SakeTami
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地味で冴えないウリ専ボーイの俺が、なぜか美形の上客にモテモテな件

 二十年前、一歳の誕生日を迎えたばかりの俺と母さんを残して蒸発したダメ親父。写真の中でしか見たことのなかった親父が、ある日突然俺の前に現れた。


「頼むよぉ、佑(たすく)。なぁ、俺たち家族だろぉ? この通りだ。父さんからの一生のお願いだと思って、聞いてくれないか?」


 地べたに額を擦り付けた親父が、気持ち悪い猫なで声で懇願する。

 その背後には、見るからにカタギじゃなさそうな感じのコワモテお兄さんがずらりと並んでいる。

 六畳一間のボロアパートが定員オーバーだと悲鳴を上げている気がした。

 ああ神様、俺が一体何をしたって言うんですか。


「なぁ坊主、親父さんがこんだけ頭下げてんだ。ちっとは考えてやったってバチは当たんねぇだろ」

「そうだぞ坊主。お前が今こうしてここにいられんのも親父さんのお陰だろ? 親父さんのためにもよ、早ぇとこ腹ぁ括ってくれや」


 コワモテお兄さんたちの野太い声が飛び交う中、俺はただただ呆然としていた。

 ギャンブルやら女遊びやらで親父がこさえた借金、なんと三千万円。その肩代わりをしろだなんて、そんな無茶な。

 マグロ漁船に乗せられたり体をバラバラにされて内臓を売り捌かれたり。最近読んだアングラな漫画を思い出して涙目になった俺に、ヤのつくお兄さんたちがそれはもういい笑顔で死刑宣告した。


「見てくれは微妙だが、お前みたいな純朴そうなガキを手籠にすんのが趣味だっつー豚親父どもは意外といんだよ。まぁせいぜい、ブス専の好色ジジイにケツ振って媚びろや」

「……ひゃい」


 こうして俺は、万年金欠苦学生からウリ専のボーイへとメタモルフォーゼしたのだった。



 ヤのつくお兄さんたちの言う通り、俺みたいな冴えない男を好んで抱きたがる層は一定いた。それも、脂ぎったおっさんとかSM好きの鬼畜男とかじゃなくて、むしろ俺がお金を払うべきでは? というような美男子ばかり。

 今まさに俺を指名してくれた八神さんもその内の一人だ。


「ん? どうかした?」


 端正な横顔を不躾に眺めていれば、八神さんが不思議そうに小首を傾げた。

 色素の薄い髪がサラリと揺れて、陶器のように滑らかな肌に影を落とす。

 中性的で繊細な美貌を持つ八神さんは、とてもじゃないけどお金を払って俺みたいな地味メンを抱くような人には見えない。


「八神さんって、どうして俺なんかを指名してくれるんですか?」


 ポロリと零れた本音に、八神さんが長い睫毛に縁取られた双眸を丸くした。


「どうしてって……ユウ君に会いたいから、かな?」


 ユウっていうのは俺の源氏名だ。

 佑を音読みしてユウ。実に安直な名前だけど、お客様たちからは「ふんわりしてて優しい雰囲気のユウ君にぴったりだね」と好評だった。ふんわりっていうのがよく分からないけど、優しいって思ってもらえるのは嬉しい。

 八神さんとは別のお客様に褒めてもらえたことを思い出してニヤつく俺に、「ユウ君……」と八神さんが熱っぽい声を出した。


「や、八神さん?」


 膝の上に置いていた手に、じっとりと熱い八神さんの手が重なる。

 白い頰をほんのりと赤らめた八神さんが、ちゅう、と俺の唇の横に吸い付いた。


「可愛い、ユウ君。会いたいって言われて嬉しかった?」

「あ……」


 なるほど。俺がニヤついてたから、八神さんの発言で喜んでると勘違いさせてしまったのか。

 流石に、他のお客様のことを考えてました、なんてバカ正直には言えない。曖昧に笑って、八神さんの手を握り返した。


「はい、嬉しいです。八神さんにそう思ってもらえて、それにこうして会いに来てくれましたし」

「っ……、ユウ君!」

「うあっ、や、八神さん……っ」


 ガバッと抱き着いてきた八神さんを支えきれずに、背後のベッドに倒れ込んだ。

 すぐに覆い被さってきた八神さんが、俺の首筋にぐりぐりと額を擦り付ける。

 高い鼻筋を耳裏に押し付けられて、スーッと深く匂いを吸い込まれた。


「や、八神さんっ! そんなとこ、嗅がないでくださいっ」

「はー……、ユウ君、ユウ君……」


 ああ、始まってしまった。

 基本的に余裕があって穏やかで優しい八神さんだけど、スイッチが入るとこうしてトリップしてしまうというか、ちょっと変態くさくなるのだ。


「ユウ君、可愛い……ね、キスしてもいい?」

「ん、ちゅう、してください」

「はっ、可愛すぎ」

「んっ……ぅ……」


 ちゅるりと唇を割って侵入してきた八神さんの舌に、見様見真似で自分の舌を絡める。くちゅくちゅと濡れた音を立てながら舌を擦り合わせていると、八神さんの手がバスローブの中に潜り込んできた。

