戦場の手駒として改造された人のanother storyです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 戦況が不利になった国が行った悪魔の政策。人機(ジンキ)。 適性検査などで兵士としての起用条件に至らない一般市民、その中でも女性の市民向けに公報された【軍施設での従事作業】。 それは戦時下で混乱が極まりつつある国の中にあって、安定して高額の報酬を得ることが出来るという夢のような条件の仕事であった。 当然ながらそのような好待遇での募集に人が集まらないはずもなく、数多くの志願者が面接会場である軍管轄となった公民館へと集まっていた。 しかし、既にその時点で彼女達は罠にはめられていたのである。 公民館内で面接を待つ女性達に向けて構内放送が 『軍に命を捧げる志願兵の皆様に軍の最高幹部に代わって感謝の言葉をお伝えします』 と告げると同時に館内にガスが散布されて応募者達はすべて床に倒れこんだのである・・・。 それから2週間後。 その場にいた女性の一人は戦場の最前線で索敵を行っていた。 その姿は人間の肌の温もりなど一切感じられない、鋼鉄の装甲と ラ バ ーに覆われた一部の胴体で形作られた ワ イ バ ー ン の姿であった。 あの時公民館に集められた女性の市民達は、ほとんど全てが人機として生まれ変わる生体改造を受けさせられ、機械の身体を持つ戦闘兵器にされてしまったのだ。 彼女自身はこの姿になって目覚めた当初、彼女は自分の状況を理解できずに錯乱もしていなかった。 ・・・正確にはそのような思考を許されなかったのである。 はっきりと自分は元は人間で、今こうして異形の姿にされていることも理解できていたのだが、それが昔から自然であるかのように脳内に刷り込まれていたのだ。戦場において悩みなどの人間的な感情のゆらぎは必要が無い。すべては軍に、国に貢献するため。そのような理由だけで思考まで制限されていたのである。 ただ、自我があっても最終的にその動きは第三者に管理されており、特に戦場で敵兵を発見した際は完全にコントロールされてしまうのだ。 その間にも自我ははっきりとあるため、彼女は目の前で恐れおののき逃げ惑う敵兵が彼女自身の体内の兵器で粉砕される様を直視させられるのだ…。 敵兵の亡骸を目の当たりにした彼女は頭を空に向け、機械の瞳から涙を流しながら野獣の咆哮を放つ。 (このような地獄の生活があとどれくらい続くんだろう…) 彼女はこのような状況下でも一抹の望みを抱き、 翌日。 いつものように瓦礫の街中で敵兵の生体反応を捜索している中で、彼女は建物内で足元の瓦礫につまづき、そのまま床に開いた穴から何層も落下してしまった。 普段なら体内の機械の効力でそのような状態でもすぐに体勢を立て直せるはずだったのだが、その時は頭部から落下して回避行動が取れずに地面へと直撃してしまい、衝撃で彼女の生体エネルギーが一時停止をしてしまった。 しかし、それが彼女にとって転機となる出来事になるとは思いもしなかったであろう・・・ 彼女が再起動した際、いつも脳内に響く「あの声」が一切聞こえなくなっていたのだ。 戸惑う彼女。しかしそれを考察する余裕も与えてくれなかった。 (・・・いる。 結構近い・・・) このような時に運悪く敵兵の生体反応を感知してしまったのだ。 いつもならばここで身体の自由が遠隔操作で奪われて最適な状況判断で敵兵を粉砕するはずだったのだが、それが起こる気配すらなかったのだ。 彼女は戸惑いながらも身体や腕翼がちゃんと動くことを確認して、穴の幅すれすれに翼を振動させながら、ぎこちない動作でその場から離脱した。 眼下に離れていく瓦礫の傍らには敵兵が確認できたが、こちらを狙撃する素振りは見せていなかった・・・ その夜。 彼女は周囲が見渡せる安全そうな民家の廃墟の中で身体を休めていた。 さきほどの敵兵との遭遇から半日あまりが経つが、脳内に響くあの声も、トリガーが発動した際に身体の自由が全て奪われる現象も起きていなかった。 (・・・もしかしたら・・・身体を操られちゃう機能が壊れたのかな) 彼女の予想は的中していた。 日中の落下時の衝撃でピンポイントで電子回路にダメージが加わり、戦闘時に自動的に発動する遠隔操作機能が完全に無効化されていたのだ。 それは彼女にとっては無益な殺生を回避できるメリットと共に、窮地に立たされていてもサポートがなくなるというデメリットも併せ持っていた。 (・・・これからは 一人で生きていかなきゃ・・・) 彼女は知るはずもなかったのだが、人機に改造される過程で彼女の生体の脳には極限時の感情の起伏を抑えて常に冷静な判断が出来るように処置を施されていた。 そのためにこのような危機的な状況であっても彼女は至って冷静な判断ができていたのだが・・・ 彼女にとっての想定外の感情が表れ始めていた。 (なんでだろう・・ムラムラしてきちゃった) 戦場で殺戮機械として行動している間、人間的な感情が強まると強制的に性欲を高められた後に強力な電気刺激を受けさせられ、人としての理性を失う懲罰を何度も何度も経験していた彼女。そのため今回の感情も懲罰の対象になるのではと警戒してたのだが・・・ (やっぱり・・・あの忌まわしい機能も停止しているのね。だとしたら・・・) 彼女は腕翼に備わった2本の指で全身を確かめるように触り始める。すると、彼女にとって人間だった面影をかろうじて残すラ バ ーに覆われた胴体の下腹部に触れた際にそのムラムラの感情が高まっていくのが感じられたのだ。 彼女は迷うことなくその下腹部をマッサージしていくと、縦に一筋の線が走り、そこから先細りした黒い突起物がにゅるっと生えてきたのである。 (これって・・・おちん・・ちん?) 彼女は2本指で男性器状の突起をつまみ、試しにゆっくりと前後に動かしてみると、体験したことのない強烈な快感が彼女を包み込んだのだ・・・ 一度深呼吸をした彼女は、その突起をつまんだ指を徐々に速度を上げながら上下にスライドさせると、抑え込んで我慢できなくなった感情が喉元からの人工的な喘ぎ声となって発せられはじめたのだ・・・。 「ア"ッ・・アア"ッ・・・ キ"モチイ"イ"ッ・・・アッ!」 人機へと改造される際に不要となった本来の声帯に代わって装着されている人工声帯を介し、彼女は声にならないような喘ぎ声を発し続けていく。 そして・・・ 「ア"ッ"・・・ダメッ ナンカ"デチャウッッッ! ア"ア"ア"ア"ア"ッ"!!!」 竜の口が大きく開くと同時に、彼女の男性器状の突起物の先端から白い液体が勢い良く放出されていった。
Kronas
2025-08-30 14:20:34 +0000 UTC