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DJD~3Pルート②

①はこちらになります。

DJD~3Pルート①

こちらはDJDのノンケ浩二と菜ノ花を交えた3Pルートになります。 場面としては最初の浩二と菜ノ花のSEXを目撃した主人公が翌日浩二と会話を交わし、その経過で3Pのフラグが立った後に雨の日のバス停に現れるのが浩二ではなく菜ノ花(なのか)だった状況として分岐します。 ※男女性交渉のシーンがあるため、苦手な方はご注...

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休日の午後。


僕は約束どおり浩二の家を訪れた。

玄関のドアを開けた瞬間、目に入ったのは――見覚えのあるスニーカーだった。


僕(……菜ノ花、もう来てるんだ)


胸の奥が、ほんの少しだけ沈む。

それでも引き返す理由にはならなくて、僕は靴を脱ぎ、いつものように遠慮なく廊下を進んだ。


僕「お邪魔しまーす……」

返事はない。

僕は勝手知ったる足取りでリビングを横目に通り過ぎ、浩二の部屋の前まで来て、ノックをすると同時にドアを開けた。


部屋の中では、浩二と菜ノ花が並ぶように座っていて、何かの動画でも見ていたのか、楽しそうに笑い合っていた。

僕の気配に気づいた浩二が、ぱっと顔を上げる。


浩二「おう、ナツト! 来たな!」


笑顔で手を振る浩二。

その無邪気さに、僕の胸は少しだけ軽くなる。

だが、隣に座る菜ノ花の視線がちらりと僕を射抜いた瞬間、胸の奥がざわめいた。

菜ノ花は浩二の隣から立ち上がり、にこやかに僕を迎える。


菜ノ花「やっと揃ったね。今日は思いっきり楽しもうね!」


菜ノ花の明るい笑顔に視線を向けながら――僕の中では、その“約束”が本気なのかどうか、邪な期待と信じたくない気持ちがないまぜになっていた。


僕(……あの日の菜ノ花の言葉……。もしあれが本気だったのなら……。)


遊びが始まっても、僕は上の空だった。

浩二に何か聞かれても、返事が半拍遅れる。


そんな僕を気にする素振りもなく、菜ノ花はことあるごとに僕へ話を振ってきた。

浩二の前では、いつも通り明るく、楽しそうに。

……なのに、僕と目が合う瞬間だけ、笑い方が変わる。

意味深に、やさしく――逃げ道を塞ぐみたいに。


明るい口調のままなのに、その視線だけがやけに鋭い。

知らない菜ノ花を覗き込んでしまった気がして、心臓が落ち着かなかった。

そんな僕の気持ちを知ってか知らずか、菜ノ花が口を開いた。


菜ノ花「――あ、そうだ。ジュース買ってくるんだった。ごめん、ナツト、近くの商店で買ってきてもらえる?」


僕「え、僕が……?」


僕(……それって)

そう思った瞬間に、すぐ次の考えが上からかぶさる。

僕(いや、ただの買い出しだ。普通だろ。落ち着け)


僕「……今、すぐ?」


問い返した僕の声は、自分でも少し硬い。

その隙に浩二が、気を利かせたみたいに立ち上がった。


浩二「じゃあ俺も一緒に行くわ」


浩二がそう言い出したことで一瞬、ほっとする。

けれど菜ノ花は、慌てたように首を横に振る。


菜ノ花「だめだめ! 浩二はせっかく休みなんだから、ここで待っててよ」


浩二「でもさ、ナツトにばっかり頼むのは悪いだろ?」

浩二は納得がいかない様子で菜ノ花をたしなめる。

それでも菜ノ花は一歩も引かず、明るい顔のまま強く言い切った。

菜ノ花「いいの! 私が頼みたいのはナツトだから!」



浩二「……おいおい……ごめんな、頼んでもいいか?ナツト?」

菜ノ花の勢いに圧し負けた浩二は苦笑して肩をすくめた。


僕「……うん、大丈夫。行ってくる」


そう言って笑ってみせたつもりの僕の口元がうまく動いたかは分からない。

結局、僕が一人で行くことになった。



外に出ると、夏の日差しがじりじりと照りつけてきた。

舗装の割れた道から熱が立ち上り、遠くの景色が揺らめいている。

蝉の鳴き声が、頭の奥を震わせるように響いていた。


僕(……これは…つまり…菜ノ花が浩二と二人っきりになりたかったってことだよね…?やっぱり菜ノ花は浩二が好きってことなんじゃ…?やっぱりあの時の言葉はただの冗談ってこと……?)

そう冷静になろうとしても、心臓だけが勝手に早くなる。

近所のコンビニでジュースを買い、レジ袋を受け取る。

手に伝わる冷たさが、やけに現実的で――熱に浮かされている自分を自覚せざるを得なかった。


僕(でも、もしも、本当に菜ノ花が……僕のことが好きだったとして……)

僕(だったら、浩二と一緒にいるのは……何なんだ)

僕(僕のために……って言ってたけど……なんでそんなこと……)


頭の中で問いかけても答えは出ない。

ただ、「気のせいであってほしい」という願いだけが、しつこく残る。


夏の空は真っ青で、こんなにも世界は明るいのに、僕の胸の奥だけがざらついて暗かった。

商店からの帰り道を急ぎ、浩二の家に戻る。


玄関を開けると、家の中はしんと静まり返っていた。


僕「……ただいま」


小さく声をかけ、廊下を進む。

返事はない。家の中は、さっきと変わらず静かで――

……だからこそ。

次の瞬間、奥の部屋から漏れた“抑えた声”が、やけに鮮明に耳へ刺さった。


途切れがちな息。

言葉になりきらない音。

そして、慌てて押し殺すような浩二の声。


浩二「ちょ、菜ノ花……ナツトがもうすぐ帰ってくるって……」


僕(……え?)


