切腹の儀式が行われた…
まに様が書いたSSもつきます。是非とも一見ください。

切腹の儀式が行われた… まに様が書いたSSもつきます。是非とも一見ください。 ++++++++++++++++++++++++++++ ~~以下はSSです~~ ++++++++++++++++++++++++++++ 作者:まに 壇上に立った二人の女子に、誰もが息を呑んで見惚れる。 とある神社の本殿前に...
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~~以下はSSです~~
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作者:まに
誰の目から見ても、壇上に正座する彼女が興奮の極致に達していることは明白であった。
色香の滴る、褐色の女体。
空気越しに体熱すら感じてしまいそうなほどあからさまに発情した、その乙女の艶姿に人々は生唾を飲む。
引き締まった小麦の女体は汗ばみ、艶々と、目の毒とさえ言えるほど淫靡に照り倒している。
観衆の誰もがその褐色肌の火照りや肌触りを想起している内に、彼女の――涼香の口が開く。
甘ったるく艶の差すぷるぷるの唇が台詞を紡ぐ。
和風装束のスポーティな褐色娘にあるまじき性的主張が観衆の色欲を直撃する。
「……巫女殿。あなた一人を犠牲には致しません。私も領主の一門として、責任を果たさせて頂きます」
だが、この極上の女体を堪能し尽すことが出来るのは、先に壇上で命を落とした恋人だけ。
今の涼香と同じく壇上で演技を全うし、巫女に扮して切腹の後に介錯された、夢見心地な色白むちむちボディをした、あの、陽葵。彼女以外に自分を明け渡すことはしない。
それ故に、白装束姿の彼女は、舞台の上で正座をする。
陽葵と同じく祭事の役を演じながら、その命を今まさに落とすのだ。
「神よ、照覧あれ。私も立派に切腹してこの身を捧げます。……巫女様も天から見守っていてください」
――涼香は内心、高揚していた。
自分の目の前に、切腹刀の置かれた三方がある。その脇には木桶。これは零れた内臓を納める為のもの。
練習では決して味わえない臨場感に喉を鳴らさずにはいられない。
背後から確かに感じる介錯人……華怜の存在感も、涼香の昂りに拍車をかけていた。
『ああ、本当に切腹をするんだ。こんなにも、人々の見ている前で。』
身悶えしたくなるほどに全身を駆け巡るゾクつきを観客の手前、熱っぽい呼吸を繰り返すことで何とか抑える。涼香はそうして決意を固めた。それは厳密には我慢の限界といった方が正しい類の、甘美な屠畜への一歩であった。
涼香は上半身を諸肌脱ぎ、褐色の半身を晒した。
谷間に甘い艶の差す、汗ばんだ褐色の乳肉。対照的に引き締まった、滑らかな腹部。
涼香は無自覚に観客を魅了しつつ、切腹刀を手に取り、三方を退け、代わりに木桶を眼前へと据え置いた。
そうして、艶めく左脇腹に、切腹等の切っ先を向ける。
同時に華怜が立ちあがり、介錯用の刀を背後で構える気配がした。
「……んっ……」
冷たい切っ先の感触によって湧き上がる情欲を必死に抑えようとする涼香。
そんな涼香の姿に興奮したか、華怜は一度大きく深呼吸した。
実は華怜は、切腹の現場を数々経験したものの、自分と血が繋がっている親族を介錯するのは初めての経験だ。
だから今、もうすぐ自分の従姉妹を介錯するという極上の興奮をぎりぎり抑えていて、ポーカーフェイスを気取ろうと頑張っている。
涼香は、華怜の気持ちを察し、彼女と遜色がないほどのクールな表情を維持したまま、冷静を装い声を掛けた。
「では……参ります」
己が内に渦巻く肉畜の性欲を正に己に向け、涼香は刃を左脇腹へと埋めた。
艶めく褐色の脇腹に、刃の鉛色が溶け込むように沈んだ。
次いで鮮血が刃を伝い、それが確かに乙女の肉を割いたことを明示する。
額に脂汗を浮かせた涼香の感じた刺激は、苦痛かそれとも快楽か。或いは両方、いずれにせよ筆舌に尽くしがたい喜悦を彼女にもたらす。
理性の吹き飛ぶ感覚の最中で、涼香の手は淀みなく動いた。それはなにより彼女の本能が、より強い刺激を求めていることの証拠に他ならなかった。
褐色の女体は甘ったるく身をくねらせながら、欲求不満を解消するかのように自らの腹を一文字に切り裂く。
麗しき腹部に刃が走り、鮮血色の軌跡をその後に残す。
涼香が言葉にならない呻きと共に刃を引き終わると、切れた腹部は多量の血を垂れ流しながら、僅かに開き、その中身をちらと覗かせた。
