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COMITIA140がんばるぞ


任天堂さんのフィットボクシングを朝晩やっているのですが、いずれはボクシングジムとか通って自分の身と女友達の身を守れるくらいには強くなりたいです。夢です。


ところで、当サークルは先日『COMITIA140』に百合ジャンルで申し込みを済ませました。

前回が11月のCOMITIA138だったので、約半年ぶりのイベント参加となります。

COMITIA138ですべての本の在庫が完売し、手元には百合カレンダーの在庫のみという状態となりました。

イラストジャンルではなく百合ジャンルで参加するのであれば、漫画は1作は欲しいなという自分のこだわりがありましたが、仕事でスケジュールが埋まり、COMITIA139に向けて新刊を作る物理的余裕が無かったことが不参加の理由です。


また気持ち的にも、短期間で新刊を描くほどの思いを込めたストーリーが作れないと感じていました。


今回は、そういったモヤモヤ期と「改めて百合に向き合おうと思った気持ちの流れ」みたいなのを書いていきます。

おもしろくないのであまり読まなくて良いですし、私自身ちょっと恥ずかしいのですが、こういうものこそFANBOX有料記事で良いのかなと思い書いている所存です。

“でもでもだって”ばかりで、もしかしたら失望されるかもしれません。

チラシの裏の日記だと思っていただけたら幸いです…


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百合へのモヤモヤが芽生えてきたのは2019年5月に『Lily Fairy Tale』の最終回を描いた頃からです。(シンデレラと赤ずきんのやつ。)

その頃はまだなんとなく「な〜んかうまくいかなかったな〜」と感じたくらいだったのですが、そこからすこしずつ、自分の描きたい気持ちと描いている物とのギャップに対する違和感が大きくなっていきました。


百合を見る側の私としては、日常系まったり百合も、ガッツリ恋愛な百合も、えっちな百合も、なんでも美味しくいただけます。

自分が読みたいものと、自分が描きたい(&描ける)ものが違うタイプなのです。


その頃から、ネームを描いていると物語終盤になって突然…

「これは百合なのか!?」

「これは百合として成り立っているのか!?」

と不安になって展開を変えることが増えました。

キスなどの分かりやすい展開を突然加えたりとかです。


そうすることで、これは誰がどう見ても百合だと文句を言えないようにして逃げていたのかもしれません。


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私は漫画家デビュー作から百合を描いています。

デビュー当時は“百合漫画”として意識していなかったし、出版社も「女の子がいっぱい!」くらいのノリの売り出し方で、“百合漫画”としては売っていなかったので、「女の子が二人以上いれば百合だ♪」と思っていました。

ですが百合専門誌で連載することになり、“百合漫画”でなくてはならないというプレッシャーを無意識のうちに感じてしまっていました。

『Lily Fairy Tale』の眠り姫とラプンツェルの話を描いた時も「これは百合ではなくフレンドシップだ」という感想を見かけてしまい、自分の中の百合の定義がゆらぎました。

自分の周りの百合漫画はどんどん過激化して、えっちなシーンも増えたし、ツイッターでは女の子が女の子に性的に迫って赤面してドキドキして…といった内容を多く見ました。

百合とは、女の子同士の恋愛のことで、ぎゅってしたり、キスをしたり、えっちをしたりしないといけないのかもしれないと感じました。

そしてぽちゃクライム!も連載終了したことで、完全に自分の作る物語への自信を無くしました。


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それからはアンソロジーやなろう小説のコミカライズ連載をさせていただきながらイラストのお仕事もいただき、ゆっくり自分の漫画を描く時間があまり作れませんでした。

短時間で描いた漫画はどれも「もうちょっと時間をかければもっと良いものができたはず」と思うものばかりでした。

もちろんどれも、思いを込めて自分が納得する形には仕上げましたが、“納得”と“大満足”は違っていました。


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百合漫画が描けない!……てか漫画が描けない!


そう確信してからはプロフィールの「百合作家」という文字を消しました。

もう漫画を描いていないし、今はほぼイラストレーターなので。

そもそもみんたろうは絵を描くことが好きなタイプの人間で、漫画を息をするように描くことはできません。

「キャラクターが勝手に会話する」とか経験したことないし

「このキャラは実はここでこうなって過去にこういう経験があって」と湯水のように設定が出てくる経験もありません。

全部、脚本の本を呼んだり、人の漫画がどうして面白いのか考えたり、思いついた僅かな面白そうなシーンを描くためにはどういう設定にしたらいいのか必死に辻褄合わせしたり…そういった作業のなかから今までの漫画は生まれました。


それなのに無理して「百合にしなきゃ…!」と思いながら描いた漫画に、自分自身が大満足できるはずがないですよね…。


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でも漫画を描くのは楽しいです。

楽しかったはずです。

みんたろうはもう一度楽しんで漫画を描きたいです。

そう思って、次回のCOMITIA140に参加申し込みをしました。


とはいえ…もしかしたらまた、スケジュールが押して“大満足”は描けないかもしれません。

一応お仕事は普段よりは少なくしてるのですが、絶対やりたいって思うお仕事に限って締め切り3週間前とかにご依頼が来たりするんですよね…

今回はそういうのがきてもお断り…したい…断る勇気…!


次の漫画は、もしかしたら百合じゃないと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

まだぼんやりとしか浮かんでいませんが、多分キスは無いです。

でも人生で初めて、脳内でキャラが勝手に会話しているのを感じました。

どこかで見たことあるキャラだからかもしれませんが…

みんたろうは今これを描きたいと感じているので、一旦信じて描いてみます。


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長々と書きましたが、ここまで読んでくださった方がいらっしゃいましたら、本当にありがとうございます。

人に楽しんでもらうことばかり考えて、まず自分が楽しむことを忘れていました。

無意識のうちに、漫画に真摯に向き合えていませんでした。

今一度気を引き締めて、COMITIA140がんばるぞ!という決意表明でした!




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