ラフ
研究所にいる気性の荒いワイバーン。
というのを描きたいというのが脳内に既にあったので、とりあえず出力します。
凶暴なので刺々しいシルエットも意識しました。
ラフ2
ラフを元に雑い線画を起こします。顔のシルエットはサメが元です。
翼の骨組の立体把握がわかりづらいので色で分けてます。
本当は反対側の翼は、こちらからみてもっと内側が見えた方が正確なのでは?と今更ながら。
色決め
重圧感がある色にしたかったので、黒っぽいコーヒーのようなコリドラスのベネズエラブラックのような色に、アクセントとして赤みを足して。
でも完成したのを見ると雀みたいな色になっちゃいましたね。
鎖は毎度おなじみの「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」に入ってます鎖ブラシ使ってます。
毎回何かしらお世話になってるのでこれなかったら何で描いてるんでしょうね……。
背景の床はロクにパースも引いてないので、事前に自作した格子状の素材を自由変形でひん曲げればそれっぽくなります。
合ってるかどうかよりもそれっぽく見えていればまあいいんじゃないんですか。言い訳です。
ガラス張りの壁側も、長方形選択や連続曲線を使っています。
明るさ調整
全体的に暗さを感じたので、オーバーレイや発光などを使って調整します。
背景はこちらのグラデーションマップをかけています。
塗りこみ
背景ばっか弄ってても仕方ないのでとりあえず顔を上から塗りたくります。
光はこちらから見てやや左上からかかっているイメージで。
凶暴感を出したかったので口元に赤い模様追加。
今回ブラシを少し弄ってまして、いつも使っているシャーペンブラシの用紙を鉛筆にしてテクスチャをかけました。
理由はなんとなく。
ライティング
ドラゴンの描き込みをしつつ、なんかやっぱり全体が気に入らんなあとかなーーり悩んでまして。
上記の用に周囲を暗くするとそれっぽい雰囲気やドラゴンにスポットが当たってるようになりはするのですが、
あくまで研究所であって、暗いと研究対象たるドラゴンが見えないでしょうし。
オーバーレイを駆使して明るさ重視にしました。
上にも照明を足してそれっぽく。
映画とかで研究所やハッカーの部屋が暗めなことがありますが、実際暗いと見えませんし眼を悪くしますよね。
あれもあれでいいのですが、全体が真っ白な淡白な施設もそれはそれで不気味さがあって好きです。
描き込み
ということで背景は一旦落ち着いたのでドラゴンを塗り込み描き込み。
背中のトゲの赤さが物足りなかったのでオーバーレイやそのままの赤の色で赤みを足しています。
描き込み2
ドラゴンは大よそ完成です。
ワイバーンって手が無い分少し楽ですね。
小物
首輪や骨、鎖の描き込みです。
首輪はただの拘束ではなく仕込みがあるのでなんかそれっぽい電子的な要素を。
骨は随分前に喰い散らかしたドラゴンの骨をガジガジしたり、叩いたり投げたりしているので傷がついてます。
傷と血
ドラゴンの荒々しさと研究所という不気味さを出すために、壁や床に暴れた時に出来た傷や、荒っぽい食事やドラゴンに与えられた生餌の血などをテクスチャの効いたザラザラしたブラシで焼き込み(リニア)でのせました。その時によって乗算やオーバーレイ、もしくはなにも効果をかけないなど様々ですが、今回は焼き込みがしっくりきたので。血は時間がある程度経過したものです。
あとガラスごしの人影も整えました。
仕上げ
やっぱりまだ雰囲気に納得いってなかったので、統一感を出すためにグラデーションマップをかけました。
ドラゴンにもうっすーい水色でオーバーレイもかけています。
ちなみにグラデーションマップは上で使ったものの上にあります「青空」です。オーバーレイで透明度は17%。
何もしないのもいいのですが、研究所や実験室的な雰囲気を出せたような気がしたところで完成です。
生物としてのドラゴン、ということですが、生物に属すか属しないかのドラゴンの大きな一番の違いは「繁殖の有無」「世界を渡れるか渡れないか」です。
自創作のよく描く方のドラゴンたちは生物の定義である「自己複製」を行いません。(例外として分体のようなものや外部の存在に弄られて無理やり生殖まがいのことをさせられるケースもありますが、それはさておき)
今回のドラゴンは生物としてのドラゴンであり、生物であることに基づいて繁殖をします。
その正体は、普通の動物が生存戦略の過程でドラゴンを強者と認識し、目指した結果と言われています。
これは、ドラゴンが生物の生存競争に積極的に参加している世界ほど顕著になっており、白王(https://www.pixiv.net/artworks/69536062)の世界ではあまり見られません。(※自創作は複数の世界がある前提でなりたっています)
ドラゴンといっても根本的な所では非生物のドラゴンとは全く別のものなのですが、今回の生物ドラゴンの捕食対象には非生物ドラゴンも含まれており、そのためか生命力は通常の生き物とは段違いです。
元々非生物のドラゴンを目指して誕生した存在なので、非生物ドラゴンへのヘイトが非常に高いです。
今回の生物ドラゴンは腕が翼になっている所謂「ワイバーン」系ですが、生物ドラゴンにはワイバーン系が多いです。
腕と翼が別々にある6本脚は絶対にないです。トビトカゲのようなパターンはありますが。
また、飛べるには飛べますが飛行力は低く、滑空が殆どです。
さて、上記イラストの生物ドラゴンの状況となりますが、この仔はドラゴンに関する研究所で卵から育てられた個体なのですが、成長するにつれて気性の荒さが際立ってきました。ちなみに雄個体。
元々荒々しい種で、闘竜といった娯楽や軍事などで使役されたりしています。
閉鎖された空間に入れられ苛立っている為に、骨をかじったり投げたりして誤魔化していますが、抑えられなくなると暴れまわって壁や床に傷をつけています。
あまり酷いときは自身の鱗や翼膜をかじってしまうので、鎮静剤を一時的に打つか、弱らせるか拘束した不必要とされた非生物ドラゴンを与えてサンドバック代わりや擬交尾(勿論非生物ドラゴンに生殖孔はないのですが)させて気を紛らわせています。
基本的に生物ドラゴンは非生物ドラゴンを本能的に超えたいと思っているので、与えたら良くも悪くも喜びます。
ただ、非生物ドラゴンは世界によっては貴重なので、沢山いる世界や、非生物ドラゴン誕生のメカニズムを把握している世界でしかこういったことは出来ませんが。
仕込み要素のある首輪はデスゲームの如く爆発……はしませんが、発信機や個体の身体情報他、鎮静剤や最悪致死量の薬を打ち込めます。
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以下上記の流れとは全く関係ないのですが、2ヶ月に1回のペースで公開してますクロッキー帳などのらくがきになりますが、今月できれば公開したいなあとは思ってはいるのですが、どうしても抱えてますことが多く多忙なために難しいかもしれません。
どちらかというとそちらを楽しみにしている方もいると思いますので、なるべく今月中を目指したのですが、もしかしたら来月の可能性もあります。
ご理解の程何卒よろしくお願い致します……。
あと全くの全く関係ないのですが、一部の人にはバレていたようですが、自分の関わったTCGが今月発売されます。
こちらのサソリや蟹が自分の描いたもので、他にもモンスター描いてます。
そのうち他の商業関係も公開できると思います。たぶん!
(某対策テスト用書き込み)