ラフ
でかいのをドーンとグレーで。
大きさを表現するための対比として他にドラゴンを飛ばせます。
背景に町並みやビル群を描くだけでも表現できますが、この時点では背景をファタジーか現代系かに迷っていたのでまだはっきりしていません。
色のせ
オーバーレイで色をのせます。
空が青いので目立つ対比としてドラゴンは赤系にしました。
巨大感は空気感でも表現強化できますので、遠くにある翼や尻尾は青系を先にうっすら乗せて大体のイメージを出しておきます。
ドラゴンの形を出す
メインたる巨大ドラゴンの形が少しはハッキリしたほうがやる気が出るので、レイヤーを新規で作りそこでドラゴンを描き込み始めます。
情報量を出す為に事前にオーバーレイでフリー素材のテクスチャをのせてあります。
この絵で一番の要素は「大きいドラゴン」ということなので、デザインはあまり盛りません、比較的シンプルです。
描き込みと背景
ドラゴンを描き込みつつ背景のビル群も書き出します。
でかいドラゴンがのしのししてるんだから火事もおきてるんだろうなあと炎や煙のエフェクトも追加。
ドラゴンは今回鱗は大きめに。大きな角もそうですが全体的に主張を強くしたいので。
全体的に進める
いろいろと描き進んでいますが、一番は背景の空を暗い雲を乗せて絵の印象に不吉な雰囲気を加えました。
いつもの「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」の雲系ブラシです。
ビル群もほぼそのそちらの建物系ブラシを使っています。詳細は下記参照。まあこの後ビル群かなり描きなおすんですが!!!
ちなみにドラゴンは腕のデザインを変えましたが、こちら鳥の翼に近い配列を意識しました。丁度翼の練習をしていたので……。
こんな感じで素材ブラシのものを自由変形で形を合わせて貼り付けてますね。
これだけだと違和感があるので色を合わせたり加筆したりします。
ビル群を描きなおす
ビルのパースおかしくないか!?ということで描き直しました。
パースの知識は全然ないのですが、この角度でビルの屋上が見えないのはおかしい!
と感じうん時間かけたビル群を塗りつぶしました。
背景はメインでなくそえる程度、でしたら基本的に地平線より下のビル群は屋上が見える、という意識でいいと思います。この絵の場合は。
ビル群を描きなおす2
引き続きチマチマビル群を描いていきます。
素材のブラシの貼ったり手描きで描いたり……。
また、乗算レイヤーでドラゴンの影を付け足し存在感を出します。
調整
非表示にしていた火災系のエフェクトを表示し、調整します。
火災系はガサっと、もしくはモヤっとしたブラシを使えば大体なんとかなります。
いつもの「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」に火炎系のブラシがあるので。ほんと便利ですね。
同じくテクスチャが効いてそうなガサガサしたブラシでオーバーレイで適当に撒き散らすように描きます。
こちらは質感出しというか汚れで情報量や迫力を出すためです。
ドラゴンの顔や尻尾らへんをアップすると分かりやすいです。
仕上げ
雰囲気出しに火の粉を飛ばし、最後に顔の周辺を投げ縄で選択してレベル補正レイヤーを作りお好みで調整して完成です。
火の粉の描き方についてですが、
最初に散布系ブラシで適当に散らして描く
↓
そのレイヤーを複製、ctrlを押しながら複製したレイヤーをクリックして選択し、選択範囲の拡張でお好みの数値を入れて拡張する(色も変える)
↓
選択を解除してガウスぼかしでぼかす
↓
最初のレイヤーを一番上に乗せて完成(これも必要ならぼかす)
お好みで発光やオーバーレイを追加してもいいです。
2021年入って最初の一枚絵のドラゴン、とにかくでかく、背景も描く、と。
ビル群が一番時間かかりましたが、対比物体がしっかりないと迫力でませんからね、大事です。
ちなみにこんなでかいドラゴンがいるのに被害を受けているが周囲だけで他は損壊していないのは、このドラゴンはたった今誰かに召還されてここに突然現れたからです。
火災もドラゴンが現れた衝撃で建物が壊れて起きたことなので、ドラゴンが火を噴いて燃やしたとかではないのです。
普段は谷底や荒野、砂漠、火山、深海など、自分以外の存在が少ないか広い場所に住んでいます。陸上においては周囲のドラゴンとは共生関係。
それが突然こんな所に呼び出されて、某新宿に現れたドラゴンと似たような心境。
でかすぎるのでタワーに刺さったりはしませんが、建物を踏むのは人間がレゴブロックを踏んだ痛みと似てるんだとかなんとか。