「そ、そんなことできない…」
超巨大ヒロイン「セーラー・ギガント」は選択を強いられていた。
彼女は、「この世界」の文字通り最強最大の生物だ。
彼女は、生物の規格を遥かに凌駕する巨大な肉体を持つ。
まず「この世界」の大きさをわかりやすく見てもらおう。
ピンポン玉のようなボールは地球である。
この浮遊大陸がいかに巨大か分かるだろう。
そして、彼女は…
地球を肛門にねじ込めるレベルの超巨大ヒロインだ。
地球をねじ込み潰せる。
飴玉のように地球人類を舐め潰し、
丸呑みにできる。
まさに最強。
セーラーギガントは、
その圧倒的なパワーで世界の平和を維持してきた。
今日この時までは…。
彼女が、最強最大というのはあくまで「この世界」のみでの話。
「上には上がいる」ということを忘れてはいけない。
空に霞んで見える、更に巨大な女の顔。
浮遊大陸よりも巨大な顔。
その唇が動く。
「「「さっさと出してね」」」
音圧で浮遊大陸は粉々に消し飛んでもおかしくない。
いや、確実に揉み潰すほどのエネルギーが超巨人の横隔膜で発生した。
おそらく何かバリアーのようなもので浮遊大陸が守られているのだろう。
しかし、バリアーを張っても、防ぎきれない音圧でいくつかの都市が押し潰された。
人類にとっては途轍もない地鳴りのような轟音にしか聞こえない。
セーラーギガントだけが、規格外の超巨人の言葉を理解できていた。
超巨人は続ける。
「「「さっさと出さないと、このカスの塊を握り潰す」」」
「カスの塊」とは巨大浮遊大陸の事だ。
「で、できない…」と、セーラーギガント。
「「「う◯こ出せ」」」
「そんなことしたら何億人も死ぬ」
「「「は?今更何言ってんの?巨大ヒロインなんて、生きてるだけで1日何兆人も殺すもんでしょ普通?
億なんて数じゃないじゃん。
今出したら、数兆人があんたの鬼クサう◯こで潰されるけど、人類全体が握り潰されるよりそっちの方がマシでしょ。
トロッコ問題ってやつ?少数を犠牲にして大勢を救うの。
早く出せよ。」」」
「な、何か別の方法を」
「「「ねーからそんなの。
あ、セーラーちゃんが人間の頃好きだったヤツ、
ああ山田だっけ?
そいつも握り潰されちゃうよ?」」」
「や、山田くん…」
「「「まぁ、その体格差じゃ普通の恋愛なんて無理だろうからね、別に握り潰しても大丈夫か…。
じゃあひと思いに握り潰しちゃいま〜す」」」
「待って!!」
「「「お?」」」
「出します!だからどうか…」
「「「わかった。
じゃあ宣言しろ。
今から人類に伝えろ。
あんたが今から何すんのかを」」」
「は、はい…。」
セーラーギガントは胸を張る。
「み、みなさん。
私の声が聞こえますか?
わ、わたし正義の超巨大ヒロイン、セーラーギガントは、
世界を守るため、今からう◯こを出します。
肛門直下の全国家の皆さ〜ん、できるだけ遠くへ避難してください。
核シェルターは大便の重さに耐えられないので無駄です。地下鉄なんて論外です。
えっと、人間の脚で走っても無駄なので、飛行機に間に合わない人は諦めてください。飛行機も多分光速超えないと厳しいです。惑星級の大便が空から降りてきます。
く、くさかったらごめんなさい。
あの、できるだけゆっくり排泄するので、対空ミサイル等で軌道を逸らすなど…
あ、ごめんなさいソレは無駄かもしれないです。惑星破壊級兵器でも大便は無傷だと思います。
あの、ほ、本当に、ごめんなさい。
ので、大切な人と、最期の言葉を交わし、抱き合って、最後の時間をお過ごしください。」
「「「うっわ…。えっぐ…。理不尽な虐殺宣言じゃん」」」
「で、出ます…!皆さん!早く避難してください!お願いします!虐殺したくないんです!!わたしを虐殺者にしないでください!!一人も殺したくありません!ぐっ…」
ズゴゴゴゴゴ…ミヂミヂ
超巨大ヒロインの腸が不気味に轟く。
「「「うっわ、肛門開きすぎ。恥ずかしくない?
くっさ💗
アナル臭がここまで来んだけど〜。
浮遊大陸の人間全員にアナル臭嗅がれてるけど?
全世界に生中継されてるけど?
惑星サイズの肛門を全世界に公開された気分はどうですか〜?」」」
「正義のためなら、たとえ…」
「「「つうか、マジで出すつもりなの?なんかドン引きしたから、もう出さなくていいよ」」」
「は?」
「え゛?むり…」
ズ ド ゴ ゴ ゴ ゴ ぶ り ぶ り
「お゛っっ…」
「「「ふっと」」」
「うお゛お゛お゛ぎもぢ…💗」
「「「うっわ…コイツ感じてんの?
やば…。
きっしょ」」」
ミヂミヂミヂミヂ
ズ ゴ ー ー ー ン ン ン
「み、みんな、はやぐにげで…お゛!?💗」
「「「あ…ごめ〜ん…止めた方がいいかも…。あんたがう◯こしてる場所ってさ…」」」
「え゛?」
「「「あんたの故郷だよ💗」」」
「あ゛え゛?」
「「「家族も友人も好きな人も全部クソで潰すの?」」」
「や、だ…」
「「「今なら間に合うんじゃない?」」」
「あ゛っ?え゛っ?…
ぐお゛お゛お゛!!?」
「「「まだ地面に着いてないじゃん」」」
「お゛っ!?ご っ!!!?」
「「「頑張れ〜。戻せ〜。友だち、家族、故郷のみんなを思い出して〜。」」」
「あ゛」
ズ ッ ゴ ン ン
ぶ り ぶ り ぶ り ぶ り
ド ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ ゴ
ぶ ち ぶ ち
ズ ッ シ ー ー ー ン ン ン ン ン ン 「「「あ〜あ、やっちゃったね〜?💗」」」
「こ、ころじ…で…」
「「「え?
