こんばんは!にいちです。
本日、「恋が夫婦になる前に」単行本が無事発売となりました。🎊
こういう機会に恵まれるのも、皆さんの応援あってこそだと思います。いつもありがとうございます!
書影及び書店特典はこちらです。↓
さて、ここからは本書にまつわるちょっとしたこぼれ話です。
〆切も近い10月の末、編集さんから連絡がありました。
曰く、
「にいちさん、ページ足りません」。
詳細は省きますが、4ページほど追加の原稿が必要だとのこと。
単行本の最後に来るページなので、
「〆としていい雰囲気を出しつつ」「次の巻への期待を持たせつつ」「その話を飛ばしても問題なく読める(web版読者の為に)」話が欲しい、ということでした。
ショッピングモールのカフェで半日ほど考えてみるも、いい案は出ず。
店に入った時は明るかった外がどんどん暗くなっていくのを見ていると、その間何も生み出せていないことに焦ります。
平日、他の人が会社で働いたり学校に行ったりしてる時間に、僕がやったことと言えばカフェでコーヒー2杯飲んだだけです。
漫画家をやっていて、一番苦しい瞬間かもしれません。
しょんぼりしながらカフェを出て、すっかり暗くなった帰り道を歩いていると、ふとショッピングモールの通路の手すりに缶コーヒーが二つ並んで置かれているのが目に入りました。
ちょうど、ビルの間から綺麗に空が見えるスペースでした。
それを見た時、ふと(ここから空を見ていたのは、どんな二人なんだろう)という思いが頭をよぎりました。
恋人かもしれないし家族かもしれないけれど、
名前も知らないその二人がここでコーヒーを片手に空を見ながら話していたことが、
二つ並んだ缶コーヒーから自然と想起されるのが、何だかとてもグッとくることに思えました。
2つ並んだ、同じ飲みもの。
このイメージがそのままお話作りの核となり、気付けば1分ほどで頭の中に漫画のプロットができていました。
10時間近く考えて出てこなかった話が、わずか1分でできてしまうのは本当に不思議ですが、それもまた創作の楽しいところ。
部屋にこもることも多い漫画家業ですが、新しい気付きや楽しさを見つけるために、
色々な場所に行って、色んな経験をしていこうと思った1日でした。
(↑「恋が夫婦になる前に」描きおろし漫画の一コマ)
お手元に単行本をお持ちの方は、ぜひ最後の話を読んでみてください。そして、僕の10時間とショッピングモールの手すりに置かれた2つの缶コーヒーに想いを馳せていただければ嬉しいです。
(※缶は捨てるか悩みましたが、二人が一時的にその場を離れているだけの可能性もあったので、掃除のお兄さんに判断を任せました)
湯抹茶
2019-11-30 05:17:45 +0000 UTCにいち
2019-11-30 04:13:08 +0000 UTCにいち
2019-11-30 04:11:57 +0000 UTCにいち
2019-11-30 04:09:50 +0000 UTCにいち
2019-11-30 04:09:33 +0000 UTCにいち
2019-11-30 04:08:23 +0000 UTC正規137
2019-11-30 03:39:52 +0000 UTCリューズ
2019-11-29 09:33:24 +0000 UTCジェイジェイ
2019-11-28 20:12:27 +0000 UTCtarmy
2019-11-28 13:41:54 +0000 UTCzaehar
2019-11-28 12:37:41 +0000 UTC