 薄い腹を撫で回していた手が胸へと這い上がり、キスだけで反応してしまった乳首をキュッと摘まむ。


「っひ……んっ……」

「ユウ君の乳首、ふわふわなのにプニプニしててすごく気持ちいい。はぁ、ユウ君も気持ちいいんだね、コリコリしてきた」

「は、ぁ……っ、きもち、きもちい、ですっ」


 こりゅこりゅと指の腹で転がされて腰が跳ねた。

 八神さんのバスローブを握り締めて刺激に耐える俺をじっと見下ろして、八神さんがうっとりと目を細めた。


「ユウ君、ね、ユウ君のおっぱい舐めてもいい?」

「え、あ……」


 言うが早いか、八神さんが性急な手つきでバスローブを剥いだ。

 ぷるんと飛び出した乳首を見て、八神さんがごくりと喉仏を上下させた。


「ああ、ユウ君のおっぱい、前は小さくて綺麗な桜色だったのに、今は真っ赤になってビンビンに勃ってて、エッチなこと大好きな淫乱乳首になっちゃったね」

「っ、そ、そんなこと、言わな、あうっ」

「ん、はぁ、んちゅ、はむ、ん」


 ぱくりと乳首に吸い付かれて腰が跳ねた。

 熱い口内でねっとりと舐め上げられて、舌先で転がされて、ちゅうっと甘く吸われる。

 もう片方は指でクニクニ捏ねられて、時折ピンッと弾かれた。その度にビクビクと体が跳ねて、まだ触られてもいないちんこからトロリとカウパーが溢れた。


「ん……ユウ君、おっぱい気持ちいいね?」


 ちゅぱっと音を立てて乳首から唇を離した八神さんが、濡れたそこを指先で優しく撫でた。

 ちゅこちゅこ♡と唾液を塗り込むようにして硬くしこった乳頭を扱かれて、ずくんと腰が重くなった。


「っあ……はぁ……っ、やがみさ……」

「ん? 腰くねくねしてどうしたの? そんなにおっぱい突き出して、どうしてほしいのかな」


 ハアハアと熱い吐息をこぼしながら、八神さんが舐められた方とは反対の乳首に顔を寄せる。


 俺が胸を突き出してるんじゃなくて、八神さんが俺の胸に顔を埋めてるんだけどな……。


「あ……っ」


 ぬるりと熱く湿った感触に、余計な思考は霧散した。

 見せつけるようにして赤い舌を伸ばした八神さんが、刺激を待ち侘びる乳頭、ではなく、ふっくらとした乳輪を優しく舐った。


「ん……はぁ、ユウ君のおっぱい、ふわふわで柔らかくて美味しい。雲に触れたらきっとこんな感触なんだろうな」


 何を言ってるんだこの人は。真顔に戻りそうになるタイミングで、もう片方の乳首をキュッと摘まれた。


「あっ……!」

「ね、乳首触って欲しい?」

「あ、ン……っ」


 乳輪をなぞっていた八神さんの舌先が、尖りきって敏感になった先端を掠めた。

 にゅるりと表面を撫でられるだけのもどかしい刺激に、浅ましい俺の腰は自然と揺らめく。


「っ……やがみさ……ちくび、ちゃんとさわってください……」

「ん? ちゃんと言って、ユウ君。誰に、何を、どうしてほしいの?」

「あっ、う……」


 まるで子供に言い聞かせるように八神さんが優しく先を促す。


「や、八神さんに、ち……ちくび……っ、俺の、八神さんにさわってほしくてエッチになっちゃったちくび、いっぱいチュウチュウして、もっとエッチにしてほしい、です……」

「ふふ、俺に触ってほしくてエッチになっちゃったんだ。ふふふ、可愛い、かわいいね、ユウ君」


 にっこりと笑った八神さんが、見せつけるようにしてねっとりと乳頭を舐めた。

 待ち侘びた刺激に、カクンと腰が跳ねる。


「あ、はぁ……っ♡」


 もっと、とねだるように八神さんに胸を押し付けてしまう。

 八神さんが俺の背中と腰に腕を回して、ぎゅっと抱きしめられながら唾液に濡れた口内に招き入れられた。


「あっ、あ……っ」


 トロトロの熱い唾液でねっとりと濡れた口内に乳頭が吸い込まれて、熱く肉厚な舌でゾロリと舐め上げられる。

 待ち侘びた快感に腰をくねらせるけど、八神さんの腕に阻まれて、小さく身悶えることしかできない。


「ん、はぁ、ぢゅっ、ちゅぱ、ちゅぷっ」

「あぅ♡ やがみさ……っ♡」


 ぢゅうっと音を立てて強く吸われるのと同時に、もう片方の乳首をぎゅっと痛いくらいに抓られて足先が跳ねた。


「ああっ!♡ や、いた♡ あぁ、ン……っ♡」


 八神さんの背中に腕を回してしがみ付きながら、ビクビクと体を震わせる。

 ちゅぱっ♡とわざと音を立てて乳首から唇を離した八神さんが、いつもは見せない雄の顔をして笑った。


「ん、ユウ君、おっぱいだけでイっちゃったの? ふふ、エッチなことなんて全然知らないって顔して、俺の前ではこんなにエッチになっちゃうんだね……はは、すっごい興奮する」


