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【R18/JapaneseMiniShortStory】202406_UrarakaOtyako

This is a illustration and ShortStory of the character UrarakaOtyako from "My Hero Academia".

The text below is a transcription of the Japanese text. If you translate it using a translator, you can enjoy it in English and other languages.

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【1枚目】

「んふぅーっ、ほふぅ…んほふぅー……もう、少しぃ…」

雄英高校を出て街中のラーメン屋に辿り着くまでのごく僅かな距離を、こうも長く感じるようになった

のはいつからだろうか。私は今日も制服のスカートをたなびかせながら、夕日をバックに某店へ足を運ぶ。

放課後の外食、なんていうと、友だちとファミレスに行ったり、スイパラで甘い物を堪能するような光景を

思い浮かべる人もいるかもしれないが、少なくとも私、麗日お茶子の放課後はそんなキラキラはしていない。

「ぜひゅぅ…んぐふぅーっ、こ、こんばんわぁ…いつもの一杯でぇ…♡…んどっこいしょっ…♡ふひゅぅ…汗だくだし今日もトッピングは脂だくだくかなぁ…♡」

到底女子高生がかいていい量とは思えないほどの、滝のような汗をまん丸の顔に浮かべ、その上流れた汗が全身を駆け巡っている。そうなれば、まずここまで歩く道中でせり上がった制服からはっきり丸見えになったお腹の汗を顔に次いで拭いていくのが私のルーティーン。

おへそまで衆目に晒している状況かつ、本来スカートに覆われているはずの下腹部は逆にスカートを下敷きにしてせりだしている。

「んぐぐぐぐぅ…お腹おっもぉ…こんなおっきくなるまで私毎日食べてたんだぁ…♡ふぅ…あの2人には負けるけど、ここまで太らせてくれた発目さんには感謝せんとぉ…」

ぶにゅん、ぶにゅん……どっぷん!!!

体重75kgのぽちゃ子時代にデクくんがいつも私を見て顔を赤くしていたのが懐かしく感じられるくらい、私の身体は肥大化している。誰が見てもそれは否定できない。

150kgまで測れる体重計は1台では事足らず。2台並べて片脚ずつ乗せては先週まで毎日体重増加グラフを日記につけていたが、遂にその2台ともがエラー表示に。

「体重300キロかぁ……ってもう4倍も太ったって考えたら私、太る才能ありすぎたんじゃ……それにお肉の付き方もなかなかに…」

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【2枚目】

「半径1m以内に入った食べ物を瞬時に口に運ぶグローブ型装置」を発目さんに(強制的に)プレゼントされて以降、太ることへのためらいがなくなるのに比例して、日常生活でそれを着用する頻度は増えていた。だが、返って今はそれも必要なくなった。

機械に頼らずとも、おのずと食べ物を摂取するようになったからだ。その結果が内臓脂肪でパンパンに張った球体のような腹。

胸に贅肉の集中している八百万さんや、上鳴君好みの皮下脂肪たっぷり体型の耳郎さんとも異なる、圧倒的リンゴ体型。転がろうとすればどこまでも転がっていきそうな丸さである。

「あっ……うっはぁ…♡今日も特盛、脂たっぷりだぁ…♡冷めないうちに食べんと…いただきまぁ…じゅるじゅるじゅるぅ♡……んまぁ♡♡♡いくらでも食べられちゃうよぉ…♡んごくごくごくごく…じゅぼぼぼぼぼ♡♡♡」

土鍋のようなサイズの丼に、麺よりも脂の方が多いのではないかと疑いたくなるくらい脂の山がのっかった豚骨ラーメンを人目も気にせず店内に轟音をとどろかせながら食す。

口周りがベトベトになろうと、制服に背脂が飛ぼうと関係ない。

箸で口まで運ぶのが億劫になって、最終的には個性で丼を浮かせながら口元に運んで直接口から喉へスープごとラーメンを流しこむのがお決まり。

品も何もない、ただ目の前の快楽を身体に取り込むことだけに没頭している私の姿が、第三者から見てどんななのか想像するも恐ろしい。

(ガラガラガラ……)

