(ミヤの場合)感染した私はラバーの防護スーツを着て日常を送る。(海外で未知のウイルスに感染して帰国してしまったので隔離される事になった・外伝)
Added 2024-09-29 15:01:32 +0000 UTCこちらはpixivにて公開中の『心療内科の隔離病棟のヒトイヌ達』シリーズ https://www.pixiv.net/novel/series/10050795 の中の番外作品である『海外で未知のウイルスに感染して帰国してしまったので隔離される事になった。』 https://mahoro47.fanbox.cc/posts/8420448 のウイルスとラバースーツの設定を使った外伝作品となります。 ウイルスに感染した私が退院する為の条件は『専用の防護スーツを常時着たまま過ごす事』でした。 そして私はその防護スーツを着て、学院に登校する。 ------------------------------------------------------------------------------ 「はい、今日もキレイに全部食べられましたね。」 「あの…。」 私は隔離されてる病室で出された食事を食べ終えた後、膳を取り下げに来た看護師さんに話しかける。 「なんですか?」 「私、いつになったら退院出来るんですか?」 「それは…。」 私の質問に困ったような顔をする看護師さんの姿は、普通のナース服とはかなり違っていた。 今看護師さんは全身をピッチリとしたゴムの服で覆われ、顔にはガスマスクを着けている。 なぜそんな格好なのかと言うと、それは私がウイルスに感染しているから。 その為私はこの隔離病棟の中でも更に密閉性の高い、このウイルスに感染した人専用の病室に入院していた。 「そうですね…、今は専用のウイルスを遮断する防護スーツがありますから、それを常時着ていてもいいのならいつでも退院出来ますよ。」 またその話…。 私は事あるごとに退院できるのかと聞いているのですが、いつも決まってこの答えが返って来る。 だけど、最新式の防護スーツはかなりの値段がするらしく、私は両親にお願いしてその防護スーツを買ってくれる様に頼んではいるものの、未だにその願いは叶っていなかった。 両親だって出来れば防護スーツを買って退院させてあげたいとは思ってくれてる様で、お金の工面に走り回ってくれてるみたい。 本当は旧式の防護スーツなら最新式の半額ぐらいで買えるらしいのだけど…。 旧式の方はその形状がどうしても受け入れられなかった。 その旧式の防護スーツはこの国に最初に感染者が見つかった時に、応急処置として別の用途で使ってたゴム製のスーツを流用して対応したらしく、およそその防護スーツを着て普通の生活が出来る様な形状では無かった。 それに比べて最新式のは今看護師さんが着ているゴムの全身タイツみたいな服によく似たつくりをしていて、どうせ着る事になるならそっちの方が絶対にいい。 「はぁ~、お母さん達、ちゃんと防護スーツ買ってくれるのかなぁ…。」 そんな風に愚痴をこぼすのが日課になっていました。 でも、ようやく…。 お金の工面が出来た両親によって、私は最新式の防護スーツを着用すると言った条件付きではあるものの、無事めでたく退院する事が出来たのです。 「おはよう~。」 無事に退院した私は以前の様に学院に通う事が出来る様になり、数週間が過ぎていた。 「やっと慣れて来たけど、やっぱりもの凄い格好だよね~。」 友人のリンちゃんが私を見てそんな言葉を漏らす。 「……。」 でも私はそんなリンちゃんに言葉を返さない。 いえ、返す事が出来ない。 それは今の私の格好に理由があった。 退院の条件として常時防護スーツを身に着けていなければいけなくなった私は、当然学院に通う時もそのラバーの防護スーツを着用していた。 見た目はラバーで出来た全身タイツに頭をすっぽりと覆う大き目のガスマスクと言った出で立ちなのですが、その内側には外にウイルスを漏らさないようにする様々な器具が仕込まれている。 その器具のひとつで私は口いっぱいの太さのチューブを常に咥えていて、そのせいで一切の発声が出来ないでいた。 「シュコー、シュコー。」 言葉の代わりに漏れるのはガスマスクの排気口から漏れる呼吸音のみ。 会話できないのはリンちゃんに申し訳ないと思うけど、こればっかりはこのスーツの仕様上仕方ない。 そこで私はカバンからノートとペンを取り出し、筆談で会話をする。 指先まで厚めのラバーで覆われているので書き辛くはあるけど、これしかこちらの意志を伝える方法が無いのでしょうがない。 