ラフ
最近縦構図の絵描いてない!ということで縦構図です。
和っぽい雰囲気のを描きたかったので、最初は和に似合いそうな滝の中からぬ~っと出てきているイメージでした。
色決めと背景変更
何故か滝の中どころか上空になりました。
ただ滝の雰囲気は残したかったので「滝のような土砂降りの雨を纏っている竜」として大雨のエフェクトを足しました。
ちなみにいつもの「CLIP STUDIO PAINTブラシ素材集 雲から街並み、質感まで」に入っているブラシで雨エフェクト描きました。
全体的に低彩度で静かな雰囲気を出しています。
背景
エフェクトは非表示にし、背景の森部分はフリー素材の写真を切り取って透明度を調整して乗せ、違和感がある部分はブラシで描き足しています。
フォトバッシュと言われているものですね。
普通に描いてもいいのですが、作業時間短縮や自身に適応力が欲しいので……簡単だ手抜きだよく言われていますがやってみると結構難しいです。
竜を描き出す
メインたる竜を描き始めます。和テイストということで鱗は和龍でよく見られる柄付きの丸みのある鱗でいきます。
グラデーションマップを追加
雨エフェクトを時々表示して全体を確認しつつ描き込み、黄色系のグラデーションマップをオーバーレイで追加して色味を足しました。
グラデーションマップは色情報を増やすのにはもってこいです。
描き込み
エフェクト系を再び非表示にしつつひたすら描き続けます。
透明感のあるヒレや翼のようなものですが、本来ならば別レイヤーで描いて透明度を下げるだけでそれっぽく楽に出来るのですが、今回ほぼ上からそのまま描いています。
透かしの先にある鱗や背景の色を拾って混ぜてまた色拾って……という作業をしつつ塗っていけば大体ソレっぽくなります。
ちなみにレイヤー別けるのめんどくなってそうなりました。
差し色追加
ほぼ塗り終わりましたが静かな雰囲気の色と言えど地味さを感じたので差し色として濃い赤を追加しました。
目元と胸の模様と爪の付け根だけですが、これだけでも一気に華やかさが増した気がします。
全体の確認
雨を追加で描き、エフェクト系を表示して全体、サムネも再度確認します。
サインも入れてこれで終わりでもいい気がしますが、なんだかまだもうちょっといけるのでは?
オーラなど追加して仕上げ
神性さのある竜なんだからオーラみたいなの纏っててもいいはず。
ということでふわっとしたブラシ(エアブラシなど)でオーバーレイで竜の周囲に明度の高い色を薄っすらのせ、風のようなエフェクトも薄っすら追加しました。
ヒレ系の部分にも薄っすらオーバーレイで彩度を上げるように、あまりしつこくならない程度に色を乗せています。
TCG系の仕事絵でしたらもっと輪郭、エフェクトはっきりさせてもいい!っと言われそうな気もしますが、しっとりさも守りたいのでまあこれくらいで。
今回描きながら意識したことは、
・和テイストだが体系は蛇系ではない
・どっかの田舎の神様っぽい
・翼は不定形、鱗や甲殻の起伏が無いのでヒレなどでシルエットに変化を出す
・全体的に低彩度、金装飾はどぎつい金にはしない
・フォトバッシュに触れてみる
という感じでした。
普段は水底、曇り空の中、滝の裏の洞窟に潜んでいる。
この竜が動き出すときは決まって滝のような大雨が降り出す。
もしくはその大雨に惹かれてこの竜が動き出すのかもしれない。
どこかの地方では「どしゃぶりさま」「ざーざーさま」などと呼ばれ、その姿を形どったキーホルダーやお守りなど、人気のお土産の一つのブランドとして成り立っていたりする。
ただ、外で目視できるのが視界がぼやける大雨の時ぐらいで、ハッキリとした容姿があまり知られてないのでデザインがそれぞれ微妙に違うのであった。
基本的に竜は何らかの集合体として誕生するので、神聖視されていた滝、またそれを祭る社に収められていた神器、社に使える巫女、はたまた気象予報士や長く生きた鯉など、それらの何れかが集合したものではないかと推測される。
おまけ
エフェクトなし