「新しい素体が大量に入ったと聞いたが」
「そッ……総統!?なぜこんなところに!」
「そう固くなるな。休憩がてら皆の様子を見て回っているだけだ。
して、これがその素体の一つか。なかなか反抗的ではないか。……3時間でもこの程度の転化率なのか?」
「はっ……実はこの個体、全裸なので分かりづらいのですが、グリーンでして。」
「グリーン?……もしやハウルグリーン!?あの煩わしい5人組か!!」
「ええ、ウル様が学校で捕獲した中に紛れていました。他より抵抗が強いので調べたところ、確かにハウルグリーンであることが判明しました。」
「なんと!あの大熊め、大手柄ではないか。奴には褒美を……いやまて、報告を受けていないが?」
「『疲れたから報告はあとでするぜぇ~』とのことで、今頃部屋で寝ているかと。」
「いや貴様の事だが。」
「……あの……んー……あー……た、たった今スキャンが完了したからたった今判明したホカホカの事実でして!!」
「後で部屋に来るように。で、ヒーローゆえに”精製ミルク”は効果が薄いということだな?」
「はいぃ……時間をかければ他と同様まで堕とせそうですが、さすがにそれは」
「ふむ……では私の精を使ってみるか。これにも抵抗できるのなら大したものだ。」
「して、”元”グリーンの様子はどうだ」
「そッ……総統!?なぜこんなところに!」
「今言うたばかりであろう。様子を見に来たのだ。あれから3日経ったが……ほう、これはなかなか。私とそっくりに仕上がったのではないか?」
「総統の精のおかげですね。精製ミルクには抵抗していたヒーローが、総統の精を注でからは一気に転化が進みまして。今や総統に瓜二つ!いや本当素晴らしいです。」
「精製せずに直接注いだのが良かったのだろう。他の幹部でも試してみたいな。」
「……とはいえ、これでもまだ未完了なのです。つい先ほど採取した精液にも少しニンゲンの物が混じっております。後ほんの数%で完了なのですが……脳は完全に変わっているのですがね。ニンゲンの記憶は消滅し、我らへの忠誠も問題なく刷り込まれております。」
「その割にはこちらを睨んでいるようだが。」
「いえ、あの表情はこちらを誘惑しているのです。昨日の2回目の搾精から、搾精が終わるたびにああやって我々を見つめては自分の性器をアピールしているのです。総統に誘惑されているようで正直気が気ではないですよ。」
「肉体はまだ抵抗しているというのに、頭はすっかり色まみれか。フフ、無様だな」
「本当、総統の精は素晴らしい!あのヒーローも、今や身も心も総統に瓜二つなんて!!」
「さっきも似たような事言って……いや待て、身も心もと言ったか?私の頭は色まみれではないぞ。」
「し、失礼しました。確かにこいつは総統のように成熟していない、まだまだ未熟で若々しい肉体ですね!!」
「それで褒めているつもりなのか?」
「……」
「まったく……そして貴様はまだ私を誘っているのか……面白い。では乗ってやろう。こやつの拘束を解き、私の部屋に連れていけ!」
「どうするおつもりです!?」
「私自らグリーンにトドメを挿してやろうと思ってな。文字通りに。……フッ」
「えっ」
「……」
「いえ、何も。すぐに手配しますッ!!」
「……誇りに思うといい、元グリーン。我が精をそのまま受けられる事を。完全に堕ちた暁には、お前を我が子と……いや、我が半身として愛そう。」
******************************
皆様こんばんは、十六夜です。
1月が終わってもなかなか正月気分が抜けませんね
そんなわけで今回は久々なAPTFです。
この悪の組織的な人たちはミルクやらなにやらに自分たちのエキスを混ぜたものを流通させて少しずつ全人類を自分たちの配下あるいは臣民にすることを目論んでいる人たちなのです。きっと。後付けですが一応ヒーローモノってことで。きっと、他の4人もほかの怪人の精液をたくさん飲まされて全員が怪人堕ちとかするんだろうなー。夢が広がりますね!
・補足
〈怪人の精液〉→精製→〈精製ミルク〉→希釈・一般の乳製品に混入→流通、みたいな感じかと。
グリーン君(仮)が付けられているオムツ状の物体は本来、鼠径部だけにはめて低周波的な刺激で精液を搾る器具なのですが、ニンゲンは小さいからオムツみたいになってしまったわけですね。
今回はほぼビフォー&アフターでシーケンス感は薄味だったのでそろそろしっかりしたシーケンスを描きたいところです。今月頑張ろう……28日しかないけど!
そんなところで今回はここまで。また来月お会いしましょう!
以下、オマケ
手前の余計な壁なくしたバージョン
Copyright © 2026 Tsuki-tsuki.(月憑き) All Rights Reserved