——ハロウィン 10月31日に行われるハロウィンとは、11月1日にキリスト教の諸聖人に祈りを捧げる祝日”聖人の日”や”万聖節”の前夜祭を指し、ヨーロッパを発祥とした大々的なお祭りである。 秋の収穫へのお祝いと先祖の霊のお迎え、悪霊を追い払うという意味合いがあり、起源を辿っていけば古代ケルト人のお祭りがあった。子供達がお化けの仮装をして町を練り歩き、近所の家々を回りながら『トリックオアトリート』の掛け声でお菓子をおねだりする。 最近では大人達も本格的な仮装を行い、街の心地へと繰り出し、お祭り騒ぎをする本来の形とは違うイベントにもなっていた。子供も大人も羽目を外すであろうこの日に、自己愛の怪物”魔性菩薩”も己の欲望を僅かに解放する。 『ふふっ♡♡ どうか私という魔に打ち勝ってくださいませ、マスター……っ♡♡♡』 蕩けてしまいそうな甘ったるい声で呟いた”殺生院キアラ”は、しなやかな両手の指先で自分の頬を触れ、恍惚とした魔性の笑みを浮かべていた。 —————————————————— 「「「「トリックオアトリートっ!!」」」」 長い通路とマスターの私室には、子供達の元気な掛け声が響き渡った。 それぞれ思い思いの仮装をした幼いサーヴァント達は、彼に向かって両手の平や手に持った木の籠を突き出し、美味しいお菓子を”おねだり”する。 「イタズラは怖いなぁ。だからこのバタークッキーを上げるね」 「「「「はーいっ!」」」」 人理継続保障機関フィニス・カルデアに於いても、毎年恒例となっているハロウィンの催しは開かれていた。 子供のサーヴァント達は可愛らしいお化けの仮装に身を包み、お菓子作りが得意な英霊や職員達が用意したお菓子を貰うために、カルデアの施設内を徘徊している。 当然、マスターの元にも仮装した子供達は訪れ、期待に満ちた笑みを浮かべながら『トリックオアトリート』の掛け声を口にした。 「ブーディカさん達には秘密だよ——」 毎年ハロウィンでは”恒例”となっている”エリザベート・バートリー”のチェイテ城で発生する頭が痛くなる特異点は解決済みである。久方振りに心穏やかな気持ちで、彼はハロウィンを過ごしていた。 チェイテ城に逆さまになったピラミッドが突き刺さしたり、更にその上に姫路城が違法建築される光景や機械化した超巨大ロボットなメカエリちゃんなど、具合の悪い時に見そうな悪夢にも似た光景から解放されたマスターの表情は、心無しかいつもより晴れやかに見える。 「お菓子を食べたら、寝る前の歯磨きも忘れちゃ駄目だよ」 「「「「はーいっ!」」」」 予め子供達の分をキチンと用意していたお菓子を全て配り終えており、キラキラとした笑顔を浮かべる子供達の後ろ姿を見送った彼は、微笑ましいものを見た時の笑みを浮かべながら自室へと戻った。 「今年も大変だったけど、後は平和なハロウィンが過ごせそうだな——」 本人も無自覚にフラグを立ててしまったのだが、それは直ぐに回収されることとなる。一人用のベッドへと背伸びをしながら向かい、早めに眠りに就こうとするのだが—— ”コンコン” 金属室の扉を二回叩かれる音により、マスターの意識は扉の方へと強制的に戻された。 時刻は夜の十時を越えており、子供も大人も大半が自室へと戻っている時間帯である。居住用の通路にも人は殆どおらず、普段であれば彼の元に訪れる者はいないだろう。 「ん? こんな時間に誰かな」 突然の来客に対して心当たりの無いマスターは首を傾げるが、拠点の中という事もあり扉を開けるボタンを押した。 『プシュー』という音と共に扉が開かれ、彼の眼前に現れたのは—— 「こんばんは、トリックオアトリートっ♡♡」 「ぅわ——っ」 非常に際どい魔女の仮装をした”殺生院キアラ”が、蕩けてしまいそうな声を出して目の前に現れた。