理解したくない。

いや、違う。テレビかもしれない。動画の音かもしれない。

そう思いかけたのに、胸の奥が先に答えを出してしまって、心臓が跳ね上がる。


僕(……嘘だろ……)


喉がからからに乾いて、息がうまく入ってこない。

足の裏が床に張りついたみたいに動けず、それでも――

耳だけが、逃げ場なく音を拾ってしまう。


僕(……違う。気のせいだ。そうであってくれ)


否定したいのに、否定できない。

確かめたいのに、確かめるのが怖い。


僕は唇を噛んで、音を立てないように呼吸を整えた。

そして、慎重に――慎重に、足を忍ばせる。



浩二の部屋の前へ。

ドアの向こうの気配が、やけに近い。

手にしていたレジ袋が、かすかに鳴りそうになって、僕はぎゅっと握り直した。

扉一枚隔てた向こうから、さらにはっきりと聞こえてきた。


菜ノ花「大丈夫……ほら、もっと気持ちよくしてあげるから」


菜ノ花の囁き声。

それに応じるように、浩二の押し殺した吐息。


浩二「っ……でも……ナツトが……」


菜ノ花「平気だよ。すぐには帰ってこないって……」


――菜ノ花が、リードしている。


浩二は抵抗しきれずに、流されるまま声を漏らしていた。

僕は息を殺して扉に耳を寄せた。

心臓が喉から飛び出しそうなくらいに高鳴り、握りしめたレジ袋が震えていた。

僕(……二人が……浩二と菜ノ花が……)

再び、耐えがたい現実が、再び目の前で音となって突きつけられていた。

脳内では浩二と菜ノ花の姿が鮮明に浮かんでくる。



浩二「っ……だ、だから……ナツトが……帰ってくるって……」



浩二は必死に言い訳を探しているように聞こえる。

だが、その抵抗は弱々しく、すぐに菜ノ花の囁きにかき消された。


「大丈夫。少しくらいなら平気だよ……」

「ほら……気持ちいいでしょ?」


浩二「……っ……く……あぁ……」


浩二の声が、不安から快楽へと揺れていくのがわかる。

耳に入るたびに、胸の奥がざくりと削がれていった。


(いやだ……聞きたくない……)

(でも……耳が離れない……)

僕は扉に背を預け、ただ息を殺しながら聞き続けた。


握りしめたレジ袋の中で、ペットボトルがぎしりと音を立てたような気がした。


浩二「……菜ノ花……っ……もう……」


菜ノ花「いいよ、浩二……」


扉一枚隔てた先で、二人の熱が重なっていく。


菜ノ花のリードに浩二が流され、声を抑えきれなくなっているのがはっきりとわかる。


(僕は……ここで……何をしてるんだ)

(どうして……こんな……)

胸が焼けるように熱く、同時に氷のように冷たい。


逃げ出せば楽になれるのに、足は床に縫い付けられたように動かない。


菜ノ花「……あっ……浩二……もっと……」


浩二「……や、やべぇ……って……ナツトが……」


菜ノ花「いいの。ナツトには……私が説明するから……」


その言葉に、喉の奥が震えた。


(菜ノ花は…菜ノ花のあの言葉は本気だったんだ――。)

(でも浩二は菜ノ花のことが好きで僕なんか眼中に無くて…)

(菜ノ花がどうしようと、浩二の気持ちは変わる訳がなくて……)

(でも、どこか菜ノ花の言葉に期待してしまう自分もいて……)

(僕は……どうしたらいいんだ……)

こみ上げるどうしようもない現実と痛みに、目の奥が熱く滲んだ。


僕はただその場に立ちすくみ扉の向こうから漏れる二人の声を聞き続けることしか出来なかった。



浩二「っ……菜ノ花……もう……」

菜ノ花「……はぁっ……浩二……」


二人の声が重なった瞬間。

僕の心臓はこれ以上ないほどに締め付けられていた。

耳を塞ぎたいのに、体が動かない。


――そのとき。


菜ノ花「……ふふっ」


甘い吐息に混じって、小さな笑い声が漏れた。

その笑みは、僕に向けられたもののように思えた。


菜ノ花「……ねぇ、ナツト。そこにいるんでしょ?」


――凍りついた。

菜ノ花の声が、扉越しにはっきりと僕を呼んだ。


浩二「っ……な、菜ノ花!? お、おい何言って……」

浩二の慌てた声が響く。


菜ノ花「いいの、浩二。大丈夫だから」

その声音には確信があった。

菜ノ花は最初から気づいていて――わざと僕に聞かせていたのだ。


菜ノ花「……ナツト。開けて、入ってきて良いよ…」



浩二「お、おい…!」


僕の手が震える。まだドアを開ける前だというのに、中で射精した浩二の姿が脳裏に浮かんでくる。

握りしめたレジ袋がくしゃりと音を立てた。


僕(……僕を……試してるのか……?それとも……)

扉の向こうで浩二が、必死に言い募る。


浩二「やめろって! ナツトにこんな……聞かせるなんて……!どういうつもり……」


だが、僕に向けられた菜ノ花の声がそれを上書きした。

菜ノ花「違うでしょ? ナツトだって、本当はここに入りたいんじゃないの?」


――心臓が、耳の奥で破裂しそうに鳴っていた。


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A 開ける

B 開けない

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選択肢後の続きは来週更新する予定です。


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Comments

ありがとうございます!! そう言ってもらえてめっちゃ嬉しいです!

フナ

表情や臨場感今回好きすぎます…!湯気とか熱気も部屋からムワァって伝わってきますね///

さか

そう言っていただけて嬉しいです…!

フナ

浩二のビジュが良すぎる…♡

シタン


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