——”ハロウィン”
アイルランドのケルト民族が季節の変わり目に開催していた、”サウィン”が起源であるとされている。
現代では10月31日にジャック・オー・ランタンの形にくり抜いたカボチャやカブなどを飾り付けながら、魔女やお化けの格好をした子ども達が近所の家々を巡り『トリック・オア・トリート』の掛け声でお菓子をおねだりするのが習慣化していた。
だが、しかし——
特異点の最前線で攻略に向かう人類最後のマスター”藤丸 立香”を筆頭とした”カルデア”からすれば、本来のハロウィンとは掛け離れたトンチキイベントが発生する日という認識なのである。
年を経る毎にクラスを変えながら増殖し続ける”エリザベート・バートリー”だけでもお腹一杯なのだが、チェイテ城に上下が反転しているピラミッドが突き刺さっており、その上に姫路城が鎮座する通称”チェイテピラミッド姫路城”や仁王立ちする超巨大エリちゃんロボットなど、風邪を引いた時に見る悪夢のような光景が広がる特異点が発生するのがハロウィンであった。
春のバレンタインや夏のバカンスに並んで秋を代表する風物詩がハロウィンなのだが、今年も発生したトンチキ特異点の解決に向けてマスターを始めとしたカルデアは奔走したのである。
『——わぁ、本当にハロウィンになると”エリザ”が増えるんだね……。流石の私でもちょっと頭が痛いかも』
『ははは……っ、エリザベートは何でもありですからね』
”新霊長後継戦・アーキタイプ・インセプション”の舞台となった西暦3017年の月面に築かれた宇宙開発都市ムーン・ドバイの”後継伝承”に協力した結果、エリザベートの保護者が彼以外にも増えたことは不幸中の幸いであった。狂気に陥れようとしてくるトンチキ特異点特有の精神汚染は、同じ気持ちを分かち合う”先輩”のお陰で幾分かは和らいだのである。
『うーん、マスターに”ご褒美”くらいは上げたいな?』
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また新たなエリザベートが増えてトンチキ特異点を完全攻略したカルデアは、本来あるべき穏やかで楽しいハロウィンを取り戻していた。主にブラックとオレンジの飾りやカボチャのジャック・オー・ランタンによりカルデア施設内は煌びやかに装飾されており、小悪魔やお化けの仮装をした子ども達にお菓子を配る一般的なハロウィンが始まっている。
洋菓子や和菓子に関わらずスイーツ作りが得意なサーヴァントは当日にお菓子を手作りしながら、それ以外のサーヴァントも既製品を購入することで子ども達に配るお菓子を準備していた。
特異点攻略に奔走していたマスターもクッキーなどを事前に用意しており、次々と自室を訪れる可愛らしい仮装をしたジャック・ザ・リッパーや茨木童子といった子ども達の『トリック・オア・トリート』の言葉に応え、可愛らしくラッピングしているお菓子を手渡していったのである。
「「「せーの、トリック・オア・トリートっ!!」」」
「悪戯されるのは困っちゃうから、クッキーで勘弁して欲して貰おうかな。食べた後はちゃんと歯磨きもするんだよ。それじゃあ……ハッピーハロウィン」
「「「はーいっ!! ハッピーハロウィンっ!」」」
イリヤとクロエ、美遊の仲良し三人組にもクッキーを渡したマスターは、喜んでいる彼女達の後ろ姿を手を振りながら見送り、用意していた全てのお菓子を配ったことで特異点に続いて本来のハロウィンも終わりを迎えるのであった。自室の扉が完全に閉まった彼は今年も大変だったと思いながら、それでも最終的には楽しかったと自然と笑みを溢すのである。
「ふぅ……っ、今年のハロウィンも大変だったけど楽しかったなぁ」
騒がしいお祭りが終わった後の帰り道で感じる一抹の寂しさに似た感情を覚えるマスターは、来年のハロウィンを少しだけ楽しみにしながら眠りに就くためにベットに向かうのであった。
——コンコンコンっ
「あれ? 用意してたお菓子は配り終えた筈だけど……はーいっ」
