ようこそ、新たなる希望の星!
ヒーローたちよ!
ゴールデンパラディン、ココに参上である!!
ああ拍手はそれくらいで結構!
わっはっは! いくらもらっても飽きないものだが、歓迎されてばかりでは吾輩の繊細な声はかき消されてしまうでな! ぬわっはっは!
握手は最後に一人づつ、順番に……ということで勘弁してくれ!
――さて、本日のシークレットな講義内容だが、それは我々ヒーローにとってとても重要な話である。
諸君らは「窮地」と聞いてどんなものを思い浮かべる?
今にも倒壊しそうなビルに取り残されること。
人質を盾にされて不当な要求を突きつけられること。
数の不利を背負わされあらゆる方向から一斉に攻められること。
我らヒーローは強く逞しく輝かしい存在が故に、あらゆる卑劣な手や窮地に晒される。だが今、吾輩が述べたものはどれも真の窮地とはいえない。
それは何故かわかるか?
………………。
うむ、惜しい。考え方は悪くはないぞ!
時間もない故に答えに移ろう。
真の窮地というのはだな、窮地や変化に気が付かぬこと――である。
どのような恐ろしい相手でも、それが認知できているならば……諸君らのような優秀なヒーローなればきっと対応ができるだろう。
吾輩の父のように経験が豊富ならば、そこから対処法を導き出すことだろう。
吾輩の息子のような賢さを持ったヒーローならば、より広き視野を持ち撤退や共闘を選択することもできるだろう。
そして吾輩のように強いヒーローであれば、そのような小手先の手段を、力で持ってねじ伏せて勝利を収めるだろう――!
逞しい肉体と、磨き上げられた精神。
それをもってすれば百戦危うからず。というわけだ。
しかし、自らのおかれた状況を性格に把握できないとき、もしくは把握できぬように操作された時……これらの力は無力である。
なにせ、自分が本当は操られていることに気が付きもシていないのだ。これでは対処しようがない。
それだけならばまだいい。自ら進んで悪の望むような選択をしていたら? あまつさえ悪に加担させられていたとしたら……? それは最も恐ろしい、そして抗いがたい窮地であろう。
ン? なぜ服を脱いだのか、だと?
そんなもの、そのほうがより伝わるからだ。まあまあ吾輩を信じて話を聞いておくがよい。
さあ、話を続けルぞ。
気づけぬ脅威。この恐るべき問題に、我らヒーローはどう対処すべきだったか?
……うむ、もう結論から話すとしよう。
それは至極当たり前の答え、そう……備えることが重要なのである!
む? 気づけぬものにどうやって備えるか? まるで頓知のようだな。だがな、これは様々な方法がある。
まずは信頼できる仲間をつくることだ。自分にはない視点があるというのは大切だぞ。自らに起こった些細な違和感を見つけてくれる。
他には脅威に対する知識を頭に入れておくことだ。どんな些細な違和感も見逃さず、適切な対処ができるようになるであろう。
最後に、徹底的に警戒を怠らない。まあこれは、言うは易く行うは難しというものだな、わっはっは!
つまり今回の我輩のこの講義は、それらすべてを満たす好条件というわけだ!
さて最後にといったが、ここで重要な話がある。
吾輩が述べたように、そういった信頼できるものが、裏切った場合というものが最も恐ろしい。といことだ。
そう、諸君らはすでに、吾輩の術中に嵌まっておる。
吾輩の体から発せられるこの輝きと香りから、もう逃れたくなっていることだろう。
吾輩の言葉に違和感を覚えながらも、誰一人ココを離れようとしていなかったであろう。
ハッハッハ! すでに手遅れ、貴様らはもう……吾輩の主のものとなる運命なのだ。
ああ…………おぉお♥
ゴールデンパラディンともあろうヒーローが……な、なんと不埒な発言を……しておるのだ……ああ、う……ンン♥
ああ、その通り、吾輩はすでに……見えざる敵に、気づけぬ脅威によって……完全に洗脳処理をされてしまったのであろう…………♥
さあ……みるがよい…………諸君らの憧れたヒーローの……これが、これが……その末路であるぅぅぅう♥♥
ああ……き、気持ちがいい。全身が、いやらしく輝いて、締め付けられて……たまらん……最高だ…………あぁ♥
命令が、ココに直接……股間に注ぎ込まれている……あぁ勃起が止まらんッ♥
吾輩の脳で考える作戦より、心が伝える使命より、股間を刺激するこのヴァイブレーションが……なによりも重要になってしまった…………♥ あぁぁ…………きもちがいいぞおお~~~♥♥
さ、さあ、お前たちにこれを見せるために、吾輩はここまで来たのだ……♥ ヒーローにとって大切なこと……などという今の吾輩にとってはどーーでもいいことを伝える演技までしたのだ♥
我慢して我慢して勃起するのも我慢して真面目に振る舞ったのだ……そのぶんたっぷり、お前たちで楽しませてもらうとしようではないかぁ♥♥
ぬふふ観念するがいい、この部屋に充満した香りと、吾輩から発した光を浴びたお前たちはもう逃れることはできないのだ♥
吾輩同様、今までの己を捨て、ヒーローである自分を穢し、吾輩の仲間となるのだ♥♥
お前たちを…………吾輩と同じ姿に洗脳してやる…………ぞぉぉおお♥
安心しろ、ヒーロー人生すべてを捨ててもお釣りが出るほどに、この肉体は気持ちがいいぞぉぉ♥ この我輩が、この有り様なのだ……元の人格を残せぬほどの極上のチンポとケツの快楽だあぁぁあ♥♥
吾輩はもうヒーロースーツであることが我慢できぬくらいだ♥♥ あぁ……あぁぁ♥♥
この締付け、この輝き、すべてを奪われたものの明かしたる漆黒の邪悪なスーツ♥
あぁ♥ ……こ、こうしているだけでも……また一段と気持ちよく♥ ぬひひ…………ひひひ…………ッ♥♥
さあ…………時間だ♥
約束通り一人づつ順番に…………並ぶがよい♥♥