SakeTami
Mibusaki
Mibusaki

fanbox


ハロウィンの後始末(後) 約7500字

片方の巨人がバン退治に去った後、残された巨人は着々と"ゴミ掃除"を進めていた。


しっかりと街の端から踏み固めていき、ビル群を徐々に更地へと変えていく。その一歩一歩が巨大な地響きを起こし、逃げ惑う人間たちは塵のように踏み潰されていった。

先程のバンのように逃げ出されると面倒だと考えた彼は、まず街の周辺を一周するように歩いた。強めに踏みしめられた足跡は、切り立った崖のような高さの溝となる。

その溝は小さな人間には到底越えられない。堀を作り、街を囲むことで完全に人間の逃げ道を断ってしまったのだ。


下準備も終わり、後は逃げようのない哀れなゴミ共を踏み潰していく楽しみが待っている。そう思い、巨人が歩みを進めていると、地上の一角で動く小さな人影が目に付いた。よく見れば、数人の男性が横転した車を必死に起こそうとしている。先程、遠くから見たときにも路傍の車の横にいたが、あの時は車をわざとひっくり返していたような気がする。


「まさか、自分たちでひっくり返したのか?」


自分たちで横倒しにした車を必死になって起こして逃げ出そうとしている、その姿はあまりにも滑稽だった。


「おいおい、人の車をひっくり返した上に窃盗か?器物損壊までして、随分罪重ねてるな?」


巨人が呆れたように嘲笑を漏らし、ため息混じりにズンズンと近づいていく。今のが自分たちに向けられた言葉だと気づいた男たちは、躍起になって車を起こそうとするがもはや足腰が震えてまともに力が入っていない。迫り来る巨人の足元では無数の逃げ惑う人々が、巨足に次々と踏み潰されていく。

しかし、巨人はそんなものをもう気にも留める様子もない。草原の上を歩くと草を踏むことになるのと同じように、街の上を歩けば人間を踏み潰すことになるのは当然だ。巨人にとっては、人間の命など潰れようがどうでもいいほどの瑣末なものでしか無かった。むしろ、足裏でプチプチと弾ける感触を楽しんでいた。直で感触を味わうために、靴も靴下もとっくに脱ぎさった後だった。大地を覆うように広がる巨大な素足は、何もかもを粉砕し血肉で赤黒く染まっている。ひと目でわかる蹂躙の記録だった。さんざん踏み躙られて足裏にこびり付くゴミにされた挙句、掃除が終われば汚ぇ、臭ぇと洗い流されて排水溝の底に消えていく。巨人にとって、人間はゴミのような生物ではなく、もはやゴミそのものだった。


数多の命を捻り潰した巨人の素足が、ついに男達の目の前に踏み下ろされる。男達はへたりと腰を抜かしながら、諦観の表情で目の前にそびえ立つ巨人を見上げた。


「おい、お前ら」


巨人がゆっくりとしゃがみ込む。筋肉が擦れる音がぐぐぐっと鳴るだけで、男達は恐怖で震え上がった。高層ビル群を一撃で沈めてきたビルよりも太い脚が折りたたまれて頭上に迫り来る。ぼっこりと膨らんだ小麦色のふくらはぎ。その上から溢れんばかりのぶっとい太もも。隕石のようなサイズの膝。

そして、ボクサーパンツをギチギチに引き伸ばす巨大な膨らみ。隙間から汗で蒸れた濃い雄の臭いが漏れ出ており、軽く整えられた黒々とした茂みがへそに向かって伸びている。

男としても生物としても圧倒的に格上の存在を目の当たりにして、男達は力無く股間を濡らした。


「人の車をひっくり返しちゃダメだろ?大人なんだからそれくらい分かるよな?」


あたかも子供に注意するかのような口調で、足元の小さな人間たちに語りかける。そして、そのまま横転させられた車を指先で軽々と摘み上げた。優しく摘んだつもりでもその指の圧力はあまりに強く、車は一瞬で歪んでしまう。ひしゃげた車体を彼は満足げに見やると、指先で押し付けるように地面に下ろした。


