見渡す限り周辺には街灯一つすら存在していない幻想的な雰囲気の砂浜で黒髪の青年——”藤丸 立香”と金髪の美少女——”A・A”は、互いの背中に両腕を回すことによってギュっと抱き締め合っており、本来ならば真っ暗闇な夜空やビーチ全体を照らしてくれる満月の慈愛に満ちた柔らかな光に二人も包まれている。 相手のことを抱き締めるという愛情表現だけでは昂り続ける感情を抑え切れずに、もっと”好き”や”愛してる”という感情を伝えたくて言葉を発していないのにお互いの”次”にしたいことが分かっていた。示し合わせるかのようにほぼ同じタイミングでマスターとA・Aは動き始め、抱き合うことで元から鼻先が触れ合いそうな位に近かった顔を更に寄せて口付けを交わそうとする。 ——ちゅぷぅっ♡♡ これまでの”反動”によって相手への好意の感情が溢れている二人はキスをして、穏やかな波の音にも紛れてしまいそうな位に小さくて可愛らしい水音が響かせた。 唇同士を触れ合わせて密着させる幸福感と快感を少しでも長く堪能するために、マスターとA・Aは興奮していることを隠し切れない鼻呼吸をしている。相手の息が自分の顔に吹き掛かるこそばゆさすら愛おしくて心地良いと感じており、触れ合っている唇から伝わる痺れるような甘さと心の奥底から溢れる幸せな温もりに溺れていた。 「んむぅ゛っ♡♡ ちゅぅ……っ♡ ふぅーーっ♡♡♡ ふぅっ♡ ——ちゅぷぅっ♡♡」 結婚して子どもが欲しいと呟いていた彼女の願いを叶えたかったマスターと毎日のように彼との愛の結晶である赤ちゃんを一刻も早く授かりたかったA・A、どちらも抱いていた思惑が異なっていたせいで二人は”すれ違い”を起こしてしまったのだ。 最終的には彼女の不満が爆発してしまい自分もモルガン達と同じように『いっぱい抱いて孕ませて欲しかった』と涙を浮かべながら訴えたのだが、実際には彼が自分の願いを叶えようと行動していたことが判明、誤解が解けた上に一生の記憶に残る素敵なプロポーズをされるという幸福がA・Aには訪れたのである。 ”雨降って地固まる”という言葉の通り、二人の仲はこれまで以上に深まっていた。 色っぽい吐息を漏らしながらマスターと彼女は唇や身体の前面部分を密着させているのだが、普通なら瞼を閉じるのに目を開けて愛している相手の翡翠色や空色の瞳をじっと見詰めて続けている。解けなくなった毛糸のように視線と視線を絡み付かせながら、お互いに相手のことしか見えていない二人だけの世界に耽ってキスやハグ以外でも好意を伝え合っていた。 「んぅ゛……っ♡♡♡ ふぅ゛ーーッ♡ ちゅぷっ♡♡ んむぅ゛……っ♡♡♡ ぷはぁ゛ーーっ♡♡ はぁ゛……っ♡♡♡ ちゅぅっ♡♡♡♡ ——んむッ♡♡」 永遠にも思える程に長い口付けを交わしていたマスターとA・Aは、唇を僅かに離して荒い呼吸を一度だけ吐き出したのだが、直ぐに我慢が出来なくなってまた唇同士を触れ合わせてしまう。”バードキス”に近い鳥が啄み合うようなキスが何度も繰り返しており、打ち寄せる細波の音色に混ざるような形で断続的に可愛らしい小さな水音が鳴り響かせているのだ。 「ちゅぅっ♡♡ ちゅぷぅっ♡ んむぅーーっ♡♡♡ ちゅっ♡♡ ちゅぷ……っ♡ ちゅぅっ♡♡♡ ん゛ふぅ゛ーーっ♡ ふぅ……っ♡♡ ちゅぷぅッ♡♡♡」 誰にも邪魔されない”プライベートビーチ”だからこそ、時間も場所も思考の外に追い遣ってキスの快楽に溺れてしまう。 実際には口付けを重ねる度に身体は火照って興奮は高まり続けるのだが、少しずつ昂る気持ちに思考が追い付いていき喋る余裕が生まれる。触れていた唇を離した彼は大きく息を吐いて呼吸を整えながら、激しい運動をした後のように息も絶え絶えで色っぽい吐息を漏らすA・Aに何日も一緒に過ごせることを囁いた。 