SakeTami
nyantaro4545
nyantaro4545

fanbox


カミングアウト


**** カミングアウト




**** カミングアウト




ある日の放課後、僕は親友の奏太にカミングアウトした。



光一「僕、男が好きなのかもしれない」

奏太「えっ? そ、そうなの……?」


光一「ごめん、こんなこと話して、でも奏太は親友だから言っておきたかったんだ……」

奏太「そうなんだ……」


奏太は静かにそう言った。


光一「ひ、ひいた……?」

奏太「……」



僕はおそるおそる奏太の顔色を窺う。

奏太は真剣な表情をしていたけど、すぐに優しい笑顔に変わって……


奏太「ひいてなんかいないよ……」


って言ってくれた。



光一「ありがとう、なんかほっとした、もし気持ち悪いって思われたらどうしようかと思ったよ」

奏太「そんなこと思わないよ……」

光一「そうだよな、奏太がそんなこと思うわけないよな」



はじめからわかっていた。

奏太だったら僕のカミングアウトも受け入れてくれるって。


奏太は純粋で優しい奴だって、僕は誰よりも知っているから。


でももし奏太に拒絶されたらって思うと正直怖かった。


でもよかった。

思っていた通りの反応で僕はほっと胸をなでおろす。



奏太「光一が好きな人は男の子なの?」

光一「うん……」


奏太の問いに僕は素直に頷く。


奏太「俺の知っている人?」

光一「うん、実は、拓斗君が好きなんだ……」


そして、胸をどきどきさせながら好きな人の名前を奏太にカミングアウトした。


奏太「ふ~ん、そっか、俺の兄さんが好きだったんだ」

光一「うん……」


一ノ瀬拓斗(いちのせたくと)、奏太の二つ上の兄。



奏太「そっか、そうなんじゃないかなって、じつは思ってたんだよね……」


光一「えっ……?」


僕は驚いて奏太の方に視線を向ける。

その時の奏太は気のせいなのかもしれないけど、少し寂しそうな表情をしていた。


奏太「ふふっ、光一は意外にわかりやすいからねっ!」


でもやっぱり気のせいだったのか、奏太はいつもの優しい笑顔を浮かべていた。





***** 誕生日会






奏太・拓斗「誕生日おめでとう~♪」


友人達「「「おめでとう!」」」


ぱーんとクラッカーがなる。


光一「みんな、ありがとう!」



今日七月二十一日は僕の誕生日。

奏太と拓斗君の家で僕の誕生日会が催されていた。


テーブルの上にはおばさんが作ってくれた沢山のご馳走があった。

そのおいしそうなご馳走の周りを囲んで、奏太と拓斗君、友人数名が騒がしく僕を祝ってくれている。


僕は幸せ者だ。

みんなのあたたかさに僕は涙が出てきそうになった。


拓斗「光一君、これ僕から」


拓斗君から綺麗な包装がかったプレゼントを受け取る。


光一「あ、ありがとう、拓斗君……」


拓斗君は一年先輩だけど、昔から仲良しだから、敬語は使っていない。



光一(たくとくん、可愛いな……)



拓斗君は奏太と同じでおとなしめの可愛い系だけど、奏太よりもほんの少しだけ大人っぽく、最近は妙な色気が漂っていてどきどきしてしまう。

わかりやすく言うと奏太は子供っぽさが抜けてない可愛さで、拓斗君は僕の性欲をくすぶる可愛さがあるっていえばいいのだろうか?