 八神さんは興奮すると口調が少し荒くなる。

 紳士な八神さんの雄くさい一面に、ゾクゾクと興奮が背筋を駆け上がった。


「は……ぁ……やがみさ……」


 まだ触れられていない後孔が、きゅんきゅんと疼く。

 もう我慢出来ないとばかりに八神さんの腰にちんこを擦り付ければ、「こら」と優しい声音で叱られてしまった。


「まだダーメ、ユウ君はいっぱい我慢したあとの方が気持ちよくなれるから。ね? いい子にできるよね」


 あやすように頭を撫でながら、八神さんの唇が首筋を辿って胸元へと下りてくる。

 ちろちろと赤い舌で乳首を舐め転がされながら甘噛みされれば、気持ち良すぎて無意識に腰を押し付けてしまう。


「は……っ♡ あぅ……っ♡ や、また、ちくびぃ♡」


 ちゅぱちゅぱとわざとらしく音を立てながら乳頭を吸われて、こりゅこりゅと歯で扱かれる。

 空いている方の乳首は親指と人差し指で捏ねられて、時折先端の窪みをカリカリ♡と優しく引っ掻かれて腰が浮いた。


「あぅ♡ あっ、あっ♡」

「乳首ビンビンでコリコリしてる。ふふ、こうやって先っぽを舌でグリグリされるの気持ちいい? はは、腰跳ねてる」

「あっ、きもちぃ♡ ちくび、きもちいいです♡」

「ん、いい子だね。もっと気持ちよくなろうね」


 こくこくと頷けば、真っ赤に腫れた乳首をピンッ♡と指で弾かれた。

 そのまま指先を小刻みに動かされて、爪の先でカリカリと先端を引っ掻かれる。


「あっ! ひぁ♡ は、やがみさっ♡ それ、だめっ♡ あ、あっ♡」

「ダメじゃないでしょ? ユウ君は気持ちいいとすぐダメって嘘つくんだから」

「ああっ♡ だめっ、ちくびでいっちゃうからぁ……っ♡」

「乳首だけでイっちゃうと、お腹の奥がキュンキュンして切ないんだもんね」


 大きくて硬い手のひらが、すりすりと下腹を這い回る。


「あ、ひっ……♡」

「ユウ君のお腹の奥、早くここに欲しいって言ってるね」


 うっそりと笑った八神さんが、手のひらをぐうっと押し込んだ。

 その刺激にすら感じて身悶える俺に笑って、緩慢な動作でバスローブの紐を解く。

 引き締まった肉体美と、ヘソにつきそうなくらいに反り返ったちんこが露わになった。

 思わずゴクリと唾を飲んだ俺に、八神さんが「物欲しそうな顔してる」と笑った。


「ユウ君、俺のちんぽ見て興奮してるの?」

「……っ、は……はい」

「ふふ、素直で可愛いね」


 バスローブをベッドの下に落とした八神さんが、ゆっくりと覆い被さってくる。

 ちゅ、ちゅっと顔中にキスの雨を降らせながら、大きな手のひらが全身を這い回る。


「ユウ君、足持って自分で開いて見せて」

「っ、は、ぃ」


 言われるがままに両膝を曲げて抱えるようにしながらM字開脚すれば、八神さんが満足げに笑って俺の股間に手を伸ばした。


「っあ!♡」


 カウパーで濡れそぼったちんこを大きな手のひらに包まれる。トロトロと蜜を零す先端を手のひらで優しく撫で回されて腰が浮いた。

 そのまま竿全体を上下に擦られてビクビクと体が跳ねる。


「あっ♡ あっ♡ やがみさっ、さきっぽ、きもちぃ……っ♡」

「ふふ、腰へこへこさせて、そんなに触ってほしいの?」

「うん♡ さわってほしぃ♡ 八神さんの手、おっきくてきもちぃ♡ あひっ♡」


 親指と人差し指で亀頭を擦るように捏ねられる。直接的な刺激に、こぷこぷと先走りが溢れて止まらなかった。

 溢れた蜜を掬い取って、ぬちゅぬちゅと音を立てて竿に塗り込むように扱かれる。何度もそれを繰り返されれば、あまりの気持ち良さに頭が馬鹿になりそうだった。


「はっ、あぅ……♡ あ、なんで……」


 あと少しでイケる。押し寄せる絶頂感に高く腰を上げた直後、パッと手を離されてしまった。


「ん? ふふ、ユウ君はおちんちんよりこっちの方が好きかと思って」

「っ、あ、は……っ♡」


 意地悪く口角を上げた八神さんが、俺の未使用ちんことは比べものにならないくらい大きくて太くてグロテスクなちんこをアナルに当てがった。

 そのまま窄まりをにゅるにゅると撫でられて、ヒクつく縁にくちゅりと先端が食い込む。


「あっ♡ あぅ、ン……っ♡」

「はは、ユウ君のけつまんこ、俺のちんぽに吸い付いてくるよ」

「はぅ……♡ あっ、あぁ……っ♡」


 俺の先走りでぬるぬるになったアナルにちんこの先端をぬちゅっ♡と少しだけ埋め込んで、またすぐに腰を引かれてしまう。

 何度もそれを繰り返す八神さんに、とうとう涙が零れた。


「も、いじわる、やだぁ……っ♡」

「ふふ、ごめんごめん」


 グスグスと鼻を啜る俺の頬に優しくキスして、宥めるように頭を撫でてくれる。

 涙に濡れた目で恨みがましく見上げれば、余計嬉しそうに笑みを深められてしまった。


「ごめんねユウ君。怒らないで、ね?」


 甘い声で小首を傾げた八神さんが、軽々と俺の足を抱え上げる。八神さんの肩に足を担がれて、上向いたアナルに先端が触れた。


「あっ、は……っ♡」

「はっ、エッロい顔」


 唸るような声を出した矢神さんの顔も十分エッチだった。