「ほらよ、起こしてやったからさっさと乗れよ。乗りたかったんだろ?こいつに」


と冷たく言い放つ。


しかし、既に廃車寸前の車に乗れるはずもなく、人間たちは恐怖で固まってしまった。


「んだよ、世話が焼けるな」


巨人が苛立たしげにつぶやくと、車に爪を差し込んでピンと軽ワゴンのドアを弾き飛ばした。


「ほら、開いたぞ。乗れ」


言うが早いか、巨人が指先で無理やり人間たちを中へ押し込む。骨ばった太い指をねじ込まれて中央のシートはぐしゃりと潰れ、人間たちは凄まじい圧力に苦痛で呻き声をあげた。


「ほら、ちゃんと乗れたじゃねえか」


巨人は嘲笑しながらつぶやく。


「でも、これじゃ動かねえよな」


と、悪戯を思いついたように不敵な笑みを浮かべて言った。


「俺が特別に動かしてやるよ」


巨人は人間たちを押し込んだ車を摘みあげると、足の親指と人差し指の間に車を挟み込んだ。巨人の足の汗ばんだ臭いが漂い、人間たちにとっては悪夢のような状態だったが、巨人はそれを楽しんでいるようだった。


「俺の速度を体感させてやるよ。お前らの車なんかよりよっぽど速いぜ?いい感じの“フレグランス”もあるし、最高だろ?」


そう言い放つと、巨人は車を足指の間に挟んだままズンズンと歩き始めた。彼の歩みはあまりにも速く、車内の人間たちは身動きも取れずにシートに這いつくばるしかない。幸い、足指が壁となって放り出されることは無いが、凄まじい加速と重力を受け軋む車体の中で揺さぶられるがままだった。


「ほら、速いだろ?」


子供に言い聞かせるように楽しげな声をかける巨人だが、中の人間たちは狭い車内で何度も身体を打ち付けられとっくに気を失っていた。そのまま数歩進んだところで巨人の足指の間でクシャッという嫌な音が響き、車は簡単に潰れてしまった。


「あーあ、ほんっと、弱っちいな」


巨人は立ち止まり、指の間で潰れた車を無造作に弾き飛ばした。不完全燃焼だったのか、辺りの半壊したビルを勢いよく乱雑に蹴散らす。どんなに大きなビルも巨人の一撃には到底耐えられず、ガラガラと音を立てて崩れさる。周囲に広がる破壊の爪痕を見て巨人は満足げに笑みを浮かべると、さらに強く足を踏みしめて街を踏み固めた。高層ビルの残骸も、街を覆っていた華やかな装飾も、すべてが彼の力の前では等しくゴミにすぎない。

残骸を踏み潰すごとに彼の素足はさらに汚れ、血や瓦礫で赤黒く染まっていく。


「まだまだゴミが残ってんなぁ?待ってろよ……全部潰してやるからな?」


獲物を追う猛禽類のように瞳をぎらつかせながら、眼下に広がる残りのご馳走を見て冷たく微笑んだ。


ーーー


二人の巨人は互いに始末を終えて再び合流した。これまでの行為に、特に悪びれた様子もなく笑い合いながら話し始める。


「バンどうだった?やったか?」


片方が尋ねると、もう一人がニヤリとしながら、自分の股間の膨らみを指さした。


「あたりめーだろ。ほら、ここにいるぜ?」


濡れそぼった股間の先端には、亀頭とパンツに挟まれながら辛うじて形を保っているバンの姿が見えた。ふとした拍子で今にも潰れそうに、ギシギシと情けない悲鳴を上げている。