ころし、て?
て…?
違う違う違う、違うよセーラーちゃん?
ころし、た。
殺した。
でしょ?」」」
「ころして…」
「「「出身国をまるごと、う◯こで潰した気分はどう?
全国民一人残らず、家族も、友だちも、好きな人もセーラちゃんがやりました〜」」」
「しにたい…」
「「「は?嘘つけ。感じてただろ?
きっしょいアヘ顔が生中継されてましたよ〜?」」」
「うそ、だ…」
「「「涙流してたけどさ…
アレ気持ちよすぎて出たやつでしょ?
目から鼻から口から汁出してさ…
あ、顔からま◯汁出ちゃう体質?
糞出す前からま◯汁で50個くらい国潰してたよね〜。」」」
「やだ…そんなの…」
「「「それとセーラーちゃん糞デカすぎな。
並の惑星何十個分?ふつーに喰いすぎじゃね?
絶対“清廉潔白な正義の巨大ヒロイン”って嘘でしょ。」」」
「わたしは、正義…」
「「「クッサ〜い。
ここまで匂ってくるから、絶対肉食じゃん。
ふだん他の浮遊大陸とか惑星を喰い潰してるんじゃない?」」」
「人は、殺さない…」
「「「別に人喰いとは言ってないけど…やっぱそっか、意図的に人の住んでる場所を喰いまくってるんだ」」」
「私はそんな怪獣みたいな…」
「「「映像残ってるよ〜、被食者視点の。わたし何回も観たけど、怪獣映画とかそういうレベルじゃないんだよね。
一口で何兆人も人間喰い殺す怪獣なんていなくない?セーラちゃんは怪獣以上の脅威なんだよ?
災害以上。
超巨大災害巨人セーラーギガントちゃん。
バレてないと思った?」」」
「い、いや。ダメみんなには言わないで…」
「「「え?みんな?もしかしてこの浮遊大陸の虫けらたち?
ああ、それなら大丈夫。
もう配信されてるから。」」」
「は?」
「「「セーラちゃんのきったないお食事シーンの映像は配信されてま〜す」」」
「ふ、ふざけるな…」
「「「は?
怒ってんの?」」」
「わ、わたしはなんのために今まで、ここの平和を維持して…」
「「「ぷっ…
クス…
あっははははは!!!」」」
「わ、笑うなコノ…」
「「「ん~~?
セーラちゃん?
わたし優しいけど、力加減は苦手だからうっかりこのゴミカス大陸ごとセーラちゃんを潰しちゃうこともあるかもよ〜。
半分くらい潰す?」」」
「ご、ごめん、なさい…」
「「「でも笑っちゃってごめんね〜。あんまりにもおかしくって。
だって、自分が正義の味方だって勘違いしてんのおもろすぎて」」」
「わたしは正義…」
「「「無意識だとは思うけど、ヒロイン活動の度に何兆人も踏み潰したり、
プライベートの食事は、他の浮遊大陸や惑星を住民ごと喰らい尽くすし、
それが正義ってのは無理ありすぎ〜。
」」」
「で、でも…」
「「「あ、もしかして、ここの浮遊大陸の人達からは人気者だと思ってるの〜?」」」
「ち、違うの?」
「「「ちがうのって?
違うに決まってるんじゃん。
まぁやっぱセーラーちゃんみたいな巨体だけしか能の無いタイプはそうなるよね〜。
世間とズレるよね〜。
わたしみたいに最先端を取り入れないと。」」」
「何の話…ですか?」
「「「最先端テクノロジーってやつ?
馬鹿みたいに破壊して喰うだけなんて、つまんないでしょ?
情報を制さないと」」」
「じょうほう?
ごめんなさい、あの、情報なんてどうでもいいと…」
「「「セーラーちゃんってさ、頭あんまよく無いよね」」」
「い、いや」
「「「まぁ、わかりやすい具体例で言うとさ、ナノマシン活用して、人間たちを観察したりコントロールしたり、できんのよ」」」
「に、人間なんて点より小さいのに?」
「「「表情までよく見えるよ」」」
「覗き込んだら鼻息で全員かき消しちゃわないんですか?眼球でいくつも国を潰してきたけど、ビルさえも見えなかったです」
「「「セーラーちゃんの目ヤニにされた人達がかわいそうだね」」」
「みんなの笑顔が見てみたくて
『ありがとう』の声援が聞きたくて」
「「「うわ〜…
やっぱセーラーちゃんは、
なんていうか…
スゴイね…」」」
「ありがとうございます」
「「「ふふふ…
(この子…
ほんとに…
いいおもちゃ見〜つけた💗)」」」
「ニヤニヤして、怖いです」
「「「ごめんごめん。
情報とかナノマシンの話は長くなるから
一旦やめよ。
じゃ、本題にもどるよ。」」」
「本題?」
「「「続き」」」
「なんの続き?」
「「「戦い」」」
「え?そ、そんな…
言われた通り、う◯こしました!」
「「「うん、おめでとう。1回戦は突破したね。」」」
「へ?」
つづく(評判良ければ)
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おまけ
う◯こデカすぎ。
地球を並べてみると、
直径が地球より長いのがわかる。
武蔵坊pencase
2024-12-01 08:30:31 +0000 UTC武蔵坊pencase
2024-12-01 08:29:48 +0000 UTCtake
2024-12-01 07:48:12 +0000 UTC