「んむぅっ、はぁーーっ。これから一週間お休みだから……っ」 「はぁ゛っ♡♡ ふぅ゛ーーっッ゛♡♡♡ ふっ、二人っ切りでぇ゛♡ んぁ゛っ♡♡♡ いっ、一週間もぉ♡♡ んむぅ〜〜っ?!♡♡♡♡ ちゅぅっ♡♡ ぷはぁーーッ♡♡♡ 幸せですぅ゛……っ♡♡ ちゅぷぷぅ……っ♡♡♡♡」 誰にも邪魔されない真夏のリゾートという最高の舞台で一週間という長い時間を過ごせると伝えられ、彼女はこれからのことを”想像”してそれだけで幸福感に満たされてしまう。藍色のスイムスーツの内側でスベスベの割れ目を濡らしてお臍の奥にある子宮をキュンキュンと疼かせてしまっているのだが、数え切れない回数を愛し合うことが出来て沢山子作りが出来ることが分かっているからだ。 完全に蕩け切ったオンナの顔をしているA・Aは彼に愛を伝えたいがために、自分がモルガン達に嫉妬しながら時間を掛けて開発した二つの魔術を”刻み付け”たいと言葉にする。 「ちゅぷぷぅ……っ♡♡♡ んむぅ……っ♡♡ ちゅぅッ♡♡♡♡ ちゅぷぷぅっ♡♡ ぷはぁーーっ♡ ふぅ゛ーーっッ♡♡♡ まっ、マスターっ♡♡ 私が自分の身体にぃっ♡ んぁ゛ッ♡♡ ”妊娠”する魔術と”赤ちゃん”を直ぐに産める魔術っ♡♡♡ この二つを刻み付ける所を見てて欲しいですぅっ♡♡♡♡」 「うんっ、A・Aが孕めるようになる所見せて」 「————っっッ゛?!!♡♡♡♡ はっ、はぃ゛……っ♡♡ それでは——」 興奮を隠し切れない彼女は下腹部に両手を当てながら、マスターの赤ちゃんを産めるようになるための呪文の詠唱を行う。大きくてぼんやりとしたモルガンの水色に対抗するようなピンク色のハートマークの光は少しずつ収縮していき、小さくてハッキリとした形になり子宮の形を模しているかのように刻み込まれた。 そして、二つ目の詠唱によってただのハートマークには複雑な紋様が刻まれることになり、最終的には藍色のスイムスーツに隠れてしまっているがドスケベ淫紋が出来上がる。無事に魔術を刻み付けることが出来たA・Aは幸せそうな笑みを浮かべながら、子作りが可能になったことを彼に報告をした。 「はぁ゛ーーっ♡♡♡ はぁ゛……っ♡♡ ちゃんと成功しましたっ♡♡♡ ふぁッ♡ こっ、これで赤ちゃんを産めますぅ♡♡♡♡」 「ありがとう、凄い嬉しいよ。俺との赤ちゃん沢山産んでね」 「〜〜〜〜っッ゛♡♡♡♡ いっ、いっぱい産ませて下さい……っ♡♡ んむぅ〜〜っ♡♡♡ ちゅぷぅっ♡♡ れろぉーーっ♡♡♡♡ ぅふぅーーっッ!?♡♡ じゅるぅっ♡♡」 もじもじと恥ずかしいそうにしながらの彼女の孕ませおねだりに血管が脈打つような興奮を覚えてしまったマスターは、再び抱き締めながら口付けをするのだが今までとは異なり口内に舌を入れ込むディープキスをしてしまう。突然のことにA・Aは翡翠色の瞳をカッと大きく見開きながら驚いてしまうのだが、拒んだりする訳も無く深い口付けの快楽に囚われてしまったのである。 「じゅぷぷぅ♡♡♡♡ ちゅるぅッ♡♡ んく゛ッ♡♡ れろろぉ゛ーーっ♡♡♡♡ ふぅ゛ーーっ♡♡ ふぅ゛……っッ゛♡♡♡ じゅるるぅっ♡♡ れりゅぅ゛っ♡♡ ん゛く゛っ♡♡ ん゛ク゛……っ♡ ぢゅぷぷぅ〜〜っっッ゛♡♡♡♡」 唾液塗れの長い舌と舌を絡み付か合わせながら唾液を掻き混ぜる卑猥な水音を響かせながら、ブクブクと泡立った唾液の混合液をゴクゴクと喉を鳴らしながら嚥下していた。二人の唾液が混ざり合っただけな筈なのに飲み込んで胃の中に到達した瞬間、カッと熱を帯びて身体が火照り気持ち良くなってしまう。 口元が唾液塗れになってしまう位にA・Aは夢中になっているのだが、ディープキスでも興奮が抑え切れないマスターはキュッと括れていた彼女の腰に回していた手を更に下へとズラした。