特待生便所に選ばれました。(地方公務員の公衆便所シリーズ・外伝)
Added 2024-05-09 15:01:42 +0000 UTCこちらはpixivにて公開中の『公務員の公衆便女』シリーズ https://www.pixiv.net/novel/series/9113191 の設定を使用して執筆した外伝作品です。 こちら単体でもお楽しみいただけますが、シリーズ作品を読んでいただくと、より楽しんでいただけます。 一瞬の眩暈の後、私は『特待生便女』に選ばれました。 選ばれて喜ぶ私から離れた後ろの席で私を見つめ冷ややかな笑みを浮かべるクラスメイトがいた事に私は気付く事はありませんでした。 --------------------------------------------------------------------------------------- 「これ、面白そう…、よしっと…。」 私の席から後方の席でスマホを操作しながらそんな呟きを漏らしてる生徒がいる事に、私は気付く事はありませんでした。 今日のHR。 何か特別な発表がある~、なんて周りの子たちが噂している。 へぇ~、何があるんだろう? そんなことをぼんやり考えていると先生が入って来た。 「本日は特待生便女の発表をします。」 へ? 特待生はわかる。 でも、便女って…? 頭に『?』マークが出た瞬間、強烈な眩暈に襲われた。 「ううっ。」 どうも眩暈は私だけでなく教室の生徒ほぼ全員が感じた様で皆フラフラしている。 だけど、それも一瞬の事で、次の瞬間には眩暈に襲われた事すら忘れていた。 そしてさっきまで感じてた『便女』という単語に対しての疑問も無くなっていました。 「それでは発表します…、山野アヤメさん。」 私の名が呼ばれた。 「はい。」 私はハキハキと返事して立ち上がり先生の横まで歩いて行く。 ああ、嬉しいな、私、特待生便女に選ばれたんだ。 便女とは公務員で『公衆便女課』に所属する職員の呼称です。 そして私の住む地域では、優秀な便女を確保する為に特待生の制度が導入されている。 特待生に選出された生徒は即戦力となる為に在学中から便女の訓練を受けることが出来る様になります。 …あれ? そんな制度あったっけ…? あはは、何を考えてるんだろう私。 便女なんて今ではたくさんいる公務員の花形職業じゃない。 疑問に思うなんて変な私。 「さて、本日より山野さんには装具を着用していただき実際のお仕事にスムーズに入ることが出来る様にしてもらいます。」 「はい。」 「便女の制服はまた後日と言う事で、今日は装具のみ取り付けてから下校していただきますね。」 「はい、わかりました。」 そっかぁ、制服はまだなんだ。 「では、市役所から公衆便女課の方が来て、保健室で待機していただいてるので、早速向かってください。」 「わかりました。」 私は先生に一礼し、教室を出ようとすると…。 「アヤメちゃん凄いね、頑張って!」 「羨ましいよ~。」 などと、クラスメイトから祝福の言葉をもらいました。 でも…。 そのクラスメイト達から少し離れたところで、普段から目立たない、同じクラスなのに名前も覚えていない子が、私を冷ややかに見つめでも口元は笑ってる、そんな不思議な表情で私を見てたのが印象に残った。 ガララッ。 「失礼します。」 保健室に入ると、保険医の先生以外にピシッとスーツを着た女性が立っていた。 「山野アヤメさんね?」 「はい。」 「私は公衆便女課の木下と申します。」 「あ、山野です。」 とっても綺麗な人でお話しするのもちょっと緊張する。 「早速だけど始めるわね、いいかしら?」 「はい。」 「じゃあ服をすべて脱いで、このインナー用のラバースーツを着てください。」 「え?」 「ん?どうかしましたか?」 「あ、い、いいえ…。」 便女はインナーにラバースーツを着て、退職するまで着たまま過ごす事なんて誰でも知ってる事なのに…。 なぜ私は一瞬イヤな気持ちになったんだろう…? きっと変に緊張してるせいよね? そう思って私は一瞬浮かび上がったモヤモヤした気持ちを振り払う。 シュル。 パサッ。 変な考えを振り払う様に私は一気に服を脱ぎ捨てる。 いつも通ってる学院内で全裸になってる状況に少し恥ずかしさを覚えた。 