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濁り丸
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【有料サイト 限定公開】 子作り種付けセックスしないと出られない部屋で、 デカ乳騎士王はマスターとの愛欲に溺れる 前編(無料)



 仁王立ちしながら右手を掲げる黒髪の青年——藤丸 立香は、手の甲に刻まれた盾の形を模した令呪を赤色に輝かせた。



「——令呪を持って命ずる。宝具を放て、ランサーっ!!」



 真っ白なファーが付いている真っ赤なマントの下に秘所やお尻の谷間にキュッと食い込む青を基調としたドスケベなハイレグ衣装を身に纏い、深い谷間が覗く小玉スイカのようなデカ乳が窮屈そうに押さえ付けられているため、美の女神の如く全ての均整が取れている金髪美女——”アルトリア・ペンドラゴン”に宝具を解放することを命じたのである。



「はいっ!! マスター、危ないので離れていて下さい——っ」



 三画ある令呪の内の一画が使用されたことにより、彼女の全身には溢れる程の魔力が漲った。


 それにより右手に握り締めている金属製の柄以外の穂先は黄色い光で形取られる”聖槍”は、至近距離ではまともに目も開けていられない位に強い輝きを放ち始めたのである。限定開放の比にならない莫大なるエネルギーの解放によって穂先部分は巨大化、螺旋を描くように回転することで爆発を起こす臨界点付近で槍としての形状を維持していた。


 『星の聖槍』にして『嵐の錨』とも称される聖槍の名は”ロンゴミニアド”、実際には槍としての体裁を拘束により保っている状態であり、真実の姿は世界の表皮(テクスチャ)を繋ぎ止める塔とされる”光の柱”である。『世界を救う星の聖剣(エクスカリバー)』と同等のプロセスを有する合計で十三拘束の存在から、宝具としての枠組みに強引に抑え込んでいるため、宝具として拘束から解放された姿は”天から降り注ぐ極光”に他ならない。


 円卓を統べる騎士王に相応しい凛々しくも勇ましい表情を浮かべるアルトリアはカッと目を見開き、全身全霊を込めて対城宝具を放つために魔力を漲らせながら詠唱を開始する。



「最果てより光を放て。其は空を裂き地を繋ぐ、嵐の錨っ! 『最果てに輝ける槍(ロンゴミニアド)』——っッ!!」



 本来ならば愛馬である『ドゥン・スタリオン』に騎乗しながら天高く空まで舞い上がり、解放した槍を前方に構えながらの高速突進が攻撃方法であった。だが、現在は狭い空間にマスターと共に閉じ込められており、流石に巨馬を召喚するようなスペースは存在していないため、彼女は構えた槍を魔力放出により全力で突き出したのである。


 これにより目前の”何の変哲も無い部屋の壁”は、塵すら残さず破壊される筈だったのだが——



 ——カツンっ



「な——っ?!!」

「嘘っ?!」



 地表に巨大なクレーターを形成する程の圧倒的な光のエネルギーは壁に当たる直前で霧散、魔力放出によって高速で突き出した槍の絶大な威力さえ減衰した結果、拍子抜けする程に軽い接触音が空間内に響くだけであった。二人が閉じ込められた空間は中央に巨大なベッドが鎮座しているだけのホテルの一室にしか見えないのだが、宝具として解放した聖槍による全力の一撃を放っても傷一つ付かない隔絶された閉鎖空間である。


 概念的な”ギミック”が空間全体を覆い尽くすように常に効果を発揮しているということであり、彼女達に課された”条件”をクリアしない限り、どれだけ強力な宝具や攻撃手段で破壊しようとしても不可能であるという証明であった。これ以上は攻撃しても魔力を無駄に消費するだけだと悟ったアルトリアは槍を愛馬が待機する異空間にサッと収納して、がっくりと肩を落としながら自分の全力でも通用しなかったことを謝罪する。

 


「令呪まで使用して貰ったのに、傷一つ付けられず申し訳ありません」

「ううん、気にする必要無いよ。壁に当たる前に攻撃自体が無力化されてる感じだったから、どんなに強力な攻撃でも突破出来ないみたいだから。でも、色々試してみたけど手詰まりだね。……そうなると残ってるのは”看板の内容”だけか」

「————っッ?!♡♡♡♡ カルデアとの通信も遮断されているのに加え、物理的な手段も不可能でしたから。看板の命令に従うしか無いかも知れませんね……っ♡♡♡ これだけ無法な空間です。恐らくですがこの極小特異点は私達がいる空間しか存在しません。誰かの願望を聖杯が叶えた結果、創り上げられたのだと推察します……っ♡♡」

「うん、それならやっぱり従うしか無いか」



 言葉を交わしながら自然とマスター達の視線は破壊しようとしていた壁の上部に向くことになり、『気が済むまでイチャラブ種付けセックスしなければ出られない部屋』と恥ずかしげも無くデカデカと書かれた視界に入り込む。看板の内容を”実践”することを無意識にでも意識してしまったせいか、二人は顔だけで無く耳の先端まで真っ赤に染めながら俯いてしまう。



「「…………」」



 暫くの間、気不味さを感じてしまう沈黙が続く。







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 二人が閉じ込められた”極小特異点”が発生した原因は同人誌で近年流行した『セックスしないと出られない部屋』というシチュエーションがあり、それをカルデアに召喚されても引き篭もっている”オタク妖怪”が同人誌で描くために見てみたいと口にした願いを聖杯が何故か叶えてしまった結果である。本人は自分の願望が叶えられたとは全く知らず、大好きなマスターが後始末をするように解決に向かったことさえ知らずに同人誌活動に熱中していた。