 期待にヒクつくアナルの縁をゆるゆるとなぞって焦らした後、八神さんがふっと息を詰めた。

 あ、くる。

 ようやく挿れてもらえるんだと頰を緩めたのも束の間、にゅるん♡と八神さんのちんこが滑った。


「っ、え……?」


 にゅるんっ♡とアナルを滑って、会陰にぬちゅりと擦り付けられる。そのまま何度も腰を揺すられながら、硬くて熱いちんこで玉から竿をにゅるにゅると擦られた。


「あっ♡ や、ちが♡ やがみさっ♡ これ、ちがうぅ♡」


 堪らず腰をくねらせる俺を見下ろして、八神さんがハッと乾いた声で笑った。


「違わないでしょ? ユウ君のけつまんこ、ちゅうちゅうって俺のちんぽに吸い付いてきてるよ? ほら、ちゃんと見て」


 促されるままに視線を落として、あまりの光景にカァッと全身が熱を持った。

 くぱくぱと開閉する窄まりに食い込むようにして、八神さんの赤黒いちんこがずりずりと上下している。

 亀頭から溢れる先走りが絡み付いたそこがあまりにエッチで、羞恥と興奮に脳みそが焼き切れそうだった。


「あは、ユウ君ってばマン汁垂らしながら腰ヘコつかせちゃって……ほんと可愛いね」

「あっ♡ やだぁ、これ♡ はずかし♡ んんぅ♡」

「ヤダヤダばっかりしちゃダメでしょ」


 堪らずに八神さんの体を押し戻そうとした手を掴まれて、指同士を絡めながらシーツに縫い付けられてしまった。


「あー、エッロ。ユウ君今ドスケベな顔してるの気づいてる? ちんぽ大好きなメスの顔しちゃって、そんな顔でヤダヤダしても説得力ないよ」

「ひど、いぃ♡ めすじゃな♡ あっ、んんぅ♡ やめっ、それぇ♡」


 ぬるんっ♡とアナルの縁を滑ったちんこが、蟻の門渡りから陰嚢を押し上げる。そのままずりゅずりゅと亀頭で擦られれば堪らずに腰が浮いた。

 八神さんのと俺の先走りとが絡まって、にゅちゅ♡ にゅちゅ♡と粘着質な音が響く。

 何度もしつこく玉や会陰を擦られるうちに、次第にそこがむず痒くなってきた。


「あっ♡ はっ、あぅ♡ だめっ、やがみさっ♡ それ、ずりずり、やぁ♡」

「んー? おちんちん擦られるのヤなの? じゃあおっぱいもいじめてあげよっか」

「ひぁっ!♡♡」


 あーんと口を開けた八神さんが、ふるふると震える俺の乳首にむしゃぶりついた。

 レロレロと舐め転がされて、窪みを舌先でほじられて、ぢゅうっと強く吸い上げられる。

 ねっとりとした舌遣いで乳首を嬲られて、堪らずに腰が浮いた。


「んぁ♡ んん♡ や、きもち♡ ん〜っ♡」

「ん、ちゅ、はっ、ちゅぷ、ぢゅうっ」

「ひぅっ♡ あ、あっ、いたっ♡ ちくびぃ、のびちゃ♡ あ゛あっ♡」


 強く吸い付かれながら乳頭を甘噛みされて、痛いのに気持ちよくてボロボロ涙が溢れた。

 ぎゅうっと八神さんの手を強く握りしめて快感に耐える。

 お腹の奥がキュンキュンして、早く八神さんのおっきいのが欲しくて堪らない。


「は……っ、やがみさ♡ も、いれてぇ♡」

「んー?」

「あっ♡ ひ、おねが♡ やがみさん♡ ほしぃ、もぉほしいです♡ んうぅ〜っっ♡♡」


 早く八神さんのちんこを突っ込んでめちゃくちゃにしてほしい。

 男なのにメス扱いされながら、俺よりずっと大きくて強い男の人に屈服させられたくて仕方ない。

 ウリ専を始めてからすっかり開発された体が、この先の快楽を期待して疼いて堪らなかった。


「は、やがみさんっ♡ おねがいします♡ おれのけつまんこにちんぽください♡ いっぱいズポズポしてぇ♡」

「下品にちん媚びするの上手になったね。でもそれって俺以外の男に仕込まれたんでしょ? そうやって他の男にも媚びて生ハメおねだりしてるんじゃないの?」

「してなっ、なまはめ、してないぃ♡」


 店の規則でコンドームの使用は義務付けられている。

 もちろん俺もお客様にはゴムを付けてもらうようにしていて、八神さんも例外じゃない。他のお客様にも生ハメなんて許可してない──あ、あったかも。

 新規のお客様とした時に、規格外にちんこがデカくて、俺が持参したゴムが悉く破かれてしまったことがあった。

 その時は色々あって結局生でしてしまったのだ。

 まさか、そのことを知って怒ってるんだろうか。


「な、なんで、知ってるんですか? あ、ひぅっ♡」

「そんなことどうでもいいよね。それより、他の男に生ハメさせて、しかも中出しまでさせたことの方が問題じゃない? 俺以外の男の赤ちゃん孕みたいとか思ってるの?」

「ひっ、あっ♡ おれ、男だからぁ♡ 赤ちゃん、できな、あぁんっ♡」


 にゅこにゅことアナルの縁を亀頭で擦られながら乳首を責められる。

 気持ちいいけどイけない中途半端な快感に腰が揺れてしまった。


「も、ゆるしてぇ♡ おねが、します、もぉつらいからぁ♡ やがみさんのちんぽ、いれてくださいぃ♡」

「んー? どうしようかな」

「あっ♡ あぅ♡ んんぅ♡ はや、く♡ おねが、も、イかせてぇ♡」

「ふふ、かぁわいい。でもまだダーメ」


 にゅるんっとアナルからちんこが離れていって、代わりに八神さんの指がぬぷぷっと挿入ってきた。

