今回、同じタイミングで似た内容のご依頼をいただきましたので、これらの絵は同時に描いています。加筆部分を描かなかったので、今回はペットロイドスーツメイキングです。
使用ソフトはPhotoshopです。だいたいの形を作ってから細部を詰めていきます。ファーを描くとき同様、ペットロイドスーツもグリザイユ画法(質感作りと色作りを分離した描き方)で描きます。複雑な質感と複雑な色の組み合わせを能率的に作ることができます。
1:下絵線に沿ってベースとなるレイヤーを作成し、50%グレーで塗りつぶします。
2:同時に色配分をします。上から「黄色」「赤(首輪)」「黒(まつ毛)」「白」「濃いピンク」「ピンク」のレイヤー配置ですが、レイヤーの重ね合わせで上から見えない描画部分はのちのち邪魔なので、「描画部分を選択」→「消去」を使い、それぞれの色が重ならないようにします。
3:色部分を非表示にし、「覆い焼きツール」「焼きこみツール」「指先ツール」でおおざっぱに光と影をつけます。
4:おおざっぱな反射光をいれます。
5:強い反射光とスーツのシワをいれます。
6:パネルラインと影だまり部分に影を入れます。
7:パネルラインのふちに反射光をいれます。
8:色配分した各々のレイヤーを「ソフトライト」にします。
9:各々の色のレイヤーの「描画部分を選択」し、ベースのレイヤーを「色調補正」→「トーンカーブ」で色を変えていきます。
10:下絵線を非表示にし、「スポイトツール」でスーツの固有色を拾い、「乗算」レイヤーと「ブラシツール」で主線を補足します。また強い反射光も補足します。
11:チーク、アイシャドウなどの化粧をし、「ハードライト」レイヤーで強い陰影をつけて完成です。
デジタル画材は光をいれられるのが最大の利点ですね。