ううっ、さっさとラバースーツを着てしまおう。 そう思って受け取ったラバースーツに足を通す。 ギュッ、ギュム。 足を通し引っ張りあげ、両腕もラバースーツに収めて行く。 「閉めるわね。」 そういって木下さんはラバースーツの背中のジッパーを上げてくれる。 ジィーーー。 パキンッ。 背中で硬い音がしてジッパーの持ち手が外された。 これでもう脱ぎたくてもラバースーツを脱ぐことは出来なくなってしまった。 全身を均一に締め付けるラバースーツの感触が心地いい。 胸はつぶれない様にマチがあって、そこに自分の胸がミチミチに詰まっていつもよりも大きく見える。 「さあ排泄管を装着するわよ。」 「あ…、は、はい。」 まただ…。 便女はずっと排泄管を着けたまま過ごすのもわかってるいはずなのに…。 どうしてまた一瞬だけすごく嫌な気持ちになったんだろう…? 「では開口ギャグを装着するわね、これから先は会話が不可能になるから最後に言っておくことはあるかしら?」 木下さんに言われて…。 「……いえ、ありません。」 また…。 今私『イヤだ!助けて!』って言いたくなってた。 いったい何なの…? 便女なんて公務員のエリートコースの特待生に選ばれて、何が嫌だって言うのよ! 私は頭に浮かんだ変な考えを深く深く頭の隅の追いやり、二度とそんな考えが浮かばないようにした。 「あ、あむぅ。」 開口ギャグに一体化してるマウスピースをしっかりと咥え込んで歯にピッタリと密着させる。 するとマウスピースに塗られたネトッとしたものが歯とマウスピースの隙間を埋めた。 これは接着剤を兼ねたパテで、乾くと開口ギャグが外せなくなる。 カチャカチャ。 その上で付属の革ベルトで開口ギャグを顔にしっかりと固定される。 「うん、いいわね、では次は股間の処置を行いますので、ベッドの上で股を開いてください。」 「んむぅ。」 開口ギャグでもう喋る事が出来なくなったので呻き声で返事してベッドに上がる。 ベッドに寝て股を開くと、木下さんが股間のジッパーを開いて行く。 ジィー。 股間が露出して外気に触れヒンヤリとする。 「穴を解していくわね。」 クチュッ。 「むふぅ…。」 ワセリンを塗り込んだ指でお尻の穴を解されて行く。 指を穴に突っ込まれたりしたので、今朝ちゃんと出しておいて良かったと思った。 グチュッ、グチュッ。 ウンチこそ出て来ないものの指を増やされ弄られている内に腸液が溢れ出てくる。 「ん、むふぅ…。」 「感じてきたのね、膣も濡れて来てる。」 クチュッ。 「むふぅっ。」 膣に指を入れられると湿った音がして、少しピリッと電気が走るような感覚がして声が出た。 「気持ち良さそうで安心したわ。」 そう言って木下さんは排泄管を取り出し、肛門にあてて…。 ズヌルッ。 思い切りお尻の穴が広がって排泄管の先端のプラグ部分がゆっくりと飲み込まれて行く。 「お、おおぉ…。」 なんで…、便女ならお尻にアナルプラグを入れたままになるのなんて当たり前なのに、どうしておぞましいなんて気持ちになるの…? 私はそんな便女としてあるまじき考えを振り払う為にお尻に感じる甘い快感に神経を集中させる。 グチュリ。 次に膣に表面に無数の穴が開いてるディルドが挿入される。 「んおぉぅ。」 私は続けて挿入されたディルドの刺激にも体を委ね、不穏な考えを払拭する。 グチュリ、グチュッ。 「おあぁ…。」 いい…、気持ちいい…、気持ちいい~…。 そうやって快感に集中して、他の考えが浮かばない様にしていきます。 「尿道カテーテルも入れるわね。」 「ふむぅっ。」 尿道の入り口にチクッとした軽い痛みがあったかと思うと、尿道の中を何かが這い上がって行く感覚がした。 そのゾクゾクした感じに快感を感じる。 尿道で感じれるのは、さっきまで自分で暗示をかけた成果でしょう。 今私は3つの穴から来る刺激を快感に変換して気持ち良く感じていました。 「貞操帯を着けるわよ。」 鈍色に輝く金属製のパンツ、貞操帯を穿かされて行く。 3つの穴から延びる管がひとつにまとまって1本になってる管を貞操帯に開いてる穴から引き出して、貞操帯を身に着けさせられる。 ガチャリ。 鍵がかかるような音がして貞操帯が腰に、股間に密着した。 「どう?立てる?」 