極小の檻、生きるオブジェ(勇者に負けてヒトブタにされた魔王・第2話)
Added 2024-06-29 15:01:08 +0000 UTCこちらはpixivにて公開中の『勇者に負けて家畜奴隷にされた魔王【ボツ作品供養】』 https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18989368 の続きのお話として執筆しました。 勇者に敗れヒトブタとして勇者と旅を共にする魔王。 ようやくヒトブタとしての暮らしに慣れて来た頃、何者かによってヒトブタの魔王は連れ去られてしまう。 そして魔王は連れ去られた先で極小の檻に閉じ込められ、生きるオブジェと化してしまう。 果たして勇者はヒトブタ魔王を救う事が出来るのか? ----------------------------------------------------------------------------- 「ふごっ、ふごぉ。」 我は今、勇者が取り出したイチモツを口に咥えさせられている。 ズチュッ、ズチュッ。 我の口にイチモツを出し入れして扱く度に硬くなっていくのを感じる。 魔王であった我は、今、勇者に敗れ、封印スーツによってブタの様な姿に体をギチギチに拘束されてしまった。 勇者によって施された封印の鍵のせいで我は永久にヒトブタの家畜奴隷の姿のまま生きる事になってしまった。 我の口と女性器、肛門には張り型の様な形状の封印の鍵が挿入されたままで、その3つの穴を通れるのは勇者のイチモツだけとなっていた。 つまり我は、勇者に依存して生きる体にされてしまっているのだ。 ズチュッ、ズチュッ。 なので食事も勇者のイチモツから摂取する。 今もこうして勇者のイチモツをフェラチオされられて栄養を摂取させてもらっていた。 基本我ら魔族は人間の様な食事も排泄も必要ない。 その代わりに我らは精気を吸って栄養としている。 そして吸い取った精気のカスが体内に溜まって来ると、それを排出する為に人間で言うところの排泄をするのだ。 ドピュッ、ドピュッ。 「ぶうぅ~。」 勇者の濃い精液が我の口内に発射され、喉を通り臓腑に落ちる。 その瞬間、我の体に力が漲る。 こ、これが勇者の精気…。 いつもこうして勇者の精気を与えられる度に、我が勇者に全く歯が立たなかった訳をイヤと言う程わからされる。 おそらく勇者の精気を与えられた今の我は、以前の我の数倍の力を有してるであろう。 それだけの力が勇者の精気にはこもっていた。 その力を持ってしてもこの封印のヒトブタスーツから逃れる事は出来なかったが…。 と言うか、最近我はこの生活に少し満足し始めていた。 勇者の家畜奴隷としてヒトブタの姿のまま毎日を過ごす事。 勇者が我を大事にしてくれてる事もあって、我はこの生活に幸せを感じて来ていたのだ。 正直、永久にヒトブタのままで生きるなど、最初は屈辱でしか無かったが、勇者の強さ優しさに触れ、少なからず勇者に対しての恋慕の情すら湧いて来るほどに心境は変化していた。 「なあ、少し太ったか?」 は? 我の下腹部を見ながら勇者は少しデリカシーの欠けた発言をして来た。 以前の我なら気にもしなかったであろうが、今は勇者に対し恋心すら抱いてる我には非常に恥ずかしい話題であった。 「ぶ、ぶぅ、ぶひぃ。」 必死に弁明しようとするが、口が塞がれてる上に、封印スーツの効果でブタの鳴き声しか出せないので、いくら言葉を尽くしても勇者には伝わらない。 違うのだ! これは太った訳でなく、精気のカスが溜まっていて、ずっと排泄出来ずにいたからなんだ。 そう説明したくても出るのはブタの鳴き声のみ。 勇者は何が言いたいのか理解しようとしてくれてはいるみたいだが、要領を得ないと言う顔をしていた。 う、ううっ…。 我は恥ずかしさと、言葉が伝わらないもどかしさにいたたまれなくなり、勇者の前から逃げ出した。 その時…。 『勇者から離れる時を待っていましたよ。』 我の頭に声が響いた。 何っ?この声は…。 ブウゥン。 突然転移ホールが開き、我がそこに飲み込まれる。 しまっ…、くぅ…。 