肌に張り付いている水着の薄い生地しか隔たりが無い状態のまま、彼女のお尻はさわさわと露骨な位のフェザータッチで撫で回したのである。 「ん゛ちゅぅ゛……っ♡♡♡ ちゅぷぷぅっ♡♡ れりゅぅ゛っ♡ じゅぷぷぅ゛っ♡♡ ぁ゛っ♡♡♡ ん゛ふぅ゛〜〜〜〜っっッ゛!??♡♡♡♡ ぢゅるるぅ゛っ♡♡ ふぅ゛ーーっッ♡♡ ふぅ゛ッ♡ ん゛ぅ゛——っっッ゛♡♡ れろろぉ゛っ♡♡♡♡」 スレンダーで小柄な女の子特有のキュッと締まった小尻に指先が触れるか触れないかの絶妙な指遣いで撫でられるA・Aは、擽ったさと気持ち良さが入り混じった快感に我慢出来ず、口内で嬌声を漏らしながら腰の辺りをビクビクと震わせてしまっていた。内股になった状態でガクガクと左右に両膝を揺らしてしまっており、秘所を覆っている水着と素肌の隙間から愛液を漏らしてしまっている。 処女雪のように白くてきめ細やかで滑らかな細いのにむっちりとした太ももの内側も愛液でベットリと濡らしながら、淫紋を刻み付けてから交尾欲求が抑え切れなくなっていた。 「ん゛ぅ゛〜〜〜〜っっッ゛?!!♡♡♡♡ ち゛ゅるぅ゛ッ♡♡ じゅちゅちゅぅ゛っ♡♡♡♡ ふぅ゛〜〜っっッ゛♡♡♡ ぷはぁ゛ーーっッ゛♡♡ おっ、おひりぃ゛……っ♡ んむぅ゛——っッ゛!?♡♡♡ じゅるるぅっ♡♡ れりゅぅりゅ゛っ♡♡ ん゛く゛ぅ゛ーーっ!??♡♡♡♡」 焦らすようなお尻の撫で回し方をしていたマスターであったが、この揉み易そうなサイズ感をしている美尻をガッシリと鷲掴みにしてパン生地を捏ねるように揉みしだいてしまう。小尻であるのに女性らしい柔らかさがしっかりと感じられる最高の揉み心地をしており、指をパッと離せば直ぐに元の美しい形に戻るハリも備えている。 「ぷはぁ……っ、A・Aのお尻の揉み心地最高っ」 「ぢゅぷぷぅ゛……っ♡♡ ん゛ちゅぅ゛っ♡ ん゛ぅ……っ、ぷはぁ゛ーーっっッ゛♡♡♡ はぁ゛ーーっッ♡♡ すっ、すこしぃ゛っ♡♡♡ お゛ひぃ゛——っッ♡♡ 優しくぅ……っ♡♡♡ ん゛むぅ゛〜〜〜〜っっッ゛!!???♡♡♡♡♡♡ じゅっぷぅッ♡♡」 彼は長い舌を伸ばすことによりA・Aの口内の粘膜を蹂躙、手の平全体で尻肉を揉みしだくことによって堪能していた。そして、上と下から同時に快楽を与えられる彼女は、口から溢れてしまいそうな唾液を嚥下して鼻で呼吸をすることに精一杯となる。 なされるがままになりながらの強過ぎる快感により、絶頂へと至る性感がグングンと高められていった。 目を見開いている瞳の奥ではバチバチと火花が散って『プシュっ♡♡ ぷしゅっ♡♡♡』と、秘所からメスのフェロモンをタップリと含んだ卑猥な体液を漏らす。全身の力が抜けることで自分の体重をまとも支えられなくなってしまい、彼の身体に縋り付いている彼女は愛されている実感を強く感じながら果てる。 ——むき゛ゅぅ゛っ!♡♡♡ 「————っっッ゛!??♡♡♡♡ ぅ゛っ♡♡ ん゛ぅ゛……ッ♡ ん゛むぅ゛〜〜〜〜〜〜っっッ゛!!!????♡♡♡♡♡♡」 絶頂を迎えたA・Aは口内で絶叫のような嬌声を漏らすのだが、それと同時に全身をビクンビクンと痙攣させてしまう。特に揉み潰されているお尻を大きく震わせながら、ヒクヒクしている尿道口から何度も潮を吹き出してしまうのだ。 「……ち゛ゅぅ゛っ♡♡ じゅぷぅっ♡♡♡ ん゛ふぅ゛〜〜っッ♡♡ ふぅ……っ♡ ぷはぁ゛——っッ゛♡♡ はぁ゛……っ♡♡♡ イ゛っ、イ゛ってしまぃまひたぁ゛……っ♡♡ ぃ゛ひ——っッ゛♡♡♡♡」 呂律の回らない口で恥ずかしそうに絶頂報告をしている彼女は、夜風の少し冷たい風から自分を守ってくれるマスターの身体の温もりの心地良さに溺れている。 ——二人の夜はまだまだ続く。