皮膚呼吸で星々を吸い込む。
汗腺や皮脂腺に飲まれた星々は腺腔内の収縮する肉壁に挟み潰され皮脂や汗に擦り込まれる。
栄華を極めた銀河文明も少女の毛穴に滅ぼされた。
巨大文明の最期としてはあまりにも屈辱的だ。
直前まであがいた。
とある被食惑星には人が住んでいた。
彼らの惑星は、彼女の鼻の右下の毛穴付近漂っていた。 彼らが最期に見たのは大空を覆う肉の穴。
毛細血管の脈動でさえ、腺腔内を共鳴し途轍もない重低音の咆哮になる。
皮脂のニオイが巨大なガス惑星を創造する。
惑星の大気が巨大少女の体臭に置き換えられる。
彼らのちっぽけな大空には、少女の肌のごく一部しか収まらない。
毛穴一つでも惑星を丸呑みする超巨大モンスターが大口を開いているように見える。
星を捕食する巨大なバケモノ。
いや、実際は違う。
「捕食」などというものではない。
単なる皮膚呼吸でしかなく、彼女の意志による行為ですらない。
粉微塵に肉の穴で粉砕されようと、栄養とすら認識されない、彼女からしたらゴミ以下の文字通りの星「屑」。
毛穴でさえいかなるブラックホールを凌駕する程の、
もはや生物という範疇を遥かに超えた超巨大最上位存在。
その毛穴は、1個だけじゃない。
顔だけでも約20万個、500万個という絶望的な量だ。
しかし、その毛穴とは遥かにスケールの違う穴、
鼻腔が2つある。
そして口。
乳腺口が乳頭に密集。
へそ。
臭腺口が脇や股間部に密集。
膣。
尿道。
肛門。
という名だたる穴は毛穴とは格の違う破壊力を持つ。
そして、今回彼女が万引き犯を撃退するために選んだ兵器は、
肛門である。
※※※※※※※
続きは今週か来週には上げたいです。