始めの内はクラスメイトの皆も気も使って話しかけてくれてたのだけど、しだいに筆談でのコミュニケーションが面倒になって、今はもう長い付き合いのリンちゃんしか私に話しかけなくなっていました。 この登校中もリンちゃん以外は遠巻きに私を見るだけで近付いても来ない。 確かに完全に密閉されてるとは言え、ウイルスに感染なんて皆したくないから近寄り難いのもわかる。 誰だってこんな変態チックな見た目の防護スーツを着て生活なんてしたくないでしょうから…。 私も、慣れてきてるとは言っても不快だし恥ずかしいし、出来れば脱ぎたいもの…。 だから感染のリスクも気にせず、こうして以前と同じ様に接してくれるリンちゃんには本当に感謝している。 おかげでクラスで孤立する事が無く学院生活を送れている。 キーンコーンカーンコーン。 午前授業が終わりお昼休みになった。 「ミヤちゃん一緒にご飯食べよう。」 リンちゃんがそう言って私の机の向かいに自分の机をくっつけて来た。 その机の上には可愛いお弁当箱が置いてある。 対して私の机の上には何も置かれてはいません。 だってお弁当を持って来たとしても、私はそれを食べる事が出来ないから。 私の口には太めのチューブが咥えさせられていて、それを吐き出せない様にチューブと一体化したマウスピースが歯と歯茎にしっかりと接着されています。 その上で被っているガスマスクも着ているラバースーツと一体化していてガスマスクだけを外す事も出来ない。 しかも着ているラバースーツは着せられた後に着る為に開いていた背中の開口部を特殊なラテックスで塞がれていて、病院に行って専用の溶剤を使ってそのラテックスを溶かさない限り脱ぐ事が出来なくなっている。 (と言うのは実は嘘で、この特徴なラテックスは半永久的に劣化せず、脱ぐ方法など存在しない事を私は知らないでいました。) 非常に不便なのだけど、ウイルスを漏らさない為には必要な処置なので仕方ない。 なので私はウイルスが体内から無くなるまで、1秒たりともこの防護ラバースーツを脱ぐ事は出来ないのです。 そんな姿なので、内から何も漏れ出さない代わりに外から何かを取り入れる事も出来ない。 だからお弁当も食べることは出来ないのです。 じゃあ私はどうやって栄養を摂ってるのかと言えば…。 ガスマスクには小さな逆止弁が付いていて、そこから注射器の様な器具で栄養剤を注入して栄養を補給しています。 と言ってもそれは補助で、感染対策の為その栄養剤の注入も病院の隔離病室でしか使用出来ない。 その為、1週間に一度しか注入されない。 だったら普段はどうやって栄養を摂ってるのかと言えば…。 実はこの口に咥えているチューブは、ラバースーツ内で私の股間の方へと伸びていて…。 その先端は私の肛門の中に消えていました。 つまり今私は、自分のウンチを毎日食べているのです。 なぜそんな事をしなければいけないのかと言うと、もちろんウイルスを外に出さない為。 排泄物や体液を介して感染する可能性がある為、ウンチも外に出す訳にはいかないから…。 それで排泄物の一番効率的な処理方法が自分で食べると言う事だったので、この防護スーツは自分の排泄物を食べると言う仕様になっているのです。 もちろん他の体から排出されるものも全て口に咥えているチューブを通して口からまた自分の体内に戻される。 尿道にはカテーテルチューブが挿入され、膣には表面に細かく穴の開いたディルド。 それぞれにチューブが付いていて、そのチューブを通して一旦私の肛門から腸内にオシッコや膣内の分泌物が流れ込む。 こうする事でオシッコなどが浣腸代わりになり、ウンチが硬くなってチューブを通らないと言う事故を防いでいるのです。 今でこそ少し慣れて来てはいますが、それでも時折吐き気を催す程で…。 やはり自分の排泄物を食べなければいけないのは辛いです。 しかも目の前では美味しそうにお弁当を食べてるリンちゃんがいて…。 自分はもう普通の食事を食べられないと言う事を殊更に強く意識させられてしまいます。 それでもただ一人私に普通に接してくれるリンちゃんを失いたくないから、私はリンちゃんとの昼食に毎日付き合っていたのでした。 キーンコーンカーンコーン。 ようやく午後の授業も終り放課後。 「ミヤちゃん、今日も一緒に帰ろ。」 こうして下校も一緒に帰ってくれるリンちゃん。 実は私に付き合って一緒に帰る為に、リンちゃんは部活を辞めていた。 そこまでして私に付き合ってくれるリンちゃんに私は本当に感謝しています。 だって、この姿でひとりで帰るのは辛過ぎるから。 ああ…、凄く視線を感じる…。 帰り道、通り過ぎる人達が私を見ていた。 当然よね、こんな変な格好の人が歩いてたら皆注目するもの。 