目を大きく見開いて驚くマスターは咄嗟の判断により、防衛本能に因るものなのか扉を閉めるボタンを押してしまう。 実際に過去の所業から考えてもこれが最善の行動であり、出来ることなら直ぐにでも彼女の唯一の天敵である”口の悪い童話作家”を呼ぶべきである。 しかし、それを行動として移す前に扉の向こう側から、彼女の男の理性を溶かしてしまう甘く蕩ける声が聞こえてきた。 「あぁ……っ、そんな御無体なっ♡♡♡ 私はただ行事に合わせて、お菓子を強請りに来ただけっ♡ 何も悪いことなど考えてはいませんよ……っ♡♡♡」 「ほっ、本当に?」 「はいっ♡♡ 私もこのような些事で嘘など吐きませんっ♡ 信じて頂けないのなら……扉の前でさめざめと泣いてしまうかも知れませんっ♡♡」 嘘泣きをして見せるキアラに根負けしたマスターは渋々とだが扉を開き、戸惑いながらも危険性を感じている彼女のことを私室へと招き入れる。 歩く度に大きなお尻が左右に揺れ、一つ一つの仕草だけで雄を誘う歩き方。 一歩踏み出す度に小玉スイカはあろうかという質量の暴力である乳房が『ゆっさっ♡♡ ゆっさっ♡♡♡』と、身体からワンテンポ遅れる形で跳ねるように揺れていた。 普段から着ている衣装に負けない位の露出度があり、女性の性的な魅力に溢れる乳房とお尻が強調された、誘惑の魔女をモチーフとした際どい服装をしている。 正式名称でエナンと呼ぶ鍔の広い黒のトンガリ帽子、乳輪まで見えてしまいそうな程に上乳が露出しているオフショルダータイプのワンピースの丈は、極小という概念すら超えていた。 直立した状態でも肉付きの良いお尻や秘所を覆う黒のショーツが完全に見えており、足の指先からむっちりとした太ももまで覆う網タイツソックスに脚の肉が食い込むのがイヤらしい。黒のピンヒールが只でさえ長い美脚の魅力を、更に際立たせている。 もしも、彼女が指名することが出来る淫らなお店があれば、殴り合いに因る暴力や札束を幾ら積んででも指名する者が現れるだろう。精通前の子供を勃起させて取り返しの付かない性癖を植え付け、老衰間近の老人ですら人生に於ける最後の射精と呼ばれる赤玉を吐き出してしまう極上の淫婦である。 彼も無意識の内に豊満な乳房の深い谷間やお尻へと視線が引き寄せられ、雄特有の熱を帯びたギラギラした熱い視線を向けていた。 「あぁ……っ♡♡ そんなに熱い視線を寄せられるとっ♡ 私も火照ってきてしまいますっ♡♡♡」 「ごっ、ごめん」 「いいえっ♡♡♡ 構いません♡♡ 寧ろもっと見て頂くことが、私にとってのご褒美なのですっ♡♡♡ どうぞ、あなた様の望むまま、私の体に溺れてくださいましねっ♡♡」 「————っ」 キアラは両腕を組むように乳房を持ち上げ、マスターに深い谷間を見せ付ける。追撃するかのように蠱惑的な笑みと熱っぽい視線を向けられ、彼の心臓の鼓動が大きく高鳴り、下腹部に向かって血流がドクドクと集まっていく。 完全に彼女のペースに持ち込まれているマスターだが、何とか邪な気持ちを頭を左右に振って追い払う。間違いを起こしてしまうよりも前に、キアラには自室から退室して貰おうと決めた彼は、手早く要件を済ませてしまおうとする。 「そっ、それで何の用事だったっけ?」 「あぁっ、はぃ……っ♡♡ 改めて言わせて頂きますね——コホンっ♡♡♡ トリックオアトリート♡♡(お菓子をくれなきゃ悪戯しますっ♡♡)」 ハロウィン定番の言葉と共にお菓子を強請る彼女だが、既に用意していたお菓子は全て配り終えていた。彼は困ったような表情を浮かべながら、申し訳なさそうに謝罪の言葉を口にする。 「ごめん。