「おいおい、いじめてやんなよ?可哀想だろ?」


片方の巨人が笑いを浮かべて軽口を叩く。


「そうだな……じゃあ、そろそろ楽にしてやるか。おつかれ!」


その一言とともに、巨人は尻にグッと力を入れた。ビクンと巨根が大きく震え、その力でバンはクシャッという音を立て、完全に潰れてしまった。


「あーあー、可哀想にな。お前の臭ぇチンコで潰されてさ」


片方がからかいながら言う。


「は?どう考えてもご褒美だろうが」


もう一人が笑いながら応えると、その瞬間、二人の腹がグウと音を立てた。


「腹減ったな。なんか食うか?」


「そうだな……、せっかくハロウィンだし、あれやろうぜ」


二人は阿吽の呼吸で顔を見合わせると、悪戯っぽく笑いあった。


ーーー


「おらぁ!トリックオアトリートだぞ、お菓子を寄越せゴミ共!ま、お前らが“お菓子”だけどな!ッハハハ!」


片方の巨人が大声で叫び、通りを埋め尽くしていた人々が震え上がる。いなくなったと思っていた巨人が戻ってきたことで、再び街が恐怖と混乱に陥れられる。


「お前らに選択肢なんかねぇからな!大人しく震えて待っとけ!」


巨人たちが向かったのは街の駅だった。電車に乗り込んだまま逃げ遅れた人々が、ぎゅうぎゅうに詰め込まれている。いわば格好の狩場だった。駅の上に巨大な影が覆いかぶさるのを見て、車内の乗客は逃げ出そうとパニックになるが、ドアが開くこともなくただただ恐怖に飲まれていく。


「お、いるいる。やっぱこれだよな〜」


駅舎の屋根を蹴り飛ばすと、そこには動かなくなった電車がずらりとホームに並んでいた。巨人が満足そうな表情で10両編成の電車をガッシリと掴んで持ち上げる。そのまま、食べやすいように電車の連結部分をぶちぶちと引きちぎった。バラバラになった電車を片手に持ち、まるで栄養バーにかぶりつくように1口喰らう。ステンレスの外装を白いギロチンのような歯で突き破り、車体も人間も一緒くたにして咀嚼する。車内から溢れ落ちていく小さな人間たちは、1匹残らず口の中に注ぎ込まれていった。口の中で僅かに蠢く感触と、ピーピーと聞こえる微かな悲鳴が心地良い。果肉入りジュースを飲むが如く、電車の中に残った人間も余さず振り落とし、口いっぱいに頬張った人間をぶちぶちと噛み潰す。口の中に広がる血と生肉の味に満足感を覚えながら、ゴクリと喉を鳴らして電車1両分の人間を飲み込んだ。


「やっぱ、うめぇ」


そのまま2両目の電車にかぶりつくと、もう一人の巨人がほじくり返した地面を指さしてニヤリと視線を送った。


「おい、こっちに地下街あったぞ」


「マジか!潰して食おうぜ!」


二人は地下街を掘り返すと、その中に電車をぶち込んだ。棒状の電車にグリグリと中身を擦りつけて取り出すと、潰れた人間の血肉がディップされた電車バーが姿を現した。

食べるというよりも、もはや吸い込むような速さで次々と電車が巨人たちの腹の中に消えていく。食べ盛りの二人の食欲は果てしなく、駅にあった電車のほとんどが次々と平らげられてしまった。人間にとっては巨大な電車も、彼らにとってはほんの軽食に過ぎなかった。


「あー、やっぱ人間の街に来たら電車だな。……お?」


二人の巨人が食事を終えて満足げに周囲を見回すと、崩れかけたビルの屋上に一団の人影が見えた。よく見ると、10人ほどの警察官がこちらに銃口を向けているようだ。小さな閃光がパチパチといくつも走るが、巨人たちにはその弾道を視認できないほど小さい。当然、弾が当たっていることにも気づかなかった。


「ふーん、まだこんなやつらが残ってんだな」


巨人が興味深そうに言う。ズンズンと近づいていくと、警官達はより一層意味の無い警戒を強めた。


「お巡りさんすか?巡回お疲れっす!俺らも今、ハロウィンのゴミ掃除やってるんっすよ〜」


軽口を叩きながら巨人が警官たちをからかう。


しかし、警官たちはひるむことなく発砲を続けていた。それが巨人に何の効果もないと分かっていながらも、使命感か、あるいは絶望的な抵抗か、引き金を引き続けている。


「でさ、お巡りさんよ」


「俺が話してんのにパンパン撃ってんじゃねえよ」


地鳴りのような声が響く。ドスの効いた巨人の低い声がちっぽけなビルを大きく震わせた。その迫力に警官たちは、思わず反射的に動きを止める。張っていた虚勢が崩れさり、顔が青ざめていく。