 そのままぐにぐにと中を押し広げられて、腹側にある前立腺を指の腹でぐりぐりと捏ねられる。


「んぉっ♡ あ、あっ♡ きもちぃ♡ そこ、ひぐっ♡」

「ユウ君のけつまんこ、俺の指にちゅうちゅう吸い付いて甘えてるみたい。よしよし、いっぱい撫で撫でして甘やかしてあげるね」

「あっ♡ あぁっ、やがみさっ♡ もっとぉ♡ あ゛っ、そこぉ♡ んぉっ♡」

「ユウ君の中、トロトロで熱くてすごい気持ちいい。俺の指にしゃぶりついてきてるの分かる?」

「わかんなっ♡ あっ、ひあっ♡ きもちぃからぁ♡ も、ゆびじゃたりない、からぁ♡」


 もう指じゃ届かない奥が疼いて堪らない。

 必死になって腰をへこへこさせても、八神さんは「んー?」と生返事を返すばかりだ。


「あっ♡ やがみさっ、いじわる、しないでぇ♡ やだっ♡ いじわるっ、ひどい! んぉ゛っ♡」

「こら、お客様にそんなこと言っちゃダメでしょ」

「はひっ♡ ひぐうぅっ♡ ごめ、なさいぃ♡」


 ぐちゅぐちゅと激しく中を掻き回されて腰が跳ねる。

 さっきからずっと甘イキが続いていて、頭がおかしくなりそうだ。


「あ゛っ♡ あっ♡ もぉイきたいのにぃ♡ んぉっ♡」

「はは、そんなに気持ちいいんだ? ならもう指だけでいいんじゃない?」

「やだあっ♡ あっ♡ やがみさ、のがいい♡ ひぐっ♡」


 指だけなんてイヤだ。早くそのおっきくて熱くて硬いちんこで奥まで突いてほしい。

 八神さんの首に腕を回して、ちゅっちゅっと唇に何度も吸い付いてねだった。


「やがみさっ♡ ん、ちゅ、も、いれてぇ♡ ふむ、ン……っ♡ おねが、おねがいします♡」

「ふふ、そんなに欲しいの? はは、中がキュンキュンってして、欲しいってねだってるみたい」

「あひっ♡ ひんっ♡ あっ、あぁっ♡ んぉっ♡ おっ♡」


 ぐちゅぐちゅっと激しく中を掻き回されて、打ち上げられた魚みたいに足が跳ねた。

 涙に鼻水に涎にと、色々な体液で顔中をグチャグチャにした俺が流石に不憫だったのかもしれない。

 八神さんが俺の腰を抱え直して、後孔にぴとっ♡と熱塊が触れた。


「ユウ君」

「んぁっ♡ あ、あっ♡」


 ちゅぷ、くちゅ、と亀頭が縁を引っ掛けては離れてを繰り返す。それだけでも気持ち良くて堪らなくて腰が蕩けてしまいそうだ。

 早く奥まで欲しいのに、なんで意地悪するんですか。

 早く、早く、早く……っ!

 もう本当におかしくなってしまいそうになったその時、ピピピッとタイマーが鳴った。


「ああ、残念。もう時間だね」


 わざとらしく眉を垂らした八神さんが、ギンギンに勃起したままのちんこを後孔から離した。

 くちゅ♡と音が鳴って、ちんこの先とアナルが糸で繋がる。


「名残惜しいけど、時間だから仕方ないよね」


 時間……。そういえば今日は七十分コースだったっけ。


「俺としては延長してお泊まりコースにしたいところだけど……前に朝までシた時、もうこんなのヤダって言われちゃったからなぁ。俺もユウ君の嫌がることはしたくないし、今日はこれで終わりにするね」


 確かに、前回はお泊まりコースで一晩中抱き潰されて、指一本動かすのも億劫なくらいの瀕死の状態で「もうやがみさんとはおとまりしせん……」と蚊の鳴くような声で言った気がする。

 でもあれはあくまでも節度を持ってほしいという意味であって、こんな生殺しの状態で放置してほしいっていう意味じゃない。


「どうしたのユウ君。そんな物欲しそうな顔して、ちゃんと言ってくれなきゃ分からないよ」


 絶対分かってるくせに。

 含み笑いしながら、いやらしい手つきですりすりと内腿を撫でられる。そんな微細な刺激すら今の俺には毒で、罠だと分かっていてもそこに飛びついてしまった。


「や、がみさ……っ」

「ん?」

「もぉ、いじわるしないでくださぃ……っ♡ おねがいします♡ も、おれ、がまんできないからぁ♡」

「うん? 我慢できないの? ふふ、そっかぁ。でも俺、ユウ君の口からちゃんと聞きたいな」


 ふにふにと唇を指で弄られて、かぷと鼻先に噛みつかれる。ちゅう、と唇の端に吸い付かれると、もうダメだった。


「……てください」

「聞こえない」

「っ……挿れて、ください! 朝まで、抱いてっ、めちゃくちゃにしていいからぁ……っ、も、いれて、くださぃ」

「いいの? ユウ君が泣いて嫌がっても、もう許してってしても、朝までず〜っとエッチなことしていじめちゃうけど、それでもいいの?」

「いい、です! 泣いてやだって言ってもやめないで、いっぱいひどいことしてっ、やがみさんにイジワルされるの好きだからっ、いっぱいいじわるしてくださぃ……っ!」

「そっかぁ。じゃあ生でしちゃうけどいい? ゴムなしエッチでユウ君が孕むまで中出ししてお腹いっぱいにしちゃってもいいの?」


 女の人だったら子宮があるだろう位置。

 お臍の下を大きな手のひらで撫でられて、ここに種付けするんだぞ、と教え込まれる。

 お店の規則だし、生でしたら病気になっちゃうかもしれないし、中出ししたらお腹痛くなるらしいし……色々思うことはあった。でもそれ以上に、目の前にぶら下げられた快楽の方がずっと魅力的だった。