扉を叩くノックの音色が部屋の中に響いたことにより、彼の意識は再びハロウィンに引き戻されたのである。
誰だろうと小首を傾げているマスターが扉を開けるのだが——
「わっ、”白野先輩”?」
「ふふふっ、サプライズ成功」
そこにはクラスで三番目に可愛い女の子という評価では絶対に収まらない茶髪の美少女——”岸波 白野”が立っており、”BBドバイ”から借りたであろう黒と金のゴージャスなロングドレスを完璧に着こなしていた。
古今東西の美少女や美女を見てきて耐性があるマスターでさえ見惚れてしまう位に綺麗な彼女は、目を見開きながら固まっている彼に悪戯が成功した子どものような笑みを浮かべ、今日だけで数え切れない位に聞いたであろうハロウィンを代表する言葉を呟くのである。
「”トリック・オア・トリート”、お菓子をくれなきゃ悪戯しちゃうよ?」
「お菓子はもう配って無くなっちゃいましたね」
「ふふっ、それじゃあ悪戯しないとだ」
同じマスターとしてライバルのように思い気心の知れた友達のようでもあり、弟のような親しみも感じている可愛い後輩を労うため、ゴージャスなドレスを着ることで仮装している白野は彼の部屋を訪れたのであった。
基本的にクールで無表情がデフォルトである彼女なのだが、内面は大分愉快な性格をしており突拍子の無い行動をすることも多いマイペースな人物である。今回の仮装をして現れるサプライズも唐突に思い付き、仲の良い後輩のBBドバイからドレスを当日になって借りたのだ。
「……部屋に入るけど良いよね?」
「白野先輩ならいつでも歓迎ですよ」
「それは嬉しいかも……っ♡♡」
——ウィーン、バタンっ
再び閉じられた金属製の扉を遠くの方から様々な感情を込めて見詰めている人影があるのだが、それは白野に自分のドレスを貸した現在は煌びやかなゴールデンバニー姿のBBドバイその人であった。
「むぅっ、先輩がセンパイに取られちゃいましたぁ。BBちゃんも二人に混ぜて欲しい〜〜っ。でも、邪魔して嫌われるのはもっと嫌ですぅ……っ」
彼女は大好きな”先輩”と”センパイ”がこれから愛し合うという事実にやきもきしながら、邪魔をして嫌われたくないという気持ちと二人に挟まれたいという複雑な乙女心を爆発させている。
「はぁ……っ♡♡♡ んぅっ、壁の気分も悪くないかもですっ♡♡」
自分だけ除け者にされながら寝取られている気分であるのに、どうしようも無い位に気になってしまい、BBドバイはこっそりとマイルームの内部を覗き見してしまうのであった。見ていることしか出来ない状況から新たなる”癖”が芽生えてしまいそうになっている彼女は、少しでも興奮を発散するために自分の豊満な乳房や秘所に指先を伸ばしたのである。
「ぁ——っ♡♡」
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可愛らしい嬌声とキス特有の水音が、部屋の中では断続的に響いていた。
「——ちゅぷっ♡♡ ちゅぅ……っ♡♡♡ んむっ♡♡ ふぅ゛……っ♡♡♡♡ ちゅぷぅっ♡♡ んぅ゛……っ、ぷはぁーーっ♡♡♡ はぁっ♡♡ かっ、勝手におっぱい揉んじゃだめぇ♡♡ ——ぁ゛っ♡♡♡♡」
「差し込んで下さいって位に胸元ブカブカなんですから、白野先輩の可愛いおっぱい揉むに決まってるじゃないですか」
「それはBBのドレスだからぁ……っ♡♡ ぁ゛ひっ♡ 話しながら乳首コリコリするなぁ♡♡♡」
シングルサイズのベッドの縁に白野は浅く腰掛けており、背後からマスターは先輩の女の子らしい小柄な身体を包み込むように抱き締めている。二人は俗に”あすなろ抱き”と呼ばれる体勢をしているのだが、先輩・後輩以上に親密な関係性であることは誰の目から見ても一目瞭然となっていた。
「ドレスの隙間から乳首が覗いてるのエロ過ぎるんですよっ」