美少女の中身は、赤黒い臓腑。
それはグロテスクでありながらも艶々としており、どこか美しさも内包している。
青ざめる涼香の開きかけた傷口は痛々しいが、人々は僅かばかり見える中身をより大々的に見せてもらいたいと感じた。一人の美しい肉畜が苦痛と快楽の最中に切腹しながら、全てを曝け出すことを望んだ。
そして、なによりもそれを望んでいるのは、とうの涼香であった。
涼香自身は最早自身の意識を言語化する余裕すらなく、理性なき動物と同じく、自分の感じる快感を必死に貪っている。
そう、快感。
命が途切れるその刹那、脳味噌は規格外の快楽物質に浸り、自傷はさながら痒い部位を搔きむしる時のような気持ち良さを伴っていた。最も当然、快感の質は例えとはまるで比にならない強烈な代物である。
腹を切る度、全身が悶絶級の絶頂に見舞われる。
涼香は脳髄の焼き切れるような快感に股を絞って絶頂し、愛液を吹きながら切腹刀を引き抜き、今度は切っ先を鳩尾に向け構えた。
刃は下腹部へ向けて。上から下へまっすぐに落とす構え。
涼香は目を剥きながら、痙攣しつつ刃を突き刺し――落とし込む。
辺りに、名状しがたい涼香の声が響いた。
美しい褐色の腹部に十文字の傷が刻まれるのと同時に――開いた傷口から、遂に滑らかに内臓が零れ出た。
血と共に、でろり、と出る臓物は依然美しい涼香の太腿に落ち、白装束を赤黒く染め上げる。
舞台の中央で美少女が己の内容物を零す様子はどこか破滅的な淫靡に満ち満ちていた。
とうの涼香は絶頂とも悶絶ともつかぬ無限の快感に、痙攣を繰り返すばかりであった。
肉畜に産まれたことを心の奥底から喜ぶのと同時に、脳裏に僅かばかり残った理性とすら言えない記憶を頼って、最後の行為をこなしていく。
その引き締まった褐色の女体にどうやってそれほど詰まっていたのだろうと思えるほどに溢れた内臓を、涼香は切腹刀で自ら切り取った。
辺りに血の溜まりを作りながら、そうして涼香は切り取った内臓を木桶へと納める。
これで、もう、やることは終わり。
後は身を委ねる為だけに……介錯人が、存在する。
(……ああ)
空気越しに、うなじに刃の気配を感じたその時、涼香はふと走馬灯を見た。
それは、愛しき陽葵との日々。
こんな状況でも陽葵のことを思い出すことに、涼香は改めて確信した。
(これからも……ずっと一緒だね……)
心の奥底から、本当に……涼香はこれ以上ない幸福を感じ、微笑んだ。
そうして、刹那、涼香の首は飛んだ。
華怜が振り下ろした刃が完璧なタイミングで彼女の命を絶ったのだ。
首と切り離された胴体は、その傷口から血を吹き出しながら、自分ばかり快楽を味わうかのように異常な痙攣をもよおした。
斬◯の、最高の見せ場。理性を保っていた肉畜が、ただのモノになるその瞬間。
淫靡を極めたかのような女体がいやらしさを振り撒くかのようにビクつく様子に誰もが見惚れ、あてられる。
華怜も袴に染みが出来るくらい潮を撒き散らして、静かに絶頂した。
誘惑の時間。
少し経つと涼香であったものは無様に倒れ、血を垂れ流すばかりとなった。
そのすぐ横には、涼香の首が転がっている。
こうして、祭事は終わりを告げたのだ。
紛れもなく、歴代でも最高の舞台に、その場にいる誰もが手を叩き讃えた。
そして何より、彼女達二人のことを祝福したのであった。
* * *
その後、舞台が終わると、二人は神社に奉納された。
本殿の祭壇の前に置かれた、二段になっている木製の棚に、彼女達は仲良く隣り合わせで置かれ、日が暮れるまで、公開された。
棚の上段には、三方の上に置かれた二人の首が並べられた。血の気の失せた青白いながらも美しい死に顔を浮かべている。
棚の下段には、内臓が満ちた木桶が二組。そして遺髪が二つ。
内臓は祭り後の儀式で火に焼かれ、神に捧げられる。遺髪は下賜という形で後日、遺族に渡される。
胴体は剥製の技術を持つ巫女や神官によってすぐに、剥製の処置がされる。切腹の傷は故人に敬意を払う意味もあり消さずに縫合するのみとなるが、後日同じく剥製にされた首と共に永遠に神社に安置、公開されることになるだろう。
永遠に、彼女達は結ばれたのだ。
誰よりも幸福な最後を迎えた彼女達は、これからも愛し合いながら、いつまでもそこにあり続ける――。
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paradoxlad
2022-04-16 09:24:49 +0000 UTCアミバ
2022-04-15 16:50:14 +0000 UTC