引きずり込まれない様に抵抗しようとするが、全ての力を封印スーツによって奪われている我はあっさりと飲み込まれ、どことも知れない場所に連れ去られてしまった。 ここは…、どこだ…。 転移先はどこかの城の中の様だった。 しかしどうしよう…、勇者とはぐれてしまった。 一体こんな事をしてくるのは何者なのだ? 「お久しぶりです魔王、しばらく会わない内に随分と惨めなお姿になられて、ふふふっ。」 声のした方を向くとそこには妖艶な雰囲気を纏った長身の女性が立っていた。 「ぶうぅ。」 あれは…、四天王の一人、レスティア…。 四天王は全て勇者に倒されたと思っていたが、まさか生き残っていたとは…。 「うふふっ、本当に勇者は優しい方ですね、私が女性と言うだけでとどめを刺さずに見逃してくれたのですよ。」 敵であっても情けをかけるとは、さすが勇者じゃ。 我は自分の事を褒められてる訳ではないのに少し得意気になった。 「どうやら本当に勇者のペットとして飼いならされてしまってる様ですね、嘆かわしい…。」 「ぶう、ぶうぅ。」 我は文句のひとつも言いたかったが、相変わらずブタの鳴き声しか出ない。 「ご安心ください、魔王軍は私が引き継ぎ、私が新たな魔王となりますから。」 は? 何を言ってるんだ、レスティアごときの実力で勇者に勝てる訳も無いと言うのに。 しかも一度見逃されると言ってたではないか。 身の程知らずにも程がある。 「そこで、魔王には人質になっていただきます。」 人質? 「どうやら勇者は魔王の事を相当気に入っている様で、きっと魔王の身柄をチラつかせればきっと勇者も私の軍門に下ってくださるでしょう。」 そんな事で勇者が折れるとは思えないが、自分の策に酔っているレスティアには何を言っても無駄だろう。 まあ、今の我では説得も出来ないが…。 「魔王には人質として機能してもらう為に、私の作り出した永久拘束具を取り付けさせていただきますね。」 何だと? 永久拘束具って…。 「ミスリル銀を錬成して作り上げたこの拘束具にお体を封印させていただきます。」 そう言って指し示した場所には、銀色の輝く鉄格子が組み合わさって四つ足の獣の様な形状を模っていたものがあった。 「今からあの中に魔王を転移させます、継ぎ目も何もなく更にミスリル銀で作っていますから破壊も出来ません。」 それって、つまり…。 「ふふっ、魔王は今からそのヒトブタの体にぴったりの極小の檻に永遠に閉じ込められてしまうのです。」 「ぶ、ぶうぅっ。」 い、イヤじゃ、そんな事されたらさすがの勇者でも我を救う事は…。 「さあ、お覚悟!」 ま、まずい、レスティアが魔法を唱え始めた。 逃げねば! そう思って必死にヒトブタの折り畳まれた手足を動かし逃げるが、当然そんなに早くは進めない。 そうしてるうちに魔法が完成し、我の体が転移ホールに飲み込まれて行く。 や、いやぁっ、勇者~っ! 転移ホールに飲み込まれ、次に目を開けると…。 う、動けない…。 私は鉄格子をヒトブタの形ピッタリに組み合わされて作られた檻の中に閉じ込められていた。 「うふふっ、新たな魔王となる私の部屋に飾る素敵なオブジェが出来上がったわ。」 「ぶうっ、ぶひぃっ。」 脱出しようと必死にもがくが、魔王としての力を全て奪われてる我ではどうやってもここから逃れる事は出来なかった。 「さて、勇者はいつここまでやって来れるかしらね。」 レスティアは身動きできない我を椅子代わりに背中に腰掛け呟く。 勇者…。 もうこうなっては勇者に頼るしかない。 我は勇者が助けに来ることを信じ、ヒトブタとなって初めて勇者のいない夜を過ごした。 「どうかしら、生きるオブジェとしての生活には慣れたかしら?」 我がレスティアに連れ去られて早1週間。 その間もなんとか逃れる事は出来ないものかと藻掻いてはみるのだが、体にぴったりの檻の中は僅かに身じろぎする程度しか出来ない。 その間も、お腹が膨れる程に溜まってしまった精気のカスが便意を誘発し、ずっと出したくても出せない状態に苦しんでいた。 「あんなに強く威厳に満ち溢れていた魔王が、今は何も出来ないオブジェとなって…、あ、あふぅ…。」 クチュクチュ。 なんとレスティアは身動きできないヒトブタ姿のオブジェと化した私を眺めながら自分の秘部を弄り出す。 