くのいち姉妹と恐怖のくすぐり屋敷:おまけ②ー5
Added 2025-10-21 13:33:24 +0000 UTC⑤ 「母様ぁ? ダメじゃないですか……私達に内緒で……そんなはしたない事をお友達にさせていたなんて……」 「そうだよぉ! 時雨……お母様が鬱憤を溜めていた事も、こんな風に鬱憤を晴らしてたなんて事も知らなかったんだから……」 美月は稲穂の背後に回り込み、背後から両手を突き出して手の動き見せつけるようにワキワキ動かしてくすぐる構えを取る。 時雨は稲穂の足元に胡坐の格好で座り込み、目の前に晒されてある足裏を隅々まで見るように興味深げに観察している。 「そんな内緒にしなくても……言って下されば、いつでも私達が手伝ってあげられたのに……ねぇ? 時雨?」 そう言って美月は両手を稲穂の汗に濡れた腋にそっと近づけていく。 「うん! 私だって……お母様の為なら……手を抜かずコチョコチョしてあげられるよ?」 時雨も両手をワキワキさせながら彼女の足裏へとその手を近づけていく。 「ハァハァハァ……ま、ま、待って!! 時雨! 美月っ! 話を……聞いて! これは違うのっ! 話を…………」 二人のワキワキさせた手を見て稲穂は顔を真っ青に染め直す。くすぐり観音に体力の限界まで責められすでに鬱憤どころか笑う力さえも出し尽くしてしまっている稲穂にとって、これ以上の責めは耐えられない。 「何が違うというのですか……母様? まさか……機械なんかに責められて“満足したからもう良い”とか言いませんよね?」 背後から響く低い美月の声が、疲労困憊の渦中にある稲穂の事を威圧する。娘にその様な言葉を吐かれるとは思ってもみなかった稲穂は、胸をドキリと高鳴らせ身体中に寒気を宿らせる様に身震いを起こさせてしまう。 「そうだよぉ? 時雨だってお母様の事……い~~っぱい満足させられるって証明してあげるんだから♪ だから、これからは……私達の事も頼って欲しいんだよねぇ~♥」 時雨の屈託のない笑顔が稲穂の引き攣る顔に向けられる。その笑顔は純粋で子供のような愛嬌を含んで見えるが……抵抗できない足裏へと両手が差し向けられると、その笑顔は途端に子供の残酷さを示す含み笑いへと印象を変えてしまう。 「待って……話を……聞い――っッひっ!?!?」 二人の含み笑いを聞いて増々不安な気持ちが高まった稲穂だったが、その不安は……ワキと足裏へ同時に置かれた指先の感触によって一気に“可笑しさ”へと姿を変えた。 「へぇ~~母様の腋……ムチっとしていて、柔らかくて……触り甲斐があるんですねぇ♥」 背後から手を伸ばしていた美月の両手が、ガシッと音を立てて稲穂の腋窩を掴みにかかる。その刺激に稲穂は顎を天に突きあげて身体をビクリと震わせながら悲鳴を上げさせられてしまう。 「アハ♥ お母様の足の裏ぁ……汗かいちゃってるね♪ 指先が湿っぽくなっちゃったよぉ♥」 一方で両手をワキワキさせながら足裏へと手を近づけていた時雨の方はその指先に湿った感触を感じ取ると、足裏に浮き出ている汗を指先で拭うようにゆっくりと足裏を撫で始め、湿っている足裏から汗を拭い取ろうとくすぐり始める。 「はっっひゃはっっ!?!? ちょ、時雨っっへへへへへへ!? やっ! ダメ!! 足裏を撫でないでっっへっっ!!」 10本の指が爪を立てて足裏全体を上下に撫で始めると、稲穂は電気でも浴びせられたかのように身体をビクビクビクっと痺れるように痙攣させ悶える仕草を取り始める。 その反応の良さを間近で見た美月は時雨によって悶えさせられている母の姿を自分の手の動きでも再現したいと欲が高まったようで、腋を掴んで肌の感触を確認させていた指達をムニュムニュと妖しく動かし本格的な刺激を稲穂に与え始める。 「ちょっ、ほッ!?!? にゅひひひひひっ!!? くひゃっっはははははははははは!! 美月ぃぃぃひひひひひひひひひひひひ!! ダメ! 腋ぃぃぃひひひ、くすぐらないでっっへへへへへへへへへへへ!!」 肉付きの良い母の腋の肌を多少強めに力を込めて揉み解すようなくすぐりで刺激してみると、稲穂はそのくすぐりに素直に上半身を激しく震わせて嫌がる様に腰を左右に捻ろうと試みようとする。 しかし、いくら稲穂が腰を振ってくすぐりから逃れようとしたところで拘束された身では美月のくすぐりから逃れる事は出来ず、ただただ身を捩らせて嫌がるだけの姿を見せる事になる。 美月は自分のくすぐりにその様な反応を返してくれる稲穂に何とも言えない優越感を抱き……更なる責め欲を高める事になってしまう。 「母様ぁ? 如何ですか? 私のくすぐり……くすぐったいですかぁ?」 腋の窪みの肌が指の圧で歪んでしまうくらいに力を込め、グニグニ……グニグニ……と揉み込む様なくすぐりを与えていく美月……。その容赦のないくすぐり方に稲穂は、天に突き上がた顔を左右に振り乱して本格的な笑いを吐き出し始めてしまう。 「ちょ、はぁ~~~~~っはははははははははははははははははははははははははは、やだっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、くすぐったいぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! 