水しぶきがキラキラと跳ねる、真夏の午後。
プールサイドに腰かけたシオンが、濡れた髪をかき上げながら、こちらをふっと見つめてきた。
「……え? そんなにジッと見て、どうしたの?」
いつもの元気いっぱいな彼女とはちょっと違う、
汗と水滴が混じる艶っぽい笑顔に、不意を突かれる。
真っ赤なビキニ、水に濡れた肌、柔らかな光。
——なんでだろう、今日はやけに眩しい。
「もしかして、ちょっとだけドキッとした?……ふふ、やった。」
そう言って、シオンは少しだけ照れくさそうに笑った。
夏の日は、いつもより大胆にさせる魔法を持ってる。
君だけに見せる、彼女の“今”を閉じ込めました。