もうお菓子は配り終えちゃったから無いんだ」 「へぇっ、そうですか♡♡♡ そうですか……っ♡♡ そうであれば……”悪戯”をしなくてはいけませんねっ♡♡♡」 そう口にしたキアラは彼に倒れ込むように抱き付き、豊満な乳房が『むにゅぅ♡♡♡』と、厚い胸板で潰れる程に押し付けた。衣服越しにも伝わる重たい質量と柔らかさを感じてどぎまぎするマスターに追い打ちを掛けるように、彼女はズボンの上から膨らんだ股間に右手の指先で触れる。 人差し指と中指で引っ掻くようにカリカリと動かし、ズボンの上からでも分かる硬いペニスを刺激する彼女に対して、彼は何とか言葉を絞り出すように言葉を紡ぐ。 「まっ、待ってっ。こういう直接的なっ。ゆっ、誘惑はしないんじゃ無かったの——っ」 「はいっ♡♡ 普段であれば堕ちゆくあなた様をこのような形で誘惑は致しませんが、今宵は少しだけ欲望を解き放つことに致しましたっ♡♡♡ 私という魔に打ち克てなくとも、後で”無かったこと”にしますから……っ♡♡ どうぞ安心して快楽に身を委ねて下さいっ♡♡♡」 中々堕ちることの無いマスターとの禁欲生活では無く”禁欲プレイ”に飽きたため、キアラはハロウィンを口実に少しだけ淫蕩に耽ろうとしていた。硬く膨張していくペニスを指先で引っ掻いて刺激する彼女は、熱を帯びていく魔羅の感覚にうっとりとした表情を浮かべる。 「あぁ……っ、そのような表情をされてはっ♡♡ こちらも我慢することが出来ませんっ♡ お菓子の代わりに”甘い蜜”を頂きますっ♡♡ ——んちゅぅっ♡♡♡」 「んぅ゛————っッ゛」 快感に耐えようとする彼の表情にゾクゾクとした感覚を覚え、キアラはその表情をもっと間近で見詰めようと美しく淫らな顔を近付けた。そのまま彼女は自身の瑞々しい唇をマスターの唇に押し付け、肉欲を剥き出しにした貪るような口付けを始める。 「ちゅぷっ♡♡ ちゅぅ……っ♡ ちゅるるっ♡♡ れろぉ——っ♡♡♡ ちゅるるっ♡♡ ぢゅる……ちゅるぅッ♡♡」 キアラは長い舌を伸ばして彼の口内へと侵入して、舌先で内頬や歯茎を愛撫しながら唾液を絡め取り、唾液を蜜を吸うように呑み込んでいく。上手過ぎる口付けにマスターの口は緩んでいき、閉じていた口が自然と開いてしまう。 「————っ♡♡ じゅるっ♡ ぢゅぷッ♡♡ ——ちゅるぅっ♡♡♡」 彼女がその隙を見逃す筈がある訳も無く、舌を奥まで捩じ込んで更に深い口付けをする。彼の舌も絡め取って理性をドロドロに蒸発させ、気が付けば二人は蛞蝓同士の濃厚な交尾のような舌交尾を始めていた。 「じゅるっ♡♡ ちゅぷぷっ♡ じゅるるっ♡♡♡ ぢゅるるぅ゛っ♡♡ ちゅぷ……ぷはぁーーっ♡♡ はぁ゛ーーっ♡ とっても激しぃ゛——んちゅっ゛?!♡♡♡」 獣になってしまったマスターのことを掌の上で転がすキアラだが、たった一つだけ予想外だったことがあり、それは彼のキスが思った以上に情熱的だったことである。それこそ話す余裕も無くなる程に濃厚であり、恋人同士でももっと自重をするだろう激しさであった。 「じゅる゛るる゛ぅ゛っ♡♡ ぢゅぷっ♡ ぢゅるる゛ぅ゛っ♡♡♡ ふぅ゛っ♡♡ ふぅ゛〜〜〜〜っッ゛?!♡♡ じゅぷぷっ♡♡ れろろぉ゛——っ♡♡♡ ぢゅるる゛ぅ゛っ♡♡ んぅ゛——っ♡♡♡」 最初は攻めていたのは彼女の方であった筈なのに、気付けばマスターの舌を受け入れる側に回っていた。口内のあらゆる部分に舌が這い回り、唾液をじゅるじゅると水音を立てて啜られてしまう。 頭の奥で淫らな水音が途絶えること無く響き、思考が少しずつ鈍くなっていく。 少しずつお互いの口内の味や温度が混ざっていき、繋がり触れ合う舌や唇の境目が少しずつ曖昧になっていった。