動画が閲覧できるのだという。 説明欄には、"一人の不良少女がえぐい罰ゲームで処される"とだけ記されている。 私は手順通り、動画を再生した──。 "2023/5/13/23:47:34" 真っ暗な画面に日付と時間を記した文字が浮かび上がり、消えると、ピーっという電子音が響き、映像が切り替わった。 「撮れてる?」 「おっけー。撮れてるよ」 女たちの声がする。 照明はあるのだが、蛍光灯の寿命が近いのかそれとも録画された映像の明るさが低いからか──部屋は微妙に薄暗い。 六畳ほどの洋室である。窓はあるがカーテンで完全に塞がれている。 部屋の隅には洗濯物らしきものが山積みにされており、部屋は全体的にかなり散らかっていた。 その散らかった部屋の床に、一人の少女が寝転がっている──いや、転がされている。 サラサラとした赤っぽい茶髪のロングヘアに切長の目をした少女は制服姿で、スカートはかなり短い。 いわゆる不良少女──のように見える。 少女は両手首と足首に結束バンドのようなものを巻き付けられており、身体の自由を奪われているようだ。 少女は既に息を切らしている。 「はぁはぁっ!!ふざけんなって!!いい加減にっ…」 「うるさいよー」 「今は騒ぐ時じゃないから」 画面外から女たちの声がして、ゾロゾロと数名の女たちが画面内に入り込んできた。 人数は六人。いずれも、少女と同じ歳か少し上くらいの見た目で漏れなく全員かなり背が高い。 部活に打ち込んでいるスポーツ女子…といったように見える。 「言うこと聞けないならまたこちょこちょしようか?罰ゲームじゃないからノーカンだよ?」 恐らく撮影者と思しき女が言うと、転がされている不良少女はギッとカメラを睨んだ。 「それで脅してるつもりかよ!?うるせぇって…」 「はいお仕置き〜!」 カメラの主が言うと、不良少女を取り囲んでいた女たちの手がにゅうにゅうと少女に向かって伸び始めた。 「ちょっ!?おいっ!」 ある女が身を丸めようとする少女の腕を掴み、無理やり腋の下をガバッと開く。 不良少女は抵抗するが、背の高い女の力には敵わず、あっけなくワキはがん開きにされた。 さらに足を押さえつけられ、少女は完全に抑え込まれてしまう。 そんな少女に──高身長の女たちの大きな手と長い指がにゅるにゅると伸びていく。 長い指がくねくねと宙で蠢いている。 「まじでっ…マジでやめろって!!もういいっ!!もうそれはっっ──」 不良少女は顔を真っ赤にして怒鳴る。 「みんな…やっちゃえ」 撮影者の一声で、六人分の手が一斉に少女に襲い掛かり、こちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょこちょっ!!っと少女の開かれた腋の下や横っ腹、お腹に指が這い回った。


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