【Prev】

【Prev】 【3】 暴力の嵐がやんでも、八剱に休むいとまは与えられなかった。ずっと身につけていたファイトショーツはいとも容易く剥ぎ取られ、リングに放り捨てられる。八剱の汗を吸って、しっとりと湿ったそれは、パサリと音を立ててマットに落ちた。主のいる場所とはあさっての方向に力なく横たわっているようでもあ...
凌辱は、なおも続いている。男たちの劣情にまみれた嘲笑が八剱の耳朶をかすめる。快楽と、屈辱にまみれた八剱の全身は、無防備なままに男たちの前に曝け出されたままだった。
「じゃあ次は、テメエのケツマンコがどれほどのもんか確かめてやるよw 第2ラウンド開始だ」
男の一声を合図に、八剱の上体が大きく反らされた。打撃を受けて真っ赤に腫れあがった腹直筋が引っ張られて、鋭い痛みがはしったが、それどころではない。腰を包み込むように回されてきた男の両手が、八剱の乳首をまさぐった。
八剱「くっ……」
ピンと硬くなって突起した乳嘴を絶え間なく愛撫され、腰のあたりから一気に脱力しそうになった。ぷるぷると震える大腿部に必死で力を入れ、抵抗の意思を見せる。己の雄を強調するかのように激しくそそり立った男根の先から、どくどくと我慢汁がほとばしってきた。
激しい痛みが脳天を貫いた。
八剱「がァァッ!!」
八剱は思わず野太い絶叫を上げていた。
「うはw きっついけど、2本挿入ったわw」
意識が朦朧としている。失神しそうだというよりは、いま、自分がおかれている状況が把握できていないことにより、思考がばらばらになっているような感覚だった。
ぎゅるりと、内臓が動く気配がした。殴打された腹の痛みと、今まさに攻められているケツの痛みが同時に脳天を突き抜ける。
八剱(痛ッてェ…ッ!!んで俺様がこんなクソザコランカーどもにィ…ッ!!)
心が掻き乱れる。上体を抱えられながら乳首をまさぐられている快感と、痛みと、自身が数多の目に醜態をさらしているという屈辱と。そのすべてが八剱の気力を削いでいった。
「あれ? ケツ裂けてね?w 血出てんじゃんw」
「こんな奴のケツなんてどうなってもどうでもいいだろw オレらが殴られて流した血に比べたら大したことねーしw」
「言えてるw」
男たちの言葉で、八剱は初めて皮膚の上を生温かい何かが垂れ落ちていく感覚はある。だが、それが自分の血なのか、別の液体なのか、そんなことはわからない。
八剱(テメーらが血ィ流したのはテメーらがザコだからだろうがッ!俺様のせいにすんじゃねェ…ッ!!)
だが、この八剱の思いが言葉になることはなかった。
「じゃあ俺口使うわw」
髪を無理矢理引っ張られて、顔の向きをぐりっと変えられた。首筋に鋭利な痛みがはしる。悶える間もなく、八剱の口の中に、生々しい男根がねじ込まれた。
八剱「ぐぷッ!」
「ちょw 取られたw」
八剱の心情とは裏腹に、愉悦を帯びた男たちの声が響く。
「あーすっげ」
臀部の痛みも鋭い痛みから鈍痛にへと変化してきていた。痛覚が麻痺しているのか、男たちの性器を受け入れてしまったのかの、どちらかまでは判断がつかなかった。
——グプッ グプ
生々しい音を立てながら、ピストン運動は絶え間なく続いていく。
「史上最短で上位ランカーに成り上がった八剱サマがこんな名器だったとはねw」
八剱につけられた敬称は、無論彼を称えるために呼ばれたものではない。侮蔑と揶揄と。それから男たちの憎悪が込められた一言だった。
ウッと、一人の男が唸った。その次の瞬間。
「オラッ! 出すぞッ!!」
「全部腹ン中飲み込めよッ!!」
それを皮切りに、白濁色の精液が、八剱の肉体目がけて宙を舞った。彼の口に咥えられたままの男根から解き放たれた精液は、口の端からこぼれるどころか、鼻の穴からも溢れ出てくる。あろうことか、八剱自身も——射精していた。
思考も身体もぐちゃぐちゃだ。鼻腔をくすぐる臭気と、舌の上に残るえぐみが焦燥を急き立てる。——なんでこんなことに。同じ言葉が脳内でずっと繰り返される。どう考えても負けるはずのなかった体格差。決して負けるはずのなかった試合展開。八剱のプライドは日向に悉く撃ち砕かれた。
八剱「はァッ はァッ……」
激しい吐息が、八剱の喉を突き破る。口の中に入れられた男の精液は飲み込めずに、彼の口許から首筋へと惨めに流れ落ちていく。
「あ〜出した出したw」
「言っとくけどお前にボコられた恨み、こんなもんじゃ済まねーからなw」
「これからも肉便器に使ってやんよw ガキンチョにKOされたクソザコ上位ランカーw」
八剱に仇なしたいやつらの集まりだった。観客たちは皆、屈強な誰かが蹂躙されるのを見たいだけの集まり。その誰かは、誰でも良かった。あの八剱が年下の体格の劣る少年に負けたという事実は一同に衝撃を与えたが、それはただ、八剱が格好の餌になるという結末を生むだけだった。
倦怠感に包まれる八剱の身体は、激しい呼吸に合わせて筋肉が収縮していた。身体の筋に沿って白濁の粘液が滑り落ちていく。四肢をだらりと垂れ下げ、無防備な裸体を晒すしか、為す術がなかった。だが、もはや男たちの雑言は八剱の耳には届いていなかった。ーー彼が心に深く刻みつけていたことはただ一つ。
八剱(あのクソガキ、絶対ェブチ殺す…ッ!!)
SS作成協力:スケトウダラ・マキコ(https://www.pixiv.net/users/1614613)
いつもありがとうございます🙏
今回の記事が気に入って頂けたらいいね・コメントお願いします!😫👍
うらき
2025-08-01 14:35:30 +0000 UTCうらき
2025-08-01 14:35:03 +0000 UTCうらき
2025-08-01 14:34:23 +0000 UTCvakjei
2025-08-01 00:27:48 +0000 UTC빅풋 도
2025-07-31 17:26:16 +0000 UTC佐藤ていぎ
2025-07-31 15:18:36 +0000 UTC