一つに溶けて混ざり合うような感覚は、男女の粘膜接触でしか得られないものである。 「ぢゅるっ♡♡ ちゅぷっ♡ んぅ゛……っ♡♡ んちゅっ♡♡♡ ち゛ゅるるっ♡♡ じゅぷぷっ——ぷはぁ゛ッ♡♡ はぅ……っ、まっ、ますたぁっ♡♡ 少し激し過ぎるのでは——ん゛ちゅっ?!♡♡ ぢゅぷぷっ、んちゅぅ゛……っ♡♡♡」 何故かは分からぬが本能で危機感を感じたキアラは、マスターとのキスを止めようとする。しかし、彼女のガムシロップのように甘いと感じる唾液に夢中にっている彼が、この濃厚な口付けを止めてくれる筈も無い。 キアラの細く括れた腰に右腕が回され、頭を抱え込むように左腕が回されてガッシリと拘束されてしまう。息継ぎすら満足に出来ない飢えた獣の貪るようなディープキスに、彼女は抵抗する力を少しずつ奪われていった。 「じゅぷっ♡♡ ちゅぷぷ……っ♡♡♡ じゅるるぅ゛っ♡♡ れろぉ……ちゅぷっ♡♡ ちゅぷぷぅッ♡♡♡ じゅるるっ、んちゅぅっ♡♡ ぢゅるるぅ゛ッ♡♡♡」 抗うことが出来ない理由には、荒々しい口付けの中に溢れて零れてしまいそうな程の”愛情”を感じているからだろう。それも遊女に向けるよな軽々しい軽薄な愛では無く、最も純粋な初恋の相手や最愛の妻に向けるような誠実で深い愛情である。 それはキアラがどの並行世界を通しても味わったり、向けられたことの無い感情であった。 ”性”という自分の専売特許の分野で戦っている筈なのに、未知に触れる彼女は初々しい牝の表情を見せている。 (いっ、いつの間にか私の方が受け身に……っ♡♡ 責められるのも嫌いではないですが、このような展開になるなんてっ♡ こっ、これでは虜とするどころか私の方が————っ♡♡) 内心では危機感を覚えているのにマスターのキスも拘束も解けないキアラは、思考も身体も蕩けていくような快感を感じながら、黒のショーツとむっちりとした太ももの内側をトロトロの蜜で濡らす。 ——甘酸っぱい汗の匂いが立ち込めていく部屋の中には、思考を蕩けさせる小さな水音が途絶えることなく響き続ける。 —————————————————— 「——じゅるるっ♡♡ ちゅるぅ、ちゅぷぷっ♡♡♡ ぢゅるっ♡♡ じゅるるぅ……っ♡ ぢゅぷぷっ♡♡ ——れろぉっ♡♡」 お菓子を強請りに来たキアラが来客してから一時間以上が経過した部屋には、未だに口付けを交わす水音が響き続けていた。 あれからマスターに肢体を拘束されたままの彼女は、愛情たっぷりの深い口付けで口内を蹂躙され続け、トロトロに蕩けた牝の顔をしながら舌を絡めている。既にキスだけで五回も甘イキを迎えており、全身が甘酸っぱい牝の匂いのする汗でびっしょりと濡れていた。 ただでさえボディラインがハッキリとしているオフショルダーのワンピースであるのに、汗に濡れたことで素肌に張り付いている。ぷっくりと膨らんだ乳首の形やお臍の窪みまで視認する事が可能であり、服としての機能をほぼほぼ失っていた。 場所は扉の入り口付近からベッドへと移動しており、二人は一人用のベッドの上、仰向けのキアラにマスターが覆い被さる体勢になっている。第三者から見れば愛し合う男女にしか見えない体勢、両手の指が交互に絡み合う恋人繋ぎをしているのが、余計に愛し合う男女にしか見えない。 一時間近く口付けを続けてようやく満足したのか、彼はゆっくりと唇を離した。口付けを交わし続けた男女の唇と唇の間には、混ざり合った唾液の橋が架かっている。 久方振りの唇が離れてまともな呼吸をする二人の口からは、全力疾走の後にするような息も絶え絶えな荒い呼吸音が木霊していた。 「はぁ゛ーーっ、はぁーーっ。キアラ好きっ、もっとキアラが欲しいっ! 