こんにちわんわん!みんたろうです。
今回は前回に引き続き、過去に発行した同人誌のあとがきロングバージョンをお送りします。
今回語るのは、「LilyFairyTale」をシリーズ化すると決めてその2作目となります
「Little mermaid met Hansel and Gretel」についてです。
まずこのシリーズに共通する点を説明したいと思います。
このお話の舞台は、童話の運命を背負った(擬人化した)少女たちが学ぶ寄宿学校です。
少女たちは一人ひとり何かしらの「童話の運命」を背負っていて、それが彼女たちの自信に繋がったり劣等感を感じるきっかけになったりしています。
そんな舞台で「人魚姫」の運命を背負ったマリーという少女が今作の主人公です。
マリーは幼い頃両親が離婚し、そのショックで声を失います。
そのことから「人魚姫の運命を背負っている」と判断され、この寄宿学校に通い始めたのでした。
誰もが羨む美貌を持ちながらも声が出せないことに引け目を感じて、再び声を取り戻す方法を探していたマリーですが、「ヘンゼルとグレーテル」の運命を背負ったヘンゼルと出会ったことで心が動き始めるのでした。
FANBOXで¥500コース以上のご支援をしてくださっている方は↓から全編ご覧になられます。
(BOOTHでも電子配信しております。)
https://www.pixiv.net/fanbox/creator/4147718/post/595814
「人魚姫」のお話をご存知でしょうか?
人間を好きになった人魚姫は魔女と契約し、声と引き換えに足を手に入れて好きになった相手と接近します。
しかし結局恋は人間の勘違いにより実らず、最終的には泡となって消えてしまうのです。
私はこの「声が出ない」という童話による個性を人々が抱える弱点として描こうと思いました。
集中力が無い、理屈っぽい、夢見がち、行動力が無い…
よく人が抱えるありきたりな弱点の1つとしてです。
そして世に溢れる物語は往々にして、主人公がその弱点を克服して目的を達成することを美談として描かれます。
確かに私も、弱点を克服するストーリーは大好きです。頑張ろうと思えるし、見た後の満足感もある。
しかし本当に弱点を克服する必要があるのか?
そもそも、これは弱点なのか?
私が楽しんで描くことが目的の創作同人誌において、同じ事をやる意味があるのか?
もっと利己的で良いのでは?
そう考えた時に、私の中のマリー自身が声が出ないことを弱点として捉えている事に気付きました。
声が出なくなって辛い思いをしただろう。
皆と違う自分に苛立ちも感じただろう。
気を遣われたり避けられたりする事が耐えられなかっただろう。
でもそれが弱点だと決めているのは、自分自身なのではないか?
私は今作で、マリーの個性を奪う事をやめました。
人魚姫は呪いを解かなくたって、足が不自由な事に引け目を感じず、嫉妬せず、自信を持っていれば、人間と両思いになることも可能だったのでは無いだろうか。
マリーも自分の弱点から選んだ相手では無く、自信を持った状態で好きになった相手と結ばれて欲しい。
そう考えて、今作の結末となりました。
結果的に切ないお話となってしまったのですが、弱点を自分の個性として受け入れることのできたマリーのこれからの人生は、今まで以上に輝かしいものになるはずだと思います。
以上で長い長いあとがきを終わります。
このお話はハリウッドの脚本術をとっても意識してつくったので、そのへんのお話はいずれ
全体公開ではなく¥500以上のご支援を頂いているかた限定で公開していきたいと思っております!
次回は「LilyFairyTale」シリーズのラプンツェルと眠れる森の美女をモチーフにしたお話について語らせていただきます。
それではまたその時まで!
あ!!!それと!!!
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ありがとうございます!
今月はどんなクッキーをお供にしようかなぁ…(よだれ)