拓斗「ふふ、あけてみて」


拓斗君の可愛くて綺麗な表情に見惚れていてほんの一瞬だけプレゼントの存在を忘れていた。



光一「あっ、う、うん……」


どきどきしながら僕は包装を開けていく。

プレゼント箱から出てきたのはツイッチⅡの『月のタービィ オイラックス』だった。


光一「えっ!? こ、これって……!?」


ずっと欲しかったツイッチⅡのゲームソフトだった。

僕の家は裕福ではなく、なかなかほしいソフトを買ってもらえない。

このゲームもみんな持ってるけど、僕一人だけ持っていなかったからすごくうれしい。

でも、七千円以上かかったはずだ。


光一「い、いいの?」


拓斗「うん、『ピザーニャン』でバイトしたお給料が出たからね」


拓斗君はそういいながら、にっこりとかわいらしい笑顔を浮かべた。


光一「拓斗君、ありがとう!」


僕はなんて幸せものなんだ。

僕の為に『ピザーニャン』のバイトで働いた給料でプレゼントを買ってくれるなんて……

また泣きそうになるけど我慢した。


そのあと、他の友達からつぎつぎとプレゼントを受け取った。

面白グッツだったり、面白Tシャツだったり、プレゼントはいろいろだった。


奏太「光一、俺もあとで光一にプレゼントあるから、今日泊まって行ってよ」


奏太はそういって僕に泊まっていくように促した。


光一「う、うん、僕はいいけど、迷惑じゃない?」

奏太「ぜんぜん、いいよね、兄さん、母さん」

拓斗「うん、勿論」

おばさん「大歓迎よ!」



奏太達家族はそう言ってあたたい笑顔を僕に向けてくれた。


拓斗「ところで、奏太のプレゼントってなんなの?」

奏太「ふふっ、兄さんには秘密っ!」

拓斗「え~、きになるな~」


拓斗君は子供っぽくその後も『おしえてよー』とか言いながら駄々をこねる。

奏太は『えへへ、やだよ~』っていいながら拓斗君とじゃれあう。


そんなやり取りが繰り広げられる。

二人のやり取りは可愛くて見ていて和む。



奏太「こういちっ、楽しみにしててねっ……」


奏太は耳元でそう呟いた。


光一「う、うん……」



なんか、奏太の表情がすこし小悪魔に感じたのは気のせいだろうか?


この後、いっぱい美味しいご馳走を食べて、ケーキを食べて、歌を歌ってと僕の誕生日会は大いに盛り上がった。

かくして、程よい時間に僕の誕生日会は終幕を迎えたのであった。




*****  奏太からのプレゼント



誕生日会が終わった後、僕はそのまま奏太と拓斗君、ご家族一同のご厚意に甘えて、泊まらせてもらうことになった。


今は奏太の部屋のベットでごろごろさせてもらう。



光一「へへっ、拓斗君からプレゼントもらったちゃった」

奏太「ふふ、よかったね」



同じく横でごろごろしていた奏太がはしゃいでいる僕にあいづきを打つ。


光一「うん、拓斗君が僕の為に一生懸命バイトして、僕の為に買ってくれたんだよな……」


僕の為に一生懸命働く拓斗君の姿が思い浮かぶ。


光一(拓斗君のピザーニャンの制服姿、見てみたいな~)



その姿を想像するだけで顔が真っ赤になってしまう。


奏太「ふふっ、光一は本当に兄さんが好きだね」

光一「う、うん……」



奏太には僕が拓斗君が好きなこと知っているから、素直に頷いた。


奏太「オレからのプレゼント楽しみにしててね」

光一「う、うん、ってかプレゼントって……?」

奏太「おたのしみ」


そう言って、にっこりと奏太は笑った。

プレゼントってなんだろう?

奏太は妙に勿体ぶっていた。

そんなに自信作……?なのかな?


光一「う、うん、わかったよ……」


気になるけど、もらう立場の人間があまりせかすのもよくないからそれ以上は追及しなかった。

そのまま、普通にゲームをして遊んで、お風呂に入らせてもらって、僕は布団に入ったころにはプレゼントの事は頭から抜けていた。



ーーコウイチおきてっ

ーーコウイチ……っ


う、う~ん……?


光一「……?」


気が付いたら部屋は薄暗くなっていた。



奏太「起きた?」

光一「う、う~ん……?」

奏太「ほら、ついてきて」


光一「え……?」



時計をふとみると、夜の11時をとうに過ぎていた。

シーンと静まり返った中、奏太はひそひそ声で僕にそう言った。


奏太「はやく」

光一「ん……?」


寝ぼけ眼をこすりながら、僕は奏太の後についていく。


光一(拓斗君の部屋……?)