排泄管を股間からぶら下げた状態で立ち上がる。 「うぅ、むおぅ。」 足を閉じて真っ直ぐ立とうとすると3つの穴の中の異物を締め付けてしまい、その刺激に性的な快感を感じてしまう。 ちょっと刺激が強く感じ過ぎてしまうので、どうしても少しガニ股気味に立つ事になってしまう。 「では、排泄管を口に接続しますね。」 カチリ。 股間から延びてる排泄管が管の先端についてるジョイントによって開口ギャグに接続される。 「んふぅ。」 管から股間、と言うか排泄物のニオイが上がってきて口から鼻に抜けて、その臭さに呻いてしまう。 「んすー、んすー。」 慌てて鼻呼吸にして股から上がって来る臭いニオイを嗅がない様に呼吸をする。 でも…。 今はまだ排泄管のチューブ内に排泄物が溜まってないからたいして匂わないけど、これがチューブの中いっぱいに排泄物が詰まって来たら…。 うう…、また…。 また私はどうしてこんなに…、便女になれば当たり前の事にいちいち不快な気持ちが沸くの? 「はい、今日の処置は以上で終了です、便女の制服はすでにあなたの身体測定のデータをもらったので、明日には支給出来る手筈になっています。」 コクリ。 私の口は自分の股間とチューブで繋がれ喋れなくなったので頷きで返事した。 「では、また明日。」 私はインナーのラバースーツの上に学院の制服を着て退出した。 今日はこのまま下校時刻になってしまったので、教室にカバンを取りに行ってそのまま下校した。 帰り道。 うう…、すごく臭い…。 口から鼻に強烈なアンモニア臭が抜けていった。 スカートを捲ってチューブを見ると、黄色い液体がチューブ内に溜まって来ていた。 こうして垂れ流しになってる排泄物がこれからどんどんチューブ内に溜まって行くはず。 そしてゆくゆくは私の口にまでチューブ内を上ってきて…。 自分で自分の排泄物を飲み込む事になるのです。 便女なら当然の事…、なのに…。 私は特待生便女に選ばれて喜ばしい事なのに、なぜか帰り道の足取りは重かった。 家には学院から連絡があった様で、すでに家族は私が便女になる事を知っていました。 「便女になったから私達の様な普通の食事をする必要も無いわね。」 にこやかにそう言ったお母さんに、私はなぜかひどく悲しい気持ちになった。 どうしたんだろう…、今日の私はなんだかおかしい。 もう今日はすぐに眠ってしまおう。 そう思って、私は早々とベッドに潜り込んだ。 だけど横になると排泄物が口の近くまで流れ込んで来てしまい、強制的に飲み込む事になり目が覚める。 それの繰り返しであまりよく眠る事が出来ずに朝を迎えてしまう。 それが私がベッドで眠る事の出来た最後の夜でした。 翌日。 登校するとクラスのみんなが興味津々に私の周りに集まって来る。 「へぇ~、それが排泄管?」 「すご~い、チューブの中ウンチとオシッコが口までみっちり入ってるね。」 「ウンチの味ってどんななの?」 などと、色々質問してくるのですが…。 「んむぅ。」 排泄管のチューブを咥えたままの私は当然まともに受け答え出来ません。 「あ、ごめんね、もうアヤメちゃん喋れないもんね。」 そう言われて少し悲しい気持ちになる。 どうしてまた…。 便女が喋れないなんて当たり前なのに…。 一晩経っても私はまだ変になってしまったままなのでしょうか? あ、またあの子…。 昨日も遠くから私を見てた名前がわからないクラスメイト。 今日は昨日以上に冷たい笑みが強烈になっているように見えた。 「山野さ~ん。」 教室にやってきた先生に呼ばれる。 「うむぅ。」 「もう公衆便女課の方が保健室にいらっしゃってるから行ってくれるかしら。」 もう制服が出来たんだ…。 私は先生に言われた通りに保健室に向かいました。 ガララッ。 保健室の扉を開けると、木下さんは昨日と同じく立って待っていました。 「来たわね山野さん、では早速便女の制服に着替えましょう。」 コクリ。 私は頷き学院の制服を脱ぎ、インナーのラバースーツ姿になる。 服を脱いでる間、私の頭の中で『イヤだ、止めて。』と言う声が響くけど、その言葉を押し込み無視する。 そして準備された便女の制服を着込んで行く。 着るのにチューブが邪魔なので一度開口ギャグから外され、排泄物が溢れない様にチューブにいったん蓋をされる。 