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⑪ しばりしばられ11

その⑩ → https://nobe.fanbox.cc/posts/4298053


「……ということで助けに来たのです!」


沙希さんたちが収監されている牢屋まで辿り着いた私たちは牢屋の中の彼女たちに事の経緯を説明しました。私たちが縛られて登場した時に強張っていた表情も少しだけ和らいでいました。


「えっと…ありがとう……で良いんだよね?」


沙希さんはおずおずと尋ねるように言いました。それもそのはずです。いつもは敵対している縄原と共に助けに来たのですから。


「あらあら3人揃って開脚縛りだなんて…。本当に縄が好きなのねぇ」


「っ…やっぱりこの人敵だよ……」


縄原の言葉責めに顔を真っ赤にして呟くのは友梨さんでした。友梨さんたちは3人ともM字開脚にして縛られ、股間にはローターを入れられていました。服も剥ぎ取られ、下着姿で縄とローターの責めに耐えている姿はとても性的にいやらしく見えました。私が同じ立場だったなら恥ずかしさでおかしくなってしまいそうです。


「ん…優奏ちゃん……お願い…早く解いて……、ローターが…んぅ…!」


光姫さんが息を荒げながら優奏に懇願していました。縛られることが好きな沙希さんや友梨さんと違って、縛られること自体が苦手な光姫さんにとって縛られてローターで責められるのは苦痛以外の何物でもありませんでした。


「み、光姫さん!縄原、縄抜けしても良いよね?」


「縄抜けの許可まで確認するなんて可愛いわねぇ」


「うぅ…そういうのは良いから!縄解いても良いの?」


「えぇ、良いわよ。さっさとこんなところから逃げ出しましょう。道中で見かけた市民も一緒にね。」


「うん!ありがとう!」


「お姉ちゃんも縄抜けして、沙希ちゃんたちを解いてあげなさい。」


「わ、わかりました!」


「「縄抜けの術」」


ハラリ…


私と優奏は縄抜けを成功させました。そして私は沙希さんと友梨さんの縄を解きにかかりました。


ブチッ


ブチッ


私はクナイを使って沙希さんと友梨さんの縄を解いてあげました。


「ありがとう…」


「うぅ…手首に跡がついてる……強く縛りすぎだよ…」


友梨さんたちは手首についた縄の跡をさすりながら感謝の言葉を言いました。


「御身体に違和感とかはありませんか?」


「うん、縛られてたところが痛む程度だよ。大丈夫、自分で歩けるくらいには元気!」


「さすが沙希ちゃん。私も大丈夫だよ〜」


どうやらお二人ともお怪我はないようで安心しました。二人の無事を確認すると私の視線は下半身へ移りました。


ブィィィン


沙希さんたちの股間では未だにローターが振動していました。たった一枚の下着越しにローターが秘部を虐めている姿を見るととても恥ずかしい気持ちになりました。


「ごめんなさい…!ろ、ローターはご自分で外してください…!」


私は顔を覆いながら沙希さんたちに言いました。


「えへへ、気を遣ってくれてありがとうね。」


「変な人たちならともかく和奏ちゃんたちにはみられても平気だよ。」


「そ…そういうものなのでしょうか…?」


私は友梨さんに問い返します。


「だってほら、私たちと和奏ちゃんって一緒に捕まって縛られることも多いじゃん。だからもうお互いの恥ずかしいところも知ってるしね。」


「助けなければいけないのにいつも縛られて……申し訳ないです…」


ローターの責めを思い出して顔が火照ってきました。後手に縛られて抵抗できずに弄ばれる…。あんな思いは二度としたくありません…。


「そんなに気にしなくても大丈夫だよー。結果的にいつも助かってるわけだしさ。今日もね、とっても怖かったけど助けに来てくれたでしょ?」


「ありがとうございます……。」


友梨さんの笑顔に救われたような気がしました。涙が溢れそうになったので急いで優奏の方に視線を移しました。

するとまだ光姫さんの縄を解いていませんでした。


「はぁはぁ……光姫さん…大丈夫ですか…?」


「ん……股縄が食い込んで……!」


「すぐ解きますからね…!」


「ぁん…ダメ……引っ張ったら締まるぅ…!」


「ご、ごめんなさい…!えっと…こっちかな?」


「んひぃ…そこもダメぇ……」


どうやら縄抜けに苦戦していたようでした。縄を解こうとするたびに何処かの縄が締まり、光姫さんの身体に刺激を与えているようです。


「えっと…クナイを使えばいいんじゃないでしょうか?」


「あ………忘れてた……」


そんな優奏の様子を見て縄原が微笑みます。


「本当に最高ね。」


ブチッ…


無事に光姫さんの縄を解き終え、いよいよ脱出の時です。


でもその時でした。


「おい、何をしている!」


「っ!見つかってしまいました…!」


牢屋の様子を見に来た男たちに囲まれてしまいました。男たちの数は4人。縛られていなければどうってことありません。


「行きますよ!」


私は縄原と優奏と一緒に男たちに向かっていきました。


「やぁ!」


どうやら戦闘訓練はしていないようで簡単に男の一人にパンチを食らわせることができました。縄原と優奏も男を倒せたようです。

さて…もう一人は…。


「動くな!」


「っ!?」


沙希さんの首筋に背後からナイフをあてがっていました。


「…沙希さん!」


「動くなと言っているだろう!」


私が動こうとすると男はさらに強くナイフを当てました。


「油断したわね……。」


あの縄原が冷や汗を流しています。事態の最悪さが伺えます。


「大人しく両手を後ろ手に組め。」


男は命じました。

私たちが倒した男たちもゼェゼェ息を切らしてはいるものの立ち上がり麻縄の束を持って近づいてきます。


「っ………ごめんなさい……。」


縄原が謝りました。こんな縄原は見たことがありませんでした。そして、同時に私は一つだけ確信したことがありました。


この状況を打開できるのは縄原しか居ない、と。


宿敵に沙希さんたちの命まで賭けてしまうのは申し訳ない気持ちになりますが、敵であったからこそ解るのです。


だから、私は……。


「やぁ!!!」


私は胸の谷間に仕込んでおいたとっておきの煙玉を使いました。


「「っ!?!?」」


一同が驚きます。

ですが、沙希さんの首筋に当てられたナイフだけは動こうとはしませんでした。あわよくば…と考えていましたがやはり全員での脱出は不可能なようです。


「優奏!縄原の逃げ道を作ってください!」


「う、うん!」


私と優奏は再び男たちに攻撃して怯ませました。


「今です!縄原、貴女だけでも!」


「でも…」


「早く!」


「っ……!」


縄原は私の意図を汲み取り走り去っていきました。

そして縄原が牢屋のフロアから居なくなったと同時に煙が晴れていきました。


「コイツ……!」


私は3人の男たちによって取り押さえられました。


「お姉ちゃん!」

「和奏!」

「和奏ちゃん!」


「おぉっとお前たちは後ろ手に組んだままだ。」


男たちは優奏たちを牽制します。


「私は大丈夫です。すみません…助けられなくて…」


私は男たちに縛られながら沙希さんたちに告げました。

私は後手に縛られていきます。男たちの縛りは強引で手首に縄が食い込んで痛いです。


「くそ……なんとしてでも逃したやつの情報を吐かせてやるからな。」


私は無惨にも縛られ、優奏たちも後ろ手に組んだまま縛りを待っています。これから私たちには何が待っているのでしょうか…。


縄原…。


残された最後の希望は宿敵の存在でした。


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