「あ、ま、魔王…、あふぅ、お慕いしていた魔王がこんな無様な姿に…、あ、ああっ!」 ビクビクビクンッ。 レスティアは私の目の前で絶頂に達する。 「はぁ、はぁ…、魔王をこんな姿にした勇者、許さない。」 勇者に対する怒りを燃やしていたレスティアは、私に大きな鳥籠の様なものを見せて来た。 「これもミスリル銀で作った極小の檻、これに勇者を閉じ込めてやるのよ、ふふふっ。」 見たところこの鳥籠の様な檻にも継ぎ目や扉などが見当たらない。 おそらく私をこの四つ足の獣型の檻に閉じ込めたのと同じ様に、檻の中に転移させる事で中に閉じ込めてしまうつもりなのだろう。 いくら我を赤子扱いした勇者でも、ミスリル銀の檻などに閉じ込められたら脱出する事は出来ないであろう。 勇者に助けに来て欲しい、でも、ここに来たらあおの檻に閉じ込められてしまうかもしれない。 だから…。 もういいのだ。 勇者は我など助けに来ずに世の平和を守る使命を果たしてくれれば…。 ポタッ。 「ぶうぅ?」 あれ? なぜ我は泣いているのだ? ポタッ、ポタッ。 「ぶうぅ~。」 ああ…、我はこれ程までに勇者との日々に幸せを感じていたのか…。 勇者に会えない事がこんなに辛いなんて…。 勇者…。 勇者ぁ! ドゴーーン!! 「な、何事だっ!?」 破壊された壁の向こうから何かがやって来る。 砂埃が晴れて来るとその姿がはっきりと見えて…。 「なっ、お前は…。」 「ぶひぃっ!」 勇者! そこには勇者が立っていた。 「くっ、こんなに早くやって来るとは…、まあいい、もう準備は出来てる。」 そう言ってレスティアは呪文を唱える。 ヴゥン。 勇者の後ろに転移ホールが出現した。 「ぶうぅっ!」 勇者、逃げてっ! と叫んだ瞬間、勇者の姿が消えた。 まさか転移ホールに…。 そう思ったその時…。 「なっ!」 レスティアの目の前にまるで瞬間移動でもしたかのような速度で勇者がやって来ていた。 「くっ。」 思いがけず勇者に接近されて焦って距離をとろうとしてバランスを崩す。 そこを見逃さず勇者はレスティアを捕まえ、まだ出現したままの転移ホールにレスティアを投げ込んだ。 「きゃああぁぁっ。」 凄い、あの距離まで投げ込むなんて。 レスティアは転移ホールの中に消えて行き…。 ヴゥン。 「なっ、こんな事って…。」 次の瞬間、レスティアは自分が用意した鳥籠の様な檻の中に出現した。 なんとレスティアは自分で用意した檻の中に自分の転移魔法で転移してしまったのだ。 「くっ、でも転移すれば…。」 レスティアは檻から脱出する為にまた転移魔法を唱え始めるが…。 「な、なぜだ…。」 魔法はなぜか発動しなかった。 「なっ!」 それどころかレスティアの衣服が突然溶ける様に無くなり、丸出しとなった腹部に輝く文様が現れ…。 ミチミチミチッ、ピチッ、ピチピチッ。 レスティアの体を黒いラバースーツが覆っていく。 しかも手足は折り畳まれた状態で覆われ、檻の中でレスティアは犬のチ〇チンのポーズでヒトイヌ拘束されてしまった。 「な、なんだこれはっ!?」 ギュム、ギュムム。 極小の檻の中でただでさえ身動きが取れないのに、手足がヒトイヌラバースーツによって折り畳まれたまま拘束されてしまい、完全に動きを封じられてしまっている。 「く、くそっ。」 レスティアはなんとか脱出しようと呪文を唱えるが、魔法は発動しない。 どうやらあの腹部にあった文様は魔法封じの文様なのだろう。 しかし一体いつの間に誰が…。 そう思っていると、勇者がそばまでやって来てくれた。 「以前倒した時に仕掛けておいた。」 ポツリと呟く様に勇者は私に説明してくれた。 ああ、そうか…。 確かにレスティアは一度勇者に見逃してもらったと言っていた。 その時に勇者はただ見逃すのではなく、魔封じの文様とあの封印スーツを仕掛けていたのだろう。 一度で凝りておとなしくしてればそれ良し、もしも再び歯向かってくる様ならそれを発動させようと考えていたのだろう。 まさかそんな事になっていると知らずに、再び勇者に挑んでしまったレスティアが愚かだったと言う事なのだろう。 もう力を奪われ体を拘束されてしまってはあの檻の中から自力で脱出する事など出来ない。 