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【コラム】作品が打ち切りになってから「好きでした」とか言われることについて

お世話になっております。若林です。


たまにSNSで見かける光景なんですけど、作品が打ち切りになった作家が、それまで全然感想とかくれなかった読者から「好きでした」とか言われて、「それは作品が終わる前に言ってよ」ってこぼしてること、あるじゃないですか。


そういうのを見ると、思うことが二つあります。


一つ目は「わかる……わかるぞ……!!」です。


そもそも打ち切り後で沈んでる時は、何を言われたって素直には受け止められなかったりします。そういうもんです。仕方ないです。



ただ二つ目は「でもそれは違うじゃん」です。


長々続く作品を継続的に見てもらうこと、感想をもらうこと、お金を払ってもらうこと……どれも大変なことです。


誰にとって大変かといえば、作家にとってもそうですけど、読者にとっても大変なことなんです。


環境が変わって追う時間が無くなることもありますし、感想一つ伝えるのだって簡単じゃないですし、お金だって……。


その上で、いかに読者の興味を引き留めて、いかに感想を言いやすくして、いかにお金を払ってもらえるかを考えて工夫するのも、作家や送り手側の仕事じゃありませんか??


よく「発売後何日以内に買ってくれたら重版が……」という情報を教えて購入を促す人も見かけます。おかげで意識の高い人が作家を応援したい気持ちで早めに買ってくれるので、ありがたい面もあります。


でもそれはただの「お願い」で、「商売」ではないのでは??


早めに買ってもらいたいなら、早く買って読みたいと思ってもらえるような作品作り、販売促進施策をするのが商売の本道ではないかと思います。


それに早く読みたい本は、頼まれなくても買って読むんです。早めに買ってもらえず「後で買えばいい」と思われてしまうのなら、それは読者の怠慢ではなく、作家の失敗でしょう。


それなのに、読者が責められて罪悪感を持ったりすることには胸が痛みます。



僕は価値あるものを作ってると信じて日々作品を作っています。どうか変な気を遣うことなく、「欲しい」と思った時に買って下さい。あなたが「すぐ欲しい!!今すぐ読みたい!!」と思ってくれるようにがんばります。



※追伸


ちなみに、終わった後に「好きでした」とか「陰ながら応援してます」とか言われるのは、言われた時のメンタルによりますけど、嬉しい時は嬉しいですよ。


言ってくれるだけマシですし、言うのって結構勇気いるじゃないですか。ありがとうございます。


【コラム】作品が打ち切りになってから「好きでした」とか言われることについて

Comments

後で買えばいいでしょ!は読者が仕事や学業で忙しい場合もあるし小遣い日や給料日の都合の場合もあるので、一概に作者の力量とは言えないのではないでしょうか?あと打ち切りの後で面白かったは読者としては純粋に善意で言っている場合もあるので、先生の考え方は一部黒い大人の銭金に体する執着(本音???)もあるのでは?打ち切りはそもそも一読者の責任ではありませんし、そこはそれこそ先生がいつも言っている売れる作品より書きたい作品を書いた等原作者に責任が何割か(先生の唆しも含まれる??)あるかもなのでそこはプロとして割り切って欲しいです。

Qさん!

半年以上前のことなのですが、「発売後に紙媒体で買ってくれないと打ち切りになる」というような内容を発信する作家さんを見て、このご時世なのでAmazonで予約購入しました。 が、そのように考える人もやはり多かったようで、今度は「Amazonで在庫切れが起きていて本屋には在庫がある。本屋で買ってもらえないと在庫がはけず意味が無いので、できれば本屋で買ってください」という旨を発信してらっしゃいました。 その日以来、ずっとモヤモヤしていましたが、この記事を読んで少しスッキリしました。 今の世の中はなんて作家さんを応援しにくい仕組みになってるんだろう、とも思います。 若林先生の漫画、個人サイトの頃から大好きです。紙媒体でも電子媒体でも、先生の漫画を買って、読めること自体がとても楽しいです。 これからも応援しています。

Miyoko

先生の作品、いつも楽しく読ませていただいています‼️応援しています~~


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