SakeTami
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製作を断念した人妻ゲー9

;;背景■画面黒 ;;SE■包丁で何かを刻む音  トントントン……トントントントン……。 【麻衣子】 (……貴志くん……ああ……) ;;背景■麻衣子の家 ;;立ち絵■麻衣子  私は夕飯の用意をしながら、心の中で可愛い男の子のことを、ぼんやりと思いだしていた。 【麻衣子】 「……………………?」  ちらっと盗み見ると、帰ってきた夫は居間で、テレビを見ながらくつろいでいる。 【麻衣子】 (……Tバックを履いてからかってみたら……あんなことになっちゃうなんて……)  料理の手を止めることなく用意を続けながら、昼間の情事のあれこれを、熱っぽい思いで蘇らせた。  華奢だけれどほどよく締まった、年下の青年の瑞々しい身体。その熱い体温――。  麻衣子さん、と私のことを熱烈に、愛おしそうに呼んできた彼の声――。  私のおっぱいや身体のあちこちを、あるいは、もっとも大事な部分を這い回った、不器用そうだけれど、愛情たっぷりの指――。  そして――。 【麻衣子】 (ああ……)  お腹の奥深くまで、ズブズブと逞しく埋まってきた、焼けるように熱く硬い剛直の感触を思い出すと、思わずせつないため息が漏れそうになる。 【麻衣子】 (私ったら……あんなに感じてしまって……どうしようもないほど。乱れちゃった……)  逞しい肉スリコギでゴリゴリと膣肉の奥までかき回された快感を思いだし、改めて股のつけ根がキュンと疼いた。  まさか不倫してしまうとまでは考えていなかったものの、たしかに寂しさも性欲も、かつてないほど満たされて幸せな気分になっている。 【麻衣子】 (……貴志くん……今何しているのかしら……)  可愛かった青年の裸身の生々しい感触を思い出しながら、私はつい、壁一つ隔てた隣にいるはずの貴志を思った。  もしかして貴志も、この壁の向こうから、私のことを思いだしてせつない気持になってくれたりしているのだろうか。 【麻衣子】 (ああ、貴志くん……貴――) 【???慎一郎】 「なんだ。なんかいいことでもあったのかい?」 【麻衣子】 (――ハッ!) ;;立ち絵■慎一郎  慌てて横を見ると、いつの間にやってきたのか、慎一郎が優しい笑顔で私を見つめていた。 【麻衣子】 「……え? 何もないわよ。どうして……?」  私は咄嗟に取り繕い、料理を急いでいるふりをしながら自然な口調で聞き返した。 【慎一郎】 「いや、えらくニヤニヤしてるし、機嫌が良いみたいだからさ」 【麻衣子】 「そ、そんなの、あなたが早く帰ってきてくれたんだから、当たり前じゃない」 【慎一郎】 「あはは。そうか?」  慌てて答えると、夫はその答えに満足したかのように、嬉しそうな笑顔になった。 【麻衣子】 (……ご……ごめんね、慎ちゃん……)  そんな慎一郎の顔を見て、私は重い罪悪感に襲われる。  裏切ってしまった――。  しかも、夫婦二人の聖域であるはずのこの部屋の中でという、最悪の状況で……。 【麻衣子】 (でも……私……ああ、もう私……!?)  ――もう、元の世界には戻れない。  重苦しい罪の意識に苛まれながらも、もはや本能に逆らうことができなくなっている自分を、しっかりと感じていた。  もはや賽は、投げられてしまったのだった……。 ;;背景■画面黒  ――その夜。慎一郎は上機嫌に話をし、私の用意した食事をおいしそうに平らげた。  そんな夫に、いつもと変わらない態度で明るく接しながらも、私の頭の中は、隣の青年のことで、ずっとずっと、いっぱいなままだった……。  ……………………  …………  ……  ……………………  …………  …… ;;SE■鳥のさえずり ;;背景■アパート  ――翌日。  俺はいつものように、ゴミを出すために部屋を出た。 【貴志】 「麻衣子さんと……会えないかな……」  もちろん部屋を出る前から、そんな期待を全開にしてゴミ捨て場に向かっていた。  それほどまでに、昨日の夜は長すぎて、ジリジリとしか進まない時間は、身体によくない猛毒にすら思えたほどだ。 【貴志】 「あれ……?」  しかし、ゴミ捨て場に辿り着いた俺は、言いようのない失望を覚えることになった。  そこに麻衣子の姿はなく、ゴミ袋が重なって置かれた無人のゴミ捨て場があるだけだ。 【貴志】 「……ふう。この時間なら、会えると思って来たんだけど……」  ……しかたがない。後で部屋を訪ねてみるとするか……。  ブルーになりそうな気持ちを無理やり立て直し、俺はゴミ袋を置いて部屋に戻ろうとした。 【???麻衣子】 「あら……」 【貴志】 (……えっ!)  そんな俺の背中に、聞き覚えのある艶っぽい声が届いた。 【貴志】 (この声は――!?)  胸躍る期待感に痺れる心地になりながら、俺は慌てて後ろを振り返る。 ;;立ち絵■麻衣子 【貴志】 「ま、麻衣子さん……!」 【麻衣子】 「おはよう」  目と目があった麻衣子は色っぽく微笑み、明るく声をかけてきた。  俺の自惚れではないならば、麻衣子の美貌にも、嬉しそうな昂揚感が滲み出している気がする。 【麻衣子】 「今日も、いい天気ね」  麻衣子はそう言うと、持ってきたゴミ袋をゴミ捨て場に置こうとした。 【貴志】 「あ……う、うん……そうだね……」  いつもと変わらぬ明るい声で言いながら、麻衣子は俺に挨拶をする。  そんな麻衣子のゴミ出し姿をぎくしゃくと見ながら、俺はその場に立ち尽くした。 【麻衣子】 「……見たい?」 【貴志】 「……え?」  すると麻衣子はゴミ出しを続けながら、こちらも見ずにいきなり聞いた。 【貴志】 「麻衣子、さん……? あ……」  戸惑ってその名を呼ぶと、麻衣子はゴミ出しポーズのまま、顔だけを向けて色っぽく微笑む。 【麻衣子】 「今日の私の下着……見てみたい?」 【貴志】 「えっ……!」 【麻衣子】 「ンフフフフ……」 【貴志】 「み、見たい!」 【麻衣子】 「まあ、そんなに興奮して……エッチな子……♪」 【貴志】 「……うおおっ!?」 ;;CG■パンチラ 【貴志】 「あああ……麻衣子、さん……! おおおぉ……」  麻衣子は誰も来そうにないことを確かめると、ゴミを出すフリをして、さらに大胆にお尻を突き出してくる。 【貴志】 「ああ、エ、エロい……! 今日も……おいしそうなお尻……!」  挑発するように突き出される迫力たっぷりの肉尻に、俺は一気に息苦しさを増し、その場に浮き足立った。  穿いていたパンティはTバックではなかったものの、人妻ならではのセクシーさを感じさせる、何とも艶やかな好色下着。  その上、そんなパンティをミチミチと突っ張らせて張りつめる色白ヒップは、実りに実った旬の白桃さながらのおいしそうな量感で俺を圧倒する。  しかも―― 【貴志】 「ああ、エロい……! はぁはぁ……はぁはぁはぁ……パンツの前の部分……オマンコの盛りあがりのせいで、こんなにこんもり膨らんで……」  色っぽい麻衣子のお尻にムラムラと来た俺は、花蜜に誘われる蜜蜂さながらの無力さで、魅惑のお尻に近づいてしまう。 【麻衣子】 「はううぅ……そんなに夢中になって見てるの? はぁはぁ……どう、貴志くん? こんな風に、また見たかった……? はぁはぁはぁ……」  そんな俺の熱っぽい反応に、麻衣子もさらに痴情を高めたようだ。