「こ、こんばんは……席って空いて…」

そう私が一旦1杯完食のゴールテープを切った所で、狭い木造の店内かつ全席カウンター仕様で既に私の両隣以外は満席な中、新しいお客さんが来店する。こんな巨体の隣なんて狭くて誰も座りたがらないから、いつも私の隣は空席だ。

椅子から盛大にはみ出したお尻のお肉も、そのお客さんの座るスペースを極端に狭めている。半ば申し訳ない。でも、太った身体はどうすることもできないから、仕方ないと割り切るしかないだろう。痩せろと言われても、デクくんの反応を見れば痩せたくないと思っちゃうし…♡

隣に座るお客さんには悪いけど我慢してもらうしか……

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【3枚目】

「う、麗日さん!?!?」

「んふぅ…ん?んげぶふっ!?!?で、デクくん!?」

聞き覚えのある男の子の声で不意に名前を呼ばれて、食前食後で10センチ以上はウエストの太くなったお腹を撫でまわしてげっぷを堪えていた私は驚きのあまり盛大なものを溢れさせてしまう。

「ど、どうしてデクくんがここに…!?」

「ぼ、僕はたまにはラーメンでも食べたくなって……って、麗日さんこそどうして……あっ」

卓上の空になった鍋サイズの丼に、脂でテカテカとコーティングされた彼女の口元、もはや制服で覆われている面積の方が少ないくらいに曝け出された球体のような巨腹が、麗日お茶子がここにいる理由を物語る。

そんな私を見てデクくんが固まらないはずもなかった。

「す、座ったら…?私の隣で狭いかもしれんけど……」

「ウ、ウン……シツレイシマス……」

「私はさっきと同じのをもう一杯…あとご飯大盛も追加で…♡」

「!?!?ボクハ…フツウノラーメンヲ、ヒトツ…」

彼が着席してオーダーを終えると、会話のネタが切れたかのように突如として二人の間に静寂が舞い込む。いや、ネタが切れたのではない。互いに気になる事が多すぎて、何から会話を始めればいいのか分からないのだ。

同じくらいの身長だったはずなのに、今や私の方が立っていても少し背が高い上に、着席時となると尻肉の分厚さで頭一つ分くらい私の方が座高が高くなっていた。まるでただ太っただけじゃなくて巨大化したような気分。

おまけに床に固定されたカウンター席のパイプ椅子から溢れ出した下半身の肉が、隣の席のデク君の腰辺りにぶつかってしまっている。一生懸命私も身を縮こませるが、そんなの雀の涙程度の違いしか生まない。

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【4枚目】

「デ、デクくん…!!」

「う、麗日さん…!」

「「!!…どうぞどうぞ…!あっ…」」

なんてタイミングが被るんだろう。口火を切る時も同じなら、一歩引く時も同じ。

私たちは似た者どうしなのかもしれない。ならば、デク君の感性も私の感性と近いのかも…?そう思った瞬間、脳裏に以前交戦したトガヒミコの顔が浮かんだが、彼の一言ですぐに現実に引き戻された。

「麗日さんは…いつもここで夕飯食べてるの…?それに結構な量…」

「う、うん…!私ここの常連で、美味しいからつい毎日通っちゃってこの通り!(ぼよんぼよん!)…あはは、だいたい毎日2~3杯食べて作られた身体がこんな感じで…♡」

「うっ…!そ、そうなんだ…!そ、その…太るのってイヤじゃ…」

「わぁ!デクくん…!ラーメン来たよ!冷めないうちに食べんとね…!」

彼を前にして自分の巨腹をポンポン叩いては肉感&太り具合アピールをしたかと思えば、次の瞬間には恥ずかしくなって、顔を赤く染めながら彼のリアクションをロクに聞きもせず丼の方に注意を反らす。結局彼が何を言おうとしたか、この時は聞き取れてはいなかった。

「「頂きます…!!」」

じゅぼぼぼぼぼ!!!ジュルルルル!!ごっくん!