我慢出来ないから……もっと深くまで繋がりたい」 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡ ふぅ゛ーーっ♡♡ ふぅ゛っ♡♡ えぇ……っ♡ かっ、構いませんっ♡♡♡ 私、あなたで溶けてしまいそぅっ♡♡」 恋人繋ぎする両手の指にキュッと力を込めるキアラは、完全に堕ちてしまった蕩けた牝の顔をしている。 人間は自分しか存在しないと思っている自己愛の怪物、自分の身体で他人の人生が終わることが至上の悦びである倒錯者であるのに、何故かマスターとのまぐわいでは只の”メス”として愛されることを甘受していた。 その異常さに気付けなくなる程、彼女の思考は蕩けてしまっている。キアラは繋いでいた両手をゆっくり離すと、彼に向かって両手を広げたまま伸ばす。 「たっぷりと堪能させて下さいね……っ♡♡♡ ——ぁんッ♡♡」 頬を紅潮させて妖艶な笑みを浮かべる彼女は、人々を惑わせる本物の魔女のようだ。 魅了された彼はずっと胸板で押し潰れていた柔らかい乳房を曝け出すために、オープンショルダーの衣装から溢れてしまいそうな乳房を最低限だけ覆う頼りない布を捲り上げる。 プルンっ♡♡と弾むように溢れ出たのは、搗き立てのお餅のような柔らかさとズッシリとした質感の豊満な乳房。 まだ触れていないのにぷっくり膨らんだ乳輪や少し大きめの硬くシコった乳首も丸見えであり、処女雪のような純白の乳房も色素の薄い桜色の乳輪や乳首のコントラストは、雄の生殖本能を直に刺激する光景である。 暫くの間、稀代の芸術品でも見た時のように放心していた彼だが、何とか搾り出すようにキアラを褒める言葉を紡いだ。 「……ほっ、本当に綺麗だ」 「存分に視姦してっ♡♡ お好きに揉んで下さいっ♡♡♡ んぁっ♡ あ゛っ♡♡ あぁっ♡ ——んぅ゛っ♡♡♡」 彼女の言葉で我慢が出来なくなったマスターは、両手で小玉スイカ程もある巨乳に触れ、感触を確かめるようにゆっくりと揉み始めた。どこまでも沈み込んでしまいそうな程に柔らかいに、指を離せば直ぐに元に戻るだけの張りもある。 そして、蕩けるような甘い嬌声を上げるため、余計に乳房を揉む手を止められなくなってしまう。 汗ばみ吸い付くようにしっとりとしているのに、空気よりも僅かに抵抗を感じる程の柔らかさ。グニグニと弾力のある乳輪や乳首の感触が指へのアクセントとなり、彼はいつの間にか無我夢中で揉みしだいていた。 合計十本の指に力を込めるのに合わせて豊満な乳房が形を変え、ぷっくりと膨らんだ乳輪や硬くシコった乳首が更に赤みを増していく。嬌声も更に甘く蕩けて甲高くなり、声量も大きくなって部屋中に反響する。 「ぁ゛っ♡♡ ぃ゛ひっ♡ ひく゛ぅ——っ♡♡♡ ぁ゛っ♡ あ゛ッ♡♡ あぁ゛っ♡ ——ん゛ぉ゛ッ♡♡」 雄の加虐性と生殖欲求がマスターが指に込める力を自然と強くさせ、気付けば合計十本の指の痕が残ってしまいそうな程に強くなっていた。それに加えて今にも母乳を噴き出しそうな乳首に言いようも無い母性を感じ、彼は口に咥えたい欲求を抑えられなくなる。 ——かぷっ、ちゅぅ……っ♡♡♡ 「ん゛ひぃ゛————っッ゛♡♡♡♡ ぁ゛っ♡♡ ぁひっ♡♡♡ ひく゛ぅ゛♡♡ くっ、口でぇッ♡♡♡ ぉ゛ッ♡♡ ——ぃ゛ぎゅぅ゛っ♡♡♡♡」 片手で乳房を揉みしだかれながら、もう片方の乳房の先端を口で咥えられる。前歯で甘噛みをされて舌先で乳首の頭頂部をレロレロと上下左右に舐められ、母乳を吸い出すように『ちゅう、ちゅぅ……っ』と、マスターに強く吸われてしまう。 キアラは肢体をビクビクと震わせながら軽い絶頂を迎え、両の乳房から走る甘く痺れるような快感に身を委ねる。脳みそが焼け付くのにも似た快感を感じながらも、自身の乳房に吸い付く彼に母性本能を擽られていた。 