『くしゅんっ!! むむっ、今まーちゃんが姫のことを話した気がするっ♡♡ ぐふふ……っ♡ 若しかしたら姫の想いが届いたのかもっ♡♡ まーちゃんと姫のイチャラブ子作りナマモノ同人、描いてて興奮しちゃうから筆が進まないのが難点っ♡♡♡ んぅ……っ♡♡』



 現在進行形で彼とアルトリアに迷惑を掛けていることを知らない彼女は、自分が描いている同人誌に興奮してその場で自慰行為に耽り始めてしまう。こんなことを繰り返した結果、締め切りがギリギリになってしまうのはまた別のお話である。







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「アルトリアっ」

「はっ、はいっ!」



 長い沈黙を破るように先に声を出したのはマスターであり、突然のことにアルトリアは驚き猫のようにビクッと身体を震わせた。身長差が殆ど無い二人は相手の顔や瞳を見詰めるように向かい合い、少し緊張した面持ちの彼はほぼ告白をする。



「このまま助けを待つのは難しいと思う。でも、アルトリアと義務的にシたくない」

「はぃ……っ♡♡ わっ、私もそう思っています……っ♡♡♡」

「だから気持ちをちゃんと伝えておきたい。自分が槍を手にして神に近付いた存在だからって円卓の皆にも遠慮して意固地になってるし、真面目で頑固過ぎる所もあるけど凄く誠実で優しくて、寂しがりなアルトリアのことが大好きだよ」



 彼から馬上突撃よりも真っ直ぐで男らしい大胆な告白をされたことにより、目を見開きながら驚く彼女は見る見る内に首どころか鎖骨の辺りまで真っ赤に染め上げてしまう。恥ずかしさからアルトリアは地面を見詰めるように俯いてしまい、エメラルドの瞳は忙しなく左右に彷徨いながら正しく恋する乙女のような表情を浮かべていた。



「〜〜〜〜っっッ゛?!!♡♡♡♡♡♡ そっ、その……っ♡♡」



 普段の物静かであるが凛々しい騎士王の姿は何処にも無く、沸騰しそうな頭からはまともな言葉を絞り出すことさえ出来ない。肝心な所で素直になり切れない彼女のそんな意地らしい所をマスターはもっと愛おしいと感じて、既にノックアウトする寸前であるアルトリアに畳み掛けるように愛の言葉を口にするのであった。



「大好きだよアルトリア。普段から戦ってる時は綺麗で凛々しくて見惚れちゃうし、話してる時は可愛い所が沢山あるギャップが最高。物凄い美人さんで大きいおっぱいとかお尻も魅力的だよ。いつもエッチな視線を向けないようにするのをずっと我慢してた」

「〜〜〜〜〜〜っっッ゛??!!!♡♡♡♡♡♡ そっ、それ以上はぁっ♡♡ 言わないで下さい……っ♡♡♡ まっ、マスター……っ♡♡ わっ、私も——」



 余りの恥ずかしさから両脚を含めて全身をガクガクと震わせる彼女は、根負けして白旗をパタパタと振るように自分の想いを伝えるために言葉を紡ぐのである。



「私もマスターのことが好きですっ♡♡ いつも優しくて半神であり冷徹な王である私に対しても、分け隔て無く接してくれるマスターのことを愛してますっ♡♡♡ もっ、もうこれ以上は許して下さい……っ♡♡ 顔から火が出てしまいそうですっ♡♡♡」

「ありがとう、アルトリアの気持ちが聞けて嬉しいよ。両思いだったの凄く嬉しい」

「————っっッ゛♡♡♡♡ わっ、私も嬉しいです……っ♡♡ あ——っ♡♡」


 

 少年少女のように告白し合ったマスターとアルトリアの間には甘ったるい空気が生まれ、彼は目の前の彼女を抱き締めて引き寄せる。


 たわわに実ったおっぱいが厚い胸板に『むにゅぅ♡♡』と押し潰れるまで抱き締め合い、最初は抱き締められたことに驚いていたしていたアルトリアだが、それを受け入れるように恥ずかしそうにおずおずと彼の背中に両腕を回すのであった。



「はぁ……っ♡♡♡ マスターの身体は温かいですねっ♡♡」

「アルトリアの身体も温かいよ。それに良い匂いがして女の子って感じで柔らかい」

「〜〜〜〜っッ♡♡♡♡ 恥ずかしいですぅ……っ♡♡」



 抱き合いながら肢体の前面同士を密着させ合う二人は、服の奥にある身体の感触や体温を感じながら心も満たされていく。暫くの間、抱き合う幸せな時間を堪能していたマスターとアルトリアは、示し合わせたかのように顔を上げると視線同士を絡み合わる。


 彼女はゆっくりと瞳を閉じて艶やかで瑞々しい唇を僅かに尖らせ、彼もゆっくりと顔を近付けて二人だけの結婚式のような誓いのキスを交わす。



 ——ちゅぅっ♡♡♡



「ふぅ……っ♡♡ んむっ♡ ちゅぷぅ……っ♡♡」



 唇が触れ合った瞬間のアルトリアは『ビクッ♡♡』と肩を震わせていたが、蕩けるような快楽により肢体は直ぐに弛緩する。『気が済むまでイチャラブ種付けセックスしなければ出られない部屋』で二人は抱き締め合い、口元から鳴る嫌らしい小さな水音と彼女の艶めかしい呼吸音を木霊させるのであった。


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