奏太に連れていかれた先は、拓斗君の部屋の前だった。


奏太「光一、お誕生日おめでとう」


奏太は静かにそう言って、小悪魔のような笑みを浮かべた。


光一「えっ……?」

奏太「ドアに耳を当ててみて」



きょとんとしている僕に奏太はそう言って、耳を当てる。

僕も奏太と同じようにドアの前に耳を当てた。



ーーはぁ、はぁ、はぁ、あっ……


光一(えっ……!?)


心臓が飛び上がる。

眠気が一気に覚める。


ーーんっ、あっ、ああっ


光一(こ、これって……)



ーーあっ、ああっ、ああっ、んんっ……


ドアの先から聞こえたこの声で僕はドアの向こうの人物が何をしているか容易に想像してしまう。

奏太の方を見ると、にこっと小悪魔のように笑っていた。


光一「こ、これって……!?」

奏太「ふふ、兄さん、いつもこのくらいの時間にしてるんだよね」

光一「し、してるって……!?」

奏太「マスターベーション……」

光一「えっ……!?」

奏太「オナニーだよ」


奏太はくすっと妖艶に笑う。


光一「なっ……!?」


僕は目の前でいたずらな笑みを浮かべる親友に戦慄を覚えた。


光一「まっ、まずいだろっ、は、はやくっ、もどるぞっ…!?」

奏太「だいじょうぶだよ、兄さん、エッチなビデオに夢中だから……」

光一「お、おい……」


奏太「ドア少し開けるよ……」


そう言って奏太はドアに手をかける。


光一「いやいやいや、だめだって!」

奏太「でも、光一、兄さんのオナニーみたいでしょ?」

光一「ぼ、ぼくは、べつに……」


奏太「ふふ、兄さん、あんな可愛い顔してるけど、けっこう激しいんだよ……?」

光一「いやいやいや、だめだって」

奏太「いいから、遠慮しないで」

光一「え、えんりょって……」

奏太「見たいんでしょ? 兄さんのアソコ……? 兄さんが発情しながらオナニーしてるところ……」

奏太「兄さん、チンコはすっかり大人なんだよ? 毛も生えてて、意外に大きくて……」


光一「いやっ、そのっ……」


奏太「光一、勃ってるよ?」

光一「っ……!?」


ズボンからもっこりと僕の性器はぴんと立ち上がっていた。


そりゃ、正直大好きな人のチンコも見たいし、オナニーも勿論見たい。

これまで何度も僕は拓斗君でオナニーしてきた。


罪悪感と見たいという性的欲求で葛藤している中、奏太は僕の意思を反してドアをそっと開けてしまう。


ドアの先の光景が僕の視界に拓斗君の姿が映り込む。





その瞬間僕は艶めかしい拓斗君の姿に魅入ってしまった。

罪悪感よりも拓斗君のいやらしい秘め事を見たいという欲求が勝ってしまったのだ。



拓斗「んっ、んんっ」


ベットの上で全裸姿の拓斗君は勃起させた性器を弄って快楽を貪っていた。

そのふとんの横には乱雑に脱ぎ捨てられた服、拓斗君と向かい合う先のテレビにはAVが再生されている。


拓斗君はそのAVに視線を向けながら、息を荒げて自身のペニスを扱く。


今まで見たことのない僕の知らない拓斗君だ。


部屋中に拓斗君と再生された女の子の喘ぎ声が聞こえてくる。

映像の明かりが拓斗君を照らして、拓斗君の卑猥な姿がはっきりと僕の脳内に次々とインプットされる。


拓斗「はっ、はあっ……」



拓斗君の身体は無駄な贅肉がついてなくて、少しだけがっしりとしていて、多少の筋肉が窺えた。

いつの間にか拓斗君は男の体つきになってきていた。


切なげで、苦しそうで、でもこみあげてくる快感にたまらないと言ったような表情を浮かべながら、勃起した陰茎を扱く。


光一(拓斗君がこんな顔するなんて……)



拓斗「んっ、んんっ、んあっ……」



拓斗君のチンコは雄へと成長していた。


光一(拓斗君のチンコ、大人になってる……!?)




