【コラム】生形くんはいつから柴崎さんのことが好きだったのか
Added 2018-07-01 21:32:33 +0000 UTCお世話になっております。若林稔弥です。 マシュマロからリクエストがあったので、過去記事の再アップです。 質問を頂きました。 「初めまして、徒然チルドレンが大好きです。 いつも続きが気になる魅力的な漫画を届けていただき ありがとうございます。 1つ疑問なのが徒然チルドレンの生形さんは いつから柴崎さんのことが好きだったのでしょうか? 軽音部で関わるようになってから惹かれていった形でしょうか? 」 ※内容を少し省略しています。 実はこの質問、 Twitterで検索してるとよく見る感想でした。 確かに読んでてもわからないだろうと思います。 今回はこの疑問にお答えします。 ■実はわからないように描いている 生形くんが柴崎さんのことを好きだと明言するのは 11巻の「君に合わせる何もない」が初めてでした。 その前にも10巻の「けもの道」でいろいろしてますし、 9巻の「私のいない青春」から意識し始めてたかもしれません。 実は生形くんの話を描く時、 どのタイミングで柴崎さんのことを好きだと自覚するか、 いつも悩んでいました。 7巻の「きっかけ」で一度、 「俺……もしかして柴崎のこと……」みたいな感じで、 生形くんが自覚する話を描こうかとも思ったのですが、 彼がそういう感じで自覚するのもなんとなく違う気がしたんですね。 生形くんが自分の気持ちを自覚するとしたら 「あ……俺あいつのこと好きだわ」 くらいの感覚だと思うんです。わかります? でもそうなると、 わざわざそれを描写してもなあ…… それに今さら好きとか言ってもみんなわかってるだろうしなあ…… と考えまして、 いっそ描かないことにしてみたんですね。 この判断が正しいのかどうかわかりませんし、 物語の定石からは外れてると思いますが、 結果的にはまあ悪くはなかったのかなと。 ■本人もわかってない そもそも生形くん本人も、 柴崎さんのことをいつから好きだったのか、 わかってないと思うんですね。 それこそ「きっかけ」で描いた、 2年生の頃の修学旅行から意識してたと思いますし、 そうなると最初の「仮面」の頃から無自覚に好きだったと思います。 それに好きでもない女の子のこと振り回したりしないじゃないですか。 女の子のことをグルグル振り回すのは、 男の子の不器用な愛情表現ですからね。 なのでもし女性読者のみなさんが男性にグルグル振り回されたら、 「こいつやべえ奴だな……」と思って下さい。 しかしながら、 最初そんなに人気の無かった生形くんと柴崎さんですけど、 10巻のあたりからファンが増えたみたいで、 僕も嬉しいです。 ラストをまだ読んでない方は、 きっと楽しい内容になってるかと思いますので、 楽しみにしてて下さいね。 ではでは。