「——みんなおはようっ!」 「おっ、おはよう。あれ? もうお昼過ぎてるけど……まあ、良いか」 正午を過ぎてからそれなりに時間が経っておやつ休憩をする時間となった頃、何故か肌がツヤツヤになり昨日よりも明らかに元気になっている”藤丸 立花”が自室から姿を現した。 スキップでもするかのような軽やかな足取りで通路を歩いている彼女の姿を目撃したサーヴァントやカルデアの職員達は、時間帯とは合致していない挨拶をされても見ているだけで元気を分けて貰えた気分になり微笑んでしまう。 思わず鼻歌を口遊んでしまう位に立花は上機嫌になっており、弾んでいる心を表すようにミニスカートがフリフリと左右に揺れている。 周囲の人達は彼女が普段よりも長く眠ったことで心身共に回復することができ、過酷の一言に尽きる特異点を攻略する間に蓄積した肉体的な疲労や精神的な摩耗を癒すことが出来たのだと思っていた。罷り間違っても”並行世界の自分”に愛され身体も心もドロドロに蕩けるまでハメ潰された結果、愛される悦びを全身で感じたことにより心身共にリフレッシュすることが出来たのだとは、例え天地がひっくり返ろうとも思い付きすらしないだろう。 「マシュ〜〜っ、マシュはどこかなぁ?」 頭を左右に動かして周囲を見渡している立花はカルデアの施設の何処かにいる”マシュ・キリエライト”、恋人関係でもある可愛い後輩の姿を探している真っ最中である。 この一ヶ月の間、ずっと話したいと思っていた並行世界の自分——”藤丸 立香”との蜜月の関係、それを遂に打ち明けられるという事実に彼女の気持ちは晴れやかであった。既に自分とマシュと一緒に絶倫巨根の権化である立香にハメ潰される光景を妄想しており、今日の夜には皆で愛し合って幸せになれるのだと確信している。 作戦会議室や食堂、シミュレーションルームなどの人が多く集まる場所を歩いて周ったがマシュの姿は無かったため、一番可能性が高い彼女の部屋を目指していた。そして、目的地へと向かう道中で恐らくお風呂から上がったばかりであるセミショートの桃髪を湿らせ、頬を上気させているどこか色っぽいマシュの姿を発見したのである。 「見付けたっ。マシュ〜〜っ!!」 「へっ、先輩っ!? きゃ——ッ」 探していた相手を見付けられた立花は満面の笑みを浮かべながらタッタッタッと軽快に駆け出し、両手を広げながら飼い主を見付けた犬のように半ばタックルする勢いでマシュへと抱き付いた。突然、声を掛けられたことと抱き付かれた衝撃により、上唇と下唇の隙間からは小動物を思わせる可愛らしい悲鳴が漏れてしまう。 そして、元から悪戯っ子な気質があり若干だが同性へのセクハラ好きという疑惑が持ち上がっている彼女が、ただ抱き付いただけで解放してくれないことは、普段から悪戯されまくっているマシュが一番良く分かっており身体に覚え込まされている。 「んぅ……っ、やっぱりマシュの柔らかマシュマロボディ好きぃ。すんすんっ、それに良い匂いがする」 「ひぃ゛〜〜っッ!!?♡♡♡♡ せっ、先輩だめですぅ……ッ♡♡ ひぅ゛っ♡♡♡ 擽ったいですぅ♡♡ ん゛ぅっ♡♡♡ せっ、せめてお部屋でぇ……っ♡♡ ぁ゛ひ——っ♡♡♡♡」 通路のド真ん中で色っぽい嬌声を上げているマシュの豊満でムチムチしているドスケベボディには、立花のセクハラ親父や痴漢を思わせる妖しい手付きをした両手が這い回っていた。 彼女は肢体を弄っている両手だけで無くお風呂上がり特有の清潔感を感じさせるフローラルな香り、首筋や髪から放たれている体臭を鼻をスンスンと鳴らすことにより堪能している。お腹やおっぱいなどの女の子特有の柔らかさが特に感じられる部分を擽るように触られてスリスリと撫で回されてしまい、羞恥心と快楽や擽ったさなどがドロドロに混ざり合った甘ったるく艶やかな声が漏れてしまう。 「私も最近おっぱいとか育ってきたと思うけど、やっぱりマシュの方がおっぱいもお尻も大きいなぁ。むぅっ、羨ましい……」 「んぅ゛〜〜〜〜っっッ゛!!???♡♡♡♡ ぁ゛んっ♡♡ そっ、そこは本当にぃ゛……っ♡♡♡ だめですぅッ♡♡ ——ぃ゛ひッ♡♡♡」 羨ましいと呟いている立花自身もたわわに実った巨乳と肉感たっぷりの桃尻という自身もグラマラスなボディの持ち主なのだが、同じ身長をしていてもマシュのおっぱいとお尻のサイズは更に大きかった。ファッションモデルというよりもグラビアアイドルの方が遥かに近い肉感的な肢体をしており、同性でさえ魅了されてしまうムチっ♡♡としたドスケベボディをしている。 特にほぼ紫色のファーと黒い紐、僅かな布地や獣耳のカチューシャだけで構成されている”デンジャラスビースト”と呼ばれるドスケベ衣装を身に纏ったマシュの姿は、極度の興奮により彼女が思わず鼻血をツーっと垂らしてしまう程であった。オオカミという肉食の捕食者をモチーフとした衣装を着ていた筈なのに、立花に喰べられてしまったことは補足するまでも無いだろう。 「はぁ……っ、本当にマシュの身体最高っ♡♡♡ 両手から溢れちゃう位におっぱいもお尻も大きいのに、ウエストは細くて脚もスラっと長いの反則だよね?」 