コミティアで販売した色紙のメイキングです!
まずは画材からご紹介!
左から
ジェットストリームのゲルインクボールペン(本体150円。替え芯だけだと70円ぐらいだったハズ)
Bの鉛筆(入学シーズン過ぎて安くなったやつを多めに購入。ゆえに柄がファンシーで名前欄つき!)
鉛筆削り(芯のとがり具合を調整できるタイプ、中で折れた芯を取り除くボタン付き)
消しゴム(激落ちくん硬さが丁度よくてオススメ。彼には掃除道具でもお世話になってます。)
「ちょっとまって、ペン入れジェットストリームかよ!ボールペンかよ!」と
思われるかもしれませんが、実は私漫画用のミリペン(ピグマ)も昔よく使っていて
前は色紙のペン入れもそれで行ってたのですが…
フエルトペンや油性ペンのあの独特の感触(キューーorズズズ…ってなるやつ)が
鳥肌立っちゃってダメなんです…!
※方眼紙に油性マジックの組み合わせが一番NG
ピグマも、原稿用紙に使う分にはよいのですが
ざらざらした色紙に使うと、少しズズズ感が出てしまってちょい苦手だったんですね。
そこで、いろいろペンを試したところ、ジェットストリームが一番しっくりくるなぁということで
しばらくこれで描いています。
鉛筆の上からでもしっかりたっぷりインクが乗るので、濃さも大満足!
ペン入れの話になってしまいましたが、
まずはペン入れより先に、「下書き」をします。
一度ざっくり描いた後、細かいところを「間違えた線を清書しないように」しっかりと描きます。
とはいえペン入れながらラフ調整もするので、先にペン入れる箇所だけ重点的に仕上げて
かみの毛とかはざっくりなままにしておきます。あとでバランス調整だとかに使えるので…w
なので、この色紙ではまず一番見せたい場所、つまり顔輪郭とおっぱいを先にペン入れしたいので
そこをまずしっかり下書きします。
ジェットストリームは個人的に結構つけペン的な感覚でインクが出ると思ってます。
細かいところなんかはトントンとやって点線のような線を引いたりもします。(鎖骨部分とか)
こうやってペンを紙に置くだけでインクが乗ってくれるのは、つけペン時代を思い出します。
ミリペンだとこれがあんまりできないんですよね。できても薄かったりする。
技術とか力加減とかの問題かもしれませんがw
ペンタッチという、線に強弱をつける工程も同時進行でやっていきます。
全部線引き終わってからする人もいるけど、私はパーツごとにやっちゃうかな。
その方が「いいおっぱい描けた!よーし残りも頑張るぞ!」ってなるのでw(個人差があります)
具体的には、一度引いた線を部分的にもう一度なぞったり、少しずらして太くしていきます。
くぼみだったり、陰になる部分は特に強めに行います。
反対に、強調したい部分であれば光に当たって、カラーなら本来薄くするであろう部分もあえて太くします。
その方がメリハリ&立体感が出るんです。これも個人差があります(笑)
私の通ってたデザイン学校に、漫画コースがあって
選択授業で漫画コース選べたんですよね。
で、そこで担当の先生(元アニメーター)が
「漫画はデッサンとは違う!それっぽく見えればそれが正解!
なので影のない部分にもあえて影をつけたりもするんだ!(アニメキャラのような熱弁)」
と言ってたのを今でも覚えていて、
その影響で今でも強調したい部分は太くするペン入れを実行してますw
そんな感じで、全体を仕上げてゆきます。
途中途中持ち上げるなどして、かみの毛はもっとこう流れるべきかなとか
調整しつつペンを入れます。
アナログはデジタルと違って取り合え市が憑かないので、ここはかなり慎重に…!
さぁペン入れが終わりました!
白黒色紙なので、全体的な工程はここで終わりです!
トーンが使えないので、ここでは網掛け(頭の羽部分の黒いメッシュみたいなトコ)や
点線、斜線をつかって陰影を表現します。
もうなんていうか、色紙というより生原稿みたいになったなーと思いつつ…
色紙でしかできない仕上げに取り掛かります!
意外!それはカラーペン!(不透明水彩)
こいつでサイン書いたり、周りをちょっと飾り付けてやろうと思いますw
実は全然意外じゃなくて、女性作家さんのスケブとかだとよく使われてますね。
白黒原稿にできなくて色紙でできるのは、この「色のちょい足し」!
あるとなしでは結構印象が変わります。
なんせ金だし。
カラーペンと同時に行いたいのがこの「ホワイト」の工程。
これは乾いた後にひび割れなどがおこらないように、絶対にアクリル絵の具を使います。
何人かは経験あると思うんだけど、ポスターカラーとかの不透明水彩って
もったり厚く塗ると、画用紙のそりとかでたまにひび割れてくるんだよね。
アクリルなら素材の関係でそういうことはないので、安心して使えます。
こいつを、光の粒として使ったり、目のハイライト入れたり
太すぎる線を少しへこませたりと、いろんなところで使います。
不必要そうで実は結構効果のある『文字の縁取り』も行います。
ちょっとだったり、一か所だったとしてもやります
そうすると脳が勝手に『はぇ~!文字が手前にあるんだなぁ~!』ってなるので。
…私だけかもしれないけど!
あとはサインもこのキンピカペンで書きます!
ここはもう、キャラにかぶせてエフェクト扱いにするので縁取りはしません。
ついでに★なんかつけちゃったりして!
キャーお茶目!
星はいろんなところにちりばめました。これだけで少し豪華に見えますでしょう!w
角度によってキラキラするから写真より実物の方が全然可愛いんですのよ!w
ちなみにイベント名は当日の記念感がでるように、毎回必ず入れています。
ご依頼でアナログ色紙を描くときもあるけど、その時はご依頼内容によって
いれる文字を変えたり、文字なしバージョンなどにしたりもします。
さいごにOPP…だっけ?の袋(透明でパリっとしたやつ)に入れて完成です!
袋に入れた状態のは写真撮ると反射するので撮ってませんが
湿気とか汚れから守ってくれるので本当に大事。カードスリーブ感覚。
あとは入れることによってツヤが出たように見え、一段と豪華になるので
そういった意味でも絶対袋は必須ですね!
袋は両面テープ付きのやつが便利でいいです。
そんなわけで、これで色紙は完成です!
長くなりましたが、ここまで読んでやってくれてありがとうございました!
もし、「●●のメイキングやってほしい!」とか何か希望ありましたら
コメントなどでいっていただけると嬉しいです!
なお、こちらの色紙は当日無事お披露目できたしお嫁にも行きましたw
私の絵を好きでいてくれてありがとう…!