ラフ
胴の長いドラゴンをしばらく描いてない気がするので胴の長いドラゴンを描きたい!そんな感じのラフを。ちゃめっけも欲しいので果実を咥えさせて果実食ドラゴンにします。
あと自分の描くドラゴン、頭部がキャンバスの中央にあることが少ないのでそれも意識して。
描く前にピクシブなどで過去の自分の絵をまとめて確認することをよくします。
グレーで描くのと背景
前回いきなり色塗って失敗したので今回は安定度の高いグリザイユ技法を使いグレーで形を整えていきます。
背景はいつもの「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」の雲や森系のブラシでさっと……ブラシの力ってすごい。
ちなみにこの段階でモチーフの一つにミカンを入れることにし、口と翼で持ってる果実をミカンということに。ラフだととりあえず果実としか考えてなかったので。
が、夏を意識した絵なのですがよく考えたらミカンの旬って違いますね、夏ミカンとか一応ありますけど……。
グレーで描く2
まだ色は入れずにグレーのままで形を整えます。
鱗は色を入れてから本格的に描くのでガイド程度に軽く。
可愛い系がいいので眼をもう少し大きくしてまん丸に。ハイライトを入れると可愛さがより出るかと。
色付け
ある程度納得したら上に新規レイヤーを作りオーバーレイで色を乗せていきます。
背景が青なのでオレンジ色が映えますね。
ちなみにフリー素材のテクスチャも適当に選んだものもオーバーレイで乗せていますが、自分の絵も素材の一つとして乗せてます。
https://www.pixiv.net/artworks/70157486
理由は何となくですが、ただ自身のイラストを素材として使うのは著作権の問題が特に無いので気が楽ですね。
フリー素材サイトの写真が実は他のそうでない写真だったりする例もあるので……。
描き込み
上にまた新しくレイヤーを作り描き込みを始めます。
頭部のヒラヒラの主張が強く感じたので角の代わりに置いてた頭のヒレ(?)を半透明に。背景の色を拾って薄く塗ると大体それっぽくなります。
鱗はミカンの皮っぽく丸っこいのを。
ちなみに視線をなるべく中央に集めたかったので(一番見て欲しい所)この赤丸のところを主に明るめに描いてします。
顔付近は彩度が高いですしお腹の白はより目立たせています。
描き込み2
頭をあんま使わないパートですので宇宙人狼とか作業用動画にしながらちまちまと描き込み作業を……こういう時は作業用BGMより動画の方が作業進むんですよねなぜか。絵は孤独なので人の声が落ち着くのかもしれません。
顔は可愛い系にしたいので頭部の鱗を描き込むか悩みましたが、いざ描いたらそんなに悪くないのでその方針で。
デザイン追加
何か物足りなく感じたので何度か見直し、翼や鱗と鱗の境界に明度高めの黄色要素を追加しました。
こういった色味追加でぐっと印象が変わりますので思い切って要素を足すのは結構大事なことです。
どうしても思いつかない!という時はTCG系のイラストを参考にしましょう。情報量の宝庫ですので。
背景
背景があまりにも森過ぎたので一部削り段々畑のようにし、果実を追加。
それでもミカン畑さが微妙でもっと分かりやすくしたかったので、手前にもミカンの木と実を追加しました。
背景に海要素があるのはミカン畑で画像検索したら海が見える場所が多かったので。
仕上げ
鱗を満足するまで描き込んだら、埋もれていた足などを白系の色や背景から拾った色で縁取りしたりレベル補正レイヤーで調整したり、鮮やかさが欲しい部分に暖色系でオーバーレイをかけて完成です。
良い感じに鮮やかなオレンジ色が出てくれたかなと。
いっつも空気感として薄っすら背景色をエアブラシでかけたりしてますが、今回はスッキリさせたかったので背景に少しだけでドラゴンにはかけてなかったり。
ミカン擬竜化というよりもミカン畑によくいるやつって感じなのでそこまでミカン要素もりもりってわけではないですね(?)
普段はあまり飛ぶことはなく畑で寝るか果実を食い漁ってるかのどっちかだが、たまには作業や収穫を手伝ってはくれるらしい。
食べるときにはバカスカ果実を食べてしまうのだが、このドラゴンのいる地域の果実は品質が良いのでブランド品として高く売られている。
贈り物としてセットで売られているものは抜け落ちた鮮やかなオレンジ色の鱗が付属されているものが人気だったり。ほんのりかんきつ類の香りがする。
余談なんですが、自分の創作のドラゴンたちの飛行能力は翼よりもどちらかというと角が影響しているんですが、このタイプのドラゴンは頭部のヒラヒラ部位破壊したら飛行能力落ちるかもしれませんね。