「して、くださぃ……っ、生でいっぱいして、やがみさんので、お腹いっぱいにしてくださぃ……っ!」

「はは、よく言えました」


 雄くさい顔をして笑った八神さんが、熱く滾った先端をアナルに当てがった。

 ぬちゅ♡と淫らな音が響いて、期待に腰が揺れる。


「あっ♡ ン、ふぅ、ん……っ!♡」


 ぐぷっ♡と亀頭が押し込まれて、限界まで伸びた縁を労わるように撫でられる。待ち侘びた熱に隘路を割開かれる快感に、ゾクゾクっと甘い痺れが背筋を駆け上がった。


「あ゛っ♡ んぉ゛……っ♡」

「っ、はー……中トロトロだね。熱くて気持ちいいよユウ君」

「ひぁっ♡ あっ♡ おっきぃの、きたぁ♡」

「はっ、締め付けヤバすぎ。ちょっと強くするけど飛ばないでね」


 ズンッ! と一気に奥まで貫かれて、チカッと目の前に火花が散った。


「~~ッッ♡♡♡」


 びゅくっ♡と押し出されるようにして精液が吐き出される。


「あ゛っ♡ ひっ、んぉ゛っ♡ あっ、あぁ……っ♡」

「は……すご、中うねうねしてるね。良かったねぇ、ユウ君。おっきいちんぽでお腹いっぱいにしてほしかったんだもんね」

「あっ♡ ひぐっ♡ や、イったばっかぁ♡ あぎっ♡ イ゛ぃ……っ!♡♡」


 どちゅっ♡ どちゅっ♡と容赦なく奥を突かれて、その度に押し出されるようにして勢いのない精液が溢れた。


「あ゛っ♡ んぉっ♡ あっ、おっ♡」

「気持ちいいねユウ君。いっぱいイッていいんだよ。ほら、こっちも弄ってあげるから」

「お゛ほっ♡ あっ♡ いっしょ、らめぇ……っ!♡♡」


 ぷっくりと膨らんだ乳首を摘まれて、ぐりぐりと捏ね回される。同時に奥を突かれると堪らなくて、必死に首を横に振った。


「あひっ♡ あっあっ♡ ちくびやらぁ♡」

「なんで? 気持ちいいでしょ?」

「んぉ゛っ!♡♡ やぁっ♡ きもちぃのやだぁ……っ♡♡」

「ヤダって言ってもやめてあげない♡ ほら、下品なメス顔しながらイクイク〜ってしてごらん」

「お゛っ♡ あっ♡ ひぐっ♡ またイクッ♡ あ゛ぁっ♡ イグぅ……っ!♡♡」

「あーあ、すごい顔しちゃって。ぶちゃいくなイキ顔も可愛いね」


 パンパンに膨れ上がったちんこで奥を捏ね回されながら乳首を引っ張られて、あっけなく達してしまう。

 きゅぅぅぅっと媚肉がうねって、中に入ったままの八神さんのモノの形がよく分かった。その形を感じるだけで堪らなく気持ち良くて、ぎゅうっとつま先でシーツを握り締めて快感に耐えた。


「ふふ、上手にイケたね。えらいえらい」

「ん、は……っ♡ んぅ……♡」


 汗で張り付いた前髪を指先で優しく払われて、そのままちゅ、とおでこにキスをされた。子供扱いされているみたいで恥ずかしいのに、胸がきゅんとする。

 八神さんの大きな手に擦り寄れば、「こーら」と甘い声で叱られてパンッとお尻を叩かれた。


「あひっ♡ や、ごめ、なさっ♡」

「はー……ユウ君って本当に俺を煽るのが上手いよね」

「んぇ……?」


 八神さんが何か呟いたけど、よく聞こえなかった。

 聞き返す間もなくどちゅんっ♡とまた奥を突き上げられて、何も考えられなくなってしまう。


「お゛っ♡ あ゛っ♡ んぉっ♡ おっ♡」

「ユウ君ってさぁ……誰にでもこんな簡単に股開くの? こうやって生で中出しセックスしてさ、他のお客さんにも同じことさせるわけ?」

「ちがっ♡ あっあっ♡ やがみさっ、だけぇ♡ やがみさんだけ、だからぁっ♡♡」

「ほんとかなぁ」

「ひぎっ♡ あっ、あっ♡」


 ごちゅっ♡ ごちゅっ♡と奥を捏ねられて、あまりの強い快感に逃げようともがくけど、ガッチリと腰を掴まれて身動きが取れなくなる。


「んぉ゛っ!♡♡ らめぇっ♡ こわれちゃ……あ゛っ♡」

「はっ、ユウ君のオス子宮、種付けザーメン欲しくてお口が緩んでるね。あーヤバ、結腸ぶち抜いちゃいそう」

「お゛っ♡ おぐっ♡ やがみさっ、もぉゆるじてぇ♡」

「ダメ。ユウ君が誰のものかちゃんと体に教えてあげなきゃ。ほら、中出しするからユウ君のオス子宮でしっかり俺のザーメン飲んでね。結腸ぶち抜いて直接種付けしてあげるから、もっとお尻上げて」