腋の肌を揉まないでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、それ凄くくすぐったいからぁぁははははははははははははははははははははは!!」 足裏同様に先程の責めで肌に汗を無数に浮かばせている稲穂の腋を、美月の指が湿りを纏うクチュクチュと言う音を立ててくすぐっていく。指先には稲穂の汗が絡みつき、その汗のお陰で滑りが良くなって美月の手も素早く動かす事が可能となる。 そのコチョコチョと動き回る容赦のないくすぐりに稲穂は再び目に涙を浮かべながら笑い悶える姿を娘達に晒してしまう。 「ぅあ~~~~っはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、それ効いちゃうっふふふふふふふふふふふ、美月ぃぃひひひひひひ、それ効いちゃうからダメっっへへへへへへへへへへへへへへへへへ、そのくすぐりはやめてっへへへへへへへへへへへへへへ!!」 ビクンビクンと敏感に身体を跳ねさせて笑い悶える稲穂の姿に、美月はこれまでに感じた事のない快感を背中に走らせ思わず口元をニヤケさせてしまう。それを足元で見ていた時雨は、頬をムゥっと膨らませて対抗するように足裏へのくすぐりを強化させ始める。 「お母さまぁ? ツキ姉にばっかり反応を返してズルいじゃないですかぁ! 時雨のコチョコチョにも嫌がって下さいよぉ! ほらほらぁ~~!」 汗を拭うように足裏を優しく上下に撫でていた時雨のくすぐりが、この言葉を境にくすぐり方を変えた。 拭い取った汗で滑りが良くなった指先を足裏の肌に突き立てるように構え直して、その指先を素早くモジョモジョと動かし足裏全体を引っ掻き回すようなくすぐりに変化させる。 10本の指がボールを掴む様な形になり指先でコチョコチョと引っ掻いていく刺激は、稲穂の足裏を無条件でこそばゆい刺激で埋め尽くす事となり……彼女の笑い悶えに更なる笑いの燃料をくべる事となる。 「ッっ!! ギャ~~~~~~ッハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハ、だひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、あじぃぃひっひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、時雨ぇへへへへへへへへへへへへへへ、足の裏ぁぁはははははははははははははははははははははは、引っ掻いちゃ駄目ぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、そんな引っ掻き方しちゃダメぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、いひゃははははははははははははははははははははははははははははははは!!」 無防備になるよう拘束された足裏の肌を時雨の子供のような小さな手がコチョコチョと素早く這い回る感触は、機械のくすぐりや梢のくすぐりとはまた一味違うゾワゾワと寒気が湧き立ってくるような激しいこそばゆさがその足に感じられ笑わずにはいられなくなってしまう。 汗に濡れた爪や指先が土踏まずや足指の付け根やカカトなどをランダムに巡って引っ掻く刺激は、掻かれているのに痒みが増すような感覚を覚え、触られれば肌が逆に疼いてしまう。その疼いた肌を再び引っ掻かれると、痒い所を掻かれた僅かな快感と度を越えたこそばゆさが同時に襲って来て頭が混乱し思わず笑いが込み上げてきてしまう。 稲穂はその笑いの衝動に一切逆らう事が出来ず、娘達のくすぐりに良いように弄ばれ……笑う事を余儀なくされた。 「だ~~~~~っははははははははははははははははははははは、アヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、くしゅぐったいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!! 二人ともやめでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、これ以上くすぐらないでぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「そうは申されますが……母様? やめてと言いながらも顔は悦んでいるように見えますよ? 本当にやめて貰いたいって思っているのですか?」 「そうだよ~! お母様のアソコもまた濡れてきちゃってるよ? 本当は時雨達にくすぐられて……嬉しいんじゃないの?」 「ちょっっほほほほほほほほほほほほ、時雨っへへへへへへへへへ!! そんな事言わないでっへへへへへへへへへへへへへへへへへ、そんな恥ずかしい事ぉぉっほほほほほ、口にしないでぇへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「恥ずかしいのはお母様じゃないですかぁ♥ 時雨はありのままの事を口にしてるだけだよぉ?」 