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「Xからの物体U」第2話

「食糞」という行動は動物においては一般的です。 コアラは自分の子供に自分の糞を与えて、ユーカリ毒の耐性をつけさせる中国の一部地域のパンダは寒さへの耐性を高める為に馬の糞を身体に塗りたくる行動をとります。(理由については諸説あり) こうした行動は一般的な人間にとって理解し難い行動です。 しかし一方で ひと昔前でいえば肥料として糞尿を使っていた地域もありましたし、 コピ・ルアク(ジャコウネコの糞でできたコーヒー)やブラックアイボリーコーヒー(ゾウの糞でできたコーヒー)の様に人間でも糞を嗜む文化はあります。 さらに言えば上記であげたコーヒー豆は通常のものよりも高い値段で取引されているものも多い。 つまり、「糞」をどう捉えるかにおいては動物も人間もその境界線は曖昧だとも言えます。 では限りなく人間に近い見た目の生物から限りなく「食べ物」に近い「糞」が出てきたら果たしてどうでしょう。 殻の様に見える組織の中に、卵白、卵黄の様に見える組織があり味もかなり鶏卵のそれに近かったらどうでしょう。 それを使って調理し、食した時、 出した本人は赤面して青ざめるかもしれません。でも、全く違う価値観を持った生物にとって、果たしてそれは糞と言えるでしょうか。 「糞」の価値とはなんなのでしょう。考えれば考えるほど楽しくなってきますね。 まあ可愛い子のウンコだったらなんでも良いのかもしれません。

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