「あ゛っ! んぉ゛っ♡ づよいぃ♡ やざじくっ、やざじくしてぇっ♡ あぎっ♡♡ お゛ぉっ♡」


 早く開け、とばかりにどちゅっ♡ どちゅっ♡と激しく突き上げられて、段々と結腸口が緩んでいくのが分かった。

 八神さんの亀頭にちゅっちゅと吸い付いて、おねだりするような動きをし始めたそこが恥ずかしくて堪らない。


「お゛っ♡ あぎっ♡♡ あ゛あっ♡ だめっ、へんなの、ぐるぅぅ……っ♡♡」

「はっ、すっごい吸い付いてくるね。そんなメス媚びしてザーメン絞り取ろうとしなくても、ちゃんと種付けしてあげるから安心してね」

「んぉ゛っ!♡♡ ほっ、おぉ……!♡♡」


 膝裏を抱え上げられて、ほとんど真上からどちゅんっ♡ どちゅんっ♡と重く突き上げられる。

 結腸口に亀頭を嵌められて、ぐりぐりと腰を押し付けられた。


「あぎぃっ!♡♡ お゛ぉっ♡♡ あへっ♡♡」

「あーヤバいなこれ、ほんとに結腸ぶち抜いちゃいそう。ユウ君、頑張って俺のザーメン全部飲んでね」

「んぉ゛っ!♡♡ ひぎゅっ♡♡ あ゛っあっあっあっ!♡♡♡」


 ごちゅっ♡と一際強く突き上げられて、一瞬意識がトんだ。

 ずるぅっと引き抜かれて、また勢いよく奥まで貫かれる。その度に頭の中でバチバチッと星が散って、舌を突き出して喘いだ。


「お゛っ♡ あへっ♡♡ んぉっ!♡♡」

「ははっ、ユウ君の顔ぶっさいく♡ 可愛いメス顔が台無しだよ」

「あっ、あぇっ♡♡ はへぁっ♡」


 ぱちゅんっ♡ ぱちゅんっ♡と激しく腰を打ち付けられて、その度にぐぽっ♡ ぐぽっ♡と結腸に亀頭がハマる。


「あひっ♡ ひぎっ♡♡ んぉっ♡ あっあぁっ♡」

「ユウ君のオス子宮が俺の精液欲しいってちゅうちゅう吸い付いてくるよ。ふふ、分かる? ちんぽの先っぽにちゅ〜ってキスしてるね」

「お゛ぉんっ!♡♡♡ らめっ、もぉゆるじでぇっ♡♡」

「はっ、そろそろ出すね」

「あ゛っ♡ ひぐっ♡♡ おごぉっ♡♡♡」


 どちゅっ!♡と一際強く突き入れられて、そのままぐりぃっと亀頭を嵌められたまま腰を揺すられて目の前が真っ白に染まった。


 ビュルルッ!♡ ビュクッ!♡♡ ビューーーッ!!♡♡♡ 


「あ゛ぁっ……〜〜ッッ!!♡♡♡♡」


 結腸口にぴったり嵌ったカリ首がドクンッ! と脈打つ度に熱い飛沫を叩きつけられる。

 その刺激でまたイって、もうずっと絶頂から降りて来られない。


「あ゛ー……っ♡ お゛、ほぉんっ♡ んぉ……っ♡」

「はっ、ユウ君のけつまんこに中出ししちゃった。はぁ、ちゃんと責任取るからね。赤ちゃんできたら結婚して家族になろうね」

「んぇ? ん、ちゅ、ふむ、んう〜っ♡」


 精液を塗り込むようにぐりぐりと腰を押し付けられながら、何度も深く口付けられる。

 上顎や歯列をなぞられて、舌を絡め取られて強く吸われると、頭の芯からゾクゾクと甘い痺れが伝わった。


「んむ、ちゅっ♡ はぁ……っ♡」

「ん……ユウ君、可愛いね……ユウ君……」


 可愛い、可愛い、と呟きながら何度も唇を啄まれる。

 中のモノがどんどんと硬さを増していって、ぐりゅんぐりゅん♡と結腸口を拡げるようにして腰を回された。


「あっ♡ あ、んっ♡ やがみさっ♡ もぉむりぃ♡ おっきいのぐりぐりしないでぇっ♡」

「はっ、まだだよユウ君。俺のだってちゃんとマーキングしておかないと。他のお客さんに手出しされないように、しっかり中出しセックスで躾てあげなきゃね」

「ひぎっ♡♡ お゛ぉっ♡♡」


 ぐっと腰を押し付けられて、ぴったり嵌った亀頭がぐぽんっ♡と結腸口を抜けた。

 そのまま肉襞を舐め上げるような緩慢さでゆっくりと引き抜かれて、張り出したカリ首が後孔から抜け切る寸前で止まる。


「あ゛……っ♡ や、だ……♡」

「ん? どうしたのユウ君」

「やだぁ……っ、抜いちゃやぁ……」

「……ふふ、大丈夫だよ。朝までずぅっと挿れっぱなしで、いっぱいパンパンして気持ちよくしてあげるからね」


 八神さんの首にしがみついてイヤイヤと首を振る。するとあやすように頭を撫でられて、再びゆっくりと腰が進められていく。


「あ゛っ♡ お゛ぉ……っ♡」


 中出しされた精液がぶちゅぶちゅっ♡と音を立てて隙間から溢れ出すのが恥ずかしい。

 八神さんの形に押し拡げられた後孔が、キュウキュウ♡と甘く戦慄いた。


「あ、あ゛……っ♡」


 ずりゅんっ♡と亀頭が結腸口を抜けて、またゆっくりと引き抜かれていく。カリ首が肉襞に引っ掛かる度に腰が跳ねて中がうねった。


「んぉっ♡♡ お゛ぉ〜……っ!♡♡」


 ごちゅっ♡と勢いよく腰を打ち付けられて、プシッ♡ プシュッ♡と萎えたちんこから透明な液体が飛び散る。


「あは、ユウ君潮吹いちゃったの? あーあ、ユウ君のせいでビショビショになっちゃった♡」

「んぉ゛っ♡♡ ひぎぃっ♡♡」


 ずろろっ♡と引き抜かれたモノが、一気に奥まで突き入れられた。そのままどちゅんっ!♡と激しい抽挿が始まって、視界がチカチカと明滅する。


「お゛ぉっ♡♡ んぉおっ♡♡ ひっ、あ゛ぁ〜っっ♡♡」

「はっ、佑(たすく)。出すよ……っ」