「はにゃ~~~っっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、言わなくていぃぃひひひひひひひひひひひひひひひ、そういう事は言わなくて良いからぁぁっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは!!」 「別に……私は母様がどんな人間があっても軽蔑したりはしませんよ? こういう裏の顔があったというのは意外だとはお思いましたが……性癖なんて人の数だけあるものですからね……」 「ヒィヒィヒィ! やっっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっはっは、恥ずかしいぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、娘にそんな事言われるのはずかひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「時雨が嫌だなぁ~って思ったのは、そういう事を言わずに隠していた事だよ! お母様が私達に隠れて鬱憤を晴らしていたっていうのが嫌なの! 少しくらい言ってくれても良かったじゃん!」 「そうですよ。私達だってもう高校生なんです……いつまでも子ども扱いして自分だけで抱え込むのはやめてください……」 「だっっへ! だってぇへへへへへへへへへへへへへへへへへえへえへえへ!! 娘達にそんな事言えるわけないぃぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひ!!」 「“娘”だから言ってください! 私だって母様の事……心配だってするんですよ?」 「そうだ、そうだ! 時雨も心配してるんだぞ! 母様が無理してないか……いっつも心配してたんだからっっ!!」 腹の底から笑いを搾り取られ、頭が空っぽになる程の酸欠に見舞われ、身体の節々は軋む様な痛みに苛まれ、この世の地獄を一気に味わっているかのような苦悶に晒されている稲穂ではあるが……娘達の言葉は自分の笑い声に掻き消される事なく素直に耳へと入って来て彼女達の想いを直に聞く事が出来ていた。 「だひゃ〜ははははははははははははははははははははは! いひぃぃひひひひひひひひひひひひひひひひひぇへへへへへへへへへへへへ、くすぐったいぃぃひひひひひひひ、腋も足裏もくすぐったいぃぃぃひひひひひひひひひひひひ……」 忍びとしての過酷な第一歩を踏み出そうとする娘達へ心配の念が拭えず、知らず知らずの内に不安が顔に滲み出ていたであろう稲穂の心境は……娘達から見ても普段の母親と違うように映り不安を覚えさせていたに違いない。 自分だけが娘の心配をしているのだと思い込んでいたが、その実……本当に心配されていたのは母である自分の方だったのだ。その事に気付かされ……稲穂は娘達に改めて申し訳ない気持ちが湧き出して来る。 「ぁひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、くふふふふふふふふふ、ひぁははははははははははははははははははは、ひぃひぃ……」 今回の任務も……模擬戦とはいえ、自分の些細な不安が顔に出ていてせいで二人に余計な迷いを生じさせてしまって失敗に導いてしまったとも思える。 直接の原因がそうでなくても……失敗の一因にはなっていただろうと振り返れば思い至る事が出来る。 自分がもっと……自信を持って送り出していれば……このような結末にはならなかった筈だ。余計な心配などせず堂々と送り出していれば……彼女たちに困惑を抱かかせる事もなかっただろう。 指示を出した自分が彼女達を迷わす原因を作ってしまったのだから、大事な場面で娘達が決断を鈍らせてしまったのは仕方が無いことだ…… 彼女達の想いのこもった言葉からその様に感じ取った稲穂は自分の未熟さを痛烈に思い知らされ、自責の念に駆られてしまう。 「っはひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃひゃ、いはははははははははははははははははははははは、ごめんっっ!! 時雨っへへへへへへへへへへ、美月ぃひひひひひひひひひひひひひひひひひひひ、許じでっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 申し訳ない気持ちが耐えられなくなり謝罪の言葉を二人に零してしまう稲穂だが、その謝罪の意味を二人は理解出来ない。 まさか稲穂が自分のせいで任務に失敗したのだと感じて謝罪したとは露とも思えなかったのだ。 「お母さま? 謝ったって時雨は許しませんよっ! 私達に内緒でこんなに楽しい事やってたなんて……自分だけ楽しんでたの……ズルいです!!」 「……まぁ、楽しいかどうかは置いておいて……私達に隠し事をしていたというのは確かに許せませんね。母様はいつも私達に言っていたじゃありませんか……“私の前では隠し事はしなくていい。不安に思う事や心配な事は全部話しておきなさい。そういうモヤモヤした感情は任務を行う上で邪魔にしかならないから”って……。アレは母様は対象外だとでも言うんですか? 私達だけが隠し事するなって制約を付けられただけだったんですか?」 「ちっッ違っっはははははははははははははははははははははは、隠すつもりはなかったぁははははははははははははははははははははは、恥ずかしくて言う機会を逃していただけだからぁはははははははははははははははははは!!」 