そして便女の制服の股間に開いた穴からチューブを引き出した後、また口に嵌められるのでしが、開口ギャグに再び接続しなおすときに、側面に別のチューブを接続できる様になるジョイントパーツが追加されて繋ぎ直された。 便女の制服はインナーと同じくラバーで作られていました。 しかも着方が少し特殊で、手と足を折り畳んで着ます。 なので便女の制服を着てしまうと、もう二本足で立つ事が出来なくなる。 折り畳まれた手足で、肘と膝を地面に着いて四つん這いで歩く事になるのです。 ギュッ、ギュム。 「むうぅ。」 今までした事のない体勢でこの先ずっと過ごさないといけないのはつらいけど、でも、便女の仕事をする為には必要なので慣れていくしかありません。 地面に水平に顔がある方が排泄物を飲み込むのが楽になるから。 「ではジッパーを閉めて行くわね。」 ジィーーー。 パキンッ。 インナーのラバースーツ同様にジッパーが閉じられた後持ち手を外され、この便女の制服であるラバースーツも脱げなくなった。 「昨日これを付けるのを忘れてたわ、呼吸がし辛かったでしょう。」 「ふごぉ。」 木下さんは鼻にフックを引っかけて引き上げ、開口ギャグを固定してる革ベルトの縦側についてるDリングに取り付けられて鼻穴を大きく上に拡げられて固定されてしまう。 鼻を豚鼻にされて四つん這いでしか歩けないこの姿は、まるで『メス豚』という感じで…。 これが便女の正式な姿だというのに、なぜかものすごく惨めな気持ちになってしまう。 ううっ…、本当に私どうしちゃったの? 特待生に選ばれてからずっとおかしいよ…。 皆の憧れの職業『便女』になれるのに、どうして心から喜べないの…? 「これで制服の着付けは終わったけど、どうかしら、歩ける?」 木下さんの言葉に私は保健室の中を少し歩いてみる。 「ふ、ふごっ。」 鼻フックで豚鼻にされたせいか、鼻から呼吸するたびに豚の鳴き声の様な音が出てしまう。 「ふごっ。」 四つん這いで歩くなんて初めてだから、バランスをとるのが難しく、何度か倒れそうになりますけど、慎重に歩けば何とかなりそうでした。 「まあ、仕事に就いたら歩く必要はほぼ無いので、それぐらい歩ければ十分ね。」 そうして便女の制服によって手足を折り畳まれ、四つん這いで歩く姿にされた私は、この姿のまま教室に戻るのでした。 「わあ…、すっごい格好だね~。」 「これが本物の便女の制服かぁ~。」 「パッと見豚みたいな格好になるんだ~。」 教室に戻ると完全に便女の姿になった私をクラスメイトが取り囲んで口々に感想を言い合う。 「はい皆さんその辺にしなさい、授業を始めますよ~。」 先生の言葉に私を取り囲んでたクラスメイト達は自席に戻って行く。 「?」 でもただ一人席に戻らず私の目の前にしゃがんで四つん這いの私と目線を合わせた子がいた。 それはいつも遠くから私に冷ややかな目を向けていたあの子でした。 「一生排泄物だけを食べて生きる惨めな存在になってどうかしら?」 他のクラスメイトや先生に聞こえない小声でその子は私に向かってそう問いかけてきた。 「ふ、ふごぉ?」 でも私には彼女の言ってる意味が分からなかった。 惨めな存在って何? 便女なんて素晴らしいエリートの仕事なのに…。 「そうよね、意味が分からないって感じよね、それでも私は満足よ。」 また私には意味不明な言葉を残してその子は自分の席に戻って行った。 一体彼女は私に何が言いたかったのだろう…? 「ああ、それから山野さんは今日から授業は免除です。」 先生言われ思い出す。 そう言えばそうだった。 「早速今日から便女のお仕事の研修になりますから、旧校舎に向かってください。」 旧校舎に? そこで研修をするって事なのかしら? 「旧校舎にすでに公衆便女課の方が待っていらっしゃるらしいので行けばわかると思いますよ。」 先生にそう言われたので私は旧校舎に向かう事にした。 四つん這いの私ではドアを開けられなかったので、先生が開けてくれて、教室から退出する。 最後にチラリとあの子を見るけど、ずっとスマホを弄っていてこちらには見向きもしていませんでした。 廊下を四つ足でひょこひょこ歩く。 「ふごっ、ふごっ。」 鼻フックで豚鼻になった鼻から豚の鳴き声みたいな息が漏れる。 