「ィ゛クっ♡♡ イク゛イ゛ク゛——ッ♡♡♡ イ゛っクぅ゛う゛ぅぅうう゛ぅ゛♡♡ そっ、そんなに吸われればぁ゛っ♡♡♡ ほんろぅ゛に母乳がぁ゛——っッ゛♡♡」 母性本能がお臍の奥にある子宮へと働き掛け、ジンジンやズキズキという表現の似合う疼きを覚える。乳房を嬲られれば嬲られる程、子宮の疼きは更に強くなっていく。 (ぁ゛っ♡♡ わたくしの子宮がっ♡ んぁ゛っ♡♡ うっ、疼いてしまいますぅ゛……っ♡♡♡ ——ん゛ぎゅぅ゛ッ♡♡) 絶頂を迎えても子宮の疼きが治る気配は無く、寧ろもっともっとと”オス”を欲してしまう。黒いショーツだけでは無くお尻の下の敷かれたシーツまで愛液や潮で水溜まりを作り、我慢する事の出来なくなった彼女は”おねだり”をする。 「ぁ゛んッ♡♡ ん゛っ♡ ん゛ぅ゛ッ♡♡ ちっ、乳房へのあいぶもぉ゛っ♡♡ ぃくっ♡ いぃ゛ですが……♡♡ ぉ゛っ、お菓子の代わりにぃ゛ッ♡♡♡ 子宮に精液を下さいませぇ゛っ♡♡ 」 「ちゅぅ——ぷはぁっ、はぁーーっ。そんなに可愛いおねだりされたら……我慢が出来ないよっ」 吸い付いたキアラの乳首から口を離したマスターは、捲る必要も無い程に短いワンピースを捲り上げて下腹部を露出させると、淫らな淫液をタップリと吸い込んだ黒のショーツを脱がせていく。びちゃっと水音を立ててショーツはベッドに落ち、彼の眼前には性的興奮によりふっくらと膨らんだ無毛の恥丘が晒される。 淫肉の濡れそぼったサーモンピンク色の花弁が覗いており、粘っこい淫液をコプコプと垂らしていた。小陰唇がヒクヒクと開閉を繰り返し、マスターの魔羅を求めている。 経験豊富とは思えないまるで処女のように穢れの無い無垢だとすら感じる女陰に見惚れながら、彼は自分の怒張する魔羅を押さえ付けていたズボンとパンツを脱ぐ。そして、キアラが想像していたよりも遥かに長大な魔羅が、ブルンと大きく跳ねながら露出された。 「————っッ゛♡♡♡♡」 蕩けて潤んだ瞳を大きく見開き、彼女は息を呑んでしまう。 口で咥えることも難しい巨大な亀頭、女の腕を二本合わせたような長さと太さの陰茎。巨人のペニスに見合うだけの巨大な睾丸、生殖器の全てが規格を超えるだけの大きさである。 樹齢千年を超える大木や堅牢な城門を破壊する破城槌のようであり、キアラの中にある雌の本能が刺激されてしまう。同時にずっと感じていなかった雄への根源的な恐怖、自信が犯される側であることを深層心理だけが感じていた。 だが、完全に”獣”と化しているマスターが静止するより前に、濡れそぼり弄る前から準備万端な膣孔へと火傷してしまいそうな亀頭の先端へと触れ合わせる。 ——クチュっ♡♡ 「いっぱい愛しあいましょうね……っ」 「ぉ゛っ、お待ち下さぃ゛ッ♡♡ ィ゛——っ、ん゛き゛ゅゥ゛ッ?!♡♡♡」 正しく蚯蚓千匹や数の子天井と呼ばれる名器を更に進化させたようなキアラの膣孔に、メスを殺すことだけに特化した極悪魔羅が挿入されていく。普通ならば挿入途中で情け無く射精してしまう快楽の孔だが、常軌を逸したマスターのペニスは奥を目指して容赦すること無く突き進んでいった。 「ふっ、太ぉ゛——っ♡♡ ぉ゛ッ♡ ぉ゛お゛っ♡♡ ひっ、ひろがるぅ゛ッ♡♡♡ ん゛ォ——っッ゛♡♡」 ヒクヒクする尿道口から潮を何度も噴き、彼女は濁音の混じった嬌声を上げ続ける。 無数の突起と襞々が蠢く淫肉が魔羅へと絡み付き、雑巾搾りとバキュームフェラをするかの如く吸い付く。どんなに高級なオナホールでも生み出せない極上の快感をマスターにも齎すが、キアラもまた膣孔をミチミチと押し拡げられる快感に晒されていた。 視界全体が白むような快感が何度も走り、頭の奥で赤黒いマグマが迸り続ける。