「そんだけやってんだからさ、こっちも撃っていいってことだよなあ?俺ら拳銃は持ってねぇけど、立派な巨砲あっからさ。見せてやろうか?」


もはやパンツを突き破りそうな程にギンギンに勃ち上がった逸物をグググッと押し下げて、見せつけるように思いっきり弾く。勢いよく跳ね上がった巨根はぶるんぶるんと大きく揺れ、雄臭い突風を巻き起こして警官たちを転ばせた。


警官たちが痛む体を起こしながら空を見上げると、視界を埋め尽くすのは大きく引き伸ばされた規格外のボクサーパンツ。その中に閉じ込められている逸物の大きさは、もはや人間の尺度では想像もつかない。頭上で圧倒的な存在感を放つ立派な股間の膨らみを見せつけられた警官たちは、本能的な恐怖による体の震えが止まらなかった。

この場において自分たちがどれだけ無力で矮小な存在であるかを改めて思い知った。


「なあ、そろそろ限界だわ。1発ぶちかまそうぜ」


一人の巨人が笑みを浮かべて言い放ち、もう一人の巨人はニヤリと笑みを浮かべて返す。その様子を見て、ビルの上の警官たちは震える足腰を引き摺ってみっともなく後ずさる。だが、逃げ道はすでにない。


二人の巨人が、警官たちがいるビルの屋上を挟み込むようにして立ち上がる。その姿はまさに圧倒的で、警官たちのいる屋上ですら彼らの腰の高さほどしかない。ビルよりも一回り以上分厚い太ももが、まるで檻のように四方を囲んでそびえ立つ。


「さて、お待ちかねのご開帳といくか」


巨人の一人が不敵な笑みを浮かべながら、ゆっくりと腰ゴムに手をかける。ギャランドゥに続く濃い茂みがあらわになり、大きく膨張した竿の根元が徐々に姿を見せる。腰骨に沿うようにしてパンツの中に無理やり押し込められた巨根を引っ張り出すのは簡単なことではない。ギチギチと繊維が切れる音が響くほどにパンツの生地を強く引っ張りながら、大きな手でガッシリと竿を鷲掴んで強引に引きずり出そうとしている。

その大迫力の一挙手一投足に、警官たちは絶望しながらただ身を寄せあって震えることしかできない。

目の前で巨人のチンコがあらわになっていくにつれて、警官たちの顔から血の気が引いていく。


そしてついに巨根を押さえ付けていたボクサーパンツがずり下ろされた。


汗でじっとりと蒸れた巨大な肉棒が堂々とその姿を現す。巨根が勢いよく反り立ち、ボコボコに割れた腹をバチンと打つ。その勢いと共に、解き放たれた竿から漂う臭いが暴風となって一気に屋上を襲う。警官たちは何もできずにその突風に吹き飛ばされ、まるで木の葉のように転がりフェンスに激突した。


「おら、どうだ?デケぇだろ、俺のチンコ」


巨人は自慢げにチンコを屋上にかざし、警官たちを見下ろしてあざ笑う。チンコから漂う蒸れた匂いはまさに殺人級だった。警官たちは呼吸をするだけでも苦しく、顔をしかめながらも逃げ出すことすらできない。そのままもう1人の巨人も巨根をさらけ出し、ビルの上空には2本の巨大な肉の塔がそそり立った。2人の巨人がパンツを脱ぎ去ると、瞬く間に周囲の湿度が上がっていく。むわりとした臭気と、じっとりとした不快な空気が警官たちの肌にまとわりついた。


「ほら、撃ってこいよ。せっかく目の前に晒してやってんだぜ?」


巨人は挑発するようにチンコの根元を掴んでぶるんぶるんと揺らし、警官たちを嘲笑う。彼の大きな手をもってしても、3握り半はあるだろうと思われる圧倒的な巨根。それが大きく揺らされて屋上に接近する。その度に影が深くなり、警官たちの存在を完全に押し潰そうとするかのようだった。