「ひぅ゛っ♡♡♡ ぁ゛っ♡ あ゛っ♡♡ あぁ゛っ♡♡♡ ん゛ひぃ゛——っッ゛♡♡」 揶揄いや悪戯のつもりで身体を触っていた立花も極上の肢体に少しずつ手付きが本気になっていき、より性的で感じ易い部位である太ももの内側や肉付きの良いお尻などにも両手が這い回る。 ドロドロに蕩け切った嬌声を上げているマシュの性感帯を刺激する彼女の指先の動きは意識すらしていないのに、自分の身体を弄んでいる時の性感帯を熟知した立香の手付きに酷似していた。それは彼の愛撫の仕方が女性が最も気持ち良くなれるのだと、深層心理の奥深くにまで植え付けられてしまった結果である。 実際、指先一つで簡単に絶頂へと導くことが可能である立香の手を見ただけで、頬を朱色に染めて秘所を濡らしてしまう女性サーヴァントが大半を占めていた。 お風呂上がりでサッパリしていた筈なのに、マシュの身体は徐々に火照ってじっとりと汗ばむ。シャンプーやボディソープと汗の匂いが混ざり合うことにより、男女などの性別を問わず興奮させてしまうメス臭が放たれていた。 「はぁ……っ、お肌もスベスベで色白で本当にお人形さんみたい。立香と二人でマシュをイジメるのも楽しそう……っ♡♡」 「ふぁ——っ♡♡♡ せっ、先輩なんてぇ?♡♡」 「ううん、何でもないよ! 午前中会えなくて寂しい思いさせちゃった分、タップリ可愛がって上げるからねっ♡♡」 「ひぃ゛〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡ ゆるっ、ゆるひへぇ゛……っ♡♡ ぃ゛ひ——っッ♡♡♡」 立香と二人でマシュのドスケベマシュマロボディをタップリと快楽責めして喉が枯れるまでタップリと哭かせることを妄想して、立花の唇の端は吊り上がってサディスティックな笑みを浮かべながら楽しそうだと無意識の内に呟いてしまう。 そんな彼女の呟きを完全に聞き取れなかったマシュに聞き返されてしまうが、夜までは秘密にすると決めていることから犬を撫で回す飼い主の肢体を弄ることで話題を逸らす。遂にはスカートの内側にまで立花の魔の手は伸びていき、服の上からおっぱいの頭頂部をスリスリと擦られるように刺激される。 「もうマシュの下着も濡れてるね? おっぱいの先っぽも硬くなって——」 「ぁ゛————っッ゛!!!??♡♡♡♡」 —————————————————— 「——全く私だから良かったけど、他の人が来てたら大変な事になっていたかも知れない。仲が良いの喜ばしいことだけれど、もう少しTPOを考えて……」 その後も人通りが無い廊下では性的な意味でマシュは立花に可愛がられ続け、目尻には大粒の涙が浮かび顎先からは唾液の雫がポタポタと滴り落ちることになった。そして、偶然にも通り掛かることになったダ・ヴィンチちゃんに公共の場ではほぼアウトなメスの表情を浮かべているマシュ、その背後からおっぱいを揉みしだく彼女の姿が目撃されてしまったのである。 産まれた直後の子鹿のように脚をガクガクと震わせているマシュを尻目に、廊下のド真ん中で正座をさせられてダ・ヴィンチちゃんにお説教をされている立花の姿が見られることになった。反省はしているが後悔はしていない彼女の表情と姿にダ・ヴィンチは深い溜め息を吐くことになり、結局は”そういうこと”をする時は人目の付かない場所を選んでねという注意で締め括られたのである。 『はーいっ!!』と元気いっぱいな返事をした立花は未だに腰砕けであるマシュの腕に自分の腕を絡ませることで身体を支え、悪戯により再びびっしょりと汗を掻いてしまったから二人で一緒にお風呂に入ることになったのだ。数十分前に入浴したばかりであるのにマシュはもう一度お風呂に浸かることになり、湯船の中で廊下での続きをするように肢体を弄ばれてしまう。 結局、マシュはのぼせ上がってしまう寸前まで立花に肢体を弄ばれてしまい、お湯に浸かりながら全身を火照らせて『ビクっ♡♡ ビクンッ♡♡♡』と、瀕死になった羽虫のように痙攣させるのであった。 身体を清める”以外”の理由でも長く掛かった入浴の後は、食堂で仲良くご飯を沢山食べることで精力を付ける。そして、数時間も経てば寝るだけという時間になっていたのだが、彼女はマシュへと抱き付いて耳元でボソッと囁いた。 「夜は私の部屋で一緒に寝ようね? 後、一番エッチな下着で来てくれると嬉しいな」 「〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡ はっ、はぃ……っ♡♡ 分かりましたぁ♡♡♡」 こうして二人は一時的に別れることになり、立花の部屋で再び落ち合うことになったのである。お願いされた通りにマシュは所有している下着の中で最も面積が小さくて沢山のレースが施されたブラジャーとショーツを身に着け、期待に胸を膨らませながら彼女が待っている部屋の前まで辿り着いた。 ——コンコンっ 「せっ、先輩用意して来ましたっ♡♡ 入りますねっ?♡♡♡」 そして、自分が蜘蛛の巣に自ら突撃する蝶だと知らず、マシュは二人の”リッカ”が待っている場所に入ったのである。