「お、おいしい…!見た目の粗暴さに反してスープはクリーミィでとろっとしてるから、これは他では味わえないかも…麗日さんは…」

「んぶひゅぅ…!じゅぼぼぼぼぼぼ!!んぐんぐ…ごっくん!!!はむっ、んふぅーっ!!んまひ…♡じゅるるるるる♡んぶはぁ!!げぶふぅぅぅ…♡今日はまだまだいけそう…♡」

(す、すごい食べっぷりだ…まさに猪突猛進…。お、お腹もどんどん膨らんで…)

麺に絡まったスープが啜る勢いでどれだけ飛ぼうとお構いなし。丼を前にした私は彼の前だからと恥ずかしがることもなく、ひたすら食すのみ。そうしてものの5分と経たずにフードファイター顔負けの速度で丼を完食すると、きっと臭いであろう汗だくになった身体を気にしつつ、顔をデクくんの方へ向ける。彼も男の子だからそろそろ食べ終わって…

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【5枚目】

「あ、アレ!?デクくん、一口しか進んでなくない!?」

「あっ、いや、麗日さんの食べっぷりに目を奪われちゃって……なんていうかその…」

「食べてる私をずっと見てたの…?そ、そっか、えへへ…ちょっと恥ずかしいよぉ…んもぅ、お、お腹とかも見てた…?」

「う、うん…さっきより大きくなってて…まるで麗日さんとは別の生きものがお腹に住んでるみたいで…」

こうして話している間も、麺は伸び続けて、彼の目線は私の身体に釘付けになっている。

ここで、一歩踏み出さないでどうするんだと、私の中の鼓動が訴えかけてきて止まらない。

「触っても、いいよ…♡」

「えっ…」

言ってしまった。服から全力で溢れ出した巨腹を彼に向けて正式に曝け出す。好きに触っても良いと許可してしまった。でも、決して嫌な気分ではない。

間違いなく彼も太った女の子のことが好きなのは、これまでの様子をみていれば分かるから…。

ぼにゅん…ぶにっぶにっ…

「んっ…♡ど、どう、かな…私のお腹…頑張って育てたんだけど…♡」

「か、固いイメージだったけど、思ったより柔らかいというか、弾力と厚みがあって……もう少し力入れるけど、痛くない…?」

「うん…へーき、だと思う……んっ…はぁはぁ…んはぁ♡♡♡」

「う、麗日さん!?」

古い木造の店内で、二人の間でしか聞こえないくらい小さな声で話しては、こっそりお腹を揉ませていたはずが、人に身体を、贅肉を触られることに興奮しすぎてつい大きな吐息が溢れてしまう。

まるで人の行き交う街中でひっそりえっちな事をしているような…

「ご、ごめん…結構、気持ちよくってつい…はぁ…♡」

「気持ちよく…ってそ、そんな…!」

「で、デクくんはどんな感じ…?私のお肉の感想は…」

「え、えっと、それは、すごく…うん、すごく……」

「すごく…?」

「…よかったです」

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【6枚目】

「だ、だよね…!私も私のお肉が大好きで…って何言ってんだろ私…えへへ…あれ、デクくん、ズボンのポケット、なんか膨らんで…」

「ポケット…?何か入れてたっけ……あ、いや、これは!!なんでもないから!!み、見なかったことにして!!というか、僕そろそろ行かないと…!ご、ごちそう様でした…!」

梅雨でもないのに、私の汗と蒸れ具合のせいか、以上にジメジメした空気が二人の間に流れていたかと思えば、「よかった」という彼の一言で自分のこんな太った身体に一層の自信が湧く。食欲で食べているのもあるが、それより彼に褒められると無性にまた食べたくなる。

と、そんな空気感の中、ポケットというには随分と身体の中心に寄った部分が突き抜けて膨らんでいた彼の下半身に、私が目をやっていると、一瞬にしてタコのように顔を真っ赤に染めて彼は腰を曲げながら店の外へと走り出てしまった。

「で、デクくん…!!まだラーメン残って……何か急ぎの用でもあったんかな……?んもぅ…ラーメン伸びちゃってるし、私が食べても、いいよね…♡

んじゅぼぼぼぼぼ…んふぅーっ、やっぱりおいひぃ…♡また太っちゃうよぉ…♡むふーっ♡」

計3.5杯+ご飯大盛1杯。これが今日の私の戦績。

全てを食べ終わって満足した身体を席から立たせようとした途端、入店時とは比べものにならないくらい胃袋がパンパンに膨れたお腹が、私の身体全身を前方へと引っ張り、危うく前に倒れ込みそうになる。