子供のころ一緒に拓斗君とお風呂に入った時見たチンコは小さくて毛も生えてなくて亀頭も見えていなかった排泄器官だった。

でも今僕が目にしているのは、大きく陰茎を勃起させ、雁首が姿を現し、陰毛で覆われた生殖器官だった。


光一(顔はまだ可愛いのに……)



大人に変貌を遂げた生殖器官を拓斗君は惜しげもなく、扱いて快楽を貪る。



拓斗「ぁっ、ああっ……」




ーー拓斗君がオナニーしてるっ!

オナニー、自慰行為、マスターベーション……


様々な隠語が僕の脳内によぎる。




拓斗「はぁっ、ぁっ、ああっ……」



純粋で地域でも評判の美少年の拓斗君が、全裸になって雄に変貌を遂げた生殖器官を弄りながら発情してる。


拓斗君は僕にとっても兄のような存在で、勉強も教えてくれて、一緒にゲームで遊んでくれた。

そんな拓斗君が、今、全裸で発情して、オナニーに没頭し快感を貪っている。


拓斗「んんっ、あっ、ああっ……」



僕は見てはいけない拓斗君の秘め事を覗いてしまっている背徳感、罪の意識が溢れてくる。


しかしそれとは裏腹に、可愛い顔立ちに相反して快感に歪む切なげな表情と艶めかしい裸体、そして雄に変貌を遂げ発情し勃起させた生殖器が脳内に次々とインプットされていく。


まるでこの光景を絶対に忘れてはいけないと言わんばかりに脳内に深く、つよくに刻まれていった。



光一(たくとくん、純粋だと思ってたのに、こんなことしてたなんて……)



勃起させたペニス、大きな亀頭、その周りに生え切った陰毛。


僕の知らない間にやらしく変貌を遂げていた拓斗君の生殖器にかつてない興奮が次から次へと溢れてくる。





拓斗「きもちいいっ、きもちいいっ、うううっ……!」


勃起したペニスを弄る快楽に悶えながら拓斗君は泣きそうな表情を浮かべながら、切なげな声を漏らす。


光一(たくとくん、きもちいいんだ、おなにーがきもちよくてたまらないんだ……)



僕が知らない間に、いつの間にか拓斗君はとっくに性の味に目覚めてしまっていたのだ。

僕の知らない間に性器を弄ることによって身悶えする快楽に病みつきになってしまったんだ。


光一(たくとくん、ちんこいじるのが、きもちよくて、たまらないんだ……)


拓斗「あっ、ああんっ、ああっ……」



だから今、こうして拓斗君は切なさと幸福感がないまぜになった表情を浮かべながらオナニーをしている。

拓斗君は快楽を貪る雄になっていた。


拓斗「ああっ、でるっ、でるっ、でるっ」


性を放つべく拓斗君は声を荒げ、手の動きがよりいっそう早くなる。

精子を吐き出したときに味わえるあの絶頂を味わいたいと言わんばかりに獣のように自分の身体を貪る。


拓斗「あっ、あっ、いくいくいくっ……!」




光一(あのたくとくんが、イっちゃうんだ! せいしをだしちゃうんだっ……!?)


もうすぐ、拓斗君は精子を吐き出す。

大好きな人が欲望むき出しに発情して快楽を最高潮に達して、性を放つその瞬間を待つ。

僕はその瞬間を絶対に逃すまいと、一瞬の瞬きもせず、その光景を見守った。


拓斗「んああっ! ふぁっ、ああっ! はあっ!」




ひときわ激しい喘ぎを漏らした直後、どくんどくんと勢いよく拓斗君のペニスから精子が吐き出された。


光一(たくとくんの、せいしっ……!? すごいっ……!!)



白くてどろどろとした、快感の絶頂に達した時に出てくる白い奴はベットや床の上に落ちていった。

僕は拓斗君のその生々しい痴態に魅入った。





光一「はぁはぁはぁ……」

奏太「光一、誕生日、おめでとう」


奏太は呆然自失する僕に意地悪に微笑んだ。


カミングアウト カミングアウト カミングアウト カミングアウト カミングアウト

More Creators