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「……君くん、行ってしまいました」
小さく本棚に囲まれた部屋。そんな場所に残された妙齢の女がひとりごちた。
壁に掛かっている時計の針は16時過ぎを指している。
先ほどまで彼女の後輩にあたる男と一緒だったのだが、何かの当番の仕事をやり残したのか友達がやってきて彼を連れて行ってしまった。すぐ戻るとは言っていたが。
閉じられたカーテンと窓の向こう側、グラウンドから届く喧騒。それがより一層彼女に自分がひとりぼっちだと言うことを実感させているようだった。
「こんな格好で残されてしまった私は……一体どうすれば……」
大きなため息をひとつ漏らす。遠目から見ればいつも通りの彼女であった。
切りそろえられた前髪に二つ結びのおさげ。背は同世代の他の者と比べるとすこし――否、だいぶ低め。それでいておしりのサイズが大きいのが本人のちょっとしたコンプレックスになっている。
そう、遠目から見れば至っていつも通りなのだが。
「はぁ……さすがにこれは蒸れますね……」
まだ6月も初旬ではあったが今日は暑かった。少し陽射しの中を歩けば汗ばむような気温。改めて部屋に誰もいない事を確認し彼女はスカートを捲る。普段の彼女であったならはしたない行為として行うはずもなかったが今はひとりきりだったしそういう事を言っていられる状況でもなかった。
彼女の太ももと鼠径部が顕になる。彼女がいま纏っているのは真っ白で赤いリボンの付いた年相応の可愛らしいショーツ――ではなく紺色の水着であった。肌の露出は少なく腰回りから腹部、胸元までぴっちりと生地に覆われている。
「ふぅ……」
彼女は自分のスカート少し揺らした。ひらひらとスカートが踊る。ほんの少しだったが風が生まれ気持ち涼しくなった。
なぜ彼女が今こんな格好をしているのかと言うと……彼女の後輩にあたる人物からお願いされてしまったのであった。それも綺麗な土下座で。
必死に頭を下げる後輩の姿を見て彼女は断りきれなかった。
時は少し遡る――
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「君くんやめてください……そんな風に頭を下げられても困ります……。
ええ……もっとガバって脚を広げて欲しいって……?
こ、これ以上は簡便して下さい……!」
恥ずかしくてどうにかなってしまいそうです……と顔を真赤にして彼女は言った。
この時既に断りきれず彼女は服の下に水着を着込んでおり、控えめにスカートをたくし上げるポーズのまま固まっていた。彼はそんな様子を何か神々しいモノに出会ってしまったとばかりに頭を下ろし地面に擦り付けていた。彼女の倍くらいの体格差がある彼のその様子はこの状況においてとても異質であった。
「君くん……いつもおとなしいのに……
どうして時々変なスイッチが入っちゃうんですか……!?」
メタ的に言うとゲームのアドベンチャーパートをプレイしていて、普段主人公が絶対に行わないような選択肢が急に選べるようになる……開発の悪ノリとか突然遊んでいるプレイヤーの人格が主人公に宿ってしまうような感覚だろうか。選択肢が発生した本人にそんな自覚はなく、他人から見れば急に変なスイッチが入ってしまったと思う他ない。
「うう……これ以上はもう無理ですぅ……頭を上げて下さい……!
って、近い! 近い近いです……!!」
頭を上げた彼の鼻先がちょうど彼女の鼠径部辺りに近付いた。恥丘に彼の吐息がかかる。熱く荒い呼吸、とても興奮しているのが布越しに伝わってくる。
「はぁ……はぁ……頭を上げてって……そういう意味じゃ……」
彼の熱が彼女にも伝わったのか。彼女の呼吸も浅く早いものへと変わってくる。
「って……匂い嗅いじゃダメです……汗かいてて……匂うからぁ」
見下ろしている彼の鼻がすんすんと上下しているのがわかった。心臓は今にも口から飛び出そうなくらい恥ずかしかったし、体温はこの上なく上昇し変な汗もかいている。自分は今きっと匂うだろう。
彼の鼻先が彼女の大事な部分へとゆっくりと近付いていく。
「ん……っ」
恥ずかしい――けれど……彼に求められればそれに応えてあげたくなる。まだこの彼と出会って数ヶ月の付き合いではあるけれど。もう自分はどうしようもない程に彼の事が好きなのだろう。
「あう……くすぐったい……です」
彼の鼻先が秘部をくすぐってくる。薄い水着の生地越しそれが少し焦れったい。早く彼の大きなゴツゴツとしたその手で触れて欲しい。
そんな事を思っていた時――とんとん、と部屋の扉がノックされる。
「へあっ!?」
彼女は変な奇声をあげて慌ててスカートを下ろす。後輩くんも立ち上がり身なりを整えていた。ふたりとも軽く息が上がっていたが、一呼吸置いてノックの主にはいと返事を返した。大丈夫……きっとバレてはいないだろう。
がらがらがら、と引き戸が開けられる。
そして扉の向こうから現れた後輩くんのお友達と思われる人物に彼は連行され最初のシーンへと戻る。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
「んっ……はぁ……はぁ……っ」
先の光景を彼女は思い出していた。
一度火の付いてしまった心の昂ぶりはそう簡単に治まらない。
「君くん……っ」
彼女の小さくか細い指先が己の秘部へと伸びる。先ほどまで彼の鼻先が触れていた場所。ざらざらとした生地の上から敏感な突起を刺激する。
「くぅ……ん……っ」
優しく指で擦ってみたり、秘核を刺激する。汗とは違うナニかで指先が湿り気を帯び始めた。恥ずかしさもあったが行為を中断されてしまった事への感情の昂ぶりが彼女の自慰をエスカレートさせていく。
自分の細い指先では……足りない。イケナイ。
熱に浮かされた彼女の視線が部屋を泳ぐ。
「あ……」
見つけた――と、ふらふらとおぼつかない足取りで彼女はその前へと向かう。
それは先程まで彼が使っていた机だった。
その机の四隅――丸みを帯びた角。それが先程まで自分の秘部に押し当てられていた彼の鼻先に見えたのだった。
「はぁ……はぁ……」
彼女はもう自分の体の高ぶりを抑える事ができなかった。
机の角に自分の秘部を重ねる。水着越しにごつごつとした木の感触が伝わってくる。ちょうどその感触は先程の彼の鼻先に似ている。
「はうっ……」
丸みを帯びていて痛いということはなかった。
彼女は求めるようにその机を己の恥割れに滑り込ませる。
本来の彼女であれば自分からその様な事をする事は滅多になかったが、一人であった事に加え焦らされて昂ってしまった心と体がその行為を加速させていった。
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本当は昨晩投稿予定だったのですが…
急きょ上のテキストを書き足したくなってしまい勢いで書いてしまいました。
そのため更新が遅くなってしまいすみませんでした🙇♂️💦
さて…またフェチ度のやや高いものが出来てしまった気がするんですがいかがでしたでしょうか💦
実は前から先輩の角オナネタをやりたいなとは思ってたんですがちょっとレベル高いかな…?って迷ってたんですよね。
そしたら前回のアンケートで、角オナシチュが見たいって入れてもらってあったのでそれなら!と挑戦してみたのでした。
(ただその方は別キャラのをご希望されていたので…今回はご期待にこたえられずすみません🙇♂️。またもしかしたらその子でやるかもしれません)
最後の使われなかった汁差分がそうなんですが…戻ってきた後輩くんに見つかって引き続きえっちな展開も…またそのうち描いてみたいですね🥰
稲穂季節
2024-06-15 00:03:34 +0000 UTC