この身体で寮に帰ってはすぐさまベッドで横になるのが至福だ。

彼とラーメンの丼越しに間接キスをしたことなど、まったく考えることなく、私は再び汗だくになりながらペンギンのように身体を左右に揺らしてゆっくり一歩ずつ、帰路についた。

次の目標体重は400kg。いつ頃到達するだろうか。生活する上で苦労することも増えるだろうか。でも、それもこれもなんでもいいかと思える。今はただ食べて太るのが何よりの楽しみだった。

そして翌日……。

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【7枚目】

「んふひぃ……着替えるだけで一苦労、だよぉ…ぜひゅぅ…お肉がギチギチで苦しい…」

「あむっ、はむっ…ごくんっ、麗日さんのヒーローコスチュームは肌にぴったり吸着していないと意味がないですからね…ふぅ…あむっ♡げぶふぅぅぅぅ…♡」

「ヤオモモ、ウチにも一口…あむっ、むふぅーっ♡…焼きそばパンってカロリー凄いけど、

つい美味しくて食べちゃうんだよね、マジでサイコー♡」

実戦演習の授業を間近に控えた更衣室で、他のクラスメイト達が皆先に演習場へと向かっている中、クラスのおデブトップ3はこうして今日もコソコソと絶賛間食中。

真面目な八百万さんもこうなればただの食いしん坊で、耳郎さんも一緒になって総菜パンを頬張っている。傍からみれば、400kg以上に太りきった女子高生が二人して半裸状態で互いに高カロリーフードを食べさせ合っている状況。

異質そのものだ。

だがその百合百合しい輪の中に私が入る事はない。なぜなら、つい先ほどの昼休みに例の店でラーメンを食してきたから。昨日以降、まだ丸一日も経っていないのになんだか無性にあのこってりスープを胃袋に流し込みたくなって、つい外出届を出しては昼から麺を3杯分ほど啜ってしまったのである。

となれば、さすがの私でも焼きそばパンなんて食べる余力はない。見ての通り、お腹もパンパンだ。コスチュームもあってか本当に球体のようなフォルムをしている。

「わ、私そろそろ行くね…!二人も急がないと授業始まっちゃうよ!」

「承知しました!私たちものちほど電動カートでそちらに向かいまふぅ…♡」

「ほらヤオモモ、そんなの“創造”したら、一気に痩せちゃうから今のうちに食べなよ…♡」

(あの二人、太れば太るほどお互いの距離近くなっとらんかなぁ…?ってそれより早く演習場に行かんと…!)

「んふぅ!!ほふぅ!!ぐ、ぐるじいぃ…!走るのっで、ごんなに疲れたっけ……わ、わぁ!?!?」

どぷんっ!!!ゴドゴドゴドン!!ドッシィィィィィン!!ブチブチブチ!ぼよよんっ!

擬音の大渋滞とはまさにこのことだろうという勢いで、呼吸を荒げながらも牛歩のスピードで廊下を走っていた私は、足元も大して見もせずに走っていたこともあり、ふとした拍子に大転倒。案の定転んだだけで済むはずもなく、自力で起き上がれぬまま転がってしまい、傷ついたコスチュームからはパンパンに膨らんだ腹肉の柔肌が全面に曝け出されてしまった。

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【8枚目】

「い、っててぇ……ほんとに転がっちゃうなんて、私、ありえんくらい太ったんだ…んぐぐぐっ!ぷひゅぅ…どうしよ、起き上がれん……」

廊下の床に横たわる巨体が呼吸するごとに腹部を膨らませては縮こませて、風船のよう。

物凄い物音がたったはずなのに、誰一人生徒が顔を見せないのはもうすでに授業が始まっているからだろう。さて、となれば私はどうやって起き上がろうか……。

そう思案し始めたそのとき。

「う、麗日さん!?!?どうしたの、大丈夫!?」

「あ、あれ…デクくん…!良い所に…って授業はどうした!?いつも一生懸命な君がサボりなんて私、感心せんよ!?」

「いや、サボったわけじゃなくて、新しいコスチュームを発目さんが開発したらしくて、それが出来上がったから一刻も早く受け取ってこいって、オールマイトに言われて……その道中で麗日さんが倒れてたから駆けつけたんだけど…」

