先日のこの黒猫白猫のイラストはまったく逆の色を調和させるという習作でした。
しかしながら、この黒猫は「黒に見える」だけで「真の黒(R:0/G:0/G:0)」ではありません。
僕が黒を使うときは「その部分は黒以外ではありえない」という必然性がある場合のみで、黒以外の選択肢がある場合は黒を選ばないようにしています。イラストの線画も、僕は黒を使いません。線画は二次元のイラストの意味記号の境界になりさえすれば、黒でなくてもよいのです。
しかし「自分が避ける黒線画を画面の中央に置いたらどうなるか」というイラストを描いてみたくなりました。
目の周りが黒線画。
最初は夜桜背景で、こんなにコントラストを強くするつもりはなかったのですが、中央に据え置いた黒に合わせていったらこんなかんじになりました。いろいろやったことのなかった手技を思いついたりと引き出しが増えたので、おもしろい絵作りでした。ただやはり黒は最強のパワーを持つ色です。今までは意図的に避けていましたが、画面中央にあえて置くのもおもしろいです。
途中の息抜きに描いたサマルトリアの妹。ドラクエ1・2楽しみですねー。
息抜きその2。黒線白狐様イラスト用にいくつか描いた別ラフの再利用。
ファーの線画は線状ではなくファーの形にそったものにしています。
息抜きその3。ドラゴンスーツから出てくるハカセ。スーツ背面の割れ目の中は黒。
ドラゴンの鱗の線画が黒だと、この割れ目の中の黒が目立たなくなってしまいます。真の闇を描くとき、その部分以外は黒を使わないのが効果的です。
今後、黒は避けるのではなく効果的にそのパワーを利用していきたいと思いました。