レスティアは永久にあの檻に閉じ込められたままになってしまったのだ。 …私と同じ様に…。 そうだ…、勇者は助けに来てくれたけど、きっとこの檻は勇者でも壊せない…。 我はレスティアと共に生きるオブジェとなってここで永遠の時を過ごすのだ。 ああそうだ、最後に勇者にお願いしてこのパンパンに張ったお腹の中に溜まる精気のカスだけでも排泄させてもらおう。 「ぶぅ、ぶひぃ。」 そう思って勇者に声をかけようとした時、勇者はおもむろに剣を鞘から引き抜いた。 そうか…、とうとう勇者に討たれる時が来たのか…。 そう思って、私に向けて剣を構える勇者が剣を振り下ろすのを目を閉じて待つ。 ブンッ、ジャキーン。 剣が一閃し、我は…。 我は…。 ……ん? 切られて、ない? ガランガランッ。 なっ! なんと我を閉じ込めていた獣型の極小の檻が切り裂かれていた。 「よいしょっと。」 そして勇者は切り裂き穴の開いた背中部分から私を檻より引っ張り出した。 「ぶうぅ。」 なんと、まさかあの檻を切り裂いてしまうとは…。 ミスリル銀を切り裂く事が出来るなんて、あの剣は一体…。 今まで帯剣してながらも一切剣を抜かなかった理由がわかった。 あまりにも切れ味が凄すぎて危険だったからなんだ。 改めてあの頃の自分が愚かだったと悟る。 我の力程度では最初から勇者に勝つなど、土台無理な話だったのだ。 「時間がかかってごめんね。」 勇者はそう言って我の頭を優しく撫でてくれた。 「ぶひっ、ぶひぃ~っ。」 我は感極まって泣きながら歓喜の鳴き声を上げた。 あはは、これでは完全に勇者のペットではないか。 だが、悪い気はしない。 いや、むしろ勇者のペットである事に言い様の無い幸せを感じていた。 レスティアのアジトとしていた城から出て、町へ向かう街道を勇者に引かれて歩く。 全く…、魔王ともあろうものが、このような仕打ちに甘んじてるなど…。 などと思いながらも、内心非常に嬉しかった。 首輪に繋がれたリードが勇者と我の絆の様な気がして。 久しぶりに勇者に引かれて歩いて、改めてヒトブタとして勇者に飼われてる事に満足してる事に気付く。 満足はしてるのだが…。 「ぶうぅ~。」 この仕打ちは…、少々恥ずかしいぞ…。 「ごめんね気付かなくて、今は出せるからいっぱい出してね。」 勇者は少年の様な顔で無邪気に言うが…。 ガラガラガラ。 「ん~、んっ、んん~っ。」 我の後方からくぐもった呻き声が聞こえる。 チラリと振り返るとそこには鳥籠の様な小さな檻に窮屈に体を縮ませてレスティアの姿が見えた。 檻の中の体は我と色違いの黒い封印スーツに手足を折り畳まれて収められている。 腹部には魔封じの文様が浮かび、もうレスティアも我と同じく魔法を使うことは出来ない。 だが今はそうでなくても呪文を唱える事は出来ないだろう。 なぜならレスティアの口には開口ギャグが嵌められ、その開いたまま固定された口にはチューブが捻じ込まれていて、辛そうに呻き声を上げていた。 辛そうにしてる理由は、その口に繋がれたチューブの先にある。 その口に繋がれたチューブはそのまま我の肛門に繋がっているから。 そう、レスティアは今、我の腹に溜まりに溜まった精気のカスを飲み込まされ続けているのだ。 我ら魔族にしてみればそれは人間と言うところのウンチを飲み込まされているのと同義であるから、その不快感は言うまでもないだろう。 レスティアはあのミスリル銀で出来た檻の中から永遠に出られず、身動きもとれないが、今はこうして我の排泄する精気のカスを処理する生きた肥溜めとしてその存在価値を認められていた。 少し可哀そうだとは思うが、勇者に盾突いてこの程度で済めば御の字とも言える。 とは言え…。 白昼堂々と街道を進みながら排泄をしてる様を見られるのは、いくら我とて恥ずかしかった。 まあ、チューブの中を何が通っているかは通行人にはわからないのだが、尻にチューブが繋がっているのだから、察する者は察するであろう。 確かにもう苦しくて出したくてたまらなかったから助かったのだが…。 兎にも角にもこうして新たな旅の仲間(?)も増え、勇者とヒトブタとなった我との旅路はまだまだ続くのであった。