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桐島の設定とか④(「蹶起計画書」と御楯乃會の理念)

※蹶起計画書については、外部の考証協力の方に作って頂いた桐島の蹶起計画書です。諸事情で(作品の性質上)、考証協力の方のお名前は今のところクレジット表記は出来ないのですが、後ほど別名義にて記載させて頂きます…!ご協力ありがとうございます。

※一部伏字は物語の根本にかかわるため

【蹶起目的】

戦争の再発と勝利(宗教的な「神風」による)

神風を呼ぶ条件:更なる戦乱と国家の危機的状況の生成

【ストーリー進行上変更不可の点】

・作戦決行日および時間帯、天候 【1945年9月17日の深夜、暴風雨の中で行われる】

・桐島が襲撃する場所(部下たちは何処でも良い) 【横浜山手の連合軍将校用住宅】

・桐島の移動手段 【徒歩】

・作戦の結果 【アメリア確保、桐島生還、部下の全滅、決行部隊以外の御楯乃会会員の生存】

・ハルゼー邸の地下室の存在(脱出に使わなくても良い) 【〇〇篇への伏線となるため】

【想定される敵戦力】

占領軍(アメリカ軍、規模調査中)

占領軍に同調する日本人勢力

戦争再発を良しとしない軍人及び政治勢力

警察

【蹶起戦力】

御盾乃会構成員30名

ハルゼー邸襲撃部隊(桐島隊)

部隊長:桐島紘一

以下会員14名内訳(作戦中に全員が戦死)

部隊長付き及び連絡係1

記録及び通信係1

攻撃班班長1

攻撃班8

工作班3

特殊工作部隊15名内訳

1班放送局占拠及び放送工作3

2班記録及び通信3

3班敵艦船奪取及び破壊工作3

4班情報戦担当、特殊工作、マッカーサー暗殺3

5班皇居襲撃3

特殊工作部隊が味方として動員が期待できる戦力

自主的に武装解除したるものの未だ健在である各地の日本軍部隊(4班担当)

上陸許可が得られず復員船に待機中の復員部隊(3班担当)

占領軍を恐る民間人右派勢力、戦犯になりえる軍人、戦争協力者(1班担当)

国体護持を憂慮する軍人及び右派勢力(5班担当)

利用できる兵器

本土決戦用に温存、隠匿された各種兵器、(迫撃砲、肉弾攻撃用の爆薬、軽機関銃、小銃、擲弾筒、拳銃、手榴弾、日本刀等の近接兵器、毒ガス等の化学兵器)

【蹶起部隊の行動】

桐島隊はハルゼー邸を制圧、ハルゼーを人質として誘拐する。

攻撃班、工作班は近隣の敵高級幹部を速やかに排除する。隠密かつ確実に実施するため化学兵器を使用する。

工作班は爆薬を設置し、攻撃隊の脱出後に脱出路及び建物を破壊し敵の追撃を阻止する。

桐島隊はハルゼーを確保したのち桐島邸地下を本部とし各部隊を指揮する。

戦争状態を拡大させ政府関係者に選択の余地を与えない状況を作り臨時政府を樹立し再び宣戦布告を行う。

工作部隊の行動

作戦決行日までに情報戦、特殊工作を実施し、「復讐心にかられた占領軍による無為な攻撃」「戦犯の大量逮捕、処刑」「連合国による天皇の処刑」などが起こり得るとした情報を流し協力者の説得を試みる。

また敵側にも「日本人はアメリカ兵をひどく憎んでいる」とした恐怖心を煽るような宣伝工作を行う。また御盾乃会の真の目的は最後まで秘匿する。

【当日の行動】

5班は事前に民間人協力者を得て「天皇救出」を目的とした皇居襲撃を実施する。実際の目的は逆で皇居ならびにその周辺を炎上させ敵の抵抗を集め可能な限り騒乱状態を拡大させる。桐島隊のハルゼー邸攻撃終了後に実施する。なお、後続は神であるので5班の攻撃で死ぬことはないという確信の元実施する。

1班は皇居周辺炎上を狼煙に協力者らと共に放送局を占拠、ラジオ放送にて全国にむけ「皇居にて天皇処刑を巡る占領軍と天皇救出を試みる日本人義勇軍による戦闘が開始された」として偽情報を宣伝し続ける。火の手と銃声、ラジオ放送を受けて占領軍が大規模に行動を開始し、日本軍残存部隊も同調者が続出し各地に戦闘が飛び火する。