この時点で彼女は漸く自分が捕食する側では無く、非捕食者なのだと気が付いてしまう。 「わっ、私がぁ゛ッ♡♡♡ ん゛ォ゛——っッ゛♡♡ 食べられ゛るぅ゛♡♡♡ ぉ゛っ♡♡ んひっ♡ ふぎゅぅ゛————っっッ゛♡♡」 この場に至って立場の逆転してしまったキアラだが、逃げ道など残されてはいなかった。自分の方が巨大な蜘蛛の巣や熊のいる穴に入り込んだ獲物であり、少なくなくとも翌朝まで助けが来ることは無い。 そして、腰を押し進めれば押し進める程、マスターの繁殖欲求は更に高まっていった。気付けばお臍の奥にある子宮は目前となり、彼は戸惑うこと無くかの宇宙ですらある彼女の体内の中で、最も極楽浄土となっている子宮を押し潰す。 ——ズンっ!♡♡ 「ん゛き゛ゅぅう゛ぅう゛ぅ゛ぅうう゛ぅ゛ぅぅぅ゛うう゛ぅ゛ぅ————っっッ゛?!!♡♡♡♡♡」 マスターを自分の極楽浄土で快楽の虜とするよりも前に、甲高い絶叫を上げるキアラの方が法悦を味わう事となっていた。 彼はこれまで数多の英霊や神霊、反英霊を徹底的にハメ潰しており、その魂や座にいる本体までに雄と屈服を刻み付けた結果——英霊化する前から過剰なまでの”女性特攻”を獲得している。 世界を滅ぼすレベルの知性体全てへの特攻を持つ彼女と比較しても、女性という範囲が更に狭い特攻を持つマスターの方が相性問題で優位に立っていた。 ——性行為を始めた時点で、キアラの敗北は必然であったのだ。 最大の快楽を味わわせながら法悦の中に彼を取り込む所か、彼女自身が身も心も焦がれるような法悦を味わわされてしまっている。しかし、マスターの方は絶賛快楽を貪りながらも愛し合う最中であり、幾らキアラが快楽の荒波に呑まれていようと止まる筈も無かった。 ——ずりゅりゅりゅりゅぅ……パチュンっ!!♡♡ じゅリュりゅりゅりゅぅ……バッチュンっ!!!♡♡♡ 「もっと二人で気持ち良くなりましょうね。その後にいっぱい精液を注いで、子宮がタプタプになるまでご馳走するから——っ!」 「ん゛き゛ゅぅ゛うう゛ぅ゛う゛ぅぅ゛っ♡♡♡ イ゛っク゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛ぅうう゛ぅ゛ぅう゛ぅ゛ぅう゛ぅぅ゛————っっッ゛♡♡♡♡」 腰を前に突き出して子宮を押し潰した状態から、今度は腰をゆっくりと引いて分厚い段差となる雁首で、無数の膣襞と膣肉をゴリゴリと掘削する。腕のように長いペニスを活かしたロングストロークで膣孔と子宮を容赦無く愛撫され、彼女は下腹部をベコベコと膨らませたり凹ませたりしながら大量の潮を噴いて絶頂し続けた。 何度も何度も筋力にものを言わせた重たいピストン運動を行い、部屋の中には恥骨のぶつかり合う破裂音と女の濁音の混じった嬌声が断続的に響き続ける。暫くするとピストンは更に激しくなり、それは射精が近付いていることへの合図であった。 これまで以上に体重を掛ける重たいピストンをしながら、歯を食い縛って腰が抜けてしまいそうな快感に耐えるマスターは射精することを口にする。 「射精すっ、射精すよ——っ! キアラの中にいっぱい射精すからッ!!」 「————っっッ゛♡♡♡ ぉ゛っ、おまちくださぃ゛ッ♡♡ ん゛ぎゅぅ゛〜〜〜〜〜〜っっッ゛?!♡♡♡♡」 ——ハ゛っチ゛ュンっッ゛!!!♡♡♡♡♡ 「〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡」 硬く巨大な亀頭が完全に子宮をぺちゃんこに押し潰し、子宮口を亀頭の先端に咥え込ませながら、巨大な睾丸の中でグツグツと煮詰まった精液を解き放つ。 ——びゅぶッ♡♡♡ ぶびゅるるるる゛ぅ゛ッ♡♡ ぶびゅッ゛♡♡ ぶびゅっ♡ どびゅびゅびゅびゅぶぶぶっ♡♡ ぶびゅぶる゛る゛るるる゛る゛る゛ぅ゛——っ♡♡♡ びゅぶッ゛♡♡ びゅぶッ♡ ぶびゅぶぶぶぶぶぶぶぶぅ゛——っッ゛♡♡♡♡ どびゅる゛る゛るる゛る゛るるる゛ぅ゛っッ゛♡♡ どびゅッ♡ びゅぶるるるるるるるるぅ……っ♡♡♡ びゅぶぶぶぶぅ゛っ♡♡♡ びゅぶッ♡♡ びゅるるる……びゅぅ゛っ♡♡ 「ぃ゛き゛ゅっ、イ゛ぃ゛~~~~~~~~~~~っっッ゛?!♡♡♡♡♡ あ゛っ、ぁっ♡ あ゛っ♡♡ あ゛ぁ……っ♡♡ ィ゛っく゛ぅ゛っ、いく゛ぃくいく゛ぃく゛ぅぅう゛ぅぅう゛ぅぅ゛ぅ゛ぅうぅ゛ぅ゛————っっッッ゛♡♡♡」 今日一番の声量となる甲高い絶叫を上げながら、彼女は生まれて初めて無限の宇宙のような子宮が、黄ばんだ固形に近い濃厚な精液で満たされていくことを感じていた。普段であれば”孔”が全てを呑み尽くしてくれるのに、完全な能力の上下関係が出来上がっているため、上手く呑み込むことが出来ない。 少しずつ緩慢にしか精液を吸収することしか出来ずに、キアラのお腹は外から見ても分かる程に膨らんでいった。 「ぉ゛……っ♡♡ ————ぃ゛ひッ♡ …………ひぃ゛っ♡♡♡」 完全に吐精が終わったのは数分経過した後であり、その時には彼女の意識は喪失していた。余りに深い絶頂に意識は容易に飛んでしまい、未だ快感の余韻により四肢をピクピクと震わせている。 自分で他人の人生を終わらせるよりも強い快感を感じ、キアラはマスターとの交尾の快楽を覚え込まされてしまっていた。このまま微睡んだままになってしまいそうだが、全くと言って良い程に満足していない雄がいる。 「——もっと子宮に精液注ぐから、好きなだけ気持ち良くなろうねッ」 ——ズンっ!♡♡ 「ぉ゛〜〜〜〜〜〜〜〜〜っっッ゛♡♡♡♡♡」 萎えずに怒張したままのペニスで快楽を貪りながら、マスターは再び腰を前後に動かし始めた。そのまま二人の肉欲を貪り合う性行為は続き、様々な対位や場所でのまぐわいは行われる。 『ぉ゛ぎゅぅ゛ぅうう゛ぅう゛ぅ゛ぅうう゛ぅ゛ぅ——っッ゛♡♡♡♡ きっ、きもひぃ゛っ♡♡ イ゛ク゛っ♡♡ イ゛っち゛ゃぅ゛ッ♡ ゆるっ、許ひへぇ゛♡♡ ぉ゛——っッ゛♡♡♡』 『じゅるるるっ♡♡ ぢゅぷっ♡ ぉ゛っ、おひんぽぉっ♡♡ れろぉ♡♡ ぢゅるっ♡♡ おいひぃ゛っ♡♡ ち゛ゅぅっ♡♡』 『不浄の穴ぁっ♡♡♡ ぉ゛ひぃ♡ お腹が破け゛るぅ゛……っ♡♡ ぅ゛っ、後ろから子宮ぅ゛っ♡ つっ、突かれり゛ゅぅ゛っ♡♡ イ゛ク゛——っ♡♡ イ゛っク゛ぅ゛ぅうう゛ぅ゛ぅぅう゛うぅ゛っっっ♡♡♡ ぉ゛——っッ゛?!♡♡』 『なります゛ぅ゛ッ♡♡ あなたさま専用のあなにぃ゛っ♡♡♡ せいよくしょりべんきにぃ゛ッ♡♡♡ ん゛ぉ゛——♡』 『むり゛っ♡♡♡ もう゛むひぃ゛——っ゛♡♡♡ せっ、精液いっぱぃ゛♡♡ もぅ゛はぃ゛りませんッ゛♡♡ んぉ゛——っ♡♡♡』 『デるっ♡♡ ほんろに出ますぅ゛♡♡ たまごっ♡ たまごでり゛ゅぅ゛ッ♡♡♡ お゛————っっッ゛?!♡♡♡♡』 『ぁ゛ぁっ♡♡ …………でりゅっ♡♡ まら……でっ……り゛ゅぅ゛♡♡♡♡ ぉ゛っ♡♡ …………ぃ゛ひっ♡♡♡ お゛ッ♡♡ …………ん゛ぉ゛ッ♡♡♡』 翌朝、キアラは身体の中も外も精液塗れなまま、轢き殺されたカエルのような無様な体勢で気絶していた。 完全に堕ち切った牝の表情をする彼女の大きく膨らんだ胎には、様々な体位で強制的に排卵させられた受精卵が幾つも出来上がっている。気絶したままの快楽に溺れるキアラは、両の口端だけを僅かに吊り上げていた。 ハロウィンが終わっても、彼女はマスター専用の魔性の女である。