ラフ
fanbox post: creator/301754/post/1427643
前のファンボックスで記載しました「大きいのが小さい存在に群れで襲われる図」が一枚絵で描きたいなと思いましたので、今回はその方針で。
身体全体が傷ついてる図にもしたかったので、全身が入りきるように横長構図です。
ラフ2
形を整えつつメモも付け足します。
「他の大きいドラゴンに襲われ負傷してから小型の群れに森に追い込まれる」という状況ですが、小型が群れで襲うにしても体格差はありますので、自分たちが熟知している森のトラップ、蜘蛛の巣やツタ、泥などを利用して体力を奪うという知恵で補っているところもあります。
背景の木の葉はいつもの「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」の葉っぱ系のブラシを主に使っています。
色を入れる
オーバーレイや乗算などのレイヤー効果でグレーだったドラゴンに色をのせます。
後から負傷差分を入れる予定だったので、血の色と被らない黄色系で。
シチュエーションがメインなのでドラゴンのデザインも比較的シンプルにします。
背景も奥行き感を出すためにエアブラシでグレー系の薄っすらとしたモヤをかけます。
鱗と小型
既に太ももの鱗を描きだしていますが、腕の鱗やラフ状態だった小型を描きだします。
大きいドラゴンは基本デザインがシンプルなので尻尾を若干カラフルに。
小型は赤い爪とトサカで攻撃性を出します。
描き込む
引き続き描きますが、もう少し色味があってもいいなと思いましたので、大きいドラゴンの鱗の一部を青色に。
鱗は筋肉にそって描けばだいたいなんとかなるので、鱗描けない!という人は先に鱗どうこうよりも正確でなくともいいので大まかに筋肉勉強しましょう。
小型を描き込む
小型があまりにも恐竜だったので、頭部のトガリを強くしてもう少しドラゴンっぽい感じに。ただメインの存在ではないのであくまで派手にはせず地味で。
また、翼をくわえてる小型は引っ張ってるように変更。飛行して逃がしたくないのでこれから引きちぎる感じです。
背景にも二頭追加して追い詰められている感を出します。
背景と差分用仮傷
背景を青色でオーバーレイで青味を出します。メインドラゴンが黄色なので、補色である青系を入れてより黄色を目立たせます。あと青系は不気味な雰囲気が出せるので。
葉っぱは「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」の葉っぱ系のブラシと共に、通常のブラシ(自身が使いやすいと思ったもので)で描き加えています。
傷は差分用のを仮入れします。描き込むのは後なので乗算で血を塗りたくり。
小道具の調整
傷を増やしつつ蜘蛛の巣やツタを調整します。
足に引っ掛けたり身体に巻きつけたりと邪魔そうな感じに。モンハンの環境利用みたいなモノですね。絵の賑やかし要素にもなります。
完成まで
細かい所を微調整しつつ負傷表現を増やします。
皮がめくれたり、翼膜をボロボロにしたり、尻尾のヒレを部位破壊したりと。
傷はただ血を赤で塗りたくるだけでなく、抉れたり皮膚下の肉が見えたりする表現に気をつけます。
小型なのでそこまで派手な攻撃は出来ないので角を折ったりはしません。腕の大きな爪あとは他の大型ドラゴンに襲われたものです。
尻尾踏まれている小型の地面の血はまだそんなすぐ出血しないだろうと薄めました。
また、森を走り回っているのだから葉っぱとかも身体につくだろうと翼などに貼り付け。
あとは最後にレベル補正を目立たせたい頭部~上半身にかけて選択しかけ、ぼかしやガウスなどでぼかしてサイン入れて完成です。
ちなみに上記が負傷差分です。大きいサイズなのでクリックして細部をどうぞ。
今回は上記でも記載しましたが、大きいのが小さいのに群がれて教われるというお題で。
本来互いに生息地は違く、わざわざ自分より体格の大きいドラゴンを狩らなくても他にも獲物はいます。
この世界は基本的に穏和なドラゴンが殆どですが、そうでもない地域が一部あり、そこに存在するドラゴンたちは「生きるためというより、より強い存在を倒し喰らうことで己の存在を高める」傾向があります。
ドラゴンは誕生が特殊で正確には生物に属さない存在なので、繁殖はせず次世代など考えず、ただただ己自身が強くなることしかほぼ考えてないですね。この魔境のドラゴンたちは。兵器量産所。
絵の状況のようになった流れとしては、
大型のドラゴンが己を喰らおうとした別のドラゴンに襲われる→負傷し逃げる→縄張りを奪われ別の土地へ→個々は強くないが群れを作る小型のドラゴンに遭遇→経験値沢山貰えるレアモンスター見つけたぞころせ喰え!と襲われる
みたいな感じです。
小型たちは今でこそ群れてますが、個々の力が強くなり差が出たら互いに殺しあって喰らいあいます。
以下おまけの負傷なし通常の大きいサイズと小型襲撃者を消したものです。