「隠すつもりは無くても、実際に隠していたのですから……ルール違反をしたのは母様の方ですよね? だったら……やっぱりお仕置きして差し上げないと♥ 今後このような隠し事をしないようにと念を押す意味で……」 「そうだね♪ それに今後は……鬱憤やストレスが溜まってきたら時雨に相談するようにっ! これからは私がそのストレスを“こうやって”晴らしてあげるから♥」 「……時雨。それを言うなら……私“達”ね? 私も協力して母様の鬱憤を晴らしてあげます♥」 「ちょほ~~~っほほほほほほほほほほほほほほほほほほほ、にゃに勝手な事を決めてるのよっッ! 私は別に娘にそんな事をシて貰いたいだなんてっへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ、思ってなっはははははははははははははははははははははは!!」 「何を仰っているのですか? 隠し事は無しにするんでしょ? だったら……正直に言って頂かないとぉ♥」 「そうだ、そうだ! 母様だけ隠し事するのはズルだ!!」 「あがははははははははははははははははははははははははははは、た、たしゅけてぇへへへへへへへへへへへへへへへ、梢ぇぇへへへへへへへへへへへ、娘達を止めてぇへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへへ!!」 「……はぁ? 止める訳ないじゃない♪ これはあんたが蒔いた種なんだから……自分で刈り取りなさい?」 「ぃぎ~~~~っひゃははははははははははははははははははははははははははは、あんたも共犯でしょうがぁはははははははははははははははははははは!!」 「何の事かしら? あんたは自分からくすぐられたいって思って私の事頼ってきたんじゃない……今更共犯者扱いしないでくれる?」 「っひぎぃぃぃ~~っひひひひひひひひひひひひひひひひひひひひぁはははははははははははははははははははははは、裏切り者ぉォほほほほほほほほほほほほほほほほ!!」 「裏切るも何も……今日の私はあんたの敵役よ? 敵は敵らしく最後までヒールに徹するとするわ♥」 「ふぎゃっっははははははははははははははははははは、イヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ、この薄情者ぉぉほほほほほほほほほほほほ、ぇひゃははははははははははははははははははははははははははははは!!」 時雨と美月によるくすぐり仕置きは稲穂が力尽きるまで続けられ、稲穂は……一生分の笑いを吐き出したかのようにぐったりと項垂れ、拘束椅子から解放される事となる 「ハァハァハァ……ゲホゲホゲホ! くっ……ハァハァハァ……はひひ……はひ……」 顔色は血の気が引き酸欠も相まって真っ青に染められているが、くすぐりの余韻が抜け切れていない事を如実に表すように口元は半笑いのままを維持し続けていた。 呼吸は乱れ、額にかいた汗すらも自分で拭えない程疲弊を強いられ、娘二人に肩を貸して貰えないと自分の脚で歩く事すらままならない。 そんな状態の稲穂をしっかりと支えながら美月と時雨は不安そうに母の顔を覗き見ている。 特殊な場に酔わされて自分達は調子に乗って大変な事をしてしまった……と、後悔の念が二人の顔色には浮かんでいたが、その顔を薄く見た稲穂は呆れるような溜息を一つ零して見せ……彼女達に少し意地悪に聞こえる様な声色で言葉をかけ直す。 「明日から……また修行のやり直しね。貴女達にイジメられた分……みっちりしごいてやるんだから……覚悟なさい?」と。 その言葉を聞いて二人は一瞬ギョッとするが、しかし稲穂が満足げな笑みを携えているのを見てホッと安堵するように息を零してすぐさま元気よく返事を返した。 「はい! よろしくお願いしますっ!!」 そして、娘達の元気な返事を聞いて稲穂は目を閉じてもう一度深い息を零す…… その息は……まるで憑き物が払われたかのように晴れやかで清々しい吐息として宙に霧散した。 三人のそんなやり取りを遠目に見送っていた梢は、彼女もまた満足げな息を一つ吐いて彼女達に背を向ける。 それから、遠ざかっていく彼女達に聞こえないような小声でボソリとこう呟くのだった…… 「修行を終えたら、またいつでもいらっしゃい? 今度はもっと娘ちゃん達を苦しめる罠ぁ……用意して待ってるから♥」 ……っと。 ~~くのいち姉妹と恐怖のくすぐり屋敷:おまけ②『もしも美月が“あの時”喋っていたら?』~~ ……FIN。
Comments
楽しんでいただけたようで嬉しい限りです。このおまけはまさに本編の裏という立ち位置で表現してみたいと思っていたので、うまく表現できていたということでしたら自分も肩の荷が下りた思いです。今後ともご贔屓していただけると有り難いですm(_ _)m
ハルカナ
2025-10-25 11:35:10 +0000 UTCお疲れさまでした。以前からこのIF展開は読みたかったので、最高に楽しみました。以前のおまけと交互に読むことでより逆転展開が感じられてよかったです。これからも作品楽しみにしています!
ななや
2025-10-24 14:58:28 +0000 UTC