※ちょっとしたSS付です。最後まで読んでもらえると嬉しいです(笑)
イラスト内容はPixivの方で載せている分と変わりません(こちらはJPEGです)
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「…っ、ここは…?」
目が覚めるとあたりはひんやりとして薄暗く、所々ごつごつとした岩肌が見える
おそらくどこかの洞窟なのだろう。
「確かあの時大量の蜘蛛たちに襲われて…くそっまだ頭がぼやけてる…
それより早くここから逃げ出さないと…」
絡みつく細い無数の糸を何とか解こうと身体を思いきり動かしてみるが、全く切れる気配すら無く余計に身体に絡みつき動きを封じこめてしまうだけだった。
「ハァハァ…な、何だ??すぐに切れそうなほど細いのに全然びくともしないなんて…。」
「ククッ…無駄だ。その程度ではこの蜘蛛の糸は簡単にどうにかできるものではないぞ。」
不気味な声とともに黒いフード姿の一人の男が現れた。
「お前は、さっきの・・・!!俺を捕まえてどうするつもりだ・・・!」
「まあ正直ボウヤみたいな雑魚には用はないんだが、一緒にいる男…ギルダーとかいったかな?アイツにはちょっと借りがあってな。」
そういえばギルダーが前に悪質な蜘蛛使いと戦った話をしていた気がする。ギルダーも奴に一度捕らえられたけど何とか撃退したって…。今になってそいつが舞い戻ってきたのは…まさか!!
「アイツはどうやらボウヤのことを随分気に入っているみたいだからな。ちょっとばかりアイツをここにおびき寄せる餌になってもらったって訳だ。」
「くそっ!ギルダー…!!こんな糸無理やりにでも…ぐっううう!!!!」
無駄だと分かっていても何とかこの危機から脱出しようと身体を捩ってみるが、糸から逃れるどころかもがけばもがくほどピンと張られた細い糸は絡みつき身体が締め付けられる。
「ふふっ、威勢だけはいいな。まあそれもいつまでもつかな??そらっ!!」
男の合図とともに暗闇からより太い蜘蛛糸が放たれ、瞬く間に俺の口を塞ぎ身体にも巻き付き完全に動きを封じられてしまった。
「んんんんっ!!!むぐうううっ!!」
「まあ安心しな…アイツを始末した後にボウヤもじわじわと可愛がってやるさ…クックックッ」
流龍(NAGARU)
2019-11-20 11:18:31 +0000 UTCjack
2019-11-18 18:28:00 +0000 UTC