徒歩移動間の思想
Added 2023-06-01 23:29:47 +0000 UTC初夏の山は木々の緑色があまりにもバラバラとしていて、一つ一つがトゲトゲとしていて、山という一つの集合体として見るのが難しいぐらいにはぐちゃぐちゃとしている。
水がなみなみと張られた田んぼなのに、その下の土には乾いてひび割れた跡がはっきりと残っていた。一度割れてしまうと水で満たされたぐらいでは戻らないらしい。ここで人間の心もとか言い出したら私も立派なぶいあーるちゃったーだなと思った。
クリームソーダを見かけて即購入。クリームとソーダを合わせただけなのになぜか青色になっているのがいい。ホワイトソーダとか言われているやつが本来のクリームソーダで、これはブルークリームソーダとか呼ばれててもなんらおかしくないと思う。
古本屋で買った知らない詩人の作品集を読んでいる。つまらん。感性が合わない。流水と小鳥と花びらと、それから少年少女の裸体と暴力にしか興味のないおじさんのカッコつけを読まされている気分だ。私はまだ若いので花びらよりも生きた花の方が面白いと思うし、少年少女の裸体よりも筆箱にどんなキーホルダーつけているかの方が気になる。私もいつか老いるのだろうか。
美味しいランチを食べた。なぜ徒歩移動をしているかというと、行きにバスを使ってめちゃくちゃに酔って懲りたからなのだが、その体調不良を引きずっていなければもっとサラダバーを堪能できた気がする。無念。
気がつけば山だった。迂回が面倒すぎる。ゼルダの伝説だったらこんな時いい方法があるのかなと思ったがあれも貫通できるのは上方向だけか。
帰宅する。徒歩を選んだ自分が悪いがこの時間からまだ家でする作業がバリバリ残っていることに絶望する。かなしいね。でも好きです。徒歩。