歩きながらあの子の言葉を思い出し考える。 確かに見た目や行動は惨めに見えなくもない。 人間なのにまるで家畜の様に四つ足で歩いたり、言葉が喋れなくなったり…。 でもそれもこれも全て便女として必要だから仕方ない事。 便女になれるなら皆喜んでこの姿になると言うのに…。 あの子は違うの? もしかしてあの子はあまり便女になりたくないって思う特殊な子なのかもしれない。 私はそう結論付けて考えを打ち切った。 数時間前まで自分もこの姿に不快感を持っていた事など完全に忘れて。 この世界の大きな流れの渦に自分の思考が書き換えられている事など全く気付かずに…。 普通に歩いて10分ぐらいの場所にある旧校舎に私が辿りついたのは、教室を出てそろそろ1時間が経とうとしてた頃でした。 「来ましたね。」 すでに木下さんが待っていました。 「ぶひっ。」 「学院の好意でこの旧校舎のトイレを研修に使わせていただけることになったわ。」 そうなんだ…。 確かに全然知らない場所のトイレで研修よりは安心だから学院の心遣いに感謝です。 「では早速便器と接続して行きましょうか。」 そう言って連れていかれたのは旧校舎に併設されたプレハブ小屋。 その中には何も無く、地面に穴が開いているだけでした。 「この下に降りるので抱えるわよ。」 そう言って私は木下さんに抱え上げられ穴の下へと降ろされた。 わ、真っ暗…。 パチッ。 スイッチを入れた音がして地下室が明るくなる。 「では、ここをまっすぐ進んで。」 言われた通りに地下室の奥へと進んで行く。 そこには小さな跳び箱の様な台と天井から延びる蛇腹ホースがぶら下がってるのが確認できました。 「あれがあなたの仕事場になるのよ。」 そう言われて改めて台を観察する。 台の上面には真ん中に溝が彫られていて、側面には枷の様なものがいくつか取り付けられていました。 「では便女のお勤めが出来る状態に拘束して行きますね。」 そう言うと木下さんは私をまた抱え上げ、その台の上に降ろす。 なるほど…。 この真ん中の溝は私の肛門と口を繋いでるチューブが収まる様になっているんだ…。 これなら台の上で腹這いになってもチューブを圧迫しない。 ガチャン、ガチャン。 そして便女の制服によって折り畳まれた状態で拘束されている手足に台の側面に付いてた枷が嵌められて行き、この台の上で動けなくなってしまった。 そして…。 「これが地上のトイレの便器に繋がってるホースです。」 木下さんが蛇腹ホースについて説明してくれて、それを私の口元に持って来る。 「これを先ほど口元に追加したジョイントに繋いで…。」 カチリ。 蛇腹ホースが私の口に繋がれた。 「これで準備は完了です。」 そう言われて動かせる範囲で首を動かして自分を観察する。 台にガッチリ枷で固定され全く動けない体。 自分の排泄物を口に運んでくるチューブとは別にジョイントパーツによって口の横から繋がれた蛇腹ホース。 これが便器に繋がっているらしいので、ここから私は便女の仕事である、排泄物を飲み込んで処理するという事を行うのでしょう。 「便女が繋がってるトイレは水洗では無く排泄物のみが下りてきます、なのでお水でお腹がパンパンになるなんて事はありません。」 確かに、トイレのたびに水も一緒に飲まされていたらお腹が破裂してしまう。 「紙も別途汚物入れに一緒に入れてもらう様になっていますので、純粋に排泄物のみを処理してもらいます。」 今もこうしてチューブに溜まった自分の排泄物が時折口に入って来てるけど、特に口に入るものは変わらないと言う事みたい。 まあ、他人の排泄物なので、もしかしたら味とか匂いが違うのかもしれませんが、それは実際に口にしてみないとわかりません。 「と言っても便器からあなたの口まで距離があるので、途中で詰まってしまう可能性があります、そこで一日に一回、就寝前に水でホース内の排泄物を全てあなたの口になかに流し込みます。」 と言う事は就寝前が一番大変って事になりそう。 「基本はただそこでじっとして排泄物を適宜処理するのが便女の仕事になります。」 「ふごっ。」 理解したという返事をしたかったけど、鼻から豚の鳴き声の様な息が漏れるだけでした。 「それから、これは非常に申し訳ないのですが…。」 ん? 