桐島の設定とか①(蹶起理由)
Added 2020-11-01 11:44:56 +0000 UTC桐島の根本的な設定がようやくまとまりつつはあるのですが、まだまだ時間がかかりそうなので、メモとして記載。あくまで現時点での設定となります。
これからこういうのが多くなりそうです
〇桐島の愛国心について
幼少期に父親(元軍人)によって施された教育で、軍人精神の何たるかを厳しく教え込まれたことが、桐島の愛国心の萌芽に大きな影響を与えている。『軍人勅諭』の理解・暗唱、大元帥陛下は現人神であるとする「神国思想」等々。家父長制の伝統が根強く残る時代、子にとって父親の言葉は絶対的なもの。軍人たる父親への憧れもあり、桐島少年は「神」たる大元帥陛下への忠義と愛国心を深めていくことになった。陸軍学校での愛国心教育によって桐島の忠誠はさらに深まり、陸軍入隊によって桐島の愛国心は不動のものになった。
桐島は、神州不滅を信じ、神である大元帥陛下のために身命を賭して戦争に臨んだ。元寇と同様、国家の危機には神風が吹くと信じて、家が焼かれても、友や家族が殺されても、戦意を失わずに奮い立った。必ずや帝国は勝利の栄光を手にし、悪辣なる敵国は報いを受けることになると、そう信じていた。
〇桐島の蹶起理由、目的
桐島は神国の不滅を信じて、本土決戦への備えと若年陸軍士官の育成に心血を注いだ。しかし、桐島の覚悟とは裏腹に、帝国は降伏を受け入れてしまった。大元帥陛下の玉音は、桐島に天地が動転するほどの衝撃をもたらした。何故に陛下は、徹底抗戦をお選びにならなかったのか。今こそ、現人神にあらせられる陛下が、その霊験たる神風をお吹かせなさるときではないのか。何故に陛下は、かの敵国に屈従する道をお選び給うたのか。帝国の聖戦が、ほかならぬ陛下の聖旨により否とされた。桐島は、己が長年信仰し、心の支柱としてきた神に裏切られたような思いを味わった。
「 何故……何故ですか……。どうして、我々を信じてくださらなかったのですか……」
深い絶望に打ちひしがれる中で、桐島は宮城における同胞の蹶起の報を聞いた。自らが教え導いた生徒たちの、悪逆非道な敵国への怨嗟と、御国を憂うる言葉の数々を耳にした。ただ悲嘆に暮れるばかりでは、現状を変えることはできない。その気づきを得た桐島は、悪辣なる敵国の侵略から帝国を守るために、己は何を為すべきなのかを思考する。深い悲嘆の中で己の崇高なる報国の情念が、いつしか歪んだ妄執に変じてしまったことに気づかないまま。
懊悩の果てに桐島は、ひとつの解を導き出す。それは、帝国に本当の危機が迫れば、そのときこそ神たる大元帥陛下が霊験をあらたかにし、救国を導いてくれるのだという、狂気と妄執にとりつかれた滅裂な思考。帝国は未だ真なる危機にはあらず、されど心優しき大元帥陛下は、臣民の惨状に心を痛めるあまり、戦争の早期終結を図って降伏を受け入れてしまったのだと。ゆえに桐島は、帝国に神風を呼び込むべく、自らの身命を賭した一世一代の「蹶起」を決意する。帝国を救うために、帝国を危機的状況に陥らせる。その激しく矛盾した大義を胸に、桐島は蹶起――敵国進駐軍の襲撃を企図するに至った。
〇御楯乃会の実態、目的について
桐島を頭目に据えた、連合国に敵意を燃やす終戦反対派の元陸軍将兵からなる武力結社。蹶起に向けた団結・結束を図るため、復員前に長野の桐島区隊長用の住宅で、極秘に組織された。構成員は約30名。結成当時の構成員は、桐島が教えた陸軍士官学校の若者たちのみだったが、復員後に使用人Aと桐島が近衛時代に率いた数名の部下が傘下に加わる。名称の由来は、陸軍士官学校生徒隊士たちが、松代大本営の近衛部隊として錬成を受けたことから、「御楯(みたて)」の文字を拝借した。(陸軍士官学校の生徒隊たちは、松代の大本営が完成し、大元帥陛下を迎えることになった暁には、近衛部隊として御身を守る大命を拝すはずだったという設定。)
御楯乃会は、帝国勝利のための礎となること——すなわち、自らの誇りと身命を擲ち、帝国に神風を呼び込むことを最終的な目標としている。武装解除が済んだ状態での開戦誘導が明確な自殺行為であることを、桐島は理解していた。だからこそ、神国に不滅の風を呼び込むために、桐島は蹶起を選んだ。帝国に真の危機が迫ることで、必ず神風は吹くのだと妄信して。
表に出すことはないが、戦争で多くのものを失った御楯乃会の構成員たちの思想の根底には、敗戦に伴う生の諦めや、集団自殺、破滅願望に近いものがある。そこに、構成員たちが持つ連合国への敵愾心を扇動することで、桐島は御楯乃会の無謀極まる蹶起を主導した。(なお、一部人物は、御楯乃会の構成員として、蹶起の顛末と帝国のその後を見届ける役割を任されている。)
・この御楯乃会が、本編最初に作戦を開始して、アメリアの誘拐へと繋がる。
〇終戦時、桐島がすぐに行動を起こさなかった理由
・大元帥陛下のご意志を尊重すべきか、自らの正義を貫くべきかの間で悩む時間が少なからずあった。
・玉音放送で、精神的に大きな衝撃を受けた。
・陸士区隊長(教官)の職責を感じていた。等々
【流れ】
終戦・玉音放送→陛下への信仰が裏切られた→虚無感・懊悩→宮城事件の顛末を聞く・生徒たちのやるせない思いを耳にする→蹶起に至る
【簡略説明】
何故陛下は我々を裏切られたのか?(発狂)→そうか。陛下は裏切っていない。ただ優しかっただけだ(錯乱)→だから心を鬼にして、私が後戻りができないようにさせなければ。上記の理由で、終戦時すぐの行動ではなかった。
〇桐島、アメリアの所属について
桐島は近衛第一聯隊第二中隊
アメリアはハルゼー提督の指揮する海軍第三艦隊所属の特別将校(仮)
Comments
くるってるぅ…
肉バキューム
2020-11-03 13:23:47 +0000 UTC結論:主人公は狂人
ムキリョク
2020-11-03 09:20:46 +0000 UTC