ラフ
ゴージャス系の毛の多いドラゴンはいつか描いてみたかったというか、以前にそれに近いもの(https://www.pixiv.net/artworks/88630299)は描きましたが、もっと毛の量は多くてもいいのでは、と。
今回はもっと毛を増やしたというか、毛が見やすい角度にしました。
グレーで描く
グリザイユで描く方針なのでグレーで。
手や翼の骨組みといった自分が苦手、複雑だと思うパーツは色をつけてから直すとめんどくささが増えるので、グレーの段階で最低限の形を抑えておきます。
また、高級感を出したいので赤い絨毯にしました。
殺風景だったので植物も追加。
色付け
乗算、オーバーレイなど使って色を乗せました。
ついでにクッションも追加。
このドラゴンは最初は黒竜で、成長と共に黄金の鱗を纏うというドラゴンなので全身金色でなく所々黒い箇所を残しています。
また、この彩度だと金色ドラゴンの割に地味に感じますが、今彩度を上げると色に振り回されることになるので最初の方は彩度明度共に控えておきます。
描き込み
とりあえず手始めに顔周辺から描き込み始めます。
毛を描きたいというのもあったのですが、黒を下地とした金の鱗も描きたかったので、黒めの所を残しつつその上から鱗を描きます。
目も描きましたが、自我を奪われてるドラゴンなので虚ろな感じで。
おめめアップ。こういったやばそうな目結構好きですね。
描き込み2
ドラゴンの面積で翼部分が大きく、ここを描けば大幅に作業が進んだ気がするので他の部分を後回しにしてこちらを先に描きます。
絵の大部分を先に終わらせて完成形態のイメージを出したり作業した気になるのも、モチベーションを保つ為に大事なことだと思います。
背景
全体の雰囲気を掴みたかったので背景を進めます。
更に高級感を出す為に絨毯に柄を追加し、床の木目というか境界というか、とりあえず入れました。
下記の自作素材を使用しております。
これを変形して床にしました。
背景とシルエット追加
ドラゴンのシルエットに物足りなさを感じたので、角を伸ばしたり背中のトゲも追加。
床の木目の境界線?というかキワの部分は上記の素材をもう一つ貼り付けてズラして色を白系にして……という手もありましたが今回はそのまま手描きで。
情報量の追加
まだ背景に物足りなさを感じるので、植木をずらして毛のブラシや上に散らかってるシーツやらクッションやら追加しました。生活感。
また、ドラゴンにもテクスチャをオーバーレイでかけたり、描きこみの他抜け毛を描いたりと。
仕上げ
絨毯の模様など細かい所を再度描きつつ、黄金感をもっと出したかったのでオーバーレイでドラゴンの角や爪、毛などの彩度を上げ、手前側も全体的に白に近い黄色系の色でオーバーレイをかけます。便利すぎますねオーバーレイ。
最後に目立たせたい所にレベル補正をかけて終わりです。
※ツイッターやピクシブに上げる予定のはフォトショップでシャープとぼかしの加工を入れています。
毛の描き方に関しましては大体下記の二つと同じ感じです。
ただ、今回の金色ドラゴンはふわっとした毛でなくサラっとした毛なのであまり動きはないですね。
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美しいものや珍しいものを好む金持ちに飼われているドラゴンなのですが、本当は飼い主は飼育という形でなく剥製を望んでいました。
しかし、死んでしまうと黄金の輝きは消えてしまいますので、黄金の美術品として剥製にする価値はほぼないです。
剥製を望んでいた理由はもう一つあり、この世界のドラゴンは生物でないので生殖でなくあらゆるものが混ざり合って突然生まれ落ちるもので、それには必ず人の記憶や人格が含まれており、知能が高いドラゴンには人の性質が強く出て人の言葉を扱うドラゴンも存在します。
そういったドラゴンほど人に対して危害を加えることはほぼ無いのですが、人に近い存在となったドラゴンを普通に飼えば動き回ったり自由を求めて脱走も考えられます。
ただ美術品として鑑賞したいだけなので剥製がいいのですが、死んでしまっては黄金でなくなるのでドラゴン用の薬物投与で人格を奪い大人しくさせ、飼育ということになりました。
ドラゴンへのあたりが良くない世界では、珍しいことではありません。
ちなみに抜けた毛も一日もしないうちにその輝きを失います。
角や鱗も同じで、価値があるとしたら効果はともかくすりつぶして漢方としてでしょうか。
おまけの単品