プリプリと、誘うように尻を振って俺を煽り、息を弾ませて問いかけてくる。 【貴志】 「み、見たかった……会いたかったよ、麻衣子さん! ああ、このエロいお尻、たまらない……!」  朝一番に再会して早々、愛しい人妻にこんな風に誘惑してもらえたことに痺れるほどの昂ぶりを覚えながら、俺はヒップにさらに顔を近づけた。 【麻衣子】 「ああん、貴志くん…… はぁはぁ……はぁはぁはぁ……」  そんな俺の目の前で、下着の布を力強く押し返して張りつめる若熟れヒップが、甘い匂いを振りまきながらいやらしくくねる。 【貴志】 「はぁはぁはぁ……ああ、ゾクゾクする! 麻衣子さん……最高に色っぽいよ! ああ、我慢できない!!」  襲ってきなさいとばかりにくねる尻肉ピーチの眺めに、とうとう脳髄が火を噴きそうになった。  俺は早くも我慢できなくなり、麻衣子を抱きしめるべく、実力行使に出ようとする。 【麻衣子】 「あん、ここじゃだめ……♪」  麻衣子は、そんな俺の大胆さに危険を感じたらしい。慌てて尻を引っこめるとその場に立ち、くるりと俺に向き直るや、二の腕を取って歩き出す。 【貴志】 「えっ……麻衣子さん……?」 【麻衣子】 「誰かに見られたら困るでしょ? ほら、ここでなら……」  麻衣子がそう言って俺を引っ張り込んだのは、障害物の多い階段付近だった。  たしかにこの場所なら、二人きりになるには好都合だ。 【麻衣子】 「貴志くん……」 【貴志】 「あっ……ちゅっ……♪」 【麻衣子】 「ちゅっ……ちゅぱ♪ ピチャ……ちゅぶ……ピチャピチャ……むはあぁ……会いたかった? ピチャ、ちゅぱちゅぱ、ちゅう……」 【貴志】 「あ、会いたかった……! 会いたかったよう! でもって……ああ、こんな風にしたかった! ピチャピチャ、ちゅうちゅぱ、ぢゅぱ……」  俺たちは相手の身体をもの狂おしく掻き抱き、朝っぱらから熱烈極まりない激しいキスに耽った。 【貴志】 「ちゅぱちゅぱ、はぁはぁはぁ……ま、麻衣子さん、舌……」 【麻衣子】 「はぁはぁはぁ……こう? むはあぁ……ピチャピチャ……あん、激しい……ピチャピチャピチャ……」 【貴志】 「おおお、ベロチュー気持ちいい……ピチャピチャ、麻衣子さん……麻衣子さんっ! ピチャ、ぢゅぱ……ちゅうちゅぱ、れぢゅれぢゅ……」  唇と唇を重ねあわせるだけでは物足りなくなり、麻衣子に舌を求めた俺は、いやらしいベロチューで燃え上がる想いを訴えた。 【麻衣子】 「むはああぁ……可愛い……可愛いわ、貴志くん……! ピチャピチャピチャ……んむう、ちゅぱ、ピチャピチャピチャ……あふああぁ……」  そんな俺の求めに、麻衣子もますます情熱的に反応し、自らもこれでもかとばかりに舌を突き出しては、俺の舌へと積極的に擦りつける。  静かな朝の、爽やかな大気の中に、牡と牝が互いの劣情を戯れあわせるいやらしい唾液音が響いた。 【貴志】 「この後……ピチャピチャ……会える? ちゅぱ、ピチャ……」 【麻衣子】 「はううぅ、そ、それは……ちゅぱちゅぱ……んはあぁ……ピチャ……」 ;;SE■階段を降りてくる足音  カン、カン、カン、カン……。 【麻衣子】 「――ハッ!」 【貴志】 「……あっ!」  その時二階から、階段を降りてくる誰かの足音が響いた。  俺たちは弾かれたように互いから離れる。 【麻衣子】 「た、貴志くん……!?」 【貴志】 「はい」  困惑した顔つきになる麻衣子にうなずくや、俺は脱兎の勢いでその場を離れて姿を隠した。  すると、俺が物陰に飛び込んだのとほとんど同じタイミングで、誰かが階段を降りきって、ゴミ捨て場に姿を現す。 【貴志】 「……?」  俺は気づかれないよう慎重に、そっと物陰から顔を出して様子を伺った。 