「…でね、その時私びっくりしちゃって~…」 そんな視線を気にする事も無く、リンちゃんは普通に雑談をしながら隣を歩いてくれてる。 本当にリンちゃんは優しくていい子だ…。 おかげで私はこんな見た目でも恥ずかしがる事無く通学路を歩けています。 肩まで覆う大きなガスマスクを被ってるせいで、真横にいるリンちゃんは体を横に向けないと見えない。 なので横を歩くリンちゃんを見る事は出来ないけど、心強かった。 「えいっ。」 え? 急にリンちゃんが私と腕を組んで来た。 「腕組んでもいいよね?」 すぐ横から可愛い声でそう言われた。 「シュコー、シュコー。」 私は喋る事が出来ず返事は出来ないので、腕を組んだまま歩く事でYESの意思表示をする。 「うふふっ。」 横から嬉しそうな声が聞こえて私も嬉しくなる。 ウイルスに感染してからいい事なんて何もないと思ってたけど、唯一リンちゃんがとっても懐いてくれる様になったのは嬉しい事でした。 「ねえ、ミヤちゃん…。」 腕を組んだ方の肩に頭を預けてリンちゃんが話しかけて来る。 「今日これからミヤちゃんの家に行ってもいい?」 え…、これから…? 「ねえ、いいでしょ?」 どうしよう…。 仲良しのリンちゃんだから二つ返事でOKしたいところだけど…。 今日はこの後すぐにひとりでいないと困る事があって…。 「いいよね、ミヤちゃん。」 でも、もし断ってこれから仲良くしてくれなかったら…。 そう思うと無碍に断る事も出来ず、私はリンちゃんと一緒に家に帰る事にしたのでした。 「ミヤちゃんが感染してからは初めて来るね、久しぶりだよ~。」 言いながら私の部屋のベッドに腰を下ろすリンちゃん。 「ん?ミヤちゃん、なんだかもじもじしてない?」 ああ、やっぱり様子がおかしい事はわかっちゃうんだ…。 そう、確かに私は家に帰ってからとある事を我慢しています。 それは…。 ブゥーン。 「あれ?何か音しない、モーター音みたいな…。」 ああっ、聞こえてるんだ…。 実は私の膣にはディルドが入っています。 そのディルドにはバイブレーション機能が備わっていて、今その機能が作動しているのです。 これが今日リンちゃんを家に連れて来たくなかった理由…。 このバイブレーション機能は私の意志で操作できるものでは無く、性欲解消の為1週間に一度自動的に動く様にプログラミングされていて、止める事も出来ない。 だから今日はひとりでひっそりとオナニーをしたかった訳なのですが…。 ブゥーン。 リンちゃんがいる手前バイブの刺激でよがる訳にもいかず、今はずっとイキたい気持ちを我慢していました。 「ふふっ。」 リンちゃんはそんな発情して来てるのを堪えてる私を見て笑う。 「な~んてね、実はミヤちゃんが今日玩具を使ってHな気持ちになってるの知ってるんだ。」 え? なんで知ってるの…。 「ちょっと興味があってその防護スーツの事調べた事があってね、だから…。」 リンちゃんが私を捕まえベッドに押し倒す。 「いいよ、ミヤちゃんがイクとこ私に見せて、ううん、私も一緒にイクから。」 そう言うとリンちゃんは私に馬乗りになったまま自分の下着を下ろし、アソコを指で弄り出す。 クチュッ、クチュッ。 「あ、ああっ、こうしてオ〇ンコ弄ってると、ミヤちゃんにしてもらってるみたいで…、あっ、いつもより感じちゃうぅ。」 そうリンちゃんは言うが、私も上にリンちゃんが乗ってるせいで、リンちゃんにアソコを突かれてる様な気分になる。 私もいつもより感じてる気がする…。 それに、さっきからずっと我慢してので、もう…。 「あ、イクッ、私イッちゃうっ、ミヤちゃんも一緒にぃっ。」 リンちゃんももうイキそう。 うん、私も一緒に…。 「い、イクウゥゥッ!」 あ、ああっ、あああぁぁっ! 私達はほぼ同時に絶頂に達しました。 「はぁ、はぁ、はぁ…。」 「シュコー、シュコー。」 イッた後、私達は抱き合ったまま呼吸を整える。 ガスマスク越しにリンちゃんの顔がすぐ近くに見えます。 「すぅ~…、んふふっ、ミヤちゃんの吐き出す息をたくさん吸い込めば、私も感染するのかな…?」 確かに、非常に高性能なフィルターがガスマスクには搭載されているとは言え、感染リスクはゼロではないでしょう。 なのにリンちゃんは…。 「あ、あむ、ちゅっ、ちゅぱっ。」 排気口に口をつけ、まるで私にキスするかの様にしゃぶりつく。 「あはっ、頂戴、ミヤちゃんの中にあるウイルス、私にも頂戴…。」 リンちゃん…? その時のリンちゃんの今まで見た事も無い何か憑り付かれた様な顔に、少し怖さを感じました。 後日…。 リンちゃんが感染して隔離された事を知る事になり…。 その知らせを聞いてから数ヶ月後、私は防護スーツに身を包んだリンちゃんが登校して来るのを見る事になったのでした。