3班はあらかじめ停泊中の復員船に通じ、皇居周辺の戦闘開始とラジオ放送を利用し復員兵を説得、脱走させ敵艦船の奪取を試みる。敵艦船の奪取に成功した後、砲撃により地上部隊を支援するという名目で都内の主要建造物を攻撃する。敵艦船との交戦が開始されることで地上部隊はますます動かざるを得なくなり抵抗に同調する人員は増える。民間人に死者がでることやパニックを起こさせることで警察能力は完全に麻痺に陥る。3班は目的達成の後艦船を脱出。

この間4班は変電所の破壊による停電、元憲兵などと共同して説得に応じない日本軍将校や、政治家などの有力者を謀殺、脅迫するなどして徹底して作戦遂行のための情報戦を行う。

可能であれば17日に都内に移動したばかりのマッカーサー暗殺も実施する。

日米双方の恐怖心を煽り戦闘状態となるよう工作を実施する。

2班は各地に協力者を連絡員として配置し情報の収集と伝達、記録を担当する。

(最終的に生存するのはこの2班となる)

【作戦の推移】

桐島隊

ハルゼー邸には連絡係が見張りとしてついていた。

しかし当日の悪天候と、ハルゼーの送迎車が当日車種が異なったこと、ハルゼーが気まぐれで雨具を部下から借りた為に見誤ったなど不幸が重なりハルゼーが家を後にした瞬間を見逃してしまう。

ハルゼーを取り逃がしたものの、ハルゼー邸襲撃は速やかに完了しアメリアを捕虜とした。工作班の爆薬設置を完了後、あらかじめ入手した古い設計図を元に脱出路となる地下道を発見する。攻撃班は速やかに周辺の主要幹部攻撃に前進する。毒ガスなどを使って女子供も容赦無く巻き添えにしながら敵幹部を殺害することに成功する。途中敵の抵抗に遭い3名戦死。

攻撃班がハルゼー邸に再集結し、工作部隊に合図が送られる。

工作部隊

5班:右派民間人協力者である義勇軍と共に「天皇救出」を試みるも、協力者達に行動の不穏さを悟られてしまい、占領軍との三つ巴の銃撃戦に発展、なんとか火炎瓶や回収した焼夷弾により火の手をあげることに成功したものの、悪天候も災いし予定より火災は小さく戦闘で瞬時に制圧され義勇軍と共に全員戦死。

1班は2班から5班の状況を伝えられ、早急に放送局を占拠。その間の戦闘で協力者の大半が戦死した為機材が扱えず、放送局の人員を脅迫しなんとか放送を開始するも、かけつけた警察や占領軍と交戦状態になりわずか30分足らずで放送は中断、全員が放送機材もろとも自爆し戦死する。

3班は予定通り復員兵の説得に当たるがほとんどの兵は同調せず、予定の半数以下で行動を開始。

敵艦船の奪取を試みるも完全制圧に失敗、駆逐艦の主砲を数発発砲し住宅地を直撃したのみで艦内で取り囲まれ主砲と共に自爆。全員戦死。混乱状態に陥った米艦隊はしばらく同士討ちをしてしまい海上には火の手が上がった。

また恐怖心にかられたアメリカ兵らの銃撃が開始され戦闘拒否の復員兵も悉く戦死する。

4班は変電所の破壊や日本軍部隊の説得などに奔走していたが、協力者の中にスパイが紛れ込んでおり味方が次々に殺害され、最後は下水道を使って脱出を試みるも敵の情報部隊と銃撃戦となり全員下水道もろとも自爆し戦死。

桐島隊

工作部隊に作戦開始の合図を送った後、直ちに脱出の準備にかかる。

脱出路は古い地下道であったのと悪天候が影響したか途中倒壊など発生していた為、この修理にかかった。

この間、2班からの通信で刻々と工作部隊の燦々たる状況が伝わってくる。

また脱出路確保の間、駆けつけた敵兵と攻撃班がハルゼー邸内で戦闘を開始。

攻撃班は次々に戦死。なんとか脱出路を開設した工作班も時間を稼ぐために一階へ移動し戦闘を開始。通信係が「桐島隊脱出に成功す」と最後の通信文を打電し通信機を破壊し戦闘に参加する。2班はこれを受け通信所を閉鎖し散り散りに脱出。

