平素は格別のご厚誼を賜り厚くお礼申し上げます。
会社からの帰り道、うさ耳セーラーの少女がいた。
なにやらリュックの下がふくらんでいる。
少女は言った。
もっともふもふにしたいから諭吉さんを鞄に入れてくれと。
確かにうさぎはもふもふしていたほうが良い。
諭吉を鞄に入れて上げた。
どういう原理だろう。
少女のリュックに諭吉を詰め込むごとに、スカートの下の物体がふくらんでいく。
やがて姿を見せたそれは、うさぎのしっぽだった。
もふもふだった。
もふもふであればあるほど良い。
もっと諭吉を詰め込む。
さらにもふもふになっていくしっぽ。
心なしか少女の顔が歪んでいるように見える。
もふもふが嬉しくてしかたがないのだろう。
もっと詰めてあげなければ・・・
もっと・・・もっと・・・!
ダッ!!!
少女は突然走り出しその場を去ってしまった。
これぞ、脱兎のごとく・・・というわけか。
うまいこと言ったというドヤ顔を浮かべ、失った諭吉を思い、少女のうさぎしっぽとピンクの縞々を想いながら、再び帰路についたのであった。
それではまたお会いできる日までごきげんよう。
天魔銀
2023-03-21 05:48:59 +0000 UTCHikari
2023-03-20 12:32:21 +0000 UTCさんまるく@
2023-03-15 12:37:54 +0000 UTCせはや
2023-03-14 12:56:07 +0000 UTCはぐ
2023-03-13 22:57:08 +0000 UTCロロ
2023-03-13 15:47:48 +0000 UTCカヤクグリ
2023-03-13 14:06:02 +0000 UTCkz86
2023-03-13 13:39:55 +0000 UTC早早波
2023-03-13 13:39:05 +0000 UTC