目の前で次々と巻き起こる人智を超えた光景。警官たちはその脅威に圧倒され、もはや銃を構える気力すら失っていた。


「なんだよ、張り合いがねえなあ。何もしてこねえなら……ほらよ」


巨人はそう言うと巨根をグッと押し下げ、屋上に向かって亀頭を突きつけた。そして、


ぬちゃっ、ぬちゅっ。


「俺らから撃たせてもらうぜ?」


ゆっくりと竿を擦って、扱き始めた。


屋上に差し向けられた2つの亀頭から、もう辛抱ならないといったように我慢汁がどぷどぷと溢れ出して床を汚していく。


巨根が晒された時点でこれから何が行われるのか薄々勘づいていた警官たちも、ついに決定的な段階に入ったことを悟りただ怯えて泣き叫ぶ。自分たちが巨人を撃ったように、巨人たちも撃ち出すつもりに違いない。あれほど立派なチンコであれば、射精の勢いもさぞ凄まじいことだろう。弾が装填されている袋も2人ともずっしりとした重みで垂れ下がり、パンパンに膨らんでいる。ビルの狭い屋上で、大巨人2人の射精を受け止め切れる見立てなど無かった。


「っはは、情けねぇなあ。このままじゃ潰されちゃうのに、何にもできないんでちゅか〜?」


「俺らがイクの止めないと、びゅっびゅってせーしぶっかけられてみんなしんじゃいまちゅよ〜?」


巨人の煽りに興が乗ってくるのと同時に、チンコを扱くストロークもより激しさを増していく。時々男らしい官能的な呻き声を漏らしながら、より良いところを求めてしつこく巨根を責め立てる。既に溢れ出た精液がカリの段差に溜まって小さく泡立ち始めていた。


「あ"ー……やば、俺もう限界」


「お、れも、もうイクッ……」


2人は目配せをするとグンッと勢いよく腰を突き出し、屋上に亀頭を擦り付けた。航空障害灯を押し潰し、チンコを扱く振動が直にビルへと伝わる。巨大な尿道の穴にロックオンされた警官たちは、自分達の哀れな最期を悟った。限界を超えたゼロ距離にまで近づけられた巨大な砲身の奥から、何かが迫り来る音が響く。一瞬、亀頭がビクンと大きく震え、その振動に警官たちが倒れ込む。そして、再び顔を上げた瞬間、彼らの目に映ったのは凄まじい勢いで迫り来る白濁色の鉄砲水だった。


「う"ッ!!!!イ"くッ……!!!」

「ッはぁッ、……潰れろッ……!!!」


ぶびゅじゅぷっっ!!!

びゅぶっっ!!!どゅびゅるっ!!!

ぶパッ!!!どぷッ!!!びゅぶるるっ!!!


撃ち放たれた特濃の精液は瞬く間に警官たちを飲み込んでいった。凄まじい圧力で屋上はごっそりと抉り取られ、辺り一帯に飛び散った精液が降り注いだ。1度解き放たれた巨人2人の性欲は屋上を1つ消し飛ばすくらいでは到底収まらない。そのままビルの内部にチンコを突き立て、腰を打ち付けて何度もぶっ放した。既に崩れかけていたビルは体育会系巨人の腰振りには到底耐えきれず、そのままあっさりと崩壊。辺りのありとあらゆる建築物を使い潰し、彼らが満足した頃に街に残されたのは白濁に塗れた瓦礫と無残に潰された建物の残骸だけだった。


「あー……マジよかったな」


「そうだな……来年もまたやろうぜ」


巨人たちは崩れ去ったビルの残骸を踏み固めながら、満足げに歩き出した。彼らの足元に広がる街並みは、かつての大都市の面影は全くなく、ただ蹂躙され尽くした荒地のように変わり果てていた。


「ふー、気持ちかったぁ。ゴミもちゃんと片付けてやったしな」


「ま、ちょっと汚したけど、別にいいだろ」


巨人たちは互いに肩を叩き合いながら、破壊された街の残骸を意にも介さず踏み潰して、悠然と去っていった。振り返るとすっかり荒れ果てた土地が広がっており、彼らが歩み去るその後には何も残らなかった。

人間たちの生活の痕跡はゴミとして葬り去られ、たった二人の巨人によって蹂躙され跡形もなく潰えたのだった。



More Creators