「お゛っ♡ あぎっ♡ んぉっ♡ あっあっ♡」


 どちゅっ♡ どちゅっ♡と激しく突き上げられて、もう何も考えられない。ただ与えられる快楽に身を委ねて、八神さんの首に縋りついた。


「あ゛っ、あっ♡ やがみさっ♡ んぉっ♡」

「はっ、佑……可愛いね、佑。もう全部、俺のものだよ」

「お゛っ♡ あぎっ♡♡ んぉっ♡ あっあっ♡」


 ぐぽんっ!♡ ぐぽっ!♡と結腸弁に亀頭を嵌められて、そのまま結腸を捏ねるように腰を揺すられる。


「お゛っ♡ あへっ♡ んぉっ!♡♡ お゛ぉ〜〜っっ!!♡♡」


 ピンと足先が伸びて、深く重く長い絶頂に全身が痙攣した。

 同時に、ドクンッ! と一際大きく膨れ上がった八神さんのモノが、ぶびゅっ♡ びゅっ♡ びゅるるる〜〜〜〜っっ♡♡と大量の精液を吐き出すのを感じて、多幸感に涙が溢れた。


「んぉ゛……っ♡♡ あ、はぁ……っ♡」

「ン……佑の中、あったかい」

「お゛ぉっ♡♡」


 ずるぅ〜っとゆっくり引き抜かれて、またゆっくりと奥まで嵌められる。

 そのままゆさゆさと腰を揺すられて、結合部からぶぴっ♡ ぶぽっ♡と下品な音を立てて白濁液が溢れ出した。


「あひっ♡♡ あ゛っ、あっ♡♡」

「佑、口開けて。ほら、ちゅーするから舌出して」

「お゛ぉっ!♡♡ んぉ゛っ♡ んぶ、ん゛うぅ♡ ん゛ん゛〜〜っっっ♡♡」


 揺さぶられながら舌を吸われて、ビクビクッ♡と身体が痙攣する。

 もう何も分からない。ただ気持ちよくて幸せで堪らなかった。

 八神さんの背中に手を回してキスをねだれば、蕩けそうなほど甘い口付けが与えられた。


「んぢゅ♡ ふ、んむ、ン♡ ん、んっ♡ ンぉ……っ♡」

「は、佑……可愛い、好きだ」

「んぇっ♡ お゛っ♡ あっあっ♡♡」


 パンッ!♡ パチュッ!♡♡と再び激しい抽挿が始まって、段々と目の前が暗くなっていく。

 バチバチと頭の中で快感が弾ける中、八神さんの唇が「愛してる」と動いた気がした。


 ***


「ん……っ、」


 ゆっくりと意識が浮上する。重たい瞼を持ち上げれば、寝起きでも完璧に美しい八神さんと目が合った。


「おはよう、ユウ君」

「お、はよう、ござい、ます」


 昨日散々に喘ぎ乱れたせいか、喉がヒリヒリして声が掠れた。

 ケホッと咳き込む俺に申し訳なさそうに眉を垂らして、「はい、お水」と八神さんがペットボトルの水を手渡してくれた。


「ありがとう、ございます」

「ううん、俺が無理させちゃったから……体、辛くない?」

「ちょっとだけ……でも、全然平気です」


 実のところ全身がぐったりして腰がズーンと重かったけど、幸いなことに今日は丸一日オフの日だ。

 家でぐっすり眠れば、明日の出勤時間までには回復しているに違いない。

 ありがたく八神さんから貰った水を飲んでいれば、「ねぇ、ユウ君」と頰を撫でられた。

 そのまま顎を掴んで上向けられる。真っ直ぐな目をした八神さんと目が合って、ギクリとした。


「やっぱり、こんな仕事辞めて俺と一緒に暮らそうよ。お金のことなら俺が全部肩代わりするし、辞めた後の生活費も全部俺が工面するよ。だから俺と恋人になって、一緒に暮らそう?」

「……八神さんのお気持ちは嬉しいです。でも、借金は自分で働いて返すって決めてますし、借金がなくなってこの店を辞めるまでは誰とも付き合わないって決めてるんです」


 借金を肩代わりするからお店を辞めて付き合ってほしい。そう言われたのはこれが初めてじゃないし、ありがたい提案だなとは思う。

 でも、昔から母さんに「お金は借りても貸してもダメ。お金がらみのトラブルが一番怖いんだからね」と教育されている俺からしたら、数千万単位の借金を肩代わりしてもらうなんてあり得ない話だった。

 お決まりの返事をした俺に、「そう……」と八神さんが悲しげに目を伏せた。


「ユウ君って、意外と頑固だよね」

「……ごめんなさい」

「ううん。そういうところも、好きだから」


 ちゅ、と唇に触れるだけのキスを落とされる。そのまま何度も啄まれて、優しい甘さに瞼がとろりと重くなった。


「眠くなっちゃった? いいよ、今日はゆっくり休んで」

「ん……でも、チェックアウトが……」

「大丈夫。二泊で取ってあるから、気にせずに休んで」


 それって、最初からお泊まりコースにする気満々だったってことですか?

 そんな疑問が浮かんだけど、赤ちゃんを寝かしつけるようにポンポンと背中を叩かれて、もう瞼を持ち上げることは出来なかった。


「やっぱり、本人より周りの人間から落として外堀埋めた方がいいかなぁ。……将を射んと欲すれば先ず馬を射よ、って言うもんね。ねぇ、佑」

「んぅ……」


 むにゃむにゃと呑気に寝こける俺の頰を撫でて、八神さんがうっそりと笑った。


「早く俺のモノになればいいのに」


 粘着質なくらい執拗な手つきで俺の下腹部を撫でる八神さんの姿を知ることなく、泥のように深い眠りに落ちていた。


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