桐島はアメリアを連れこじ開けた脱出路から脱出。その直後、桐島付き連絡係が桐島に別れを告げ脱出路を破壊。

桐島隊は桐島のみ脱出に成功し、残った隊員は全員戦死。

桐島邸到着後

東京近辺は未だ混乱状態にあり、各地で暴動や小規模な戦闘などが発生している。

しかしそれは明らかに短期に決着がつくであろう小競り合いに過ぎず、当初の計画とは大きく逸れたものだった。確実に日本の立場は悪くなったが、戦争の再発、神風を呼ぶには値しない。

協力者や連絡員のほとんどが敵に逮捕されたか、投降したか、あるいは戦死したのか、2班との連絡は一向につかない。

ここで遂に桐島は作戦の失敗を確信する。

*********

【御楯乃會の理念】

ガダルカナルに続き南方の島々までも立て続けに失った大日本帝国は米英諸国に降伏した。しかし、これは見せかけである。鬼畜米英から亜細亜を解放し大東亜共栄圏建設を成し遂げるための、ブラフに過ぎないの である。その証拠に、宮城において敗北を認めぬ同胞が蹶起した。八紘一宇の精神と不屈の信念を抱く兵(つはもの)は今、この神国日本において健在だ。この武力結社“御楯之会”は悪逆非道なる米帝への怨嗟と、御国を憂うる言葉の数々を聞いて“気づきを得た”我らが桐島紘一陸軍大尉が終戦反対派の陸軍将兵をここに集結させ結成したのだ。

天皇陛下はこの世に実体を持ち御国を支配する神である。即ち“現人神”にあらせられる陛下は、古く神代の時代に日向より大和国を東征して“日本”という国を生み出した神武天皇の裔であり、更に遡ればこの世に光をもたらした太陽神“天照大御神”を太祖とする。なればその霊験のほんの一端たる“神風”をお吹かせになれば、偽りの勝利に沸く愚かなる 米帝を悉く討ち滅ぼすことができるはずなのだ。我等が帝国は神の国、小癪な連中に遅れは取りはしたがその真価は未だ発揮していない。帝国存亡を賭けた聖戦を否としたかの聖旨も皇国臣民を米帝の邪智暴虐より護る為の対応 に過ぎず、優しすぎるがゆえに選んだ苦渋の選択肢であったのだろう。ならば、未曾有の危機を以て真に存亡の刻が訪れたならば今度こそ陛下がその神威を以て 救国を導いてくださるのだ。

御楯乃会は、帝国勝利のための礎となること——すなわち、自らの誇りと身命を擲ち、帝国に神風を呼び込むことを最終的な目標としている。どのみち生きて帰ることは叶わぬだろう。だが、勤王に尽くす帝国軍人たるもの命はとうに捨てている。神国、大日本帝国を不滅 とするためならばその身を擲つことに一切の躊躇いはない。構成人数は僅かに30人余——中隊にも及ばぬ吹けば飛ぶような兵隊に過ぎない。しかし、桐島紘一大尉の下で今こそ神兵となり、奴らに死してなお消えることなき永遠の恐怖を その骸に刻み込んでやるのだ。

我らは地獄を望んでいる。 我らは鉄血が三千世界を覆い尽くす絶望的な光景を望んでいる。

そして、神風によりそれが吹き消され、美しく輝く御国をこそ望んでいる。

帝国と米帝の間に破滅的な対立をもたらし、今一度生存をかけた絶滅戦争を起こす。多くの臣民が血を流し、地獄の業火が空までも焼き尽くす酸鼻極まる光景が広がるだろう。だが、それは神風を起こす為の必要な犠牲だ。洗脳的教育による日本支配を企む鬼畜共から解放された時にこそ真なる勝利がある。永遠に不滅なる皇国を作り出すことが、我らの持つ崇高な目的なのだ——

桐島の設定とか④(「蹶起計画書」と御楯乃會の理念)

Comments

おはようございます!朝ですよーーッ!!

肉バキューム

zzz・・・ハッ!Σ(゚Д゚;)

ムキリョク


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