「そ、そっか…!早とちりしちゃってごめん…あはは……私の方こそ考えてみればサボりか…!って、実は転んだ拍子に起き上がれなくなっちゃって、この様なのです…」

寝転がったまま見上げると、彼の目線が床の転がる私に向いていることで、いつも以上に私のことをちゃんと見ていることが伺い知れる。

そんな彼を前に、横たわったまま身動きが取れない自身の姿が情けなくてしょうがない。

「そ、それなら、こうすればいいんじゃないかな…!」

「ああ、引っ張って起こしてくれるん……え、ちょ、で、デクくん!?」

てっきり手を取ってそのまま起き上がらせてくれるものだと思っていた私は意表を突かれる。彼は私の手を取ったらそのまま、この巨腹に自身と私の手を触れさせて掌を押し込み始めたのだ。

「麗日さんの個性は、こういう時にも輝くんだね!」

「えっ、あ、確かに…!わ、わぁ…!身体が軽い…!ふぅっ…!た、立てた…!立てたよ私!ありがとうデクくん…!デクくんいなかったら、私立てんかったよぉ……で、でも、これに懲りてちょっとは我慢せんとだよね…食べるのとか食べるのとか食べるのとか……」

「が、我慢しなくても、麗日さんの個性ならいざという時に役立つし、食べてる時の麗日さんを見てると僕も幸せになるっていうか……その、僕もいるから!!我慢なんてしないで、むしろありのままでいてほしい!!……なんて思うんだ僕は…」

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【9・10枚目】 略

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【11枚目】

なんて、そんなことがありつつ、私はまた一つ、食べることの楽しみを見つけてしまった。

彼にそんなに気に入ってもらえるなんて、夢みたいで、私に恋愛経験がないからなのは分かりきっているけど、それでもデクくんに少しでも好意を持たれていることが途轍もなく嬉しかった。

……夕食に本日2度目のラーメンを食しに行くくらいには♡

「ぶふぅ…ぜひゅぅ…♡んぶふぅ…こんばんわぁ…いつもの、2杯でぇ♡♡♡」

「ん……ごくんっ、げぶふぅぅ♡おやおや、あなたは……♡随分と大きくなりましたね♡私のベイビーがお役に立ったようで何より♡どうです、新しいベイビーも生まれたのですが、今度はその子を試してみるというのは♡歩行動作から起立着席、短距離の疾走まですべて自動で行ってくれる日常動作の完全補助装置ですよ♡♡♡」

「その節はどうもどうも……おかげでこんなになっちゃった♡……新しいのも良ければ試したい、なんて思ったりするんだけど……」

「ええ、是非とも!自分で言うのもなんですが、そのベイビーもあって、この通り、また100㎏近く太ってしまいまして……♡おっと、ラーメンの着丼ですね♡では…」

「「いただきます!!」」

今日もまた口元を脂でコーティングして、パンパンに膨れたお腹を曝け出しながら満腹状態で帰路につく。だが、これまでとは誰が見ても明らかに異なる点が一つ。

発目さんが持ってきていた新作装置を実際に装着してみたのだ。

まるでビジュアルは乳幼児の歩行補助器のような円盤型のコアを胴体に通しており、まさに見た目は同じ、四つ足が円盤から伸びては地面に立てられている。

異なる点と言えば、その機器の中に人工知能が搭載された小型コンピュータが埋め込まれている点だろう。それゆえこれはただの装置ではなく、機械なのだ。

私の一挙一動を、私が頭で考えてごく僅かな筋肉の動きを起こし始めた瞬間に察知して、機械の方が先回りしては全ての動作を補助してくれる。

こんなの、太るために作られたようなものじゃんか。

そう思いながら、私はいつもより身も心も楽な状態で寮へと帰っていく。

「また太っちゃうよ、もう……♡でも、デクくんに見られちゃったなぁ…恥ずかしい所…わ、忘れたいのに、忘れられん……あああ……♡」

恥部を見られたことが延々と脳内をループする。なんだか変な感じだ。新しい趣味に目覚めてしまいそうな。はたまた、この羞恥心にもがくのが癖になるような。

こうして私はまた彼にドキドキしながらも食べ続けて太るんだろう。それでも大丈夫だと思える。なぜなら、私にとって最高のヒーローがいつもこんな私を見てくれているから。

【リマインド】

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