「マハトマ!(気さくな挨拶)」
紫髪の少女。キャスターのサーヴァントであるエレナ・ブラヴァツキーは、地底世界――――アガルタに迷い込んでいた。
夢にまで見た世界への漂着に興奮を隠せない少女は、早々に邂逅した一人の男に声を掛ける。
「貴方もしかしてアガルタ人? アガルタ人ね、そうなんでしょ!」
高揚を露わにして質問するエレナ。
不幸なことに、彼女が相対していたのは「奴隷王」とされる異質な男だった。
「あー……悪いなぁ嬢ちゃん。ここで会ったのも何かの縁って奴だ。いきなりで悪いが――――死んでくれや」
「へ?」
「うっ……ここは……? ……って、何よこれ……!!」
目を覚ましたエレナは、自分が鎖に繋がれている事実に驚愕する。
ダメージのせいか、体に上手く力が入らない。
それに加えて、この拘束具がある種の魔力封印の役割を果たしているのか、持ち前のキャスターとしてのスキルも発揮されずにいた。
「よーゥ、目を覚ましたな?」
「っ……貴方! これは一体どういうことかしら!?」
「どうって……ちょっとした気変わりって奴よ。見かけのわりに聡そうなんで、さっさと始末してしまおうと思ったが……別の使い道を思い付いちまったんでなァ」
男――――クリストファー・コロンブスは愉快げに笑う。
そして一言……彼の目的……すなわち「奴隷」にするという狙いによって少女を捉えたことを、高らかに明かした。
「ど、奴隷ですって……!?」
「くくく……どんな見た目だろうが女なら高く売れるぜぇ。こんな上手い獲物をただ始末するってのは勿体ネェだろう?」
「そ、そんなこと……許した覚えはなくってよ! 私を童女と思ったのなら大きな間違いね、今に痛い目見せてあげるんだから!」
「うん? あー、こいつはいけねえ。なってねえなぁ。奴隷には奴隷のらしい振る舞いって奴があるもんでよぉ。従順なのが売りなんだからな」
「ちょっ……なに、するつもり――――」
エレナが危機感を覚える一方で、コロンブスは怪しげに動き出す。
その意図、目的が分からないエレナではない。
男が取り出し、己に向けたモノを見て……少女は瞬時に悲鳴を上げた。
「やめ、ッ――――」
(ずぶぶぶぶっ……!!)
「あ゛ッ♥ あっ、入って、キ――――」
(ドッッ――――――――チュンッッ!!!!)
「んおォォおぉぉぉぉおッッ♥♥♥」
「はーっ、はーっ……♥ ひゅーっ……♥(ぁ、なんでこんな……♥ いれられただけで、こんなになるなんて……♥)」
男のイチモツをその身に受け入れた瞬間、エレナは瞳を白黒させて悶えた。
少女然とした矮躯には、あまりに不釣り合いな、巨大にすぎるペニス。
その衝撃は、彼女が今まで味わったどんな刺激よりも強烈で、鈍重だった。
「はっ、はっ……♥ なに、これぇ……♥ こんなの知らない……ッ♥ 受け入れたら絶対ダメな奴……っ♥♥」
「こんだけ反応が良いと高く売れるに違いねぇな。オークションでも何でも、今から楽しみで仕方がねえぜ」
「くうう、ッ♥ うっ、ンんん゛ん゛ンンッ――――♥♥♥ あっあ、ッ……おおっ、お゛お゛おおっっ♥♥♥」
「ダメ、っあ……そんな、したら……ッ♥ カタチ、変わっちゃう……っ♥ おまんこ拡がって……元に、戻らなくなるッ……♥」
「ソイツは良いな。キツすぎるってのもこれはこれでイケねえからよ。今時の言い方だとオナホって奴か? 使い勝手が良くなりゃそんだけ高く売れるからよぉ」
「オ゛ッ♥ おっ、ホおぉッッ! ン゛ッ、くううっ♥ お゛お゛、ッ……あ゛ッ、ン゛ッ……あ゛ッあ、おぉお゛お゛〜〜〜〜??!!」
まるで等身大の性処理道具のように使われ、その小さな体に何度も快楽をぶつけられるエレナ。
そこにいるのは最早、叡智を極めし魔術師のサーヴァントではなく。
未知の快感にただただ鳴き続ける、見た目通りの弱々しい少女がいた。
「ンイ゛イ゛イ゛ッッ♥ あっあ゛、おっ……オ゛おおっ♥ イ゛、ぐっ……イ゛ッッ……らめ、もうッ……終わ、り……マス、タ――――」
(びゅるうぅぅビュッッびゅうううッッ――――!)
「ン゛ん゛オ゛オ゛オ゛オ゛オ゛ッ゛ッ゛ッ゛――――っ♥♥♥♥♥」
「はっ……はっ、はッ……オ゛……ほぉぉ……っ♥」
「くくく……一丁上がりだぜ。いや……せっかくだ。それらしく『仕上げ』とくか……」
「あ……あ゛あ゛……っ♥」
奴隷王は次なる作戦を考える。
抵抗する気力を失った少女を売り……その資金を元に勢力を拡大して――――
そしてエレナの「売り」が始まる。
ショーウィンドウに飾られた少女は、買われるその瞬間を震えて待っていた。
(私……どうなっちゃうの……? このままだと、本当に……性奴隷として売られ――――)
最悪の未来を想像し、エレナは恐怖に震える。
希望に満ちていたはずの新世界。そこで待ち受けていた絶望。
少女にとって、それはまだ破滅の始まりにすぎなかった…………