【貴志】 (……あっ!) ;;立ち絵■慎一郎 【慎一郎】 「麻衣子、忘れものだよ。これも今日ゴミに出せるでしょ?」  降りてきたのは慎一郎だった。片手に小さなゴミ袋を持ち、爽やかに笑いながら麻衣子に翳す。 【麻衣子】 「あら、いけない。忘れてたわ。ありがとう、慎ちゃん」  麻衣子はうっかりしていたというように手を打つと、屈託のない笑顔で夫に答え、袋を受け取ってゴミ捨て場に置いた。 【慎一郎】 「さあて、そうしたら出かけようか? 天気もいいし、久しぶりにドライブか……それとも、うまいもんでも食べに行く?」 【麻衣子】 「そ、そうね……慎ちゃんは何をしたいの?」 【慎一郎】 「俺? うーん、そうだなぁ……」 ;;立ち絵■慎一郎 消える ;;立ち絵■麻衣子 消える  麻衣子と慎一郎は仲睦まじげな会話を交わし、今度は二人で階段を上がっていく。 【貴志】 「はぁ~~~……危なかった……」  物陰から出た俺は、遠ざかる足音を聞きながら、今さらのようにため息をつき、いやな汗を噴きださせた。 【貴志】 「……それにしても……今日は二人でお出かけか。あーあ……  二人の会話から、自分の出番はないらしいと分かり、俺は一気にがっかりした。  股間に集まり、チリチリとペニスを熱く滾らせ始めていた熱情が、潮が引くように去っていく。 ;;SE■階段を降りてくる素早い足音  コッ、コッ、コッ、コッ……。 【貴志】 「……うん?」  すると、再び誰かが階段を降りてくる音がした。  他のご近所さんが降りてきたのだろう。  俺はよそ行きの笑顔をすかさず用意し、ゴミ捨て場を後にしてそのご近所さんと対面しようとした。 ;;立ち絵■麻衣子 【麻衣子】 「はぁはぁ……貴志くん……」 【貴志】 「――えっ! ま、麻衣子さん!?」 【麻衣子】 「しー……♪」  駆け下りてきたのは、麻衣子だった。思わず素っ頓狂な声をあげると、麻衣子は慌てて俺を制して駆け寄ってくる。 【麻衣子】 「ごめんね。聞いてたでしょ? 今日は時間、とれないの」  超至近距離まで来た麻衣子は、心底残念そうに眉をしかめ、申し訳ないという口ぶりで俺を見上げた。 【貴志】 「う、うん。聞いた……しかたないよね……あっ……!?」 【麻衣子】 「……ちゅっ♪」 【貴志】 (うおおお、麻衣子さんってば……また俺に……キスを……!) 【貴志】 「麻衣子さん……ちゅっ♪」 【麻衣子】 「……明日の午後……ウチに来れる?」 【貴志】 「――えっ!?」  柔らかで甘い匂いのする唇をそっと離すと、秘密めいた囁き声で、麻衣子は俺に聞いた。 【麻衣子】 「来れる? 無理?」 【貴志】 「こ、来れる! 来れる来れる来れる! 行くよ、行く!」  俺は慌ててうんうんとうなずき、馬鹿丸出しな性急さで、思わず麻衣子に返事をした。 【麻衣子】 「……じゃあ……明日……きっとよ?」 【貴志】 「麻衣子さんこそ……絶対だよ!?」 【麻衣子】 「……じゃあね」 【貴志】 「……うん!」 ;;立ち絵■麻衣子 消える  麻衣子は色っぽく手を振ると、その場を駆け出し、階段を上がっていく。 【貴志】 「や、やったぁ……!」  そんな愛しい人の足音を夢見心地で聞きながら、俺は思わずガッツポーズで快哉を叫んだ。 【貴志】 「明日……明日の午後!」  明日の午後になれば、俺はまたあの人と――!!  そう思うと、どんな苦労でも乗り切れる気がした。 ;;背景■画面黒  ただし、明日の午後までの長い時間だけは、またも最大の難敵になりそうな気はしたけれど……。  ……………………  …………  ……

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