ほぼ小玉スイカのようなサイズ感をしたドスケベおっぱいの持ち主であるBBドバイから借りているドレスであるが故に、可愛らしいサイズ感をしている白野の胸元とドレスの間には隙間が空いて無防備であった。僅かな動きでもチラチラと覗いている桜色の誘惑にオスが抗える筈も無く、彼は両脇から手を差し込みながら慎ましい乳房を直に揉みしだいたのである。
「あ゛っ♡♡♡ ぁっ♡ あぁ゛っ♡♡ いっ、悪戯するのはぁっ♡♡♡ 私の方でしょ♡♡ ん゛ひぃ゛〜〜っっッ゛♡♡♡♡」
「先輩そのものがデザートみたいなものですよね? すぅーーっ、全身から甘くて美味しそうな匂いしてますし」
「〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡♡♡ マスターって意外とスケベだよねっ♡♡ あッ♡♡♡ ぃ゛ひっ♡♡ あ゛っ♡ ほっ、本当のこと言っただけなのにぃ゛っ♡♡♡ ぁ゛——っッ♡♡」
軽口を叩き合いながらもマスターは彼女の慎ましい大きさのおっぱいを卑猥な手付きで弄くり回し、彼の逞しい胸板に白野も背中を預けながらズボン越しに怒張していることが丸分かりであるオチンポをスリスリと撫で回している。気付けば彼女の着ているドレスは自然と肌蹴ていき、処女雪のように真っ白で清らかである華奢な上半身が露出してしまう。
庇護欲と性欲を同時に掻き立てる肢体を視姦しながら、マスターは耳元で思ったことをそのまま呟く。
「白野先輩、本当に綺麗でエロいですよ」
「————っっッ゛?!!♡♡♡♡ はぁ゛ーーっ♡♡ ぁ゛ひッ♡♡♡ ひぃ゛——っッ゛♡♡ お゛っ♡♡♡ お゛ひぃ゛〜〜っッ♡♡ 本当におっぱいイジるの上手すぎぃ゛……っ♡♡♡♡」
小動物のように小柄で可愛らしいのにドスケベな白野の肢体は、マスターの性的な興奮を更に高めてしまった。小さくともマシュマロのように柔らかいおっぱいを優しく揉みしだきながら、硬くシコっている乳首やぷっくりと膨らんだ乳輪を指先でクリクリと弄くり回している。
ずっと弄られ続けて常に快楽が迸る状態で耐え切れる筈も無く、彼女は肢体をビクンビクンと大きく震わせながら身体を弓のように仰け反らせ、本日初めての絶頂を迎えてしまう。
「あ゛っ♡♡ ほんとにイク……ッ♡♡♡ ぉっ、おっぱいだけでイ゛っちゃぅ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡」
「イって良いですよ。白野先輩のイク所、俺に見せて下さいっ!」
——きゅっ♡♡ カリカリぃ♡♡♡
「ぁ゛っ♡♡♡ ほんりょにイ゛っク゛ぅ゛っ♡♡ イ゛クイ゛ク゛イ゛っク゛ぅ゛——っ♡♡ イ゛ック゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛ぅうう゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛ぅぅうう゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛ぅ〜〜〜〜〜〜っっっッッ゛♡♡♡♡♡♡♡♡」
性感帯であるおっぱいの中でも特に敏感な乳首を弄られた結果、白野は全身から甘ったるい発情メスフェロモンを溢れさせながら絶頂を迎えるのであった。普段のクールな感じと百八十度違う彼女のドスケベアクメに陥る反応は、マスターに強いギャップを感じさせて余計に興奮させてしまうのである。
彼は白野が着ているゴージャスなドレスの骨盤の辺りまで入っている深過ぎるスリットから、下半身に右手を滑り込ませることにより絶頂を迎えてしとどに濡れそぼっている秘所に触れるのであった。
——く゛ちゅッ♡♡
「ぁ゛ひゅぅ゛う゛ぅぅうう゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡♡♡」
彼女の部屋の外にも響き渡りそうな位に大きな嬌声が響き、グチュグチュとおまんこを弄る卑猥な水音が鳴ったのである。
【ドスケベハロウィン小説合同2024】 後輩から借りた衣装で仮装する岸波 白野は、お菓子よりも甘いハロウィンの夜を過ごす