「研修のあなたに割く人材がいなくて…、本来なら週に1日便女の仕事はお休みで、拘束もホースも外して帰宅していただくのですが…。」 何だろう? 木下さんの歯切れが悪い。 「サポートに入れるのが1ヶ月に1回となってしまって…、申し訳ないのですが、山野さんにはこれから1ヶ月間このまま便女の仕事を続けていただく事になってしまうのです。」 え? い、1ヶ月! 「ただ、この旧校舎は今使用されていないと言う事なので、わざわざここまでトイレを使用しに来る人もほぼいないでしょうから、問題無いと判断しました。」 確かにこの旧校舎にはよほどの事が無い限りわざわざトイレを使いには来ないでしょうけど…。 「なので少し大変かもしれないですが、頑張ってください、未来のホープの仕事ぶりに期待してます。」 そんな言葉を残して木下さんはこの地下室から出て行った。 フッ。 明かりも消され、真っ暗闇の何も見えない空間に一人取り残されてしまう。 こんな状態で1ヶ月…。 「ふごっ、ふごっ。」 急に心細くなり、涙が溢れ出す。 しかし、私には感傷に浸ってる暇などありませんでした。 木下さんの誤算は、年頃の女性の好奇心を甘く見た事。 初日から私が繋がってる便器にはひっきりなしに人が訪れていました。 皆、便女が繋がってるトイレに興味津々で、中には私には絶対に届かないのに便器に向かって喋りかける子もいる始末。 私が研修に入ってから1週間。 毎日大量の排泄物を飲み込む事になり、お腹がパンパンになっていました。 ううっ…、苦しい…。 飲み込んだ排泄物は消化されても自分のウンチになるだけで、それをまた私は飲み込む為、日に日にきつくなって行く。 多少は消化吸収されて嵩が減るけど、学院の生徒数からすれば焼け石に水。 だけど…。 興味はそう長くは持たず…。 2週間が過ぎた頃には、今度はほとんど人が訪れなくなりました。 そうやって何も起こらない状態が続くと、時間の感覚が曖昧になって来て…。 もう自分がここに来てから何日経ったのかわからなくなってしまいました。 時間感覚がわからなくなると、何もない時間が苦痛に感じて来て…。 「ふごっ、ふごぉ。」 たまに流れ込んでくる自分のもの以外の排泄物が特別な刺激の様な気がして、とても嬉しく感じてしまう。 ああ、ウンチしてくれてありがとう! ウンチ嬉しいよ! 便女になりたての頃に感じてた不快感や忌避感などはいつの間にか無くなって、排泄物を口にする事に喜びを感じる様になっていました。 真っ暗闇の地下室でひたすらに排泄物を飲み込み続ける。 その状態に喜びや幸せを感じる。 「ふごぉ。」 嬉しい…、幸せ…。 いつしか私は待ち望んでいた1ヶ月後の解放される日の事など忘れてしまっていた。 そうして私が便女の仕事に喜びと幸せを見出していたその頃。 「山野さん絶対自分が私に恨まれている理由がわかってないよね。」 そう呟くのは例のあの子。 「私の声が小さかったかもしれないけど、無視なんてするからいけないのよ…。」 スマホを弄りながら呟き続ける。 「誰が設定したか知らないけど、この『便女』って言うのがいる世界、なかなかに面白かったわ。」 スマホの画面に表示されているのは『常識改変アプリ』と言う代物。 「でも、山野さんの頭の中も常識改変されて、便女にされても平気そうだったのはちょっと残念だった…、もっと嫌がる惨めな姿が見たかったのに…。」 呟きながらスマホを操作し、アプリのとある画面を表示させる。 そこには『解除』と言うボタンが表示されていた。 「これって解除して常識が元に戻ると、便女が存在しなくなって、便女になっちゃった山野さんも一緒にいない事になっちゃうんだって。」 ピッ。 無感情に何の感慨も抱いていない表情であっさりとボタンをタップする。 「これでもう山野さんの事覚えてるのは私だけ…、まあ卒業まではたまに私のウンチを食べさせに来てあげる。」 ピッ、ピッ。 しかも彼女はアプリをそのままアンインストールしてしまう。 「じゃあね、一生そのまま便女として頑張ってね…。」 その言葉通り、私はその後、誰にも見つかる事無く一生便女のまま過ごす事になったのでした。 アプリが解除され、普通の常識を取り戻した私は自分の現状のおぞましさと、そこからもう抜け出す事の出来ない絶望感を感じながら、ずっと…。