レイシフト先でゴブリンの群れに遭遇したブーディカとマスター。
「守ってみせる……必ず……! お姉さんに任せなさいっ……!」
マスターを背に、劣勢を強いられるブーディカ。
それでも懸命に戦う彼女を一瞬の隙が襲う。
「かはッ……!」
「ブーディカ!」
ゴブリンたちの攻撃を受け、ブーディカの体が力なく倒れていく。
無論、守りを失ったマスターも瞬く間に捉えられた。
「マス、ター……」
薄れていく意識の中で、ブーディカは必死に手を伸ばす。
やがて少年の姿が闇夜に消えていくと、彼女の意識もまたそこで消失した。
「ん……ここは……? あたしは、確か……」
「ギャギャ、起キタ!」
「ヨウヤク起きたぞ、コイツ!」
「ま、魔物ッ……!(そうだ、あたし……コイツらに捕まって……!)」
目を覚ましたらブーディカは、一瞬で事態を把握した。
周囲には無数のゴブリン。
手足は硬く拘束され、思うように動けない。
視線を忙しなく動かすが――マスターの姿はどこにも見当たらなかった。
「くっ、アンタたちっ……! マスターを何処へやったの……!? こんなことして、タダで済むと……!」
「ケキキ、ウルサイ雌ダ」
「スグニ黙ラセテヤル!」
「な、何を……」
「ひっ……! な、なによそれッ……! やめっ……バカなこと考えないで……!」
「オ前、俺タチノ苗床」
「孕マセル! 孕マセル!」
「あ、ああっ……イヤッ……!」
全身が寒気立つ。
現れたのはゴブリンたちの生殖器。
人間のそれとは比較にならない大きさの、紛うことなきペニスだった。
そして、それは真っ直ぐブーディカへと向けられて――
(ずぷううううッ……!)
「ンっくううぅぅぅッ……♥」
「はっ……はっ……あ……♥」
「ギャギャ! コイツ、イッタ!」
「挿レタダケデイッタ!」
ブーディカの体を経験したことのない衝撃が襲う。
自身の内側を容易く貫いてみせたゴブリンのペニス。
呼吸さえ忘れさせるほどの刺激に、ブーディカはただただ口を開閉することしかできなかった。
(はっア、なにこれ……っ♥ こんな、凄いのっ……!? こんな衝撃、今まで経験したことない――)
(パンパンパン!)
「おぉッ♥ おっお、ンおっ……ぉぉぉオッ♥」
自身よりも小さなその生物に、激しく腰を打ち付けられ、嬌声を上げるブーディカ。
ペニスの大きさもさることながら、ゴブリンの体からは絶えずして媚薬のような体液が分泌されている。
それこそサーヴァントであっても、雌ならば誰でも狂わせてしまうほどの――
ブーディカの理性は一瞬にして崩壊の危機を迎えていた。
(こ、これがゴブリンのチンポっ……♥ こんな凄いの……マスターと……ううん、人間と比べられないっ……♥)
(アタシのおまんこっ……弱いところ、確実に壊しにキテルっ……♥ あっ、ダメだこれっ♥ 絶対負ける奴……っ♥)
ゴブリンたちの陵辱が始まって、ブーディカが敗北を予感するまでそう時間はいらなかった。
子宮は完全にその守護を解き放ち、雄を受け入れる体勢を着実に整えていく――
「ギャギャ、コイツ弱スギ。全然抵抗シナイ」
「モウ負ケヲ認メテル。チンポニ降参シテル」
「おおっ、うおッ♥ はあっはあっ……あへっ♥ は、はいっ……ゴブリン様のチンポぉ……♥ こんなの勝てるわけありませんっ……♥」
「あ、あたしの負けっ……♥ ぜんぶ貴方たちの好きにしていいからっ……♥」
「キキッ、ダッタラ……」
「オッ♥ オ゛オッ♥ キタぁっ♥ ゴブリンの本気ピストンっ……おっご、ぉッ……これ、女を孕ませる動きっ……♥ 子宮から一瞬もチンポ離してくれないっ♥」
ブーディカは悟った。
自身は孕まされる、それは間違いない。
ただ気掛かりだったのは、そんな自分のことより行方の知れないマスターのことだった。
彼がこの場にいないことはある意味幸運だったのかも知れないが、それでも思わずにはいられない。
(ご、ごめんねマスターっ……♥ あ、あたしはっ……どうやらここまでみたいっ♥ 勝利の女王、なんて……偉そうなこと言って……守れなくてごめんなさいっ♥ 君だけでも無事に逃げてっ♥)
「んんっ、ふううッ……♥ あっこれ、くるっ♥ ゴブリンの射精くるっ♥ 中出しっ♥ 間違いなく孕まされるッ♥ 子宮絶対陥落するっ♥」
(びゅるるっ! どぶっ! ぶりゅりゅっ!)
「オッ、ンオ゛ォォォォオオオッ……♥♥♥」
「ほっ、お……んぉぉッ……♥ ゴブリンのしゃせー……すごぃぃ……♥ あへぇ……マスター、あたし……ゴブリンのお母さんになっちゃった……♥」
凄まじい快楽の嵐の中で、ブーディカは己が完全に支配されたことを実感する。
ゴブリンの性液の量は凄まじく、ただの一体で子宮から溢れかえってしまうほどだ。
当然、一体では済まされない。その場にいる魔物全員と仮定すれば、優に30は超えるだろう。
奇跡は起きない。
勝利が約束されることはなく、英霊としてのブーディカの戦いはそこで完全に終了した。
その後――
捕虜となっていたマスターは、ゴブリンに連れられ、ある場所に連れて来られていた。
自分たちが捕まって数日――己がまだ生きていることに不自然さを覚えながらも、彼はそこで「あるもの」を見た。
「はぁっ♥ あぁんっ♥ んはあっ♥ ゴブリンさまぁっ♥ もっと、もっと……っ♥ んんっは、ああっ……チンポをお恵みくださいっ♥」
「ブー、ディカ……?」
数日ぶりに見た己のサーヴァント。
だがその姿は、別人かと疑うほどに変わり果てていた。
「ギャギャ、コイツ……スグニ堕チタ。俺タチガ孕マセテヤッタ」
「孕ま、せ……」
視線の先で、大きなお腹を揺らすブーディカ。
マスターはそこで全てを理解し、絶望した。
ゴブリンたちの繁殖力は凄まじく、およそサーヴァントであってもこの通りだ。着床したが最後、ただの数日であそこまでの成長を遂げるのだという。
「おおっ♥ オッ♥ んんっ、ンオオッ♥ ゴブリン様、ゴブリン様ぁっ♥」
「コイツハモウ終ワリダ。デモオ前ニハマダ役目アル」
「役目……」
己のサーヴァントが魔物の苗床にされ、快楽を叫びなく光景を余所に、ゴブリンたちはマスターを脅迫する。
曰く、そのために生かしているのだと。
ブーディカのような、雌として非常に優秀な……サーヴァントを此処に呼び寄せるのだと。
自分たちの苗床とするために。
彼の救援に来た雌達を、一人残らず孕ませるべく。
「分カッタナ?」
「は……い……」
「オ゛オッ♥ んおっ、おほぉぉおおっ♥」
勝利の女王とまで言われた、ブーディカの敗北によって、マスターの心は完全に壊れてしまっていた。
ゴブリンたちの言われるがままに動き、令呪を介して命令し――サーヴァントたちが次々に魔物の苗床にされるのは、そう遠くない未来だった。